はてなキーワード: 尊厳死とは
google:生活保護法がある限り、経済的理由での中絶は認められない。
[多数論証][アローの不可能性定理][多体問題][じゃんけん]
[ロバ売りの親子][粉屋と息子とロバ]粉挽きとその息子と驢馬
[ホトトギス][不如帰][時鳥][織田信長][豊臣秀吉][徳川家康][上司]
「合理的無知=コストパフォーマンス的に、政治の勉強に膨大な時間を費やすより、適当に暮らしてた方が合理的。」
The Ultimate English: ディベートのジャッジについての考察
はてなブックマーク - 審査員を審査する(仮題) : 作品情報 - 映画.com
1年生の算数の時間に、先生が「2-1は1、では1-2は?」というので「-1」と答えたら不正解にされた。
「パパが教えてくれたもん」
「おまえのパパは気違いだ」
群臣は趙高の権勢を恐れ、「これは馬です」と答えたが、「鹿です」と答えた者は暗殺された。
相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。
相手を黙らせたからといって、その人を説得できたわけではない。
ジョン・モーリー
はてなブックマーク - ディベート教育とか、キモイので、やめてほしい(ほしかった) - 女教師ブログ
ymScott 社会, 思考 ディベートってのは「自分ですら本気にしていない事を詭弁を駆使して観客に納得させるゲーム」のことだろ。
何でそんな詐欺技術を教育しなきゃいけないのか未だに解らない。
ディスカッションをこそ学ばせるべき。
チェリー・ピッキング (英: cherry picking) とは、
数多くの事例の中から自らの論証に有利な事例のみをならべたてることで、
命題を論証しようとする論理上の誤謬、あるいは詭弁術。
ストローマン(英: straw man)は、
議論において対抗する者の意見を正しく引用しなかったり、
歪められた内容に基づいて反論するという誤った論法、
あるいはその歪められた架空の意見そのものを指す。
藁人形論法ともいう。
衆人に訴える論証(しゅうじんにうったえるろんしょう、羅: Argumentum ad populum)とは、
論理学における誤謬の一種であり、多くの人々が信じているという理由で、ある命題を真であると論証結論付けること。
多数論証、多数派論証とも。
88% の人々が UFO を信じているのだから、UFO は実在する。
世界中の大多数が神を信じているのだから、神は実在する。
人身攻撃(ラテン語: ad hominem、argumentum ad hominem)とは、
ある論証や事実の主張に対する応答として、その主張自体に具体的に反論するのではなく、
それを主張した人の個性や信念を攻撃すること、またそのような論法。論点をすりかえる作用をもたらす。
人格攻撃論法ともいわれる
偽善者は素晴らしい約束をする、約束を守る気がないからである。
[多数論証][アローの不可能性定理][多体問題][じゃんけん]
科学哲学者のカール・ポパーは、反証可能性を持つかどうかを「真の科学」であるかどうかを見分ける基準として提唱しており、それ故彼は精神分析学は科学ではなくて疑似科学に過ぎないと断じた。
[天動説][地動説][コメンタリオルス][コペルニクス][ガリレオ]
7対1の賛成多数によって判決は下された。
[差別]黒人が人間だと考えることは不可能である。モンテスキュー
1932年7月の国会議員選挙ではナチ党は37.8%(1930年選挙時18.3%)の得票率を得て
230議席(改選前107議席)を獲得し、改選前第一党だった社会民主党を抜いて国会の第一党となった。
「ソ連軍に包囲される前にベルリン市民を脱出させるべき」という進言を退けたヒトラーは嘯(うそぶ)く
選択肢が3つ以上あるとき、
定義域の非限定性、全会一致性、無関係な選択対象からの独立性、非独裁性をすべて満たす
コミュニケーションにおける最大の問題はそれが達成されたという幻想
韓国地下鉄火災事件における「多数派同調バイアス」と「正常性バイアス」
多数の者に人気のあるほうが善いというふうにはならない。セネカ
多数決をとってみたところでそれが正しさの保証とはならないデカルト
[同調圧力][空気の研究][馬鹿]同調圧力・空気の研究・馬鹿・いじめ
多数論証
88% の人々が UFO を信じているのだから、UFO は実在する。
世界中の大多数が神を信じているのだから、神は実在する。
米国人の6割「原爆投下は正しかった」、米世論調査 国際ニュース : AFPBB News
米調査組織『ギャラップ』によると、アメリカ人の92%が神を信じている。
Amazon.co.jp| 神は妄想である―宗教との決別| リチャード・ドーキンス, 垂水 雄二| 本
神が宇宙をつくったなら、その神は誰がつくったのですか? - Yahoo!知恵袋
多数の者に人気のあるほうが善いというふうにはならない。セネカ
Amazon.co.jp: なぜ人を殺してはいけないのか―新しい倫理学のために (新書y (010)): 小浜 逸郎: 本
最大多数の最大幸福は、道徳と立法の基盤である。いかなる法律も自由の侵害である。ジェレミ・ベンサム
多数者の利己主義 vs 民主主義 衝撃的な引揚げ体験を目にして
「みんなのためだ、行ってくれ」
人生の大きな目標のため、日常のどうでもいいことは中庸。デカルト
公益目的でなければ、他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな
[権内][権外][分限自覚][エピクテートス]意志の力でどうにもならない物事
相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。
相手を黙らせたからといって、その人を説得できたわけではない。
ジョン・モーリー
沈黙を守ってバカではないかと思われる方が、
あれこれ喋ってその疑惑を晴らすよりましだ。Better to remain silent and be thought a fool than to speak out and remove all doubt.
Abraham Lincoln
馬鹿をさらけ出すよりは黙っていて馬鹿だと思われる方がましである。
キングスレイ・ウォード
世の中で成功を収めるには、
馬鹿のように見せかけ、利口に活動することである。
「なんとなく」を可視化し、「変えられるもの」に集中する - 点と点をつなぐためのメモ - connecting the dots
[ロバ売りの親子][粉屋と息子とロバ]粉挽きとその息子と驢馬
[アローの不可能性定理][民主主義][じゃんけん][trade-off]
[最大多数の最大幸福][ジェレミ・ベンサム][全体主義][ファシズム][ナチズム]
「監視カメラ」と「防犯カメラ」とは、全く同じものを指している。どちらの語を使用するかは、本人のイデオロギーによって決めることである。
実際のカメラはどちらなのかを議論することには意味がない。
相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。
相手を黙らせたからといって、その人を説得できたわけではない。
ジョン・モーリー
チャーチル「日本にこれほどの力があったのならもっと早くいってほしかった。日本人は外交を知らない」 : メカAG
チャーチルの『第二次世界大戦回顧録』のなかにこんなことが書いてある。
日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。
しかし、これでは困る。反論する相手を捩じ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。
それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。
すると議会は、いままで以上の要求をしろという。
無理を承知で要求してみると、今度は、笑みを浮かべていた日本人はまったく別の顔になって、
「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことをいうとは、あなたは話の分からない人だ。ことここにいたっては、刺し違えるしかない」といって突っかかってくる。
人生の大きな目標のため、日常のどうでもいいことは中庸。デカルト
[ロバ売りの親子][粉屋と息子とロバ]粉挽きとその息子と驢馬
言葉でも文章でも相手がわからなければ何にもならないんだもの
五島昇
[思想][頭脳][論文][卒論]多量の思想を少量の言葉に収める。
多数の者に人気のあるほうが善いというふうにはならない。セネカ
何度も止められましたが、そのたびに時計や万年筆などの貴重品を渡して、見逃してもらっていました。
それがここでは女を出せと言われた。これは本当に困りましたね。
リーダー役の人物が土下座して「みんなのためだ、行ってくれ」と頼んだ。
そうやって女性を送り出していった人間が、生きのびて帰ってきたわけですから。
404 Blog Not Found:結局自己責任が一番安上がり
同じ仕事を日本人なら月20万円、中国人なら月1万円が相場とする。
搾取者は日本人をクビにして中国人を採用し、その際に他の会社と競争力を持たせるために、月2万円を中国人に払うとする。
この時点で、搾取者は月18万円の得。中国人は2万円の得、日本人は20万円の損。
泣く者は一人、笑う者は二人。合計金額は変わらないのに、この方が笑う者が増えている。
人生の大きな目標のため、日常のどうでもいいことは中庸を決め込むのは正しい
大事を小事の犠牲にしてはならない。
小事省事
議論したり反駁したりしているうちには、相手に勝つようなこともあるだろう。
しかし、それはむなしい勝利だ―相手の好意は絶対に勝ち得られないのだから。
われわれは喧嘩口論に近付いてはならぬ。
これらのことからは足を遠ざけねばならない。
無知な人々のするこのようなことは、何にせよ無視されねばならない
(このようなことは無知な人でなければすることは出来ない)。
そして
大衆がする尊敬と侮辱とは、どのみち大同小異と見なされねばならぬ。
われわれはこちら〔侮辱〕に腹を立ててもいけないし、あちら〔尊敬〕を喜んでもいけない。
くだらない質問には答えぬがよい。
ろくな答えのできないものには、問いかけぬがよい。
くだらない話には耳をかさぬがよい。
あげ足をとるような相手とは議論せぬがよい。
道をふんで訪れるものとだけ交際して、礼儀しらずは相手にせぬことだ。
荀子
争気ある者とは与(とも)に弁ずる勿れ。
荀子
やたらに人と争い競う性質の者とは
事の是非を語り合うことはしないほうがよい。
君子(くんし)は三端を避(さ)く
はてなブックマーク - ディベート教育とか、キモイので、やめてほしい(ほしかった) - 女教師ブログ
ymScott 社会, 思考 ディベートってのは「自分ですら本気にしていない事を詭弁を駆使して観客に納得させるゲーム」のことだろ。
何でそんな詐欺技術を教育しなきゃいけないのか未だに解らない。
ディスカッションをこそ学ばせるべき。
もし議論に勝ったとせよ、
相手の名誉をうばうだけのことである。
通常、人間は議論に負けても
自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、
負けたあと持つのは負けた恨みだけである
どの港に入るのか分からなければ、どの風も追い風にはならない。
404 Blog Not Found:ΔxΔp≧h/4π(が欲しかった) - 書評 - そして世界に不確定性がもたらされた
Amazon.co.jp: 99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書): 竹内 薫: 本
トレードオフ 最も賢いクマと最も愚かな観光客の知能レベルは、ほぼ一致する。トレードオフ(Trade Off)
安全と利便性
リスクとリターン
一長一短
ケースバイケース
例外
論理飛躍
擬似相関
シンプソンのパラドックス: 集団を2つに分けた場合にある仮説が成り立っても、集団全体では正反対の仮説が成立することがある。
「自分の無知」を盾にして、「知ったかぶりをする相手の無知をさらけ出す」
自分の批判対象の主張を徹底的に賛美してみせ、
その論理を極限まで押し進めることによって
【処世術】馬鹿のように見せかけ、利口に活動すること【処世訓】
相手を自分の好みに変えようと思うことは相手の人格を無視した行為。
人々が自分に調和してくれるように望むのは非常に愚かだ。ゲーテ
[ロバ売りの親子][粉屋と息子とロバ]粉挽きとその息子と驢馬
浴場での出来事、つまり湯をはねかける者、押す者、罵る者、盗む者
[悪口][陰口][告げ口][お世辞][心にもない言葉]ねたみ・批判にあった時
どんな馬鹿でも、あらを探したり、難癖をつけたり、苦情を言ったりできる・・・
そしてたいていの馬鹿がそれをやる。
自分の行いが馬鹿げている人に限って、
真っ先に他人を中傷する。
中傷誹謗に対する最善の返答、
それは黙々と自己の義務を守ることである。
ジョージ・ワシントン 米国初代大統領
沈黙を守ってバカではないかと思われる方が、
あれこれ喋ってその疑惑を晴らすよりましだ。
アフガニスタンの諺
相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。
相手を黙らせたからといって、その人を説得できたわけではない。
ジョン・モーリー
徳をもって人を支配する者は王たり。
力をもって人を支配するものは弱く、
富をもって人を支配する者は貧し。
筍子
一般に人間は犬に似ている。
他の犬が遠くで吠えるのを聞いて、自分も吠える。
無知ではないけど、思い込みが激しくて、人の話しを聞かない人。
尊厳死についてはかなり賛成よりの意見だったけど、そういう医者の言う事に受けてしまうのは、やっぱり怖いな。
「私はロックトインになったら死にたいと思うに決まっている、だから、患者を殺す。」って事、実際に患者の家族の前でも言うのかな。
ちょっと真剣に考えてみたくなったよ。
すごい個人的な印象だけど、紹介のurlの、文章はともかく表示がなんだか厨っぽい。
やたら文字をカラーリングするから、ヒマなdqn医師に荒らされるんじゃないかな。
そもそも、医者も入る大学と年度によっては(スキル以前の問題として)能力がないんじゃね?
特にそういうヤツに限って、家が金持ちで甘やかされて育ってきて手に負えない尊大な自己を
相手に押し付けようとする。
このurlにあった「ロックトイン」になったとして、尊厳死擁護派・反対派原理主義者の
医者に高圧的に意見を押し付けられても、ちゃんと俺の状態をセカンドオピニオン取る
なりして把握して適切な選択をかわりにしてくれるような、そんな家族を育てるほうが、
議論の邪魔になりそうだからここに書く。
議論の最中に医者同士が「応援してますよ」とか「批判者のお仲間」とか、「負けないで」とか、はては「良く知らない癖に」なんていう事言ってるのをみると、とても気持ち悪い、というか恐ろしい。
医者ってのは科学的に分析された症状に対し、冷静に判断していくのが仕事だと思っていた。
自分の信条とか、過去の経験というのも重要ではあるが、それよりも、今目の前で起きている事がなんであるのか、客観的に見る方を優先させるものではないかと思う。
下手な思い込みで重要な手がかりを見失いかねないからだ。
周りにいる人間は、何が正しいのか、最善なのかを一歩ひいた形で見るべきで、「よくわからんけど○○さんの言う事だから支持する」なんて人間が、命を預かっているのかと思うと、その無責任さに唖然とする。
批判を炎上ととらえたり、「放置するのがいいよ」という荒らし扱いしたり、勝ち負けの構図にしたがったりしているなどを見ていると、これが主婦のゴミ出し程度の問題ならいいけど、テーマが尊厳死だっていうんだから驚きだ。
自分を根拠なしに相手より高い位置にいようとする下衆が取りそうな行動だけど、それが逆効果だと言う事に気づけないのも、医者は社会性がないという無根拠の批判に同意したくなってくる。
「誤診とかしても「○○さんは日頃がんばっているから」と隠したりするんだろうな。」という感想をもたれかねない行為を、よかれと思ってやっている幼い精神の持ち主に、自分や自分の家族の健康を管理されているんだと思うと恐怖に体が竦んでしまう。
さすがに知能が低い人間は医者になれないと思うので、知識や経験の問題でなく、コミュニケーション作法の問題だろうと思うが、それができない人間達にに説明される医療について、自分の体について、家族の命について、素直に聞いていいのかどうか悩んでしまうできごとだった。
願わくば、こんな人間だけでないってことを見せてもらいたいと思う。
最後に変な勘ぐりをされて関係者に迷惑がかかるのも何だから、私は、記名、匿名にかかわらず、また、ブログ、はてブ、2chなどのいかなる場所でも、この件に今まで何かを発した事はない事を誓うので、どっかのバカが勝手な事を言っているという認識でいて欲しい。
追記
真面目にこの問題を追いたい人は、ここからたどるといいでしょう。
>TLSについては、まだまだわからないことだらけで・・
>http://d.hatena.ne.jp/ajisun/20070327
尊厳死という難しい話をされているこの日記に「お、トゥルーラブストーリー(ギャルゲ)の話題か!」と飛びついた俺は死んだ方がいいと思った。さすがに自分の日記でネタに出来る内容じゃないしな(苦笑)。
http://anond.hatelabo.jp/20070325222834
出生前診断は必要だ。生に際してこそ意志の確認を。
未・胎児に「この世に生まれて人生を歩む意思はありますか」と訊くんだ。
うん、そうだね。もし確認ができるなら、してみたい。
ただ、少なくとも私はできないんじゃないかと思う。
あなたがもし「生まれ変わり」とか「身体に縛られない魂に意思が宿る」とか
信じている/知っている人だとすると、たぶん意見が相容れなくなってしまいそうで
残念なんだけど....。
私は、脳の発達があってこそ心が生まれるんだと思うんだ。
いや、脳っていうと限定的かもね。脊髄とか臓器とかも快・不快に関連して
くるはずだから。まあ、いずれにせよ、ある程度身体ができてこそ、と
思ってる。
じゃあ、身体がある程度できた状態の胎児に堕胎してもいいか尋くか?
どうだろう。Noじゃない? まず技術的に。子宮外にいるわれわれと
胎児が意思疎通できるかっていうと、今の科学レベルではそうじゃないよね。
ひょっとしたら、あなたやあなたの周りにいるだれかはそうできるのかも
しれないけれど、世の中の多くの人はできないと思う。私も含めて。
だから、現実問題として、「胎児に生きたいか、生まれたいか確認すること」
は運用不可能だと思う。(合法的に堕胎可能なリミットの問題もある。)
あなたに譲って、仮に意思の確認ができるとして。
もし胎児に確認を求めたとしても、果たして生まれ落ちるはずの世界を
選べるだけの判断力というか、判断のベースが胎児にあるのか、というのも
問題じゃない? まだ生きたこともないし生まれ落ちることもしていない
胎児に、「生まれ落ちる苦しさ」「生きる苦しさ」「死を待つ苦しさ」
「死ぬ苦しさ」がわかるかな? ニュートラルな状態じゃ、意見の持ちようが
ないんじゃない?
これについても、あなたやあなたのまわりの人が「生まれ変わり」とか
「前世の記憶の保持すること」を信じる/知っているのだとすると、
「いや、わかるはずだ、判断できるはずだ」と言えるだろう。でも、
世間の多くの人は「わからない」って言うと思う。例えば、ぴったりって
わけじゃないけど、こんなデータもあるよ。
参考) 図録「神の存在・死後の世界に対する見方(世界55カ国比較)
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/9520.html
そんなわけで、「生きるかどうかの意志の確認」は、胎児に対しては
できないと思う。
以下は余談。
ちなみに、ある程度の年齢に達した場合でも、意志確認はできるようになるだ
ろうけど、問題はあるよね。例えば「心神耗弱」な状態にあるときの意志確認。
「うつで無気力」な場合は、死ぬことしか考えられないときだってあるよ。
(個人的に経験してるけどね。)でもそれって、(たとえ家庭とかの事情がある
にせよ、そこまでになるのって、)心的な病気の症状としての希死念慮とも言える。
だから、精神科救急とかいのちの電話がある。一時の気の迷いで死のうとして
しまうのを止めるために。(統合失調症や薬物依存の人の経験なんかも参考に
なるよね。妄想に追いつめられて死にたくなる。そんな場合は意志確認は
意味をなさないんじゃないかな?)
逆に、尊厳死とか脳死とかの場合は、そういう「死ぬたくなってる状態」での
意志確認は行わない。正当な方法での、「ハズレくじ」対処法だよね。
超低体重児出産とか、出産直前まで障害がわからなかったとか、そういう
「親も子どもも『ハズレくじを引いた』と思いながら生きる期間が長く
なりそうな状態」
を避けつつ、
「優生思想に凝り固まってデザイナーベイビー作りしちゃうとかいうような、
ようにする。で、しかも、
「医療・福祉の費用で、赤字国債が600兆円なんていう日本のダメ国家財政
を悪化させない」
とするには、どうしたらいいのかね。
自分的には、
・増税、
・障害者雇用(そして、ちゃんと生活できる給与体系)の確保、
を国がやるしかないと思うんだけど(だいたい、法整備とかしない限り、
民間企業とかが資金援助とか雇用提供とかするはずない=法による強制が
ない限り、どんなに福祉行政やNPOが啓蒙活動したってだめ)、どうなの
かな?
ども。 http://anond.hatelabo.jp/20070325045711 を書いた者です。
「自然淘汰を加速」っていうけど、それってデザイナーベイビーとかを
作ろうってことかな? 今生きてる障害者とか介護必要な老人とか、
いわゆる「生産性の低い人たち」は「いらない」ってこと?
冒頭のエントリーで、自分は「超低体重児を育てるのは大変だから、育てるのが
大変な障害児が生まれる可能性をチェックして該当すれば堕胎、ってのと
同じようにできたらいいのにね」という趣旨の文を書いた。
じつは同じ立場として扱われたらちょっと個人的に嫌かなと思って書くんだけど、
上のように書いたのは、「生産性の低い人たちがいらない」という
考えからではないです。
だって、生産性ってだれがはかるの? 「おまえ仕事が遅いし使えないし、
ろくに勉強してないから、この案件ほかの奴に頼むことにしたわ」とか
まあ、生まれ育つのに、あと、死ぬまでを生きるのに、標準よりもやたら
お金がかかる人たちっているよ。でも、前のエントリーにも書いたけどさ、
「障害があることと、幸せになれるかどうかということとの間に関係はない」
んじゃないかな。もしあなたが健常者ならさ、こう言い換えてみようか。
「ある特定の仕事ができないことと、社会人生活を幸せに送れるかどうか
ということとの間に関係はない」
そうじゃない?
これは本人もそうだし、本人をとりまく人たちもそうだと思う。まあ、
困難はあるかもしれないけれど、乗り越えられる場合だってあるし、
乗り越えられない場合は、運が悪い人生だったんだろう。(身近なケース
なら、「日本に生まれてなければ」とか、「男/女に生まれてなければ」
とかいう場合、運が良ければ、前者は海外へ引越し、後者は性転換手術
で解決できるようになってきたよね。ここで言う運はお金とイコールかも
しれないが....。)
なのに、国家というやたらめったらマクロな視点から「『弱者』は
財政問題の要因となるので自然淘汰されるべき」って言っちゃうのは
どうなの? 国民主権なんだから、国民の福祉にも目を向けたほういい
はずだよね。
もちろん、この意味で、「尊厳死を選びたい」とか、「脳死だったら
臓器提供したい」とか、「高齢出産になるんで、できたら体外受精
の際には『いい』卵子だけ選んで、着床以降、障害児とわかったら
堕胎したい」とかいった「選択肢」を残すってのは、いいと思う。
とはいえ、やっぱ超低体重児の出産は問題だよな。「合法的に命を
絶てない」じゃない。尊厳死なら本人の意志がわかるけど、超低体重児
の場合は本人の意志確認なんてできないからね。つまり選択肢がないって
ことになる。(これについてはまだ不勉強なんでもうちょっと勉強
してから改めて書こうと思う。って、便乗してごめんなさい。)