はてなキーワード: 腸間膜とは
無粋な話
「切ってみなきゃ進行がわからないガンなんてあるの?」
→基本的に癌は切った後に顕微鏡で細胞の形などを見て、どれだけ進行しているか・どれだけ正常な細胞とかけ離れているか等を見ます。
なので切るなり刺すなりして細胞をとってこないと確かなことはわからないのです。
「リンパ腺に転移してたら切ったら散るかもしれないってどういうこと?」
→癌がある臓器を切る前にその近くの血管やリンパ管を切って臓器を取り出せるようにします。
例えば腸であれば腸間膜という血管やリンパ管があるところを切りますが、
がん細胞が流れているリンパ管を切るとがん細胞がお腹の中に流れていくことがあります。
また、がん細胞がついた器具が他の臓器に触れてがん細胞がばらまかれることがあります。
これらが起こることはまれですが、ないとは言い切れません。
「来月手術の予定だったのが前倒しで来週行うってどういうこと?」
→がんの進行による症状が出てきた、あるいは抗がん剤などが効いて予想以上に癌が小さくなった、手術室スタッフの都合
色々なケースが考えられます。一概に良くないことが起こったとは言えません。
「そういうパターンで完全に治ったケースってないの?」
→転移性のがんの場合は医師は完全に治ったとはおそらく言いません。完全にがん細胞がないという保証ができないからです
なので癌が見つかってから5年後とか10年後生きている割合で見ています
統計はこちら https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html