昔は俺もそう思ってたけど、最近は全く逆で手を抜いて、足引っ張ってもたいして給料変わらないので、まだ会社のために働いてるの?って思ってしまう。そういう彼らをそうさせるのも全て会社や組織システムの責任だと思うようになった。
就職氷河期以降の世代は基本的に自分の志向云々の前にまず就職できるかが大問題になるレベルだし
さんざん糞みたいな就活を乗り越えて
糞みたいな労働条件ばかりの企業群の内定の中から比較的マシと思しきものを選んで
失われた20年やらなんやらで一方的に所得は減らされかつ社会保障負担は増やされ続け
そんな中でオタグッズ買いあさってたら学費足りませーんなんてのテレビで見せられたら
自分の会社では、ネガティブな発言を繰り返しチームの足を引っ張ったり、仕事のできない人間を、名前に「〇〇管理部(室)」と付いた部署へ異動させる。
そのおかげか、各プロジェクトは滞りなく進み、事業の統廃合も進んだ。
打つ手なしかと思われたプロジェクトも、反対意見を述べ続けた人間を外したとたん、終束へ向かう。
基はといえば、人事・採用関連のワークフローが破たんしていたのだろう。これは会社のミスだと思う。
ところが、気が付くと「〇〇管理部(室)」が大所帯化していたのだ。
合計すると30人ほど。社員数150なので、1/5だ。これはひどい。
ついこの間も仕事は無いはずなのに、定時を過ぎたころ、昔流行った玩具やゲームの話題で大声で談笑していた。
自分も「ニッポン」コールや感動の嵐みたいなのを不思議に思う。いろいろ調べると、どうやら90年代から今みたいな放送になったらしいが、昔のオリンピック放送はこうじゃなかった。
世界のメジャー競技が話題になり、当然ながら陸上を中心に世界のトップアスリートの名前が連呼されていた。日本人選手のことも報道されていたが、「世界のトップとどう戦うか/戦った」が中心で、どうでもいい家族ストーリーとかとは無縁だった。そして実況も、当然「スポーツ実況」として、その競技のすごさ面白さが伝わるような放送をしていた。
そんな時代に育ったせいか、いまだに国内のオリンピック放送や報道を見ると違和感しかない。CNNとかでオリンピックについてのニュースを見て、ようやく少し「ああ、いまオリンピックをやってるんだなー」と実感する。どんな競技でどんな国のどんな選手がどんなすごい記録を打ち立てたか、現地で競技を見ている人たちはどんな風に盛り上がっているのか。そういう放送を見ながら、見たこともあったこともない人たちだけど、『同じ時を同じ星で共有する同じ人間』が、今まさに地球の裏側でだけどこんなすごいことをしてるんだなあということに、素直に感動する。残念ながら、日本のテレビの放送をみていたのでは、そういう感動はさっぱり得られないので。だって「メダルがとれそうな」日本選手が関わる競技しか放送しないから、日本でやってる競技会とあんまり変わらない感じ。
そんなわけで、増田に突っ込みいれてた「一度もあったことなくても日本人ならニッポンに誇りをもてよ」という人は、「なぜ世界人類に共感しないのか」と問われたらなんと答えるのか、という問題を突きつけられているのではないか。そして、こういう国で、果たして本当に4年後、自己満足でないホスピタリティを発揮して立派にオリンピックを開催し、世界から「いいオリンピックだった」と言ってもらえるようになるのだろうかと、大変不安に思っている。
実は出来た当初条件が厳しくて本当に優れた一握りの人間しか貰えないようになりそうだったから偉い人から怒られて条件緩和したとか。
学資ローンだなんだと言われるけれども、現行の奨学金制度は8兆円規模の事業なわけでそれが成り立つのも貸与という形をとって資金がループするようになってるから。
現行だと成績要件もかなり緩和されていてほぼ誰でも受けられるレベルになってるという話なので、その辺も考えて奨学金制度のあり方を考えていかないとどこかで蹴躓く。
やさしくしたい
ネタバレあり
・前半は似たような展開が続いてちょっとだれた。からくりとかうしとら読んでなかったら読むのやめてたかも。
・青い鳥→雉も鳴かずば→宮沢賢治→かぐや姫のあたりが一番面白かった。ちょっと長いけど。
・孤立無援から一転、それまでのキャラが加勢する展開は、うしとらと似てるけど、王道展開で熱い。
・ラストはなかなか良い。
・からくりにしてもうしとらにしてもなんで主人公をハーレムにするんだろ。
・打ち出の小槌その他の便利グッズが便利すぎて、なんでこう使わないの?っていうところがあってもやもやする。
キャラを北極に隠すのに使うより、話を信じさせるために使って、他の便利グッズも使えたり、アイテムを借りたりできるようにした方が良かったんじゃないの。