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はてなキーワード: アフリカとは

2009-07-22

途上国貧困支援する奴は恥ずかしい

私はしょぼい社長業をしているが、どうもまわりの経営者連中を見ていると、苦笑いしたくなる奴が多い。

寄り合いがある時などに、講演者を呼んだりするのだが、人畜無害な人もまあいるんだけど、基本的には反吐が出る奴ばかりである。

中でも、発展途上国貧困リアルに伝えるおばさんを呼んだ会はとくにやばかった。まじやばい。

メッセージ

アフリカ子供たちの貧困を救え、とか言われたら、そりゃそうだと普通思ってしまう。反論できない。

しかし、そこには裏のメッセージが込められている。

「お前がうだつが上がらないのは、お前が努力しないからだ。彼らに比べればチャンスは平等だ。」という。

このメッセージは気付きにくいだけに強烈だ。あなたも「自分が駄目なのは努力が足りないからなんだ…」とか、思っていないだろうか。

成功に努力は(あまり)いらない

実は実際のところ、成功において本当の自己選択可能な努力成分は微々たるものだ。一般的に『努力』と呼ばれるものは、自分で変革可能なものでは無い場合が99%だ。『努力』できるのも才能のうち、という奴だ。もっといえば、目標みつけられるのも運だし、見つける前に家庭環境から仕込まれるかどうかも運だ。

成功過程には、良い条件で生まれる運と、何かを担保にしたギャンブルがほぼすべてを占めている。(これに拒絶反応を示すなら、搾取対象として十分洗脳されている)

そして、勝ったらそれを可能な限り守る、それだけの話だ。

この事実を認めることは、成功者自身にとっても恐ろしいことだ。だから成功本の出版によって「自分の成功は人より多くの努力や工夫があったからだ…」という既成事実化と自己洗脳を行う。

しかし成功本などによる自己洗脳よりも効率的なのが、この途上国貧困層支援である。これは、世界レベル社会貢献という形の懺悔名誉だけでなく、自分の立場も守れるという、とてもパフォーマンスの良い行為なのだ。

直接的ないわゆる小作農である、国内貧困層に金を蒔いて救ってしまったら、自分の立場がそれだけ危ぶむことを彼らは理解している。

だから、グローバルな視点かつ盲目的に、そうした究極の貧困だけを対象とする。

幸せ

幸せ観は人生ステージによって変化するだろうが、突き詰めると行き着くところは大体同じで、最大公約数を取るとかなりシンプルだ。

今でも最終的に家族に行き着く人は多い。しかし、かつての名士などになると、さらに地域幸せまで考えたものだ。家族企業家族の次に社員人生を考えた選択をしてきた。国会議員官僚地元利益を持ってくるために働いた。(これは職責からすると問題あるけど)

そうした隣人への貢献が、意識グローバル化とともに、対象が寄り大きな貧困へとジャンプしてしまったと考えるとわかりやすいかもしれない。

金持ちはどんな社会貢献をすると恥ずかしくないのか

一番貧困なのはどこかを探して、金を投入するのは全く間違い。こういうのは国レベルで行うべきスケールの話なのだ。そんなに気になるなら、JICA等、政府外郭団体はあるのだから、そこで労働力提供したほうがマシである。

そもそも、貧困の度合いをスケールにするのが間違いである。自分の身近さをスケールに貢献対象を絞っていくのがよい。その方が自分も生きやすくなるし、幸せにもなれる。

考えればもっとやることはあるはずだ。

対象を決めて、ただ金を適当に配るこだけでは問題があるだろう。

弱者層はよく『平等』を口にするが、実際は公正を望んでる人たちの方がダントツに多い。どっかの団体が無学を良いことに勝手に便乗しているだけだ。

本当に自由競争正義だと思うなら、運が無いだけかもしれない人たちの、確率を底上げしてやらないと機能不全を起こすだろう?それを怠るのは欺瞞だよね。

あー

「(グローバル視点で見れば)日本格差ははない」とか、醜いこと言ってんじゃねーよ。ばーか

べつにだれに追い抜かれようとどうでも良いだろうが。隣人さえ幸せならさ。そういうのって返ってくるぜ、自分にさ。広く種蒔いてれば、それだけ広く返ってくる。宗教っぽいな。でも人間ってそんなもんだし。結果的に再起不能も防げるし。悪いことなんかどこにも無いだろう。

まー、マジで家族崩壊してまで途上国支援とかいう狂った奴が多いのかもしれんが……わからんけど……。

2009-07-20

イスラム過激派世界的規模で敵にした中国

EL PAIS(スペイン紙)より

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テロ情報に詳しいStirling Assyntによると、先週、アルカイダは新疆ウィグル地区の中国によるイスラム教徒虐殺に対する報復として、アルジェリアなどの北アフリカ地域中国人および中国利権に攻撃を加えることを傘下のテロ集団に指示した模様である。

これは同社がアルジェリアに本部を持つ、北アフリカイスラム過激派の分派であるAQIM(アルカイダマグレブ支部)からの指示書を見たという人々の情報にもとづいている。「これはビン・ラデンのテロネットワークが攻撃対象中国に向けた最初のものである」とスペイン紙は伝えた(7月14日)。

Stirlingによると全世界イスラム聖戦遂行過激派組織の中には、中国によるウィグル人民への抑圧に対する対中報復への熱望は急速に広まっている。

AQIMは「反中国」という点で、アルカイダの有力支部と見られるが、他の分派も歩調をあわせAQIMに追随すると見られる。

この分析は香港の「South China Morning Post」がすでに報じている。

香港ロンドン事務所を持つ、Stirling Assynt社によると、近東およびアフリカには何十万人の中国人が働いているが、そのうち3万人はアルジェリアにおり、「アルカイダ報復計画の情報はリアリティのあるものとして重く受け取られねばならない」としている。

中国の圧制から外国へ逃れたウィグル人は、中国政府発表した死者の数はゴマカシで、実際には間違いなく600~800人に及ぶと言う。

トルコ首相は、「ウィグルでの殺戮はまさしくジェのサイトだ」と批判したが、中国側は「トルコナンセンスな発言を撤回せよ」と怒りをあらわにしている。

一方、ほとんどのイスラム諸国は、現在のところ、中国との取引関係ダメージを与えたくないということからか、沈黙を保っている。

ウィグル人の多くは中国による支配・抑圧は酷く、ウィグル国家独立を夢見ているが、中国側は中国こそがウィグル地区の開発・発展をもたらしたのだと反論している。ちなみにウィグルは鉱産物、天然ガス石油が豊な地域である。

米国議会はETIM(東トルキスタン独立運動)をテロリスト指定からはずす動き

中国外務省スポークスマンの秦剛氏は先週、「中国政府はウィグルの(中国からの)分離・独立運動家たちは外国で、一部にはアルカイダテロ訓練を受けたものだといういくつかの証拠を入手している」と述べたが、詳細の説明は避けた。

Stirling Assyntのレポートは、過激派の間でのネット交信はきわめて活発であり、イスラム諸国内における中国のさまざまの利権構造のナマ情報が入手可能であるとしている。

Stirlingはまた「アルカイダはイエーメンにおける中国の諸プロジェクトを狙う可能性もある」としている。

げんに三週間まえに中国人技術者ボディガードを勤めていた24人のアルジェリア人が暗殺されたことにも触れている。

そして、「あの時は、テロ攻撃の対象中国人技術者ではなく、彼が働いているプロジェクトそのものだったからである」と述べている。「いまはこの種のテロ攻撃は多分、警備員だけでなく中国人技術者たちにも及んでいくものと思われる」 という。

アルカイダ中枢から北アフリカおよびアラビア半島アルカイダ傘下のイスラム過激派への指令は、それらの地域中国絡みのターゲットに向けられると思われる。これら各地での攻撃は手っ取り早く、大掛かりな準備を必要としない。

アルカイダ中国を標的に改めて新たな戦線を形成するということはないが、イスラムの一体感・団結は、同志の相互扶助必然的なものにするし、お互いに助けている姿を目に見える形で示さざるを得ないという理解が存在しているのである。

このようなイスラム共同意識の形は世界各地から人的・物的支援や資金調達に大いに役立つのである。

中国はウィグルイスラム独立主義者には断固とある態度で当たるとし、いわゆるETIM (東トルキスタン独立運動)の起こした殺害事件を非難している。

 ETIM は9:11事件以後、アメリカテロ団体に指定されている。

しかしその道の専門家たちは、ETIM そのものが 新疆ウィグルにとっての脅威だとはいう考え方には懐疑的である。

アメリカ議会の何人かの議員がETIM の名前が テロリストリストから外されるよう、動いている。(粕谷哲夫訳)

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(以上、資料としてスペイン語新聞翻訳して貰いました)

2009-07-17

中国広州市で黒人の抗議、流血の事態に。

中国広州市で黒人警察差別待遇に抗議、交通麻痺ナイジェリア貿易商ら

09年7月15日午后、広州市広園西路で夥しい黒人があつまり警察署を囲んで抗議に及んだ。

このため警官隊が出動し、流血の騒ぎに発展した(博訊新聞網、7月16日)。

原因は近くのバザールで身分証明とビザの確認を求められた黒人が抵抗したため、対応が悪いと警官に殴られ、二名が死亡したという噂が駆けめぐったからだ。

 

政権アフリカ重視外交により、現在多くの黒人中国に出稼ぎにきており、とくに広州市では2万人が住んでいると言われる。

 

すでに拙著でも広州アフリカ系出稼ぎと貿易商の活躍ぶりについて三年前に報告した。繁華街でビラを蒔いている黒人もいて、フィリピンからのアマさんの出稼ぎより目立つほどだった。

かれらの一部は中小企業、とくに貿易商で、広州で衣類を買い付けるビジネスに従事している。貿易商はナイジェリア人がなぜか多い。

抗議は付近の交通麻痺させる程度でおわったらしい。

ウォールストリートジャーナル華字版(7月17日付け)によれば、「香港ナイジェリア領事館は何も知らないと答え、広州広報課も、そういう情報はない、と回答した」。

いわゆるいつもの中国の対応だ。

2009-07-15

イスラム諸国を「敵」にしてしまった中国

アルカィーダはマグレブ諸国で『報復』(中国人殺害)を予告

世界イスラム諸国が立ち上がった。シーア派イランでさえ中国に対して、やわらかに「調査団」の新彊ウィグル自治区への派遣を主張し始める。

 

人口の多いインドネシアトルコでは連日、数万の抗議、とくにイスランブールは十万人の集会が開かれ、これまで中国の顔色を窺ってきたトルコ政府もカディール女史の訪問にヴィザを発給した。

中国の揚外相トルコ外相電話会談して、「あれは外部勢力と結んだ過激派の行動であり、イスラム教徒への差別ではない」と釈明した。

トルコのエルドガン首相が「あれはジェノサイトでは?」とした発言をトーンダウンさせた。

ところが収まらないのはトルコ議会である。

トルコは世俗イスラムとはいえ、ちょっと裏町へ入ればイスラム原理主義過激派がうようよいる。政局がかわればイスラムの爆発がある。過激派テロ事件もかなりの頻度でおこることはエジプトに似ている。

 

「コーサル・トプタン国会議長はアンカラ駐在中国大使を呼んで『この目で何がおきたかを確かめたいのでトルコ議員団の視察団を受け入れてほしい』と伝えた。中国側は本省に問い合わせると回答を避けた」(トルコの英字紙、ディリーニュース、7月14日)。

湾岸諸国も調査団の派遣を検討し、米国議会の一部にも同様の動きがある。

旧ソ連アゼルバイジャンにも反中ムードが拡がり、中国大使館へ押しかけたデモ隊から逮捕者もでた。

西側で最も抗議運動が盛んなのはドイツで、ウィグル組織があるうえ、数万の移民がウィグルコミュニティを形成しているからだ。

また「サウスチャイナモーニングポスト」は「アルカィーダが北アフリカ諸国で働く中国人を殺害すると予告した」ことを伝えている(同紙14日)。同紙は北京寄りのメディアで、マレーシア華僑の郭鶴年が経営のため、北京への警告ともとれる。

しかし現実問題として、中国人技術者ならびに労働者は、マグレブ諸国にも溢れており、同時にイスラム過激派アルカィーダの支部が散らばるがアルジェリアが最大の拠点。

中国アフリカ援助は建設現場石油採掘サイトでも、現地人を殆ど雇用せず、プロジェクトが決まると中国人労働者を大量に連れてくるので、新植民地主義、侵略者=中国というイメージアフリカ諸国では強まっている。

中国イスラム諸国を敵にした。

2009-06-30

巷に蔓延チャリティー活動

マイケル・ジャクソンが亡くなったということで、TVでもネットでも追悼の意を込めてか、彼が関わっている映像をここのところよく見る。関わっていた一つに「We Are The World」がある。これ1985年に発売した。チャリティーコンサートやら発展途上国を助けようとする動きは昔からあるけど、発展途上国は何か変化があったのか?今でも、アフリカの難民を助けようという話は至ところで聞く。やっぱり、チャリティー活動って焼け石に水なんじゃ・・・。むしろ、与えたお金や物資が危ない組織の手に渡って武器になっているかもしれない。そう思うとますますナンセンスだなー。今は、かわいそうだから救ってあげなくちゃいけない。昔は、あいつら劣等だから、こきつかってもかまない。どっちも同じに聞こえるぜ。見下してることにはかわんねー。お金や物資、俺らが施した教育なんかで彼らは絶対に変わらない。なぜなら俺らの押しつけだもん。また植民地にするって言うなら話は別だけど。

2009-06-27

あの亡命中国人パイロット医師らはいま

パラオ諸島はウィグル人兵士の身の安全を保障できるのか?

中国からの刺客に無防備、米国はなぜ安全方面を考慮しなかったか

▲あの亡命中国人パイロット医師らはいま

政治は風向きが変わると、その渦中にいた人間は、その運命右から左へ、上から下へと突如翻弄されることになる。

 

台湾国民党独裁の時代、中国大陸から逃げてきた亡命者を「投奔自由」と比喩し、国民党系のメディアは英雄扱いした。

私は中国からの亡命者のなかでもミグ・パイロット京劇俳優作家医者(周恩来主治医もいた)、物理学者(中国の核物理学者もいた)、通訳など八十数人にインタビューし、『中国の悲劇』という本にまとめたことがある。

ただし国民党宣伝となってはいけないので米国へ逃げた人々も追いかけ、拙著の最後の場面は、台湾人作家北京へ逆に亡命し、はては米国へ再亡命した奇異の存在、陳若儀をサンフランシスコに訪ねて「それでも中国希望ありき」という談話で掉尾を飾った。

80年代前半まで、台湾には「同胞救済協会」のような支援組織もあり、亡命者台湾にあらわれる度に、大きな記者会見を開催し、ミグ・パイロットには黄金数キロという懸賞もつけて賛美した。

80年代後半から台湾は、この政策を止めた。

第一に中国からの亡命者台湾ではなく、欧米を目指し始めたこと。

第二に台湾は自由化を驀進しはじめ、とくに亡命者を賛美する風潮が掻き消えたこと。

第三に台湾社会亡命者を疎んじ、邪魔者視しだした。

どこかの国の状況と似ている。ベトナム戦争の英雄は、米国に帰ると邪魔者扱いされたように。

タリバン兵士らもまた政治に翻弄されている

既報のようにグアンタナモ基地に八年間、「タリバン」の容疑者として拘束されていたウィグル人兵士13名は、パラオ諸島に移送される。

最初は17名と言われたが、すでにそのうち四名はバミューダで暮らし始めたことが分かった。

ウォールストリートジャーナル(09年6月23日)は、「はたしてこれらのウィグル人らはパラオ諸島で身の安全が保障されているのか」とする疑問を報道した。

まともな軍隊警察もないパラオ人口わずか二万。二百数十の島嶼国家台湾外交関係があるため社会インフラ建設と整備には台湾がおおきく貢献してきた。

その台湾中国と接近している政治境遇の大変化も手伝い、中国の代理人や刺客の侵入はわけもないこととなる。

「しかし」と米国医者コメントしている。

「南洋ののんびりした島で休養がとれることは彼らのメンタル回復に役に立つはず。なにがしか働き、貯金し、かれらの人生の夢は最後にメッカ巡礼なのだから」と。

パラオ諸島が、かれらタリバン兵士被疑者を受け入れたのは、米軍の二億ドルの援助であり、人道的理由は二の次だろう。

もしヒューマニズムが最大の動機というのなら三年前の米国の打診開始の時点で受け入れる筈だから。

▲両天秤外交も挫折の時代へ

さて中央アジアイスラム国家キルギス政府は「米軍継続駐留を認める」と百八十度逆転の決定を『平然と』行った。

明日(6月25日)、キルギス議会は正式に決議する。

驚き桃の木山椒の木。

簡単に経過を振り返ると、アフガニスタン空爆の拠点としてキルギスマナ空港米軍の集荷流通センターのごとき兵站拠点としてきた。

昨年からキルギスでは「米軍は出て行け」という運動が(ロシアに支援されて)組織化され、ことし二月、キルギス議会米軍の撤退を正式に決議した。

米軍2010年8月をメドに撤兵する予定となった。背後にはプーチン政権の援助(水力発電プロジェクトなど20億ドル)があった。

この直後、或る米軍高官に聞いたことがある。すると、かれはにやりと嗤って「いずれ逆転がある」と意味深長に言った。『米軍の出費拡大がキィですよ』と。

両天秤外交は嘗てマレーシアなど新興アジア諸国でも顕著だった。当時は米国ソ連に援助合戦を競わせた。

 

政治とは不条理で成り立つ

キルギスは米ロに援助を競わせ、まんまと両国から援助拡大の約束を取り付け、米軍には空港使用料の値上げを認めさせた。

そこには倫理が介在する余地がない。私は嘗て高坂正堯氏が言ったことを鮮明に思いだした。

宮崎くん、そうはいうてもやな。外交道徳をいれたらややこしくなるで」。昭和四十三年春、セミナーが終わって大阪中之島から北新地二次会場へ向かう電車のなかだった。私は外交道徳について質問したのだった。

冒頭パラオのことに戻る。

太平洋存在する島嶼国家十二のうち、六カ国が中国寝返り、六カ国が台湾との外交関係を続けている。

いずれも激しく両天秤外交で成果を味わい、とくにキルバスなどは、二転三転。援助の多寡で自由自在に外交関係を切ったり繋いだり。同様のことは中南米諸国とアフリカで顕著である。

変化の予兆は中台の「雪解け」「一中市場」「国共合作」からである。

政治的潮流の大変化とともに、中国台湾も、援助合戦無意味さを認識し始めた。

もとより札束により外交関係を維持するという外交戦術を選んだのは台湾国民党時代であり、その台湾国民党政権復活により、みずから始めた援助外交を終息させる。

不条理! 

いや、政治とは不条理そのものではないか。 

2009-06-24

anond:20090623224933

女性だからどっか1すじだけに命をかける気迫がないのはよくわかる。

子供も産みたいし毎日美味しいご飯もたべたい、趣味(=技術)の話を出来る友達とも毎日会っていたい。

そういうのが幸せとX性染色体上の遺伝子にまで(おおかたの従順女子学生には、

人生の半分以上を学校ですごすことによって)刷り込まれている。

幸せなお嫁さんになればいいんじゃない?

理系博士に、修士に、国から一人いくらの補助金が出されているか。

あなたにとって趣味なら他のおなじような能力だけど自分にはこれしかないと思ってる人にゆずればいいじゃない。

能力があるのと意欲(つか食い詰めモチベーション)があるのでは意欲があるほうが絶対いい。

公務員は比較的いいよ。I種は転勤前提だし、特許審査官がみている技術は全部かならず3年遅れ(審査請求制度)だししかも会社とおなじく配属は人手が足りないトコだから専門とかならずくいちがうし、下手に昇進すると家族毎または単身でアフリカだのフィリピンだの送り(出向:1-3年しないともどってこれない)だし、

弁理士は一人で所長(経営者)で孤独だけど。

それでも、ただ働きしてくれるから大事にされてる(ことにもきづかない)博士にしがみつくよりいいね。

あなたが一番望みそうなのは、彼氏のいる地方の技官。転勤は県内のみ、出向なし。

それか、彼氏の部下になる意気込みで同じ会社を狙うのもいい。

そうやって女性は過剰適応ですぐつぶしが利く方、利く方にすすんでしまう。

たしかに家庭も仕事も充実させられている人はいきいきして見える人もおおい。

どのみち最終的にはなぜか子育て主婦なんだけどね。

いつまでも飼い殺しされて、人事院勧告がまた下がった、旦那の給料も上がらない、と

数少ないけどそれでもいないよりはマシな同僚と愚痴り会うのが、あなたの幸せだと思う。

くさしてるとかじゃなくて、マジでそうおもう。

これで発憤してどこまで自分を捨てられるかがあなたのアカデミックポスト到達度を示してるとおもえばいい。

ノーベルとか無理。オバアサンになってからしかもらえないよ。業績がひととおりでて、トップ論文100報

教科書15冊くらい書いて、だれもがみとめてそれでももらえないまま死ぬチームメイトがいてから、

ようやく生き残りのじいさんがもらえたりしてるんだから。それうれしい? もうキュリーの時代じゃないよ。

そんなことも自力でしらべず学生仲間でスイーツ食べてるほうが幸せでしょ。わるいこといわないから公務員会社員になれば。

2009-06-22

日本ワールドカップベスト4に行ける確率

基本的なグループリーグの組み合わせ(例外もあり)

優勝候補 (ブラジルアルゼンチン等)

中堅国 (クロアチアベルギー等)

小国 (北中米カリブの弱い国、アフリカの弱い国)

日本


グループリーグ突破確率

優勝候補 90~95%

中堅国 55~60%

小国 25%前後

日本 25%前後


日本突破したとしても、1位通過はまずないので、2位通過だけを考えます

普通に行けば、ベスト16は他グループ1位の優勝候補クラスの国との対戦になります

(ベスト8以降も同様に、優勝候補クラスの国との対戦になります)


Jリーグ開幕以降、日本代表が優勝候補クラスの国と対戦したのは23回(オリンピック除く)

(ドイツイタリアフランススペインイングランドブラジルアルゼンチン)

結果は0勝6分17敗(PK負けは引き分けとカウントしている)

勝つ確率0% 引き分ける確率約26% 負ける確率約74%

つまり、日本が勝ち進むには、引き分けに持ち込み、PK勝ちするしかありません

6分けの開催地は ホーム3回 アウェー2回 中立地1回

日本はあまりホームとアウェー意識しないので、基本的に考慮する必要はないでしょう

6分けの対戦相手は ベストメンバー4回 1.5軍1回 控え選手中心1回

対戦相手が必ずしもベストメンバーというわけではないので、引き分ける確率が約26%から20%に減少すると仮定します

PKで勝つ確率はまとまったデータがないので、単純に50%とします

日本が優勝候補クラスの国と引き分けに持ち込み、しかもPKで勝つ確率は10%ということになります


グループリーグ突破確率を25%とすると

ベスト8に行ける確率は2.5%

ベスト4に行ける確率は0.25%という事になります

さらに決勝に行ける確率は0.025%

優勝する確率は0.0025%という事になります


確率計算方法が合っているかは自信がない

2009-06-18

その喩えだと、実際に被害にあってるすぐ隣の公共空間に実在してる女性女性とまったく接触がないやつなんてほぼいないよな?そもそも母親から生まれてきてるのに)はお前にとってアフリカ子供だったりクリボーみたいなものなのかよという答えが返ってくるだけだと思うが。(しかもクリボーなんて実在してもいない。逆に実在していて意思を持ってて人間と対等な立場として交流してたら非難されて当然)

それだけ身近にいる相手のことすら気遣えないと公言することは、むしろゲームのやりすぎで現実人間の感情すら想像できなくなったんじゃないかと言われて仕方がないぞ。

http://anond.hatelabo.jp/20090618143009

http://anond.hatelabo.jp/20090618124936

2009-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20090613173230

そしてちょっと蛇足かもしれないが、世の中には「本人がなんの不満も感じていないのに、実質的レイプ」という形態もたくさんあると、私は思っている。

それはたとえば、あのとき先生が話をしてくれたアフリカ子供などだと思うし、実の父娘で幼いころからセックスをしていて「父を愛している」と真顔で語っちゃう娘(ニュースにもなっている)だったりするのだと思う。

たぶんレイプという状況の判断基準は、感じるか、感じないかでもないし、望んでいるか、望んでいないかでもないのだ。

そういう認識が、もっともっと世の中に広まってほしい。

そう、たとえ一般的な合意の上での恋愛だったとしても、

それがレイプでないとは言えない。

どんな恋愛だって、ごく公平に見れば、相手を甘言で騙して夢を見させ、

その上で搾取するという構造があるのだ。

無論、結婚だってそうだ。それに、男女間だけの事とも限らない。

男同士、女同士でもレイプ存在する。

あらゆる恋愛結婚は、容姿言葉で騙し、

相手の時間人生を切り取って搾取するという点で詐欺でありレイプなのだ。

突き詰めて考えれば、世の中はレイプで回っている。

子供を育てることはレイプだ。

子供子供の役割を押し付け、そこに自己満足を見つけ出す。

のみならず、子供の将来にわたって枷となり、幾重にも搾取を重ねるつもりでいる。

子供として育てられることもレイプだ。

母に母としての役割を、父に父としての役割を押し付け

長期間の搾取を続けたのち、素知らぬ顔で両親からすり抜けていく。

企業社員を雇うのはレイプだ。

社員仕事押し付けて、その正当な対価をぼかし、恣意的に決められた給与で働かせる。

社員でいることはレイプだ。

社員という法律保護された立場を利用し、過剰な要求を企業へ突き付け、

あまつさえ好き勝手に辞めていったりする。

さらに深く考えれば、人間本能レイプされているのだ。

わけの分からない本能に突き動かされて、主体的に生きる力や権利を阻害され、

快楽という餌に釣られて、男や女のもとに無理やり走らされたりする。

そして、さらに一歩突き詰めれば、生命無機物レイプしているのだ。

RNAだかDNAだか知らないが、最初に殖えようと思った奴が許せない。

無機物を捕らえて、際限なく殖えてよいなどと、誰が許したのだ?

無機物が無抵抗であるのを良いことに、有機生命はそれを好き勝手に利用して、

神聖な海や山を醜悪で卑猥な自己の複製で満たしてしまったのだ。

生命は卑猥で醜悪だ。

月面や火星のような、あの神聖で清浄なあり方こそ本来の姿であるはずなのに、

有機生命はその禁を自分勝手に犯したのだ。

無抵抗な無機物レイプして。

最近レイプ関連のエントリを読んでいて、

皮肉ではなく、一度そこまで突き詰めて考えてみたいと思った。

http://anond.hatelabo.jp/20090613173230

前半はいい話だがね。

たぶんレイプという状況の判断基準は、感じるか、感じないかでもないし、望んでいるか、望んでいないかでもないのだ。

じゃあなによ?

世の中には「本人がなんの不満も感じていないのに、実質的レイプ」という形態もたくさんあると、私は思っている。

それはたとえば、あのとき先生が話をしてくれたアフリカ子供などだと思うし、実の父娘で幼いころからセックスをしていて「父を愛している」と真顔で語っちゃう娘(ニュースにもなっている)だったりするのだと思う。

つまり、キリスト教ベース欧米基準の多数派によって「これは正常」と認めて貰えるかどうか、って事か。それこそ、個人の人格根本に対する陰惨なレイプとしか思えないが。

2009-06-13

女性の感じ方と高校時代の思い出

http://anond.hatelabo.jp/20090613035026

私の高校先生には面白い先生が多かった。なかでもトップクラスに面白かったのが化学先生だったK先生だ。

彼は「自分最近面白いと思ったこと」をよく余談として授業中に話してくれたのだが、その余談がたまらなく面白かった。

ある日の授業のことだ。それがどんなきっかけだったのかは覚えていない。

アフリカの方ではいまだに初潮も迎えていない子供結婚させられたりする。

・だが、初潮を迎えていないはずの10歳くらいの子供が、結婚してセックスをすると初潮が始まり妊娠したりすることがよくある。

・その理由というのが女性は強制的にセックスをさせられたり、恐怖を覚えたりすると防御反応として好きでもないのに濡れたり、感じたり、さらに排卵したりすることによるそうだ。

・だから男性のみなさんは、女性が喜んでいるような反応があればOKだなんて思ってはいけない。

女性のみなさんは望まないセックスとかで感じても、自分が悪いなんて決して思わないように。それは生きるための身体の反応なんだから仕方がない。そして望まない妊娠産婦人科にすぐ行けば防げます。みなさんはまだ高校生なので詳しくは言いませんが、もし被害にあったときは必ずそれを思い出してください。

その日の余談はそんな話だった。

卒業して数年たったとき、なんとなしに高校時代の授業の話になったが、当時あの先生の授業を受けた女子生徒は全員がその話を覚えていた。

ところで、これを書いている私(女性)も痴漢にあったとき、感じたことがある。

最初はすごく落ち込んだ。

でもあるとき、K先生の話をふと思い出して、「そうか、先生の言ってたことはこれか」と気がついて、あのとき先生が話をしてくれたことの幸運に、涙が出そうになった。

性教育の一環として、こういう知識がもっと世の中にひろまればいいと、心から思う。

そしてちょっと蛇足かもしれないが、世の中には「本人がなんの不満も感じていないのに、実質的レイプ」という形態もたくさんあると、私は思っている。

それはたとえば、あのとき先生が話をしてくれたアフリカ子供などだと思うし、実の父娘で幼いころからセックスをしていて「父を愛している」と真顔で語っちゃう娘(ニュースにもなっている)だったりするのだと思う。

たぶんレイプという状況の判断基準は、感じるか、感じないかでもないし、望んでいるか、望んでいないかでもないのだ。

そういう認識が、もっともっと世の中に広まってほしい。

2009-06-09

中国武器輸出、09年第一四半期は8・4%増

特にアフリカへの武器輸出が激増、反対にロシア武器輸出は大幅減。

武器輸出ビジネス中国の得意芸。紛争地への武器輸出は国連で禁止されている筈だが、そんなこと構ったことではない。

中国最大の国有武器輸出企業は「南方集団」(CSIGC)で、第一四半期の武器輸出は57億ドル、前年同期比で8・4%の増大を示した。

詳しい武器体系の中味は分からないが、軍用車両発電機などがあげられているという(ジェイムズタウン財団発行『チャイナブリーフ』、09年5月27日号)。

中国南方集団はじつは国務院直営企業で、98年におよそ64社の軍事産業と13の武器開発研究所統合するかたちで整理統合された。

日本にあてはめれば、首相官邸軍事産業企業を直営し、外国首相が営業に出かけて大量の注文をとってくるという政治軍事一体ビジネス。あからさまに中国的な会社だ。

国営企業とはいえ、CSIGCそのものは11・6%の株式を保有し、残り50%は「北方集団」(NORINCO)と「北方工業フィナンス」(NORFICO)が持つ。

さて同報告に拠れば、アフリカ紛争地域への武器輸出が圧倒的に増大しており、中国は替わりに石油、ガス、レアメタル、ならびにケニアとは漁業権を交換している、という。ザンビア武器と引き替えに銅鉱山開発権を与えた。

日本逆立ちしても真似ができないことを中国外交戦略の手段として効果的に展開している。

2009-06-02

中国アフリカ進出は石油レアメタルばかりがターゲットではなかった

大規模にアフリカ農地を借り上げ、植民地として食糧増産計画を実現する野心。

マダガスカル政府は130万ヘクタール農地を無償で99年間、韓国の大宇財閥に貸し付け、そこを農場に転用させて大増産を行えば外貨が入り込み、現地の雇用も増え、農業技術も進展し、食糧が豊富になるという夢のプロジェクトに乗った。これを持ちかけたのは韓国だった。

「それは新植民地ではないか」とマダガスカル政府への反対運動が拡がり、クーデタが発生して政権転覆韓国の野望は潰えた。

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/spot_top5.asp?id=119&num=3

英誌『エコノミスト』(09年5月23日号)に拠れば、狙われた農地で失敗した例は他にも中国が狙ったフィリピンモザンビークの例がある。

モザンビーク中国は8億ドルを提示していた。

フィリピンで借り受ける予定だった農地は180万ヘクタール土地だった。

失敗例はほかにもサウジアラビアインドネシア交渉し、50万ヘクタール土地を借りうけ農地にする予定だった。

しかし当該国家では、「新植民地主義」などという批判はすくなく、地主らが積極的に外国企業農地を貸している国が多い。

筆頭はロシアウクライナ。とくにウクライナは40万ヘクタール農地使用権をモルガン・スタンレイに売った。

キング・アブドラ・イニシャティブ」という農業プロジェクトマレーシアに米農家をつくり、すでに国王は「マレーシア産、サウジ胴元の米」を食した。

食糧不足により世界的に農地借り受けプロジェクトは拡大しているが、ダントツなのが中国である。すでに米国に広大な養豚場を立ち上げ、この用地はゴールドマンサックスを通じて、中国はなんと5億ドルを投下している。

世界中国が獲得した農地は明らかになっているだけでも数百万ヘクタールにおよぶ。これを追っているのが韓国UAE、サウジカタールなど。

▲基本的な食糧には目もくれず、バイオ燃料を狙うヘッジ・ファンドが露骨に介入

とくに中国投資したなかでコンゴの280万ヘクタールが飛び抜けて目立つ。史上空前の規模である。ここではヤシ油が生産される。

アフリカが如何に貧困と雖も、ひとつの国が外国にこれほど大規模な土地を提供するのは中国向けが最大である。

ザンビアでも200万ヘクタール農地使用交渉中、すでに現地の養鶏の四分の一は中国資本と言われる。

しかしながらザンビアでは中国の遣り方に不満をもつ民衆が立ち上がり反中国暴動が発生している。あまりに露骨な農業搾取であり、政権への賄賂は腐敗の象徴ではないか、という批判が巻き起こっている。

このような新植民地主義的な海外農地への進出は、表面的に見れば「食糧不足の解消」である。

だが、ベンチャーキャピタルや新興ヘッジ・ファンドが混在し、面妖な農業ビジネスがまかり通っている。

旧来の小麦、芋、バナナなどに目もくれず、かれらはトウモロコシなどエタノール燃料(とうもろこし)の増産を狙う気配が濃厚であり、なにしろ値上がりの見込める品種しか興味がない。

過去一年大豆は78%値上がりした。米は130%。一方で世界各地では食糧のストックがそこを尽きつつある。 

タイミング良く格好の解説書がでた。

国際情報通の浜田和幸氏が書いた『食糧争奪戦争』(学研新書)である。浜田氏は、この本のなかで、異様な食糧ブームの背景を次のように描く。

「今世界はかつてない食糧生産における危機に直面している」が、「食糧生産国の間では農作物の輸出制限が強まってきた。食糧の値段は高騰を続け、貧しい途上国に於いては食糧を確保することが日々困難となりつつある。100万人単位餓死者がでるという悪夢のような状況が現実のものとなり始めている」

と警告する。

国連FAOも「十億人を超える人々が満足な食事をとれていない事態が続けば、途上国を中心に政治的に不安定な状況が生まれ、治安の悪化テロの引き金になる可能性が大いに懸念される」

と事務総長が警告を発した。

▲恐ろしい現実日本は見ようともしない

が、濱田氏は独自の情報から二つの重要なことを指摘する。

第一は食糧不足で、むしろ太っているアメリカのアグリ・ビジネス。とくにカーギルやモンサント、これに乗じて食種の種子特許を独占しようとするビル・ゲーツやらヘッジ・ファンド魑魅魍魎的な動き、他方で家庭菜園をつくって防御に走るアメリカ国民だが、その家庭菜園の率先役がオバマ夫人だという矛盾

第二に「自然災害を装ったテロの可能性が否定できない」という指摘である。

これは浜田和幸流の独自の歴史感覚だろう。

つまり「ヨーロッパ地中海地方を襲う異常な熱波や寒波、またアフリカを襲う大規模な干魃、そしてスカンジナビア半島を飲み込む氷河期の到来」が危険視されるものの、じつは「人工的に(干魃が)生み出されているという説」が流れており、「背後には一部の政府機関や民間企業がかかわっている」という空恐ろしい現実が指摘されている。

いったい、そうなると先進国で最悪の食糧自給率を誇る日本はどうするのか?

さて中国に関して浜田氏の指摘は次のようだ。

第一は「耕地面積の減少」であり、工業化による減反中国農業地帯では農地をごっそりと工業団地にしたが、「乱立してきた工業開発区の規制に」、中国政府は重い腰をあげて、ようやく「04年末には5000ヶ所あまりの開発区が撤廃された」ものの減反に劇的な歯止めがかからず、そこで中国は「海外に農場を確保する動きを加速させる」。

第二は「都市化がもたらした農村の疲弊と衰退」。

都市に就労する農民の群れに関しては説明が不要だろう。

第三は「都市農村賃金格差」により離農が続き、農村が荒廃していること」である。

第四は「農業技術の立ち遅れ」である、と浜田氏はいう。

まさにレスターブラウン予言した。「石油には代替品があった。しかし、食糧には代替品はない」

2009-05-20

こんどはロシアダイヤモンドの独占的備蓄を始めている

デビアス」の寡占体制に風穴を開け、世界市場を制御する野心か?

日本ではダイヤモンド結婚式の宝飾品としか考えられていない。戦略物資であるという世界常識日本では通じない。

世界市場性からいうと日本ダイヤモンドは特殊なマーケットで、1キャラット以下の、世界では換金の対象とはならない小粒のものに結婚市場が集中しているだけ。

そして小粒なのに、価格は不当なほど高い。

世界的規模と歴史を一瞥しよう。

ダイヤモンドは80年代まで、ほぼ南アに産出が限定され、アングロアメリカ、BHP、リオテントなど大手鉱業企業が発掘し、ダイヤ原石はデビアスが独占した。競合企業デビアスによって巧妙に排斥された。

ロンドンで決められる価格は、デビアスが需給バランスを睨んで一方的に決め、NYやベルギーイスラエルの研磨業者に入札された。その後の流通段階では「ニューヨークカット」とか「アムステルダムカット」とかの最新のファッション性で市場では売られる。

当時、ダイヤモンド世界第2位の生産国はソ連だった。しかしソ連は西側との窓口を持たず、工業ダイヤモンドに限って輸出を続けた。

工業ダイヤは削岩機、研磨機などに使われる。

デビアスの寡占体制を破壊したのは、西側だった。例の独占禁止法である。

つぎにソ連が崩壊し、ダイヤモンドがどっと西側にでる。

さらにダイヤモンドアンゴラナミビアコンゴリベリア、シオラレオネなどでつぎつぎと金鉱が発見され、供給豊富になった。

デビアスは巨費を投じてこれらの新興金産出国を抑えにかかる。だが寡占は無理だった。

デビアスダイヤモンド市場寡占は崩れた

デビアスの寡占をさらに破損するのはアフリカ特有の部族紛争と不正輸出。ゲリラ武器調達のためのダイヤモンド原石との交換などで、密輸業者が潤い、世界マフィアが乱戦。この頃、日本でも中央アフリカ産のダイヤモンドが割り引きセールで売られたことがあったっけ。

 

それでもデビアスは08年までは世界の40%のダイヤモンド市場を抑えてきた。

ロシアが、ダイヤモンド市場に参入し、産出量では世界一になった。国有企業「アルロサ」社(アレクサンドラ・ミリニン会長。90%株主ロシア政府。つまり、これも『プーチンカンパニィ』のひとつ)が世界市場の25%を占めるまでになった。デビアスが一方的に価格を決める体制は吹っ飛んだ。

そして世界不況

世界で215億ドルと見積もられるダイヤモンド市場は、2009年に120億ドルに冷え込むだろう。

価格は70%暴落したため、デビアスロシア供給を急減させて、価格維持に努めた。

だがダイヤモンド市場は値崩れを始めた。

デビアスロシアと共同して供給量を減らし、価格維持を図るが、EU独占禁止法の壁を前に円滑な価格操作ができない。

これにより資金繰りこまり株主に8億ドルの社債を売りつけて急場を凌いだ。デビアスロシアと組んで価格維持の共同を提案し、ロシア価格暴落を避けるために共闘を受け入れる。

ところが、ところが。

ロシア価格維持という目的は同じでも、デビアスと逆の戦術を行使している。

08年12月からダイヤモンド供給を止めたのだ。プーチンウクライナバルト三国グルジア向けのガス供給をとめたように。

同時にロシアダイヤモンド原石の戦略備蓄を開始し、インドベルギーイスラエルの研磨業者とは長期契約に切り替えたのだ。

 「毎月300万キャラットに相当するダイアモンド原石が品質ごとに選別され、大量に備蓄されている」、「すでに備蓄は4万5000キャラット見積もられる」(ヘラルド・トリビューン、5月13日付け)。

 場はいずれダイヤモンド市場で原石が払底し、価格は暴騰するだろう。そのときに供給を統括するのは、老舗デビアスではなく、ロシアのアルロサ社になる。

2009-05-14

お前らの存在は認めないが仕事はきっちりやってもらう

「反対…でも守って」 海自ピースボートを護衛 ソマリア

 海賊対策のためアフリカソマリア沖に展開中の海上自衛隊護衛艦が、民間国際交流団体「ピースボート」の船旅の旅客船を護衛したことが13日、分かった。ピースボート海賊対策での海自派遣に反対しており、主張とのギャップは議論を呼びそうだ。

 海自護衛艦2隻は11日から13日にかけ、ソマリア沖・アデン湾を航行する日本関係船舶7隻を護衛。うち1隻がピースボートの船旅の旅客船だった。ピースボート社民党辻元清美衆院議員早稲田大在学中の昭和58年に設立。船旅は寄港地のNGO非政府組織)や学生らと交流を図ることなどを目的としている。

 66回目となる今回の船旅は約3カ月半に及ぶ地球一周で、北欧5カ国とフィヨルドを巡るのが目玉。約600人が参加し、4月23日に横浜港を出発後、中国シンガポールに寄港。ピースボートホームページには船旅の最新リポートとして、デッキで催されたフルーツパーティーの様子が掲載されている。

 ピースボート事務局によると、船旅の企画・実施会社が護衛任務を調整する国土交通省海賊対策連絡調整室と安全対策を協議し、海自が護衛する船団に入ることが決まったという。

 ピースボート市民団体による海自派遣反対の共同声明にも名を連ねている。事務局の担当者は「海上保安庁ではなく海自派遣されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一。(企画・実施会社が)護衛を依頼した判断を尊重する」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090514/plc0905140140001-n1.htm

どうしようもねえ連中だな。

2009-05-10

せっかくなので自分の母だった人がどこまでクソなのかを書こうと思う

どちらかと言うと愚痴です。超長文です。

産業

・何もしないし何も出来ないクソ野郎

不倫してガキ作って離婚して金ぶんどられる

・さっさと死ねばいいのに

本文

当たり前のことかもしれませんけど、普通の家庭であれば子供を殴るとかしてしつけをすると思います。ただ、彼女はどこでしつけの方法を学んだのか、よく分からない棒を持ってよく僕を殴っていました。たま彼女の怒りが頂点に達するのですが、そうなるとトイレ子供を放り投げ、外からガムテープガチガチに固めて6時間近く放置プレイとかザラでした。ベランダや玄関に放置するなんてこともたまにあったり。(ここまで幼稚園小学校低学年)

小学校中学年を超えると、周りがコロコロだのなんだの買っているのを見てお小遣いが欲しいとか言ったりするものなんですが、それを口にすると無駄な洋服を買う余力はあるのに「金が無いから」で一蹴。もう一声かけると即行で殴られました。ちなみに、奴からお小遣いをもらったことは生涯で1度もありませんでした。

中学生になり、一種のゴミ屋敷と化していた我が家を見て、このままでは行けないと思って僕は頑張ります。何を頑張ったかと言うと掃除洗濯アイロンがけなどなど。高校生になってバイトを始めると3ヵ月単位で溜まっていた公共料金の支払いなんかも行ったりしました。あれ、これって誰かがやるべき仕事なんじゃ…。

とか思いつつも、その当の本人は犬を買ったり他人が飼えなくなった犬を譲ってもらったり、散歩と称した飲み会に大忙し。察するにどうやら大変なお仕事のようで、日にちが変わってから帰ってきたり、時には犬を家に置いていってから散歩に出かけることもありました。本当に大仕事だったんでしょうね。

時間前後しますが、その頃は確かPS2だとかGAMECUBEとかのお遊びが流行していて、校内でも大いに盛り上がっていたのですが、残念な事に初代PS止まりで、しかもあいつがハマっていたIQぐらいしか遊べなかった自分はそんな輪には入れず、たまに遊んでもらえると思っても3文字しりとりでタコ殴りにされる係ぐらい。意を決して「お小遣いちょうだい」と伝えてみると突然泣き出し、「わかったわよ。夜の仕事でも何でもして貴方のためにお金作るから」と、働く誠意を見せてくれましたが、中学生純粋男の子がそんなこと言われてお願いしますって言えるわけ無いですよね。でも今なら言えます。「お前みたいな肌荒れデブ妖怪を誰が雇うんだよwwww現実見ろwwww」と。ちなみに、その時もお菓子と酒と犬のおもちゃを買うお金はあったようです。

そんな女版マツコデラックス+村上知子みたいな彼女にも転機が訪れます。それが、犬の散歩が原因で始まった不倫です。

事の発端は離婚届我が家にやってくる1年半ほど前の話。ズケズケとどこの誰だか知らないジジイ(本当に60超えたジジイ。しかも刃物振り回して他人を怪我させてムショ入りした前科もちのクズ)を毎日家に連れて昼寝させたり夕飯作ったりさせてたそうで。んで、気づいたらどこで事に及んでいたのか子供まで作っていました。Google検索の履歴に「セックス 妊娠」が出てきたときはものすごく衝撃を受けたりしたんですが、あんな週1ペースでしか風呂に入らないピザと一発とか何の罰ゲームだったんでしょうか…。

結局そのバカ野郎は後先考えずに出産してました。もちろん全額父親の金で。で、DNA鑑定を行った結果、「どう見ても父親の遺伝子は混ざっていません。本当にありがとうございました。」という答えが浮かんだので区役所に離婚届を提出する事になりました。元々父親とは小学校高学年の頃から別居状態にあったんですが、これが完璧な決定打になりました。

こうして彼女は、裁判で当然のように勝ち取った賠償金と母子家庭のための援助とやらで元気に楽しく過ごしているそうです。不倫相手は知りません。死んだんじゃないんですか。

世の中には自分より哀れな境遇にあっている人は沢山いますし(この間虐待で殺された子とか、アフリカの~とか上げたらキリがないくらいに)、それに比べりゃ自分人生なんて屁でもないと言うか十分恵まれてる方だからいいんですけど、とにかくこれからママになる皆さんには、こんな人間ゴミみたいなヒトモドキにはなってほしくないです。立派に子供から「お母さん」とか呼ばれるような存在になってください。

で、去年の12月くらいの時に自分は成人したのですが、そのときに謝罪の言葉1つなしに自宅へ送ってきたのは万券1枚だけでした。こないだ信号という不可抗力のせいでバッタリ会ったときに発した第一声も、不倫相手との共通の知り合いがガンで死んだとかクソくだらないことでした。おそらくなんの罪悪感も無いんでしょうね。能天気な人は本当にうらやましいものです。

恐らく今後彼女と会うすることはさっき書いたような道端でバッタリとか無い限り、一生無いでしょう。地震で倒壊した建物プレスされようと、彼女テポドンが直撃して跡形もなく蒸発しようと、そんなの知ったことじゃないです。ホームレスにでもなんでもなって、自らの人生がどれほどまでに無駄でくだらないものだったかを思い出してもらいたいものです。

そういえば「私はアンタの飯炊きババアじゃないんだよ!!」とか言って顔を殴られたことを思い出したのですが、確かにそうですね。そもそもカレーか煮物か、あとは猿でも出来るような料理セブン弁当しかないのに、食堂のオバちゃんを自称するなんてアホじゃないかと。

ついでに言うと、高校に入ってからは野菜炒めとコンビニ弁当と玉子焼きぐらいしか口にしてませんでした。米もあいつの実家依存していた上に毎度毎度おかゆだかなんだか分からないような炊き具合でしたし。そんな残飯を放置していれば、ゴキブリの100匹や1000匹くらい沸きますよね。よく自分は毎日駆除を頑張ったもんです。

まだまだ書きたいことは山ほどあるのですが、キリがないのでこの辺で終わらせていただきます。オチとかはないです。ごめんなさい。

みなさんはカーチャンを大切にしてあげてください。

ところで奴はいつになったら自分不倫が原因で離婚しましたって両親や親戚に言うんでしょうか。

まさか「夫の借金に耐えられなくなって別れさせてもらった」なんてウソついてないだろうなぁ…。

2009-05-09

メディアの影響力とか

スタートレックに出ていたアフリカ女優が「こんなばかばかしいドラマで、しかも自分ミニスカートをはかされて面白くない、辞めたい」みたいなことをキング牧師に言ったら、「いやいや、黒人普通人間として扱われているドラマに出ているんだから」みたいなことを言われて(この回答もちょっとズレているような気はするけど)、辞めるのをやめた、とかいう話があったそうな(と思ってソースを探したんだけど、お色気要員として扱われていることに嫌気がさしたという話は見つからなかった。勘違いだったのかな? http://www.nhk.or.jp/kaigai-blog/100/9680.html)。で、今じゃいちおうアフリカ大統領誕生しているわけで。

今日新聞を読んだら、TBS夕方枠ニュース女子アナが取材されていた。彼女の妹も日本テレビアナウンサーをやってるそうだ。へえ。

まだまだ「添え物」なのかなあ、とは思うけど、女子アナウンサーって、女性が就ける職業のなかではかなり待遇のいい仕事だよね。社会的影響力とかもあるし。イチロー結婚した人や松坂結婚した人は早々と内助役になってしまったようで、もちろんそれは個人の自由だけど、国谷裕子とか田丸美寿々とか小谷真生子とか、あのへんの人たちは僕が子供のころからずっと現役で活躍している。まああの人たち人一倍優秀そうな感じだから、ロールアップモデルとかいうのはちょっと違うかな。

いま50、60の社会的影響力のある人が子供の頃って、まだ「女性は家庭に」みたいな観念の強かった時代だと思う。「優秀な女性」とか「男性と同等に働く女性」みたいなものを頭では理解できても、実感はできないんじゃないかな。少しずつ時代は巡って、女性も当たり前に働くようになってきたわけで、まだまだ男女格差があるとはいえ、個々人の意識は変わってきているんじゃないかなーと思うんだけどどうかな。

2009-05-06

マイクロファイナンス

今日NHKで見たアタリさんの話が面白かった。

なんの話なのかは漠然としているのだけれど、世界経済についてだったと思う。

この人はアフリカマイクロファイナンスをやってるんだそうです。

アタリさん

http://en.wikipedia.org/wiki/Jacques_Attali

私の中ではアフリカマイクロファイナンスといえば、ジョージさんとBRACというイメージが強いです。

イトイ新聞ジョージさん(原丈人

http://www.1101.com/hara/fourth/

マイクロファイナンスというのはヤヌスさんという人が発明した?金融の仕組みで、その人が作ったグラミン銀行ノーベル賞をとったとか昔聞いたことがある。

実際に人の言葉として聞いたのは、行政勉強をしている大学の友人から3年前に聞いた様な気がする。

その人は途上国開発という専門で、今はそういう関係仕事をしている。

ヤヌスさんの言葉。こないだの賞を取った時の村上春樹のスピーチとも似ていると思った。私は好きだなぁ。こういうの。

Yunus said that poverty is not created by people, but by the system that we build. The idea of social business is based on the conviction that business does not have to focus on profits alone.

http://www.imf.org/external/np/exr/cs/news/2009/021009.htm

マイクロファイナンス

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9

グラミン銀行

http://econgeog.misc.hit-u.ac.jp/excursion/00bengal/grameen/grameen.html#jizen

ジョージさんの会社とBRACがやってるマイクロファイナンスプロ養成

http://www.allianceforum.org/developing/microfinance/invitation.html

BRAC(Bangladesh Rural Advancement Committee)総裁ファズレ・ハサン・アベッド氏

http://www.rikkyo.ac.jp/feature/abed/

マイクロファイナンスという仕組みを使ったら少額のお金による最大限の効果を知ることができるのだと思う。

アタリさんの話によると、今後国家アメリカがトップからいなくなって、G20みたいなたくさんの国で統治する、多極的な国家世界を統治しようとするんだって。

でも、国家よりも、世界経済の方が大きな影響を持つものになってるんだそうな。

世界経済ってのはグローバルエコノミーでしょ?グローバルってのはインターナショナルイメージ似てるけど、

インターナショナルは国際的、国家を起点に考えるから、グローバルのほうが広いんだそうだ。(Wiki調べ)

だから、世界経済国家より大きい影響を持つものという考えは納得できる。

このことから、人はもともと移住の自由というのがあるのだけど、

テレビとかインターネットとかで世界の状態を知るバーチャル移民(私とか普通の人?)が増えて

一部に自由に国を行き来できるハイパー移民と難民(いわずもがな)ができるらしいです。

なんの話がしたかったのかわからなくなってしまったのですが、

アタリさんの話をまとめると、今後世界経済がでっかくなるから、それに所属してた方がいいかもしれないぞ。

そして、その所属方法は会社にかかわることだ(設立するなり、会社員になるなり、いろいろ)。

できるなら、その会社は博愛的な仕事医療とか、ホテルとか、第3次産業)が良くて、その仕事に着いたらこれからの社会エリートですぜ。

そしていろいろな国で働いてハイパー移民なっちまえよ。と。(全体的に違う気がする)

つーか絶対疲れる。

仕事は無いよりはあった方がいいに違いないけれど、引っ越し貧乏ってよく言うじゃないですか。

それにサービス業って格差でかいんじゃ?ネットの平均年収見るとまだまだメーカとか800万以上もらえるし正直そっちがいいです。

でもなぁ、動く人の周りには人が集まるっていうし、金も集まるのかな~いや、きっと目の前を通り過ぎるだけだろうなぁ。

こんな私はバーチャル移民で十分ですわ。そして小金を貯めてkivaあたりで融資して自己満で生きれればとか思う。

http://www.kiva.org/

まぁ仕事であればなんだってするけどね、なんて就活終えて気楽な学生生活で思う今日この頃

2009-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20090420002239

いやあの、ねえ

ピラミッド型の社会なんて現代の先進国くらいで

今のアジアアフリカ貧乏人の子沢山なんだが

若者が力を持ってるかっていえば

2009-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20090419094732

地球規模で始めから分かれている状態を維持する

ことをどうやってもアパルトヘイトだと思えんのですよ。

「初め」というのはいつを指すの?

人類アフリカ起源と言われてるので(少なくとも人類は全て遺伝子的には同一で交配可能なので、起源が異なるという説はやや認めがたい)、「初め」に拘るなら「初め」は「分かれてない」状態なんじゃないの?

つまりあなたは、そうやって、一見正当に見えて実は任意に設定したにすぎない「はじめ」の状態を元に話をするから、批判されるんじゃないの。そもそも「初め」を尊重しろというなら、むしろ「後天的分化」を否定すべきということになるわけで、「民族固有の文化」みたいなものこそまやかしに過ぎないわけだよ?でもそういうこと主張したいわけじゃないんでしょ?(ちなみに「民族」という言葉がいかに怪しい概念かということは知ってる?)

後天的分化」を自然なものとして肯定するなら、交通が活発になって往来が盛んになった現在の「後天的な融合」も十分自然なものだと考えることができるはずでしょう。すくなくとも電車飛行機インターネット普通使用しながら「後天的融合」を不自然として退けるのは、理屈に合わないと思うんだけどどう?

http://anond.hatelabo.jp/20090419094401

地球規模で始めから分かれている状態を維持する

ことをどうやってもアパルトヘイトだと思えんのですよ。

白人席の無条件肯定なんかしてないし。

条件付き肯定はした。ただその条件が満たされるケースは日常生活では皆無だろうとも言った。あり得ないほど希少な非日常生活の例としてテレビ番組の例を挙げた。

これを肯定だと解釈されても、、、。

そこで在日朝鮮人だか中国人だかの特殊ケースを持ってこられても困るんよ。

それはそれで考えなきゃダメ

それを「念頭に置いてるの当たり前じゃん!白々しい」って言われても、それこそ前に書いたように「じゅっぱひとからげにされても困る」としか言いようがないし。

地球全体の話をしてるつもりだったんで、数十万のことは念頭にさえおいてなかったとしか。白々しいと言われようがね。

極端な話すれば日本人なんかどうでもよくて、前にも書いた気がするけどアフリカの奥地に独自の文化を持った少数部族いたとして、彼らが疫病とかで絶滅し、その文化が途絶えてしまった、とすればこれは本当に悲しいことだと思うんよ。彼ら一人一人には悪いけど、その死が悲しいというよりは、継続できなかったことが地球的な損失だと。

インカ文明とかもしもずっと存続してたらどんなにすばらしかったかと思うよ。

2009-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20090418085314

制度的な不利」の問題を語るのに、日本だけで完結してるってどうなのよ?

例えば、他の国では外国からやってきて制度的な不利はあるのか? 例えばチュニジアからロシアに行ったとして、ロシア制度的な不利はあるのか、それは日本でのことと比べてどうなのかってのが基準じゃない?

その場合と遜色なければ、「日本における制度上の不利は常識の範囲内」ってことになるんだろうし。

全てがネイティブと同じ扱いでなければならないってこたあないと思うんだが。

前に、テレビ電波少年で、日本人青年香港人青年が、アフリカを南から北までヒッチハイクで旅をするってのがやってて、国境を渡るときに、ほとんどの国で日本人パスポートを見せると簡単にビザが降りるんだけど、中国人パスポートだと審査に何日もかかって足止めを食うってのがあったんだよ。

世界にはそういう面もあるんでさ。全ての人の扱いが統一されたりはしないよ。

2009-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20090417084529

文化が違うだけじゃない?

女性差別」だって、ヒラリーがキーキー言ってあんたらだめよ!なんてアジアアフリカ女性に言ってたこともあったけど、彼女たちには彼女たちの常識があるんだよね

それで不利益蒙ってることもあるんだけど、彼女たちがいやだとしない限り変えられない

要するにその人とその団体がどういう道を選ぶか

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