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2013-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20130506104503

おっしゃるとおり目的データにすばやく再度アクセスするためにデータを取っておいて

次に使うときに同じものであればいちいち取得しなくても手元のデータを展開するだけですむ

または新しくなっていたら差分だけもってくるようにするのがキャッシュ目的です

キャッシュを使うとインターネット速度、画面の描画計算速度などがハードディスクアクセス速度で行えるようになる算段となっています

ここから先がマニアックな話なのですがキャッシュたまるパソコンが遅くなります

キャッシュたまるのはハードディスクの容量にデータが蓄積されるからです

ハードディスクデータが蓄積されるとアクセス速度が落ちることをイメージしていただくために、ハードディスクをA4大学ノートだと思ってください

ID0(アイ ディー ゼロ)と表紙に大きく書かれたノートが、ハードディスクドライブです

これをCドライブとDドライブにわけるため、ノートの半分あたりで「ここからDドライブ」と書き込みます

そして半分から前をCドライブ呼称してシステムやらキャッシュやら仕事データやらダウンロードファイルを書き込みます

仕事のページがA4半分で済んだので半分空白のページや、ダウンロードファイルサイズが小さかったのでほとんど白紙のページとかできてきます

そしてキャッシュサイズだんだん大きくなってくると、あらかじめ「このページを含む3ページはキャッシュに使う」と予定していたページで足りなくなってきます

たりないままでは作業ができないので他ページの空白を利用してキャッシュを書き込んでいきます



キャッシュがたまりきった状態であたらしく「簡単なホームページ閲覧」作業が新規に発生したとしま

簡単なホームページクリックして閲覧する内容データダウンロードされてくるわけですが、表示するために「キャッシュ」するデータがいろんなページの空白ページに分けて書き込むことになります

ここまでは32ページ ここからは54ページ つぎに68ページ と、場所と内容と続きのしるしを含めて どんどんわけていくのですっきりしたCドライブの中では1ページに書ききる量のデータでも

最終的には2ページ分になっていたりすることも、あるかもしれません


そして暗号のようなつぎはぎデータを、仮の場所でつなぎ合わせて描画する結果になるので、メモリも少なくなっていきます

(描画のために読み出すメモリの消費量は同じで終了すると開放されるのですが、作業完了までに張り合わせる作業をしている最中に別の作業分のメモリ消費が重なってくるので読み込みが遅いと同時期に発生するメモリ消費が大きくなります

このキャッシュを他ページにつぎはぎに書き込むのと、自分データを増やしていくページ消費をミルフィーユのようにかさねて真っ黒なA4大学ノートができあがります

こんなしくみで、「まっしろ大学ノートにたったひとつだけデータが書かれている」アクセスは超早いという予定になります

ということからハードディスクに空き容量がたくさんある、そしてデフラグすることで個々のデータがバラバラになっている状態をできるだけひとつにしていくことが動作の速度を上げる手段のうちに数えられます

Mac場合リナクスベースで特殊なフォーマットを使っているとバラバラに書き込まないのでデフラグ必要なくなります

Mac場合大学ノートに書き込む前にキャッシュ用に切り分けたドライブを利用して下書きをしてその大きさに合わせてノートに書き込みます このため書き込む作業時点で下書きをバックアップとして作ることが出来たりします)

いくら整理整頓されていても見出しに何百件も書き込まれているのと用件がほとんど書かれていないのでは速度がかわってきます

もちろんディスク単位で用事を書き分ける、ノートごとにキャッシュとか写真とか書類とか、CドライブDドライブEドライブとわけていけば速度は向上しま

ここまでだと「クリーンアップするソフト宣伝」と感じられるかもしれませんが、私自身あまりそういう系のソフトおすすめしません

できることなら必要ファイルを新しいハードディスクに全部コピーしていってデフラグの代わりとしてOS世代交代させる とかいうのが一番ベストパソコンの状態維持だと思いますお金時間の問題があるのでそうもいかないときにはやむなくソフトをつかいます


さらにここからパソコン関係なく想像するイメージの話なのですが、自分の使っている歴史ある馴染みのA4大学ノートにみっしり書き込まれたデータを「これ整理しといて」と人に渡したりできるものでしょうか

そういう作業をソフトにさせて安心環境になるのであれば、そういう使い方をしていたのだから問題ないと思いますが、Cドライブあいてる場所に思い出の写真カメラ付属ソフトで保存してたらゴミと思われて完全消去されたとか「一般に」とされている設定を完全網羅した状態で作業してもらわないと「後から設定した個人ごとオリジナル」が含まれている場合があります

クリーンアップソフトを使って何も問題ない人という基準は「どんなパソコンからでも自分の設定を再現できる人」を頂点として「ディレクトリって何?」みたいな方までを範囲とするとそう多くない気がしま

なにかしら問題が発生する可能性があり、それを回避したり回復できたりする人は半分以上になるかもしれないと思いますが作業の重要度は「新品のパソコンに買い換えるとまではいかないけれども、中古なり他のパソコンに買い換える程度の作業」を担う可能性があるソフトではあります

なのであんまりこれいいよと気軽にお勧めするには「完全にバックアップリストアフォローしている」なども含む必要があると考えています

要項として「くれぐれもバックアップは」と記述されていますがそれが任意である時点で「作業の規模や危険性について利用者に理解が十分されていない可能性」を抱かざるを得ないので記事のソフトはいまいちな気がしま


それでもソフト必要だと思われる方は、ご自身の必要性マッチしているか以下の点から考察されて判断されてみてはどうでしょう

ファイル整理・レジストリ整理の高速化ソフトは「新しいパソコンの購入とほぼ同じ意味を持つソフト

・新しいパソコンを購入した際に発生する手間とコスト比較して安価である そのかわり全部喪失して新しいパソコンを買うリスクもある

 (基準としては新しいパソコンの値段と同じ=完全再現が可能、安くなる≒価格差の分だけ失敗の可能性と他作業発生のリスク、高い≒現在環境を再現または他環境での設定や構築作業などをしやすくする機能や設定がある)

価格が安いソフトであればあるほど危険ですが価格設定の由来が他研究副産物であったり機能限定などによるものや、サーバーバックアップソフトなど環境を複数設定することについて対応しているものは高価(バックアップ機能ファイル整理として使うという意味において)、などあります

・いずれはパソコン本体、OS市場の変化によって「価格ゼロ」という将来がくるかもしれない、それまでの下降線の途中として「パソコン買い替え、最適化維持、現状維持」のバランスで設定された値段において現在利用の環境がその購入価格でいつまでの延命必要としているか

 たとえばクラウド機能などは「最適化0円」で、「将来的にパソコン機能クラウド化」した状態が来年にも来れば「来年クラウドOS導入に5000円だと想定して、現在最適化ソフトが2000円であれば現状のパソコン設定を来年度の状態に移行するにあたって計7000円のコストから最適化状態での生産性現在の7000円以上になる(たとえば、1ファイルダウンロード1分のもの3分、3倍になっているとしてインターネット接続料月額4000円がクラウドOS発売そして導入まで6ヶ月あったとして24000円のうちダウンロードに費やすインターネット使用時間が全体の約半分はあったとしてダウンロードを実行している環境下でのパソコン稼動についてインターネット料金のみで約5000円程度の潜在コストダウンがあればそれを必要とするか等)かどうか」や次の新しいOSパソコン購入までの期間と手間を現金としてのコスト換算をするかどうか

 ちなみにこれらの検討での数字はご自身の時間単位での価値パソコンを利用されている人数などにより変化するものです

キャッシュ高速化するためにあるもので、それ自体が鈍足化に貢献しているパソコンはどう調節しても結局手間かお金必要しま

 かしこパソコンソフト)は必要な期限や状態、時期にあわせて削除を行いそれがバラバラになりすぎないようにできるだけ調節されています

ぶっちゃけパソコンが一番はやくなるのはSSDに入れ替えること

もちろんユーザーの獲得と商品としての価値があってこそのソフトなので、全部ダメになるとかいう最大のリスク回避されていて製品化されていることはもちろんあるということを前提に「そのソフトが原因で全部ダメになる可能性があった、実際だめになった」としてもご自身のバックアップ以外にそれを救う手段がないこと、ゲームソフトメールソフトと違って「消す、入れ替える」を行うソフトであることはご理解ください

 
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