元旦に高齢者虐待を知りその大阪府M市の休日深夜用の電話番号に通報した。
→メールした。
■私のメール
1月2日 (4 日前)
To kousien
通報内容:
M市のマンションにおいて高齢男性が配偶者から虐待を受けており生死に関
わる状況を通報した。
現在大阪府外在住の私はこのマンションに親族がおり1日昼にこのマンションを訪れた
。
エレベーターを待っていたがエレベーターのドアが開くと中からまず高齢女性が出てき
た。
中に高齢男性が這いつくばっており高齢女性が「他人が待っているから早くでてきなさ
い」と叱る。
すると高齢男性は這いながらエレベーターから出てくる。立てない模様。
手伝うことにして「肩につかまってください」と呼びかけるがうめきながら私の頭にし
がみつく。
高齢女性が「それは頭。肩よ肩。」と叱りつけるのみで手伝おうとはしない。
高齢男性は薄いカバンを脇に抱え錆びて折れたビニール傘を2,3本持っているので私
が高齢女性に持つように言ってようやく持っただけ。
脇に頭を入れて体ごと抱えてマンションの廊下を歩いて玄関まで運んだ。
その時ようやく気付いたがホームレス特有の尿のきつい臭いが男性の体から漂いまた服
もかなり汚ない。
玄関まで行くと玄関ポーチはボロボロの服や毛布や空き缶やゴミ袋があふれている。
室内まで運び入れるつもりだったが高齢女性から玄関ポーチで座らせてくれということ
だったのでそこで降ろして去った。
その後に私の親族に聞くとあの夫婦についてはマンションでは以前から有名とのこと。
高齢男性はマンションの室内に入れてもらえず玄関ポーチで外飼の犬のように寝泊りし
ている。
朝になればマンションの外へ出かけ夜に帰ってくる。帰ってくるのは玄関ポーチであり
室内ではない。
食事は外でパンを食べているとのことで栄養もへったくれもない。
トイレはマンションの管理棟にトイレがあるのでそこを利用しているらしいが今日のよ
一時期このマンションの廊下で立小便の跡が見つかり禁止の張り紙が廊下にしてあった
同じ階の住人数人があんまりだということで抗議に言ったが「我が家のことだから放っ
といてくれ」と高齢女性に言われ、住人ももう関わり合いにならないことにした。
この夫婦には子供が二人居たが成人してこのマンションには住んでいない。
私は親族への挨拶を済ませて大阪府外へ帰宅したが、あの高齢男性が気にかかり以下の
理由で地域包括支援センターに高齢者虐待として匿名で通報することにした。
・夫婦でありながら女性が室内で暮らし男性は玄関ポーチで寝泊りさせられているので
・私は素人だが肩を貸した時の状況や親族の話から考えると認知症などの精神障害では
ないのか。少なくとも会話が成り立たない。
・公的機関への通報や相談はあったのかもしれないが、もはや同じマンションの住人が
関わりにならないと決めていることから公的機関は現在何も対応していないのでないか
。
・厳しい寒波がきており1日の夕方から雪が降り始めていた。薄い服装からみて玄関ポ
ーチで過ごしていては今晩でも凍死の恐れがある。保護が必要ではないか。
・匿名の理由であるが、通報した私の情報は守られるとのことだが残念ながら機密漏洩
の不祥事が新聞を賑わす時代であり、親族がマンションに住んでいるので万が一でもば
れることは避けたい。
電話対応していただいたTさんにこの内容を伝え名前は申し上げられないが携帯電
話番号だけお伝えした。
高齢男性は健康状態も良くないように思えたためこの寒さで今晩でも凍死の可能性があ
る。
理由は匿名では地域包括支援センターから警察への通報はできないと言う。
しかし大阪府のサイトの高齢者虐待防止への取組のページにはこうある。
>「もしかして?!」と思ったら勇気をもって市町村・地域包括支援センター等の相談
>(高齢者虐待防止法では、市町村が高齢者虐待防止の責任主体と位置づけています)
にもかかわらず虐待防止の責任主体の大阪府M市の窓口が一緒に考えた答えが
「通報者が再びこの複雑で長い同じ内容を警察に電話する。なぜなら匿名だから」。
こういう典型的な「たらい回し」に付き合っている状況ではない。
警察では事件性が無ければ動いてくれないのでないかと思うから高齢者虐待防止専門の
玄関先であの高齢女性が適当なことを言えば民事不介入の警察を追い返すこともありえ
る。
だから地域包括支援センターから警察への通報というパイプを利用したい。
このことをTさんに伝えたが「お名前を聞かせていただかないと」の一点張り。
「この会話内容の録音を橋下大阪市長のツイッターにメッセージ送信する」
と伝えるとTさんの答えが変わった。
「お客様に誤解を招いてしまいましたが警察へはこちらから通報いたします。ご報告は
どういたしましょう」
良い悪いに関わらず結果は同じマンションの親族に教えてもらうと答えて報告はお断り
した。
しかし、M市のサイトを見ているとこのメールアドレスで福祉保健部高齢支援課から
回答をいただける旨を書いてあるのでメールにて行政としてどう対応したか報告をいた
だきたい。
追伸
M市だから大阪市長は直接関係ないはずだが解決しないのなら一つの手だと考える。
以上
M市役所 高齢支援課 kousien@city.略.osaka.jp
To ○○
このたびは、高齢者男性につきましてご通報いただきまして、ありがとうございました。
高齢支援課に送信いただきましたメールは、本日1月5日(月)に確かに拝読いたしました。
返信が大変遅くなり、申し訳ありません。
ご連絡いただきました高齢のご夫婦につきましては、所管であるW地域保健福祉センター内のY地域包括支援センターに確認したところ、以前より把握しており、地域からの情報も得ながら、定期的に状況や意向の確認を行っていることを確認いたしました。支援の方策につきましては様々な方向から検討し、ご本人にもご家族にもご提案と説明を繰り返し行っている状況です。
お問い合わせにありました「通報による警察対応」の内容及び「高齢男性への支援の経過」につきましては、個人情報保護の観点からその内容をお伝えすることはできませんが、今後もご本人の体調や判断能力について確認、見守りを行うとともに、対応を継続してまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
なお、W地域保健福祉センター内にあります、Y地域包括支援センターの所在地等は以下のとおりです。
よろしくお願いいたします。
担当:A