はてなキーワード: うってつけの日とは
はじめは足がすくんだが、ジントニックを飲み交わしたらすっかり溶け込んでいた。
気がつけばまこっちの推薦により参謀的ポジションになっていた。
この河川敷はちょうど複数の警察の盲点になっており、一時的な拠点として優秀なのだ。
などなど。
俺=ゆりちゃんらは、吉田さん率いる車にのって強盗を繰り広げる。
金は天下の回り者、その言葉を愚直に実行しただけだ。
全員覚悟を決める。
今日は死ぬにうってつけの日、そう信じようと思えば信じられる天候だ。
銃口がもこっちに向けられる。
初めて気がつく。
俺=ゆりちゃんはもこっちを一度たりとも抱きしめたことがなかったと。
ああそうか、私は、もこっちのことが・・・。
そんな甘美な映像が流れる間もなく、腹の底を冷たい空気が包む。
撃たれた。
何回も夢に見た感触。
だからよく分かる。
あれだけ車内でイキってた吉田さんが、真っ先に逃げるんだからさ。
おいお前、逃げるのか?なんつってね・・・
ざっとこんなところか?
って構図を打ち出したところが
俺なりの新しさだな。
これはなかなかいい線をいっていると思う。
「ドライブに行かないか?」と僕は言った。「ウホウホ」とゴリラと言った。
海を見たことがないゴリラのために、僕は海岸沿いの景色のよい道を選んで運転した。ゴリラは「ウホウホ」と無邪気そうに喜んだ。
しばらくしてゴリラはバナナを僕によこした。一緒に食べよう、ということだ。ドライブしながら食べるバナナは、いつもより甘く、ほとんどバナナとは思えないほど美味しかった。
僕たちは食べ終えたバナナの皮をあたりかまわず窓から放り投げて、ドライブを続けた。
しばらくして、トウモロコシ畑を襲撃するイナゴの群れのように、夥しいパトカーが僕たちの車に近づいてきた。
停車した僕たちを取り囲んだパトカーのスピーカーから「手を上げて今すぐ車から出てきなさい」と声がした。警察官たちはひとり残らず銃をこちら側に向けていた。
やれやれ、仕方なく僕が車から降りると、一人の警官が「危ないからそこを離れなさい」と叫んだ。彼の銃口は車内のゴリラに向けられていた。警官たちはゴリラを射殺するつもりなのだ。
僕は警官に顔を向けたまま「ここでおとなしく撃たれるよりは、いっそ逃げよう」ってゴリラに言った。
そう言い終えた途端、僕の体は宙に浮かび上がり、ヒルトンが神宮球場のスタンドに放つホームランのように、爽やかな午後の空に放物線を描いた。もちろんそれはゴリラが僕を持ち上げ、警察の包囲の外側へ投げ飛ばしたのだ。
着地すると同時に、警官たちの銃声とゴリラの咆哮が耳をつらぬいた。僕はどうすることも出来ず、必死に走り、その場から逃げだした。
それ以来、ゴリラの消息は分からなかった。僕は時折「あいつは無事に逃げられたのだろうか」と思いながら、それまでの生活に戻っていった。
ある日のこと、僕は新聞の地方欄の片隅に、こんな記事を見つける。「ゴリラ捕まる、処刑は今日」
僕が街の広場に着いた頃には、すでに群衆が断頭台とゴリラを取り囲んでいた。
人混みをかき分けてゴリラに近づこうとする僕とゴリラの目があった。ゴリラは驚いた顔をして「俺のことはいいから、早くここから立ち去れ」と目で合図をした。
「そんなことは出来ない」と僕は目で答えた。ゴリラが僕にしたように、僕も自分の命を投げ打ってでもゴリラを助けないといけない。絶対に助けないと。
けれどもそう思えば思うほど、僕はベトナムの沼地に踏み込んだアメリカ兵のように動けなくなった。百人の小人が両手をつかまえて、体を左右から引き裂いているような心持ちだった。
「だから」と、僕は彼女に言った。「僕はゴリラとドライブには行かないんだ。もうあんな目にはあいたくないからね」
「きっと楽しいけど、僕はゴリラとドライブに行ったらいけないんだ。そういう運命なんだよ」と僕は答えた。
「じゃあ、これから私とドライブするのはどうかしら?」と彼女は言った。「もちろん、ゴリラほどには楽しくないかも知れないけれど、そんな悲しい思いはしないと思うわ」
「悪くないね」と僕は言った。
手持ちのプログラムをちょっと手を加えれば作れそうだったので作ってみた(総工数0.5MH)。最下位2つが404になってたおかげでちょっと変なことになってるけど、だいたいこんなもんかな。いわゆるホッテントリーに上がる記事を大雑把に分けると、
に分かれる(勿論ミックスもあるけど)。諸君が『くだらねー』と思っている、エクセルだの英語だの簿記だのは後者だな。ただ、はてブはSNSとして機能している側面もあるけど、SBMが本来の目的である以上、インフォメーション系の記事も当然上位に上がってくる。まあ、ブコメが盛り上がっている何か?を表示出来るようにしたいんだったら、日曜プログラミングでちょろっと書けば?と思う今日このごろ。
ブログに書くほどの話じゃないので、スペースお借りしますm(_ _)m
何かごちゃごちゃ書いてたけど、どうでもよくなった。結局、欲しいものが欲しいというだけのことだからねえ。
俺、結局は、何もやらないで酒飲んでずっと酩酊しているのが好きなのかもしれないです。好きな音楽も本もマンガも絵もゲームも映画も、酔っていたんじゃその良さを理解することなんか出来るわけない。けれど、それでもいいよな。酒でまどろんだ意識の中で、きっとそれに似た夢は見られるはずだから。って、酒から得られる夢なんか、俺の好きな音楽とか本とかとは比較すらできないに決まってるけれど、それでもいいや。それでも、似たような高揚感が得られればそれでいい。
何を求めてるかっていったら、ただの幸せとかに決まってるよねえ。「それは本物の幸せなの?」とかね。ピュアな少女が訊いたりするじゃん。「バナナフィッシュにうってつけの日」にいたシビルみたいな子がね。ってか、「肩甲骨が羽に見える」とかどんな状況よ?とか思うけれど、サリンジャーはピュア少女の描写は超絶うまいよねえ。「エズミに捧ぐ」のエズミもたいがいだな、と思って読み直してみたら、「エズミ、本当の眠気を覚える人間はだね、いいか、元のような、あらゆる機能がだ、無傷のままの人間に戻る可能性を必ず持っているからね」だって。サリンジャー、マジかっこよすぎる。やばい。俺は犬の名前をあなたの名前にちなんでつけました。でも誰も気づきません。ってそれはどうでもいいけど、まあそんな感じで、「それは本物の幸せなの?」って訊かれるんだけど、本物の幸せとかはどうでもいいのな。「何故なら、本物の幸せなんてないから」とかそんなダサいことは言う気なくて、本物の幸せは絶対に、むしろありふれて存在している。けれど、どうでもいいじゃん本物の幸せとか。そんなに幸せヲタになって、純粋な幸せを研究して追求しなくてもいいよね?そういう係の人も世界にはいると思うんだけど、俺は違うから、偽物でも自分が幸せっぽい感じならいいんですよね。何て長く書き連ねると、「お前、自分で納得してないんだろう、自分に納得させようとして長く書いてんだろ」なんて言う空気読まない人間が現れるんですが、まあ当たってるかもしれないしねえ。俺、そういう指摘を人前でちゃんとするヤツ好き。友達になってね。
こんな風に書いてると、「お前友達いねえだろ?」と。「もしいるんなら、本音言えねえとか、友達いねえよりも友達の数だけ寂しいだろ」と。そんな風な親切な指摘があるかもしれないし、そんな親切な人はいないことの方が多いですが、どうなんだっけ。けどな。本音をリアル友達に言えないのが寂しいとかな、それは寂しいことだろうけれど、「幸せでない」ことではないよ。人によるかもしれないけど。まあそりゃみんな分かってるか。だってそもそもね。とどうでもいいこと言いそうになってるから、3本目を開けます。
ううむ、超うまい。ワインうまい。幸せ。金があってもなくても。自分への評価があってもなくても。人生のスリルがあってもなくても。それでも変わらず幸せを維持出来るものは何でしょうか。やべ、ワインこぼしそうになった。けど残念だけどワインじゃないんだよね。
最近、映画とゲームは、面白いのが見つけられないんです。よかったら何か面白いのを教えてください。
参考までに、俺の好きな映画とゲームを書いてみます。マンガも教えてください。あと絵も。