2018-04-21

増田わたモテマニアック百合妄想部】俺=ゆりちゃんは、もこっち率いるギャング集団の扉を叩く

はじめは足がすくんだが、ジントニックを飲み交わしたらすっかり溶け込んでいた。

都会のまずまずの大学出身の俺=ゆりちゃんは、

気がつけばまこっちの推薦により参謀ポジションになっていた。

この銀行は警備がザルなのだ

この河川敷はちょうど複数警察盲点になっており、一時的拠点として優秀なのだ

などなど。

俺=ゆりちゃんらは、吉田さん率いる車にのって強盗を繰り広げる。

セクハラ汚職に塗れたクソブルジョア親父をブッ殺し、

良心的に見えながらドス黒い官僚人質に金を奪う。

その金を、スラム街の貧しき人々にバラ撒くのだった。

金は天下の回り者、その言葉を愚直に実行しただけだ。

もこっちがお望みの言葉で言えば、リア充爆発しろ

そしてその炎で、何ヶ月かぶりステーキを食べよう。

しかし、そんな苦しくも楽しい日々に終わりがくる。

ちょっとした手違いで、警察に囲まれる。

全員覚悟を決める。

今日死ぬうってつけの日、そう信じようと思えば信じられる天候だ。

銃口がもこっちに向けられる。

いつものように皮肉っぽい笑みを浮かべるもこっちを見つめ

初めて気がつく。

俺=ゆりちゃんはもこっちを一度たりとも抱きしめたことがなかったと。

ああそうか、私は、もこっちのことが・・・

幻想のなかで、もこっちを抱きしめる俺=ゆりちゃん

そんな甘美な映像流れる間もなく、腹の底を冷たい空気が包む。

撃たれた。

何回も夢に見た感触

からよく分かる。

いやー、それにしても、あの日は笑ったよね、黒木さん。

あれだけ車内でイキってた吉田さんが、真っ先に逃げるんだからさ。

おいお前、逃げるのか?なんつってね・・・

ざっとこんなところか?

黒木智子となかまたち=少年臭くてピュアギャング集団

って構図を打ち出したところが

俺なりの新しさだな。

これはなかなかいい線をいっていると思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん