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2024-03-10

anond:20240310142713

からといって左派が働いてるわけじゃないからなあ。自民党以外だと保守系無所属ばっかなのが答えだと思うわ。今も左派系は田舎じゃ全然信用されてないんだよな。

2024-02-05

京都市長選雑感 立憲と共産が組めない理由善戦ではなく惨敗

京都市長選挙が終わった。

自民党公明党の国政与党だけでなく立憲民主党国民民主党といった野党からの推薦を受けた松井孝治氏が当選し、共産党などの支援を得た福山和人氏などが落選したとのことである

SNSを見ていると、主にリベラル左派と見られる人たちから立憲民主党への批判の声が非常に大きい。そりゃ共産党立憲民主党共闘していれば勝てたかもしれない選挙、そう言いたくなる気持ちもわかる。

だが、少しでも京都政界について関心があればそれは極めて困難(多分関係者鬼籍に入るまで不可能)なことがわかる。中高年以上の京都人には半ば常識だが、全国的には有名でないだろうから選挙も終わったことだし残しておこうと思う。

過去京都市長選(新人同士)と今回

2008年 

門川大作 158,472票(自民公明民主社民推薦)

中村和雄 157,521票(共産推薦)

※その他保守系無所属村山祥栄が8.5万票ほど

1996年

桝本賴兼 222,579票(自民公明・民社・社会推薦)

井上吉郎 218,487票(共産推薦)

1989年

田辺朋之 148,836票(自民公明・民社推薦)

木村万平 148,515票(共産推薦)

※その他社会党と社民連推薦の中野信夫が7万票ほど。

1981年も大激戦だが省略)

票差は951票、4,092票、321票で御覧の通り激戦続きだ。

今回は非共産で有力候補が三分裂しており、過去よりも共産党有利だったはずが16,251票もの差がついてしまった。

これまでの京都を知らない人からすると善戦に見えるかもしれないが、政府への批判が強まる中でのこの結果は、共産党の側からすると惨敗と言わざるを得ないだろう。

共産党立憲民主党が組めない理由

全国的に、地方首長選では非共産相乗りすることが多い。

今回もその形であり決して珍しくはないが、他地域ではリベラル左派相乗り候補もちらほら見られる中で京都ではそれが望み薄だ(国政選挙ならともかく)。

理由部落解放同盟に対する態度だ。

元々京都では共産党が異様に強い。それは何故か。その大きな理由の一つが、部落解放同盟に対する優遇に対してハッキリとNOを言っていたのが共産党だったからだ。

京都市◯◯局の職員は△△地域出身じゃないと採用されない」

京都市◯◯局の職員覚醒剤で捕まりまくってる」

「ある地域には高級車が路駐されまくってるが通報しても警察は取り合ってくれない」

別に働いていて高給を貰って高級車を乗り回しているのに生活保護も受けている」

エトセトラエトセトラ(このあたりは寺園敦史氏の【だれも書かなかった「部落」】シリーズに詳しい。そういえばこれもかもがわ出版共産党系か)

当然他の住民たちは不満に思う。その支持が共産党に入っていったわけだ。

そしてこの部落解放同盟支持基盤にしていたのが旧社会党であり、立憲民主党にもその流れが多く入っている。

京都ではこの部落解放同盟旧社会党)と全国部落解放運動連合会共産党)(現在全国地域人権運動総連合)が文字通り血みどろの争いを繰り広げていた歴史があり、彼らが生きている間は感情的しこりがあるため共闘は難しいだろう。

京都特殊事情実例

今回の選挙福山氏(共産党)が勝った区は北区上京区左京区だ。特に左京区圧勝と言って良い。

この3区は京都でどのような地域か。

いずれも京都北部で、京都御所近辺であり、どちらかというと裕福であったり誇るべき歴史(やんごとなき一族)であったりする人たちが住む地域だ。(北区左京区はやたらと広いが、人口密集地に限ればこのとおり)

このあたりからも、「過去共産党部落解放同盟の横暴から護ってくれた記憶」が連綿と続いていることが見て取れる(逆に京都市内で差別されてきた歴史を持つ山科区伏見区南区あたりでは惨敗なのもわかりやすい)

京都特殊事情実例

例えば1996年井上氏の選挙公約はこれだ

今こそ京都市政を改革

 今の市政は、大企業や「部落解放同盟幹部にばかり顔を向けています

(略)

②ゆがんだ同和行政をただし一般行政へ移行。ポンポン疑惑解明。

なんと一言目に部落解放同盟へのあり方批判、具体策でも二番目に同和(部落行政批判だ。わかりやすいね

雑感

こういった歴史を持ちつつも今回共産党惨敗となったのは、当時の記憶を持つ人が少なくなっていった、すなわち京都での共産党人気の低下をあらわしているように感じる。

追記

近畿エリアにおける解同の持つ利権てのは、住民ではない人間には実感しづらい 奈良役人の件もソレがらみだと読んだが

奈良職員上司に「違法だ」と進言したら逆に低評価を受けた案件だね

事情がまったく見えてこないので妄想しかできないけど

上司「んなこと言われてもこの事業切ると俺の命がやべーんだよ」

くらいのことはあっても驚かないね

2023-07-31

(立憲)民主党国政選挙の過度の重視戦略が失敗だったのでは

現実直視しなければ「維新の強さ」はわからない 松本創氏が肌で感じた大阪の期待と熱狂

”かたや、例えば大阪10区で敗れた立憲の辻元清美氏(現・参院議員)は、自公政権批判国対委員長としての実績に時間を割いていた。国政選挙から国政を語るのは当然なのですが、普通市民感覚から抽象的で遠い印象がある。地方行政を握り、生活に近い具体的な施策を語る維新演説の方が響くんですね。”

旧民主党からずっと(コア支持者も含めて)この体質は変わらないな。

三年前に書いた増田https://anond.hatelabo.jp/20201228171117

地方有権者は国政の問題より、自治体運営実績を判断基準にしている人がけっこういるのだけれど、この層をほとんど取れていない。例えば2019の統一地方選の結果(リンク先)見れば一目瞭然で、対抗軸自民VS自民(県連)かVS保守系無所属ばかり。

元々民主党国政選挙のための政党で、地方国政選挙の下請くらいの扱いをされていた。例えば2009年地方選ではその地方問題ではなく政権交代を中心に訴えたし、国政候補者選定も地方議員からの抜擢より公募が重視された。そのうえ政権喪失後は中央で数合わせの離合集散するたびに、地方組織ダメージを受けて立て直せないまま弱体化していった。

政権を失ったあと民主が取るべき方針は、地方組織を地道に構築して知事の座を取って実績を積むことで、野合して看板掛け替えることではなかったんじゃないか自民が強くなったわけじゃない。保守系無所属知事の増加が、「自民野党も支持できない(でも強いて言うなら民主以外)」って声の反映だと思うし。

2022-07-03

表現の自由を守る活動も結局N国みたいに地方議員を増やしていく方向もやったほうが良いと思うんだよな

これまで手弁当ロビイングしてたけど、議員になって報酬を得れないとそろそろ限界・・ってなるのなんてだいぶ前からわかりきってたことだったろうし。

しろたまたま有名漫画家で財力があったか本来よりも長く無報酬でできる期間が長くなってしまったぐらいの状態ではないかと。

そりゃ地方議員では国会議員に比べたら報酬権力も少ないのかもしれないけど、完全な一般人よりはマシなわけで。

失礼な言い方かもしれんけど、NHK批判だけですら地方議員を40人とか集めた上で参議院選挙に挑んでいたわけで。

勿論AFEEの主張に賛同している地方議員候補予定者を数えれば数はたくさんいるんだろうけど、

立憲民主党地方議員自民の比例から出る候補応援をするわけには行かないわけで。逆も同様。

から、それぞれの「表現の自由陣営表現の自由のために地方議員を乱立させるってことをしたほうが良いんじゃないかと思う。

元々議員やってた人を引き込む系の今のやり方ではない、落下傘ワン・イシュー地方議員乱立。

できれば自民党で。……と思ったけど、そもそも公認がもらえるのかどうかって話になるんだろうなと。

まあ厳しいだろうから保守系無所属」とかで。それこそN国の「梅選挙」の類をやるぐらいがいいんじゃないかと。

2021-07-10

anond:20210710103913

無党派層と言ったって別に全員が全員まったく政治的な考えを持たないとかではなくて

それこそ地方議会無所属を支持してるみたいなのもその選挙においては無党派層的な扱いになるとかじゃないんだろうか

そういう層の投票が増えても、結局保守系無所属とか、革新系ではあるけど国政野党とは歩みを合わせないとかの議員が増えて、野党のためにはならん気がしてた。

2020-12-28

民主党地方組織

なぜ自民がどれだけダメでも野党特に民主)に票が流れないのか、の話がここんとこバズっていたけれど

イデオロギーの話が多くて、割と重要だと思うのに地方組織の話があまり出てこないので、私見をまとめてみた。

地方有権者は国政の問題より、自治体運営実績を判断基準にしている人がけっこういるのだけれど、この層をほとんど取れていない。例えば2019の統一地方選の結果(リンク先)見れば一目瞭然で、対抗軸自民VS自民(県連)かVS保守系無所属ばかり。

https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_election-local20190408j-01-w600

統一地方選はそれだけで普通知事選より8%投票率上がるから本来野党に有利なはずなのに土俵にすら上がれていない。知事のうち野党系(民主以外&元野党無所属も含め)は相乗りまで加えても11山形岩手東京埼玉大阪静岡石川長野滋賀愛媛沖縄)。民主除名→自民推薦の青森入れても12。うち、東京大阪滋賀地方政党

元々民主党は国政選挙のための政党で、地方国政選挙の下請くらいの扱いをされていた。例えば2009年地方選ではその地方問題ではなく政権交代を中心に訴えたし、国政候補者選定も地方議員からの抜擢より公募が重視された。そのうえ政権喪失後は中央で数合わせの離合集散するたびに、地方組織ダメージを受けて立て直せないまま弱体化していった。

対して自民は、この手の離合集散から無縁だったおかげで地方組織は温存されたし、影響力を失うこともなかった。公明党がいるのも大きいが。結果地方での存在感は、大げさに言うと自民系の内紛の際の数合わせのコマか、国政選挙の時だけ湧いてくる連中、にまで落ちてる。

おまけに、中央地方人材流動性自民より弱い。地方組織が弱いか地方で絵が描けず、中央から人も来ず、勝負できずにジリ貧悪循環が続いてる。野党例外維新大阪限定)ぐらいか。「大阪」があるからそれがショーウィンドウ補給基地になって中央でも存在感を維持できてる。

これらのために地方から上がってくる情報の質と量と多様性自民に遠く及ばないことも、民主政権の失敗の原因の一つになったと思う。陳情や会食もはてなだと嫌われているが、地方から情報を吸い上げるパイプにもなっているわけで、それを否定するなら代替システムを用意すべきだった。この懸念政権奪取前に一度議員秘書と話しする機会があった時に言ってはみたんだが、どうも危機感をもっていないようだった。

残念ながら、当時の民主が選んだ「生の情報不足をメディア理論代替する」方法地方との軋轢になって噴出したし、思い込みで動く口だけの連中というイメージを広めてしまった。

政権を失ったあと民主が取るべき方針は、地方組織を地道に構築して知事の座を取って実績を積むことで、野合して看板掛け替えることではなかったんじゃないか自民が強くなったわけじゃない。保守系無所属知事の増加が、「自民野党も支持できない(でも強いて言うなら民主以外)」って声の反映だと思うし。

どぶ板しろとは言わないが、特に民主系はもっと地方に張り付いて運動家以外の声を聴いて「野党地方を救える」って絵図を書いて実践する体制作れないとこの状況は変わらないし、なにかの間違いで政権取れてもまた失敗する可能性が高いと思う。

※一度再確認のため投稿直後に削除した文章の再投稿

 
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