2024-11-19

二階の少し古いトイレの主なパッキンなどを交換する

anond:20241112132228

一階のトイレ不具合DIYで直したので、次は二階のトイレに取り掛かることに。


家のリフォームした頃につけたトイレで、多分二十年以上前に設置したトイレになると思う。

プラスチックでできた暖房便座(シャワー機能なし)は、トイレに入っていくる西日で焼けたのか、それとも単に経年劣化かは分からないが、元はアイボリーカラーだったのだろうけど、生成り的なベージュに近い感じの色になっている。

ただトイレ本体の方は流石にTOTOからか、少し古い型番のモノながらも陶器でできているゆえか、劣化的な色はほぼ感じず表面部分だけなら欠けたようなところもなく、まだまだ現役で綺麗なトイレに見える。

しかし、昔のトイレからか十数年前からは当たり前の渦巻きのような回転型の水流系ではなく、ダム全体からの放水的な感じの流し方なので(昔のものなので節水型ではないと思われるだけに水量が多いとは思う)、その辺りを我慢すればまだまだ使える感じのトイレではある。

そうは言っても二十年ぐらいは時間が経つ代物だし、(最近カーテンを設置したが)西日が差し込む場所にある角にあるので、それぐらい経過すれば経年劣化などでトイレで水漏れが起こっても不思議ではないだろう。

一階のトイレのパッキンをDIYで交換し自信を持った結果(調子に乗った)、こうなったら事前に二階のトイレのパッキンなどを交換などして、経年劣化で起こるであろう水漏れ対策をしようとなった。

それに使用頻度が低い二階のトイレにも、今後は便座を交換してウォシュレットを設置しようとも考えているので、その前に全体的に綺麗して掃除などを兼ねた意味でやることをやってしまおうと考えました。


参考になりそうな情報を事前にネットで漁り、必要になりそうなパッキンやパーツを揃え作業を行ったのですが、予定になかった……というか事前の確認が甘かったのか、計算外のパッキンが作業中に発見したりしてしまったし、さらに想定以上のサイズの金具で留められていたところだったので、そのサイズ対応する為の工具まで慌ててネット注文することに。

その為、一日で作業が終わらず、ネットで注文したパッキンと工具が届くまで、中断した状態を翌日まで維持する事態に。

まあ一階のトイレが使えるから最悪の事態ではないのですが、事前の調査が甘かったと言えるだろう。

でもそう言う事態計算外ではあったのですが、この手のDIYは慣れない作業なので時間はかかると思っていたので、時間がかかっても大丈夫な余裕をもったスケジュールにはしていました。

ちなみにですが、家の二階のトイレ構成タンクが「S771B」、便器が「C770B」、カラーは「#SC1」(パステルアイボリー)でした。

これらの型番をキーにしてネット検索すると、TOTOサイトで下記のようなページに辿り着きました。

タンク内部金具検索|修理施工ナビ|COM-ETコメット)|TOTO
https://search.toto.jp/pinfo.eito/tankresult.aspx?No1=S771B&SeriesCd=0&All=1&Wash=0&Tap=0&Bolt=0&Cock=0&Valve=0&TankKind=0&SupplyPos=&PartsExist=0&PartsPos=&HandlePos=&HandleDisplay=&TankAssort=0&TankShape=&Freeze=&Dew=&AssistTube=&PotKind=&Direction=&TubeSize=&PotNo=&TankNo=&SortCol=&Desc=0&SearchFlg=1

また下記のページの修復したブログ記事なども参考にしました。


そして作業をする前に購入したパーツはこれらです。




これだけ事前に情報を集めていたし、キチンと事前にパーツを購入して準備もしていたのに失敗(事前に調べた情報に無かったパーツの発見)したのには理由があります

TOTOウェブサイトにある補修パーツ一覧に、その問題のパーツというかパッキンが記載されていなかったのである(他に参考にした同じ系統タンクのパッキン交換のブログにも、そのパッキンの記載がなかったので気付かなかった)。

ただしそのパッキンを交換せずに、そのまま他のパッキンを新しく入れ直してトイレを元に戻すという選択肢もあったのですが、その問題のパッキンは基本的タンクを外さないと交換できない場所にあるのものなので、もしそのパッキンを交換しようとした場合またタンクを外すのは非常に手間ですし、タンク便器を繋ぐ金具やそれに付随するパッキンに余計な負荷がかかるので、一旦タンクを外した状態のままで中断がベター選択ということで、注文した部品が届くまで作業を中断したままの状態を維持することに。


再度、色々とネット検索しましたが、またTOTOWebサイトでも「S771B」をキーワードにしてもなかなか情報は得られなかったのですが、事前の情報収集で見つけていた「水道屋の修理帳」のブログ記事をよく読むとその中に答えを発見しました。

ここのブログ記載されていたPDFでの分解図「TS770C ロータンク排水弁」というものがその正体でした。

ブログ記事でもタンクを外して分解し色々なパッキンを交換しているのに、なぜかここの「9F3033」というオーバーフロー管と、それとタンクを繋ぐ金具の「21052F」の間に入るパッキン「91508S」(正式な型番は「TH91508S」)の交換はなぜかしていないので、ネット検索しても文字情報にはされていなかったので情報がなかなか得られなかったです。



品番:TS770C 商品名:ロータンク排水
https://www.com-et.com/jp/item_view_manual/searchStr=TS770C/isHaiban=1/kensaku_info=2/datatype=1/hinban=TS770C/renban=1/isNC=1/s_hinban=TS770C/


「TS770C」というセットパーツの商品自体は既に販売終了したものでしたが、構成されていたたそれぞれのパーツは継続または後継パーツが出ているので補修パーツの購入は可能でした。

しかしたら販売終了などで情報更新齟齬が発生して、その辺りが原因でTOTOの「タンク内部金具検索」で上手く情報が見つけられなかった可能性はありそうです。

とりあえずは何とか情報を得られたことで注文をする準備はできたのですが、このロータンク排水弁とタンクを繋ぐ大きい金具が、自分の持っているモンキーレンチではとても対応できない6cmほどの幅が広いサイズナットでした。

ナット部分の直径を測り、ホームセンターで大きめのサイズ対応できるモンキーレンチウォーターポンププライヤーなどを買おうと思ってホームセンターに行ったのですが、下手すると一万円前後するほどに値段が高かったです。

その場でスマホAmazon検索したところ、安いツールが売っていたので(そう何度もこれぐらい大きいサイズナットを使う機会は少ないので)パッキンとこのツールAmazonで注文しました。



そして運良く、注文翌日に工具とパッキンが届きました。

タンクなどは既に前日に外し、中にあるパーツもタンク内洗浄に邪魔ものは外し、タンク内を綺麗に洗浄して準備万端。

止水栓とタンクを繋ぐナットのところにあるフィルター掃除しました。

水道の水のゴミを粗く除去するフィルターには結構ゴミが溜まっていたので、下手をしたら水量の低下、または水詰まり、もしかしたら漏水の原因になっていたかもしれない。

フィルターには一緒にゴムパッキンがついていたのですが、これはそれなりのホームセンターなら交換パーツとして探して見つかるレベルのありふれた感じのパッキンなので、ネット注文はせずに実物のパッキンを持っていってサイズ確認しながら近所のホームセンターで購入。


金具は基本的には再利用しました。

ただ金具と一緒に使われているパッキンは交換しました。

玉鎖が使われているフロートバルブもパッキンの交換だけもやろうと思えば可能だったのですが、今回はフロートバルブのパーツそのものを購入して交換しました。

長年使っているトイレ不具合でよくある事例の一つで、経年劣化などで使われている玉鎖が切れることが多いので、その辺りの予防を兼ねてパーツそのものであるフロートバルブそのものを交換しました。

タンクの中で使わているパーツで逆に交換していないのは、大きな浮き球が付いているボールタップと呼ばれるパーツと、レバー周りのパーツです。

ボールタップ結構見た目の劣化を感じるパーツだったのですが、ボールタップのパーツは上の方にあるので交換作業自体比較的容易ですし、ホームセンターにも交換パーツが売っているのを確認しているので、今すぐにでなくても問題ないと思い今回は交換しませんでした。

レバー周りのパーツは、今後ウォシュレットを導入した際に自動洗浄ユニット採用しようと思っているのでその際に交換しようか思案中。


パッキンを交換してのタンク便器接続に関しては、上の方で紹介したブログ記事などが参考になると思いますので、個人的には余り詳しく書くことありませんでした。

道具と補修するパーツがキチンと揃っていれば、取り外す際にパーツを壊したし無くしたりしない限りは、DIYをそこそこやりなれていればそこまでは難しい作業ではないと思います

ただし事前にそれなりに調べていても情報が足りず、実際に作業すると想定外問題にぶち当たったりしても慌てず作業できたのは良い経験です。

急な故障による対応ではなかったので、事前の情報収集と余裕も持ったスケジュールDIYをする大切さが身に沁みました。

色々と苦労しましたが勉強になりました。


はてなダイアリーの移行消滅自分ブログが無くなったので、忘備録的にここに記録し、自分の補修時の対応や買ったり交換したパーツの情報を書いておきます

TOTOの同じような構成タンク便器の組み合わせのトイレを使っている方に、今後もしもの際の参考となって届けばいいな。

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