インターネットのセキュリティにおける問題は常に話題にあがるものですが、
それは一部の悪意ある人のためだけに起こされているわけではないと感じます。
やはりネットワークを支えているのは人と人。
どうしても考え違いや、思い違い、意見の相違やぶつかりなど、諍いが絶えないものです。
そんな時に、ネットから身を守る方法とはどのような事なのでしょうか。
ウイルスソフトやファイヤーウォールを構えて、外部からの侵入に耐えていればそれで防げるものなのでしょうか。
私はそうは思いません。
ここでは参考例を元に、攻撃者がどのような手段を講じてくるかを
考えてみましょう。
ここに書いていることは鵜呑みにしてはいけませんし、真偽の程はわかりません。
この人がどういった方かも知りませんが、あくまで例ですので。
まずは身辺調査。
そのような事が行われるのではないでしょうか。
幸いなことに ******** さんはTwitterやWebサイトのログが大量にあるようです。
ここで注意をしておかないといけないのは、いつから自分がネットの危険性を知ることになったか、ということです。
多くの方は、ネットを初めてすぐの頃は、防御力0の状態です。
そのような状態の時に、ネットへ放流した情報というのは、極めて危険です。
そう攻撃者の方は考えるのではないでしょうか。
http://********
こちらからは
このような情報を手に入れることができそうです。
当然のことながら、これが本当の情報であるかどうかはわかりません。
ですが、断片的に偽装された情報であっても、あとでつじつま合わせができれば、情報の価値はあると、攻撃者は考えるかもしれません。
また、****で**歳というのは考えにくいですが、年齢はもともと入力している生年月日を元に計算されているものと考えることは可能でしょう。
とあるプロフィールには**代後半であるという事を書いているそうなので、辻褄はあうな、と、攻撃者の人は考えそうです。
最近のものよりは、過去の情報を調べるところから始まるのではないでしょうか。
Twitterの過去ログを検索できるサイトで、キーワードを元に検索をかけているかもしれません。
こちらの情報から、攻撃者は、****年3月25日に大学の卒業式が行われた、と考えるかもしれません。
大学はFランクの扱いで、そこまで2時間をかけて通っていた、という情報を蓄積しているかもしれません。
本当に目だけはやたらいい。うちは****系の大学で、眼鏡率がやたら多く、うちのゼミの男も俺以外は全員眼鏡(またはサングラス)だ。
大学は*****系、ゼミでは一人だけ裸眼、これは重要な情報だと、攻撃者が考えたとしたら大変です。
攻撃者はここからの情報から、大学はFランクで*****系の大学で******周辺にあると考えるかもしれません。
調べると、********という大学が条件に近いのではないかと、攻撃者は考えるのではないでしょうか。
そしてもう少し、つじつま合わせをするための材料を探し始めるのではないでしょうか。
先ほどあった、********年3月25日が卒業式という情報はキーになるのかもしれません。
そう考えて攻撃者は調べるでしょう。3月は卒業式の多い月ですが、********は****年は3月25日が卒業式だったようです。
またこんな情報も調べられるかもしれません。
****年10月26日に、文化祭の打ち上げをオールでしてきたという報告があり、10月24日に文化祭の手伝いが開始されるということから、
攻撃者は*****年10月24日〜25日までが大学の文化祭であると考えるかもしれません。
http://********
********では********という学園祭が行われているそうですが、****年は10月24日〜25日が日程だったことが伺えます。
卒業式の日に大学を訪問したおり、近くのコンビニが潰れているという情報も利用されるかもしれません。
http://********
2chの********スレの過去ログも参照されるかもしれません。
74 + 1:**学籍番号:774 氏名:_____**[sage]
大学の北側にあったセブン-イレブンが無くなっちまったな・・・
75:**学籍番号:774 氏名:_____**[sage]
大学内にも一応出来たからねー。 それが嫌なら遠いけどファミマじゃない
76:**学籍番号:774 氏名:_____**[sage]
77:**学籍番号:774 氏名:_____**[sage]
78:**学籍番号:774 氏名:_____**[]
ほぼ同時期に、大学近くのコンビニが潰れたことが言及されています。
また、********さんの古いブログも調べられるてしまうことも可能性としては考えられます。
http://********
すべて仮定の情報ではありますが、攻撃者がこれを有効に使わないわけがないかもしれません。
例えば、大学に電話をして卒業生の名簿を作っているが、これこれ年度のこういうゼミを知りませんかということで調べあげるかもしれないし、
大学のHPやゼミのHPを見ると、卒業生の名前が掲載されているので、これを虱潰しに調べられてしまうかもしれません。
卒業アルバムを貸してくれたらお金をやる、とかSNSで連絡をされている人がいるかもしれません。
ここまでくると、いくらウイルスソフトやファイヤーウォールで防御をしていても防ぎきれなくなってしまうのではないでしょうか。
結局自分以外の近親者を攻められてしまうと、回避のしようがないのです。
弟がPixiv始めたらしいので、マイピク追加したったwwww
pixivを探されると大変です。
http://www.pixiv.net/member.php?id=********
^^^^^^^^
×××スキャナー家にありましたので借りました
タブレットはお兄さんに貰ったおさがり品
^^^^^^^さんが該当者に近いと攻撃者は考えるかもしれません。
********さんも×××というソフトを利用しているとどこかに書かれていたと思いだしたらどうしましょう。
^^^^^^^さんはTwitterをやっていることも突き止められるかもしれません。
仮にこれが********さんの近親者だと攻撃者が考えて、こちらに手を出してきたら大変です。
周りを攻められると手のだしようがありませんし、これがもし的を射ていなかったとしても、********さんの名前を出されてあれこれ嗅ぎ回られれば、不審に感じますしネット上のつながりにもヒビが入ってしまいます。
直接のつながりでなくても、^^^^^^さんのマイピクメンバーやTwitterのフォロワーなどまで攻撃が波及したら、目も当てられません。
今回の参考例は攻撃者の手口として一番手のかからないポピュラーなものかもしれませんが、
もっとリアルに積極的な手法に出られると、ここまで優しくないと考えられます。
********さんに対して言えますが、詳しくはわかりませんが、ここ最近からネットライフが始まった若者にはこういった危険をはらむ傾向が多いように思います。
ug***のコラムを一読でもしていれば、このようなことにはならなかったかもしれません。
攻撃者が本気だとどこまでもこられて、自分だけでなく周りにも迷惑がかかってしまうのです。
インターネットを仮想空間だと見誤ってしまい、大失敗を犯してしまうのです。
インターネットは前述した通り、人と人とのつながりで、真っ当にリアルな空間です。
そういったことを肝に命じていなければいつか困ったことになってしまうのです。
でも本当に恐ろしいのは、これがあくまで一ネットユーザが探れる範囲ということだよね。 パンピーでここまでできるということは、会員制サービスの提供者は、そのサービス内に関し...
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