はてなキーワード: ミソスープとは
欧米に住んでる日本人がコロナで盛り上がるアジア人差別のせいで(主に中国人の巻き添えで)被害に遭うニュース大好き。
こういう記事読むと一日心が晴れやかになる。コロナで増えた雑務でイライラする日々の数少ない癒やしだ。
ところが、仏「リベラシオン」紙のフェイクニュース検証コーナーでは、パリ警視庁が「襲撃で酸が使用されたことは確認されていない」と述べたと報じられている。
事件の現場となったパリ17区の区長は、「襲撃で酸が使われたかどうか、またアジア人差別的な性格の襲撃かどうかは現時点ではまったく確認できていない」というメッセージをツイッターに投稿し、「監視カメラの映像では告発された事件の時間と場所での襲撃は確認できていない」と付け加えた。ツイートには日本人とみられるアカウントから批判の声が寄せられている。
ところで我らが差別大国日本では何人ぐらいの中国人が病原菌扱いされてぶん殴られたの?
初期に感染爆発したイタリア人なんて毎日のように「毛唐は国に帰れ」と心無い差別暴言をぶつけられたことだろう。
変異ウィルスを日本に持ち込んだバカ記者の巻き添えでイギリス人は熱いミソスープをぶっかけられるテロに怯えて家に引き籠もる日々を過ごしているのか。
ヨーロッパの人権先進国でさえこの記事の有様なのだから日本での差別事件は凄まじい数になっているに違いない! ……そのわりには全然聞こえてこないけど。
いや、すまない。少々話を広げすぎた。
駅近くのスープ専門店のスープ、街のレストランで数百円の値段をつけられているスープ、そういった料理として十分に成立しているスープの話をしたいんじゃないんだ。
あれは美味しい。普段頼むことはあまりないが、ちょっとした贅沢として十分に食事の楽しみと満足感を増やしてくれる。
そう、スープは本来独立した一品として一回の食事に華を添え、ときに大きな満足感を与えてくれるものではないだろうか。
例えば街の中華料理屋。チャーハンを頼むとまるで当然のように黄色いスープがついてくる。
中華だしか何かで味がつけられ、申し訳程度に胡麻が浮かんでいるアレだ。
しかし、そこで出てきたのは味噌を溶かしたお湯のような液体。固形物は見当たらない。これは、ピュア・ミソスープ…?
私は軽い戸惑いを覚えながらピュア・ミソスープに箸を分け入っていく。
期待を込めて箸を手繰ると、そこには悠久の刻を超えてきたかのようなワカメがくったりとその体を横たえていた。
そうか、地球創生から長い刻を超えてやがて海が生まれ、潮が満ち、生命が生まれる。
即ち味噌の溶かされた湯は海であり、ワカメは海が創り出した生命の奇跡である。
海は生命を生み、海で生まれた命はやがてその姿を変え、あるものは肺呼吸と四肢を獲得し、またあるものは光合成の能力を獲得して地上での繁殖を開始する。それは幾つもの進化の過程を経て豚もしくはキャベツと呼ばれるようになり、今薄汚れたテーブルの上で再び母なる海との邂逅を果たしたのだ。
その日は料理をしてみようと思った。
大した理由なんてない。
いくらでも即席食品がある環境で、料理をほとんどしない俺が「自炊」というカードを切ったのは気まぐれに過ぎない。
ただ、友人のタイナイが少し前に言っていた、意識の高い自炊論をふと思い出したってのはある。
まずはスープだ。
沸騰させたお湯に、コンソメの素を溶かしてみた。
実は前に一度、わざわざ煮干や鰹から出汁を取って作ったらしいのだが、「いつもと違う」と俺たちに不評だったせいでやめたらしい。
手間と味が比例しないのは考えてみれば当たり前のことではあるのだが、評価されないことほど調理人にとってツラいことはないだろう。
だが、今回は俺が自分で作り、自分で食べるのでその心配はない。
そうやって思いふけるうちに、コンソメは見る見るうちに溶けていった。
味見するまでもないと思うが、念のため確かめてみる。
「なんだこれ……不味い」
予想外だった。
料理の失敗でよくあるパターンは、大抵「セオリーに則らない」か、「余計なことをする」かのどちらかだ。
いや、もしかしたら俺は何か見落としているのかもしれない。
書かれている説明がイマイチ曖昧だったが、どうもこのコンソメは、ミソスープでいうところの出汁的な存在だったらしい。
コンソメの素はカップスープみたいなものだと思っていたが、そういうわけでもないようだ。
それにしてもコンソメだけだと、こんなに不味いものだったのか。
だが、理由が分かれば話は早い。
要は別の味でフォローさせればよいのだ。
この間ヒートテック着てても
稲川淳二さんばりに思ってたのよ。
そしたら、
そしたらよ、
ヒートテック裏返しに着てたのよ、私。
どうりで逆に冷えて寒いわけだわ。
もう、超ビックリ!
おい!起きろ!!!
意識がどんどん薄れていく、
ワンワンワン!ほれこれ飲め!
ああ、悴んだ手で私はウイスキーセントバーナード犬を抱きしめた。
ハイボールとから揚げをグイグイ勧めてくる井川遥にも見えてきた。
でも、ここでピエール瀧ばりに井川遥をうっとり眺めているわけにはいかないの!!!
これを飲んだら温まりそう!
わーい!かんぱーーい!
うるさいやい!
ぐびびびびー!
女は無口なひとがいい!!!
ひゅーるりーひゅーるりーらら~
襟裳岬は何もないところでーす~ぅ
まるでこの街には不似合いな、
うふふ。
味噌を切らして、ワ!ショック!的な
これ美味しいわよね~。
ミソスープだけど、
具は何でもいいのよ。
ちゃんと家でご飯食べたの。
ゴージャスでいいでしょ。
食後のヒーコーと行きたいところだけど、
こういうときは、
何か果物切って、
すいすいすいようび~
今日も頑張ろう!