はてなキーワード: ショーン・コネリーとは
テレビでやってた「007は二度死ぬ」(日本を舞台にした1966年のジェームスボンド映画)を見ていた。
ボンドが優雅にウイスキーを愉しんでいるシーン。ところがテーブルに置かれている瓶はサントリー・オールド、「ダルマ」だった。
歴代ボンドガールに劣るとも勝らない容貌を持つ妻と二人で「そこでダルマかよwww」と指さして笑った。
英国スパイが嗜むウイスキーとしてダルマを出すとは、いくらなんでも場違いに見えてしまったのだ。
よほどサントリーがゴリ押しでタイアップさせたのだろうが、主演のショーン・コネリーは生粋のスコットランド人だし、無粋だなあと思った。
だが。
今でこそダルマはかなり庶民的なイメージのウイスキーだけれど、どうも調べてみると、60年代当時はもっとグレードの高いイメージのお酒だったようだ。
サントリー公式サイト オールドの歩み 60's~70's にはこうある。
“原酒100%のウイスキー”であるサントリーオールドは、中元歳暮の時期を除いて店頭に並ぶことがないとさえいわれる高嶺の花でした。働く男たちの憧れの酒──1950年代から60年代にかけて、オールドは「出世してから飲む酒」の象徴だったのです。
高級品だった!
大人の嗜みとして真っ先に思いつく、アルコールとタバコ。両方弱かったけど、タバコだけはヤニクラに耐えセブンスターを吸えるようになった。
社会性としては、どう考えても付き合い程度に飲めるよう慣れた方が良かったんだろうけど。でもタバコの方が魅力的だった。かっこいいから。
それか缶かしゅっ。ぐびっ。それでハイ終わり。
こう雑に言ったら愛好家に怒られるだろうけど、私にはそう見えた。
タバコは取り出してから火を点け、一息置いて煙を吐き出す。紫煙に目を細めつつ、頃合いを見て火をもみ消す。その一連の所作に、どうしようもなく惹きつけられた。
灰皿とライダーという喫煙具を常備しているのも、なんとなくかっこよく感じた。酒飲みは常に一升瓶握っている訳ではないし。
フィクションにおける小道具として登場するそれへの憧れも強くあった。映画スターがおもむろにタバコを取り出し火を点ける姿。昔はかっこつける気なんかなくて、スマホをいじるくらいにタバコを吸うのが当たり前だったのかもしれない。それがどうしようもなくかっこよく見える。戦争映画なんか観ると、無性にタバコを吸いたくなる。有害なマッチョイズムなのかもしれないけれど、子供がスーパーヒーローに憧れるが如く心惹かれてならない。
嫌煙が「正しい」側の時代だし、たばこ税の歳入が云々と正当化しようとするのも悪手だと思う。毒ガスを撒き散らす害悪な存在と罵られたら、不快に思えど返せる言葉はない。
自分はマックイーンでなければショーン・コネリーでもない。一服というシチュエーションに酔いしれる様をキモい、ダサいと思う人こそいれど、かっこいいと思う人などいないだろう。
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少し前の話だが、ロジャー・ムーアが亡くなったニュースを職場で知り、帰宅後に古い洋画が好きな夫にそのことを伝えようとしたのだが、映画に疎い私はそのとき「007の人が亡くなった」という程度のことしか記憶しておらず、そこから勘違いして「ショーン・コネリーが亡くなった」と言ってしまったことがあった
夫は少し怪訝な顔をして「ショーン・コネリー?本当に亡くなったの?」と尋ね直してきた
夫がこういう聞き方をしてくるときはだいたい私の勘違いであることが多いので、私は途端に不安になり「どうだろう、違ったかもしれない」と答えると、夫は「ふーん、まあ、後で調べてみるわ」と流された
そしてその日の夜、寝る前に「やっぱり亡くなったのはショーン・コネリーじゃなくてロジャー・ムーアだったよ」とスマホのニュース画面を見せて、それっきり夫はとくに何も言わなかった
他にも、私が車を運転するとき間違ったルートに進もうとしても「あれ、その交差点って直進じゃない?」などと一言言うだけで、そのまま私の進むに任せ、ようやくルートが間違ってることに私が気づいても「じゃあ、引き返そうか」と軽く促すだけだ
実家では、というか私の両親は夫とは全く違っていた
私が何か勘違いしたことを言うと即座に訂正され、もっときちんと調べてから言え、曖昧なことを言うな、昔からお前は…と、軽く一、二分はお説教が返ってきていた
車の運転のときも、カーナビの案内よりも一ブロック早く左折しようものなら大変なことになっていた
「そっちじゃない」「ウインカーあげるな」「カーナビをちゃんと見ろ」…怒鳴り声の二重奏だ