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はてなキーワード: 所得代替率とは

2021-10-03

anond:20211003105938

今のところの予測だと、

女性高齢者労働市場への参加が進み、日本経済が成長していけば、今の年金制度の下で、将来的に所得代替率50%の給付水準を確保していけることが確認された。

https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000712234.pdf

だそうなので、そう気にしなくてもいいんだけどなぁ。

2021-02-19

高齢化が最も速い韓国…老人貧困率OECD1位」

韓国高齢者人口の増加が経済協力開発機構OECD加盟国の中で最も速いことが分かった。2048年にはOECD加盟国のうち最も高齢の国になるだろうという見通しだ。そのうえ老人貧困率OECD加盟国のうち最も高く対策づくりが急務だという指摘もある。

韓国経済研究院(韓経研)は17日、米国英国ドイツフランス日本など主要5カ国(G5)と韓国高齢化現況および対応策を分析した結果を発表した。これによると、2011年から昨年まで韓国の65歳以上の高齢人口は年平均4.4%増加していることが分かった。最近10年間、老年層が毎年29万人増えたということだ。韓国高齢化速度はOECD平均(2.6%)の1.7倍で、加盟国の中で最も速い。

現在韓国高齢人口比率は15.7%で、OECD37カ国のうち29位だ。だが、今の勢いでいけば20年後の2041年には33.4%となり、人口の3人に1人は高齢者になる。2048年には65歳以上の高齢者人口全体の37.4%を占め、OECD国家のうち最も年老いた国になる見通しだ。

◆老人貧困率OECD加盟国中で最高水

高齢人口比率が急激に伸びている中で、他の国々と比較して韓国高齢者経済的困難は相対的に大きいことが分かった。韓経研によると、2018年基準韓国の老人貧困率(43.4%)はOECDのうち最も高かった。これはOECD平均(14.8%)の約3倍水準だ。

韓経研のチュ・グァンホ経済政策室長は「韓国の老人貧困率はG5国家である米国(23.1%)、日本(19.6%)、英国(14.9%)、ドイツ(10.2%)、フランス(4.1%)と比較して圧倒的に高い」とし韓国高齢者が非常に困窮していて、高齢化も世界的に類を見ないほどのスピードで進んでいる」と話した。

◆硬直した労働市場青年老年求職難に

高齢化と老人貧困問題を触発する原因として、1つ目に労働市場の硬直性が指摘されている。派遣・期間制に対する規制が強化されて解雇費用が高く、企業がさまざまな人材活用して柔軟に人材を調整できる余地が狭まっているということだ。これによる青年求職難は長期的に少子化問題と結びついて高齢化がますます進み、老年求職難は老人貧困につながるという指摘だ。

延世(ヨンセ)大学経済学部のソン・テユン教授は「最近制度の変化によって増えた労働費用労働硬直性で、企業雇用を増やしにくい状況」としながら「職に就けなかった青年結婚をしないか出生率が低くなり、高齢化を触発する原因になっている」と話した。

韓経研のイ・サンホン雇用政策チーム長は労働市場の硬直性が高齢層の就職環境悪化させている原因だと話す。イ氏は「G5国家製造業を含むほとんどの業種で派遣を許容している。派遣・期間制期間もドイツフランスを除く3カ国は無制限」としながら「これらの国々は賃金体系も職務・成果給中心なので、企業高齢者雇用するにあたり負担がない」と説明した。

◆「年金機能を強化して老後所得の拡充を」

韓経研は老人貧困問題解決策として年金機能の強化を提案した。韓経研によると、2018年基準韓国公的私的年金所得代替率は43.4%だ。退職年金個人年金などの私的年金と、国民年金公務員年金など公的年金をすべて合わせても引退前の平均所得の半分にも至らないということだ。反面、米国などG5国家場合年金所得代替率は平均69.6%水準だ。

韓経研は、G5国家税制恩恵を通じて私的年金加入を活性化したおかげで、年金受領だけで所得補填する効果をあげていると分析した。これらの国々の場合私的年金に対する税制支援率は2018年基準で平均29.0%だった。米国場合、この比率が41.0%に達する。その結果、G5国家では満15~64歳人口私的年金加入率が54.3%と比較的高い。

反面、韓国私的年金税制支援率が20.0%で、加入率も16.9%にとどまっている。チュ氏は「主要国家私的年金の加入を誘導する代わりに、公的年金韓国に比べて『もっと多く出してもっと遅く受け取る』形で運営し、財政健全性を強化した」とし「韓国私的年金に対する支援を強化し、公的年金効率化して国民が老後の所得基盤を拡充することができるようにしなければならない」と話した。

老人ばかり重視する日本韓国のこういう所を見習うべきだね。

2019-06-19

年金所得代替率50%世界標準だ。

現役世代の半分でくらすのが当たり前。

日本人は騒ぎすぎ。

(と高橋洋一が言ってた)

2019-06-18

KKO年金

年金所得代替率50%という厚生労働省の試算は、奥さん20歳から専業主婦で一切働かない夫婦というありえないモデルケースの場合で、一生独身場合はせいぜい30%程度だ。

辛坊治郎ラジオで熱弁してた。

KKOはこんなところでも差別されるのか。

2019-06-05

退職後2000万円不足

退職後の生活資金について、約2000万円不足するという具体的な金額まで報道されるようになって多少の騒ぎになっている。

ブコメでも色々な反応が出ているが、勝手に分類してみた。

1 年金崩壊と読み替えた方

これは、そもそも年金が、退職後の所得を全て代替する制度だという勘違いがあると思う。

先進諸国で比べても、退職後の年金等によるカバー率(所得代替率)は、40パーセント以下が普通。全部年金カバーなんて出来ない。ましてや、急速に余命が伸び、高齢化が進んでいるなら仕方が無い。年金運用成果云々でこうなっている訳でもない。

価値判断として、これで良い/安心しろ、と言っている訳ではない。)

https://www.oecd.org/tokyo/newsroom/pensions-reforms-have-slowed-in-oecd-countries-but-need-to-continue-says-oecd-japanese-version.htm

2 投資はいやだ、日本株は嫌だ、

これは好きにしたら良いと思う。が、日本株じゃなくても、リスク資産投資しないと、資産寿命は増えない。

2000万円は、「男性が65歳以上、女性が60歳以上の夫婦では、年金収入に頼った生活設計だと毎月約5万円の赤字が出るとはじいた。」試算に過ぎない。月々の生活レベルによって、もっと低い水準で毎月やりくりする人も沢山居る。

自分現在の預貯金、将来の年金の予想図(ねんきん定期便見てみよう)で、簡単に試算もしてみると良いと思う。それもせずに政府批判しているのであれば、それはおかしい。

3 麻生が言うな

これはそう思う。

2015-01-23

リタイア忌避で働き続ける日本人男性のお陰で、年金財政はそんなに悪くない

★よく「年金はこのままだと破綻する!!」と恐怖感をあおる報道がなされる。

 或いは、金融機関とか保険会社が、「だから養老保険に入りましょう」とセールストークする。

 でも、年金が「見込より2~3割程度少なくなる」ことはあるかもしれないが、

 「年金が見込みより半額以上減る」ことは現状考えづらい。

 「半額以上減る、破綻する」と不安煽って商売する金融機関雑誌テレビは猛省すべしだと思う。

 彼らのせいで、日本人経済行動が過剰貯蓄になり、さら不安先行心理になって、出生率まで影響しちゃう

★これは私見だが、日本年金財政は、実は雑誌が煽るほどには悪くないんじゃないか、と思う。

 出生率の予想は外し、利回りの予想も大外れなので年金財政悪化方向であるのは事実だが、

 一方で、「70歳近くまで、年金を受け取る側じゃなく、年金を払う側」に回る人も多い。

★実は、65歳以上高齢者の「就業率」国際比較データを見ると、日本は突出して高齢者就業率が高い。

 社会学者は、その理由を「日本年金水準が低いから(現役時代所得代替率が低い)」の一言で説明している。

 実際「年金水準が低いから、仕方なく働かざるを得ない」の理由な人も多いだろうが、

 それだけでこの高就労率を説明できるだろうか?

 「経済的には働く必要もない」のに「リタイアするのが怖い、リタイアすると生きがいが無くなる、自分の居場所として職場が欲しい」

 という「精神理由リタイアしない人」も、日本では結構多いんじゃないかと思う。

★成人になるのに、社会によっては「通過儀礼」を行うケースがある。

 昔の日本元服式、今の成人式、未開部落ではバンジージャンプ韓国では徴兵制

 今の日本では成人式通過儀礼になってない。だから精神的に大人になれない、なりたくない20歳以上」が増えてる。

 ・・・老人も全く同じである

★60~70歳男性にとって、「退職」とは一種の「老人としての通過儀礼」。

 しかし、「自分は老人だと認めたくない、精神永久青年」が増えているため、

 「老人としての通過儀礼であるリタイア」を極力後倒ししようとする日本人男性が多い、それが「60歳代後半の異常な就業率」の正体では?

★ちなみに、日本の平均リタイア年齢が69歳程度なのに対し、フランスは60歳を切っているらしい。

 かの国では、「老人になることを受け入れる」精神風土があるのではないか?

世界23カ国に「シニアの勤労意識調査」を行った結果、

 22か国では「働く必要があると考える年齢」より、「リタイアしたいと思う年齢」を下回ったらしい。

 世界的には、大多数の人は「もっと早くリタイアしたいのに、経済的にやむなく働かざるを得ない」

 唯一日本のみが「働く必要があると考える年齢(60歳)より、もっと長くまで働きたい(62歳)」と回答したらしい。日本人リタイア拒否症状は重症

★また、『職位では特に管理職が、より長く働きたいと考える結果』だったらしい。

 この調査結果は、すなわち、日本人リタイア後倒し現象が、経済的理由に起因するものではないことを裏付けている。

 管理職なら、経済的には『働く必要がない』のに、あえて働いている。

 恐らく、管理職の『まだまだ若いモンには、ウチの会社は任しておけねぇ』という訳判らない『責任感』が、

 リタイア先延ばしにつながっているんだろうなあ。

★これ是非とも、「年収資産」と「いつまで働きたいか?」のクロス統計を見てみたい。

 諸外国だと『年収資産が多いほど、希望リタイア年齢は低い』の相関関係だろうが、

 日本だと『年収資産多寡希望リタイア年齢は無相関』、ないし海外と逆相関の可能性も。

 
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