あと、あの時の気持ちを文字にして、自分がすっきりしたい。それだけ。
腐っている。腐女子だ。
もしかしたらちょっと繊細かもしれない、どこにでもいるオタクだ。
少し違うのは、彼女は私と違い、
彼女の描く絵が大好きだった。
わたしは当時ハマっていたジャンルで彼女の作品を知り、感動した。
同じジャンルでちまちまと小説もどき書いていた私にフォロー許可をくれて、
フォロー返しもしてくれた。優しい。
そこそこに交流もした。お互い、特に仲の良いという訳では無いけれど、
あまり内容を覚えていないけれど、もしかしたらSkypeとかで
本当に楽しかった。
それは嘘じゃない。彼女やみんなと過ごした記憶は、今でも私の宝物だ。
盛り上がりがあれば廃れもある。アニメも終わり、
少しずつ勢いが下火になってきた頃、私は少しずつ、
彼女のことが目に留まるようになっていった。
今だから思い至るし素直に白状できる事だが、
素晴らしい絵を生み出すだけじゃなく、彼女は皆に好かれていた。
実際、それだけの力が彼女の絵にはあった。
ピクシブにあげられていたものもあるが、いつの間にかサイレントで
全削除していた時もある。当然、彼女の作品が好きな皆は突然のことに戸惑った。
大袈裟に泣いていた人もいた。
どんなに「好きだ」と言われていた作品であれ、
その扱い方が変わることはなかった。
そういう一貫してるところは好き。
だけど、私は変にプライドだけは高かったので、
「私が自分の作品を消したとしてもこんなに惜しまれることは無いだろうな…」
誰からも相手にされずスルーされていく光景が目に見えるようで、
悔しかったのだと思う。
これ、全部被害妄想なんです。
なんだこいつ。自分で書いてて引いた。
1度出した作品を消す。それは全く悪いことではない。
私だって時々消す事はある。
ありがたいことに良い反応を頂けたとしても、
「後から思うところがあったので消しました!」というのは誰しにもありうることだ。
だから、いくら「神」と呼ばれることもある彼女の作品が消えることに
嘆く人が多くとも、彼女の作品なのだから、どう扱うのかは彼女の自由なのだ。
前々から、それこそフォローした当時からその傾向があった彼女なのに、
何故後になって目に付くようになったのだろうか。
これは、当時彼女に嫉妬していた私だからこそ思ってしまったことだから、
私は、彼女が自分の作品を消した後の皆の反応を楽しんでるように見えた。
どうして、と崩れ落ちる人がいた。悲しい、と嘆いてる人がいた。
仲がいいからこそ、どうしてと本人に詰る人もいた。
それに対して、彼女は軽く、「バレるの早いなww」といってのけたのだ。
完っっ全に私の僻みだが、当時の私は、それを見て不愉快になった。
「自分の作品に思うところがあったから、作品を消したんじゃなかったの?
自分の作品を武器にして、他人の感情を振り回すのがそんなに楽しいの?」と。
画面の向こうに、他人の反応を見ながらほくそ笑む彼女が見えた気がした。
繰り返すが、これは私の妄想だ。彼女へ歪んだ目を向ける、私の歪んだ解釈だ。
周りの反応を楽しむことは、決して悪じゃない。
二次創作をする人が何を理由にして作品を書こうがその人の勝手だし、
生み出された作品が素晴らしければ、同様に作者も愛されるものだと思う。
とりわけ、彼女は普段仲が良い人に対してはとても面倒見がよいタイプで、
決して悪い人ではない。少なからず交流もしていた私もそれは承知している。
相互フォローこそすれ、やがて会話はほとんどしなくなっていった。
フォロー許可こそくれ、彼女は私をフォロー返しすることはなかった。
私は彼女から距離を取っていたし、彼女もそれを感じ取っていたのだと思う。
彼女と、他の皆が楽しそうにしているのを見ていることが好きだったからだ。
語彙力の広さは尊敬するし、魅力的だ。絵も相変わらず素晴らしい。
今までずっとしこりとして私の中に残っていた。
みたいな、現状大体そんな感じだ。ブロックされているわけではないので、
当時ほどのもやもやはもう無い。
距離を置いて、時間が経過して、その時の感情はほとんど薄れていった。
それでもなぜこれを書いたかというと、
薄れてもなお残る彼女へのしこりを、きれいさっぱり無くしておきたかった。
それと同時に、「お前はこんなにも自己中で自分勝手なんだぞ」と、
「人の振り見て我が振り直せ」とかいう前に、
私は、私を好きでいたい。
そのために、今、私は彼女を利用している。
一方的にTLを拝見させていただいて、
そんな感じで、今後ともゆるく、その時までは宜しくさせていただきたい。
我が振り、いつ直せるだろう。
うんち
『生み出された作品が素晴らしければ、同様に作者も愛されるものだと思う。』 必ずしもそうではないとおもうけどな。すばらしい作品を生み出すけど人柄は好きになれないひと、いる...