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はてなキーワード: ポストモダンとは

2009-10-24

10/24放送の朝生にかかわる話のまとめ。(当方は途中から視聴)

Twitterのつぶやきで「朝まで生テレビ」が盛り上がっていると知り、大体2時ごろから視聴開始。

増田は初めてなので至らない点があったらすみません

テーマはずばり「激論!若者未来はあるか?!」

議論は全体的に 若者代世代 対 大人(年配)世代という"世代間の見解の相違"といった様相。

パネリストの個々の細かい話は省略して、議論された論点について重要だと思ったものを整理。

この問題点の整理によって議論が活発になればと思います。

また、抜けている点、間違っている点などありましたらご指摘ください。

労働者より雇用が少ない

 →  財政政策では一時しのぎ

 →  「ベンチャー(雇用)を増やすべき」

 ←→ しかしベンチャーは安定雇用ではない

若者の考える社会的な問題・不満は何か?

 →  生活不安、将来不安

 →  子供の養育も金銭的に困難なため少子化に歯止めが掛からず

 →  雇用減少、ワーキングプアで若年層の貧困が増加

 →  努力しても報われない

○なぜ若者リスクをとらないか?キーワード『安心』

 →  雇用硬直によって再就職不安の懸念が強い

 →  ローリスク・ハイリターンな大企業正社員官僚

 ←→ 近年ハイリスク・ローリターンな派遣社員フリーター仕事が急速に増加

 →  ベンチャー(起業)による成功は、堀江村上の両事件で社会的に牽制された

 →  そのため優秀な人材リスクをとらない(正社員公務員に集中)

雇用硬直について

 再起可能な社会ではないためベンチャーが少ない

 →  雇用流動性社会保障の充実を

 →  再起困難性が起業抑制につながっている

 →  一度レールから落ちたら、レールへの復帰は困難

 →  失敗者にとって努力が報われない社会

社会不安、将来不安について

 →  パッチ的修正で社会が複雑化(問題が出たらその部分だけを修正して来た)

 →  しかし人生設計単線形のまま

 →  社会設計を一度単純化すべきでは?

 →  税金などの社会負担をわかりやすくすべき

○全体的な問題に対する提案

 →  地方分権によって負担や社会制度を身近にすべき

 →  政治社会制度クリーン化・可視化でわかりやすくすべき

 →  「BI(Basic Income)」で社会福祉の問題を単純化すべき


追記:10/25 2時くらい

放送から一日たった今でも、Twitter上でハッシュタグの利用による議論や、パネリストとして参加していらしゃった東さんご本人が補足で発言されるなどで盛り上がりをみせています。

しかしBI論や東さんの新しい政治システムについて詳しく載せると、朝生で問題とされた議論の論点がぼやけてしまうと思い、今のところ控えようと思っております。

(実際のところ、自分自身に詳しい話が出来るほどの知識を持ちあわせないことが一番の要因ですが・・・。)

さらに追記:10/26

Twitter上での東さん、濱野さんたちの直接民主制集合知などについての発言のまとめが出来ていました。

関連リンクトラックバックも随時追加させていただきます

J-CASTニュースネットがあれば政治家いらない」 東浩紀SNS直接民主制」提案 http://www.j-cast.com/2009/10/24052476.html

・2009/10/23 朝生後のTwitter上での議論まとめ http://togetter.com/li/399

2009年10月24日の「朝生」は「あずまん(東浩紀祭り」だったようで http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20091025/azuman

ポストモダン要請する新たな政治パラダイム――Stakeholder Democracyという解 http://d.hatena.ne.jp/kihamu/20091024/p1

インターネット直接民主制で、そんな一気に全部解決しようとしなくてもいいんじゃない? http://d.hatena.ne.jp/katow/20091025/p1

2009-10-01

私たちは「理想ダメサヨク」を演じてやる必要があるのでしょうか…

id:ryankigzさん、id:y_arimさん、お気遣いありがとうございます。

ただ、もう、これは無理でしょう。特に数名……わかってくれる気がしない。

相手は人間だってことを、こちら側も忘れたらどうなるか……ああいう人も、それを支持する人も、それを見る人も、感情ある、それぞれの人間だってこと。

そりゃ、ああいう馬鹿げた……レイシズム丸出しのデモ主催者に名を連ねている連中は、もうダメでしょう。

でも、本当にそいつら相手でいいのか。

はっきり言うと、もうああいう在特会みたいな連中は直接相手するべきじゃないと思います。

そんなことで、無駄な行動を取る必要はないし、それで命が危険に晒されるとか、バカでしかない。だから「これはひどいタグつけたんです。

やった人はそれで満足かもしれない。でもそれに何の意味が?

いましたよ、昔。

軽い仕返しをDQN的な人に仕掛けた人は。

で、結果突き飛ばされた。あんなことせずに何もしなければ、ああいう連中が白い眼で見られた、そんな状況だったのに。

同情はしなかった。でも庇った。胸倉つかまれた、殴られた。

ただでさえ嫌がらせうけてたのに、さらに酷くなった。

でも、そうせざるを得なかった。

ああいうのみたら、どう思うか。

はてサと呼ばれ、バカ扱いされるか、どっちもどっち扱いされるか、『関わらないでおこう』と思われるか。

それをするほうが悪い?

日本国民が悪い?

……そう思うなら勝手にすべきだし、勝手に思っていればいい。

だけど、今、彼らがどこに生きてるか、何を食べて何を飲んで生きてるか、考えて欲しい。

相手だって、普通人間だし、普通の感情持ってるし、普通に仕事学校行ってるんです。

もう遥か彼方行ってる人は、そんなに多くない。

相手の論調にこちらが無条件で乗る必要もない。そんなことしても意味はない。

もう付き合いきれない。

私には、無闇に反応して煽ってるだけの連中が、いつまでも罵倒し続けることのできる存在を作りたいようにしか思えない。

そんなことに意味はない。

存在を忘れさせる抗議や、もっと高次元の活動……例えば以前こちらにいたいしけりさんみたいな……など、わざわざああいう連中馴れ合いに行かなくてもいくらでもやり方はあるし、ましてこっちが向こうの「理想ダメサヨク」を演じてやる必要もない。

わざわざ向こうにあわせる必要も、向こうの次元に落ちる必要も何もない。むやみやたらに敵を作ってしまうこともない。

ガキの戯言やら、悪しきポストモダンやら、神の目線やら、お前の「一般性」やら言われるかもしれないですが、あえて言います。もっと回りからどう見られるか、回りがどういう風に動いてるか、ちょっとは考えて欲しい。

もう少し考えて欲しい。

関わらないようにしようって言うのに自分から飛び込んで、社会放任というリンチをわざわざ引き出してしまえば、本当にどうなるか。

そんな社会が悪いなど、言い訳にもなりません。

もう、政治関連なんか、真っ平です。言いたいこと言わせていただきました。

いい逃げとでもなんとでも言ってくれていいです。

もうしばらくすれば、はてなアカウントも削除します。

……もう、正直この手のことには係わり合いになりたくない。

薄々、感じてはいたんです。もう、こんなところでやっても確かに意味はないし、何もならないってことは。

ろくに読み返してもないですし、意味のわからないところもあるかもしれませんが、もういいです……。

2009-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20090903213552

http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20080224/p2

宇野:「ゼロ年代の想像力」というのは、一言でいえば郊外化に象徴される小泉ポストモダンの進行問題なんですよね。物があっても物語がない時代についての話。

2009-07-21

平川哲生「川の光リアルタイムtwitterコメンタリーまとめ (1)

Mon, Jul 20
  • 07:59 幸か不幸か起きていますので、アニメ川の光再放送に合わせてtwitterコメンタリをやります。どこまで書いていいのやら、なにを書いたらいいのやら……。タイピング速度もあるので、ちょっと下準備をしておきます。
  • 08:00 remove覚悟の上で連投します。最初にあやまっておきます、すいません。
  • 08:30 ニュースの放送中ですが、のんびりと、アニメ川の光』のtwitterコメンタリをはじめます。原恵一さんには「すべて正直に言え/書け」と言われているので、たぶん、ぶっちゃけ話もします。
  • 08:31 アニメ川の光』は、6月20日の本放送、28日のBS再放送今日は再々放送になります。本放送の視聴率はふるわなかったのですが、反響の多さから、このような短いスパン再放送になったと聞きました。涙がちょちょぎれるほどうれしいです。みなさま、ありがとうございます。
  • 08:32 まずはじめに、演出未経験の私がなぜ監督に抜擢されたか? メディアでは「原恵一さんの推薦」と語られていますが、本当は茂木プロデューサーの推薦です。原さんは「茂木が言うなら」という感じだったとのこと。私が言うのもなんですが、無謀にもほどがあります……ありがたいことですが……
  • 08:32 演出協力の原恵一さんは何をしたのか? シナリオ打ち合わせに出席して、私の絵コンテをチェックしました。通常のコンテ・チェックは監督が絵・セリフト書き消して直しますが、原さんはメモを残す。たとえば「こんなセリフはどう?」とか「アオリの構図がいいのでは」など。
  • 08:33 その後あれこれ相談して、私がコンテを清書します。全930カットのうち、原恵一チェック後に修正したのは、だいたい50カットほどだったと思います。放送後、私が「作品に原さんのテイストを感じた人が多かったみたいですよ」と伝えたら、原さんは複雑な心境だったようです。
  • 08:34 とはいえ原恵一さんの役割は小さくありません。私はチェックに通るコンテを意識したので。1カットだけ流背(専門用語です)を使おうと思ったら、「これキライ」とメモが書かれていて笑いましたw。キライって……。あとNHKエンタープライズ・廣岡篤哉さんのコンテチェックにもお世話になりました。
  • 08:35 脚本吉岡たかをさんが第三稿まで、私が第四稿を書きました。第四稿は絵コンテを想定して、プロット整理やセリフ改変など、大幅に書き換えたため、部分的にシナリオ打ち合わせの内容を無視する形になってしまい、いろいろ申し訳なかったです。この作品台詞ミス(後述)は私の責任です。
  • 08:35 はじまった!
  • 08:35 冒頭から音楽がいいですねー。レコーディングに立ち会いましたが、栗原さんはその場でがんがん楽譜を修正するんです。音のニュアンスもどんどん変える。楽器奏者はそれに柔軟に対応する。鳥肌モノでした。私は8トラックMTR宅録少年だったので、夢の現場でした。
  • 08:36 原恵一さんも言ってましたが、この作品シナリオ打ち合わせは、とても良かったと思います。アイデアがたくさん出て、それを可能なかぎり活かすようにしました。私は初監督なので知らないのですが、生産的でないシナリオ打ち合わせも多いとのことです。
  • 08:36 動物といえば「丸くなる」作画! でも、これは実は原作どおりだったりします。
  • 08:36 75分の作品なのでB級の系譜は少し意識しています。シーゲル、リュイスなどですね。結果、フォードホークスへのいびつな愛情のしみこんだ作品になったと思います。宮崎駿さんへのいびつな愛情もあり、お父さんのヒゲいじり癖は、これです http://tinyurl.com/kmxl8z]
  • 08:37 こういうところは演出家にとっては大問題ですが、視聴者の方はぜんぜん気にしなくていいと思います。いちおう、せっかくなので、書いておきます。ただ、やっぱり、この作品の演出は映画っぽくはないですね。当時の私は、CMなしのテレビ75分を見せきることを意識していたんだと思います。
  • 08:38 いやあ、声優が豪華ですねー。お父さんの台詞「お前が食べ過ぎなきゃね」は原さんのアイデアですよ。
  • 08:38 ペットボトルあたりの美術男鹿さんです。ふつう背景は美術ボードに似せるものなんですが、もう完全に男鹿流ですね。すばらしい。ありがたや。美術監督稲葉さん、日野さんは「男鹿さんの絵はまねできない」とか「あの絵は、音楽ライブみたいに、再現不可能」と言ってました。
  • 08:38 うう、書いてると見れない。見ていると書けない。コメンタリってむずかしい……
  • 08:39 画面がロングショット主体なのは理由があります。アップ主体のネズミ目線は、地面などの一部しかフレームに収まらず旅の感じが出ないこと。ネズミ目線が面白いのは20分が限界ということ。『ガンバの冒険』の手法を避けること。作画が楽なこと。結果的に美術の負担が大きくなってしまいました。
  • 08:40 金田朋子さんの熱演が! 人差し指くちびるにあてて、ぶるぶるさせて「ぶくぶく」の声を出してました。
  • 08:40 滝に落ちたチッチが浮かび上がって、タミーに助けられるあたりの原画は、加藤寛崇さんです。制作さんに「ちゃんとチェックしてください」と笑われ、私は「完成画面で楽しむからいいのだ」と答えたほど、ノーチェックで通せる、すばらしい原画でした。作画マニアは要チェック。
  • 08:41 現実のタミーは来客に頭からどーんと突っこんでくるお転婆な犬なのですが、平野綾さんはその感じをうまく出してますね。かわいい。タミーは最初・中ごろ・最後と短い出番ながら、印象に残ってもらう必要があったので、華のある平野さんにぴったりだったと思います。
  • 08:42 レイアウト、アイレベルが変だったりしますが、わざわざ変な感じに描いてください、と指示した結果だったりします。数えてませんが、レイアウトは6割くらい自分で描いたと思います。
  • 08:43 Aパート絵コンテの軸がぶれてます。まだスタイルというか、基調というか、トーンというか、そういうものを模索しているような印象。旅立つまでに14分しか使えなかったので、詰めこんでるのは仕方ないとしても、構図、カット割り、いま見るとつらいです。出発したBパートからマシになるような……
  • 08:44 山寺さんのお父さんはいいですねえ。少し頼りないけど、やさしいお父さんの感じがすばらしい。山寺さんは、あっという間に指示に対応できて、プラスアルファで演技を加えてもらえるすごい方でした。私は、山寺さんなら『御先祖様万々歳!』の多々良伴内の役が好きです。
  • 08:45 「川はタータの母だった」と原作では地の文で直接描いていますが、どうやってアニメ化すればいいのか、迷いました。結果、ごうごうという母体のような音にしてみました。こういうのってむずかしいですね。
  • 08:45 木が切られるあたりから、夕方まで、原画は黒柳トシマサさんです。若いし、うまいし、イケメンだし、まったくもってけしからん原画マンです。ありがたや。
  • 08:46 爺さんネズミ役は青野武さんですよ! なんという贅沢! マイケル・ペイリン! 青野さんの声は「きこりの歌」つながりで、この直後の切り株の場面に進む伏線なのです(嘘)。
  • 08:47 環境破壊はいま、たくさんの説が入り乱れている状態で、とてもアニメでは扱えません。もし扱うとしたら、ロンボルグ的な視線も入れて「近視眼的にならないよう、真剣に考える必要がある」くらいの主題になると思います。問題意識は高まっていくでしょうし、これから扱われるべき大きな主題でしょう。
  • 08:47 護岸工事環境破壊か? 答えはNOだと、視聴者の私は思います。監督の私は、巣が壊されるショックを描くために、悪者あつかいする必要があると考えていたようです。
  • 08:49 折笠富美子さんのタータはいいですねー。原作はタータが主人公なんですが、アニメはチッチの活躍が増えてます。が、折笠さんの演技で、タータが前に出てきたように感じました。
  • 08:49 三匹が並んで走る場面(3カット兼用)と、イタチに襲われる場面の原画は植村淳さんです。ありがたや。ネズミの走りは、急ぐときは2コマ中2枚、通常は3コマ中2枚。動物の走りはパターンが少ないので、ガンバに似ています。植村さんのところは2コマ中3枚で、空中ポーズが入ります。
  • 08:49 ちなみに原恵一さんは、当初、このイタチを中心にした物語を考えていたようです(原作にもある)。それじゃガンバになってしまう、という理由で、いまのような形になりました。それくらいガンバは恐ろしい作品なのです。アニメ史に向き合うなら、これ以外の選択肢はなかったと思います。
  • 08:49 夜、根で三匹が寝ているカットは、写真をそのままレイアウトに使ってます。写真レイアウトに使ったのは、自然物では、ここと冒頭の川の3カットのみ。バス車内はさすがに写真レイアウトが多いですが、ほかは基本的に写真は参考程度にしました。
  • 08:50 自転車のかげに隠れて走り、猫を避ける部分は、某映画からアイデアをいただいてます。
  • 08:50 チッチの「え~、もう旅行おしまい?」という台詞は、原恵一さんのアイデアをいただきました。前述の「お前が食べ過ぎなきゃね」といい、なんか、原さんらしいですよね。
  • 08:51 ドブネズミたちに会ってから、チッチが転ぶまでの原画は、石井邦幸さんです。丁寧な仕事ぶりで助かりました。かなり立体的に描く方で、ほかの原画とは耳の形などがちがいます。
  • 08:52 ドブネズミたちについて、原恵一さんは「聞き分けのない乱暴ものが良い」と考える。私は「話せば通じるやつらであってほしい」と考える。ここらへん好対照ですね。いろいろ話し合った結果、原さんの方のプランにしました。
  • 08:53 クマネズミは、人間を利用して、レストラン自動ドアを出入りするみたいですよ。能力が高すぎる。
  • 08:53 つるや食堂は、松浦さんの小説半島』から名前をいただきました。『半島』に登場するつるや食堂はもう少し小ぎれいだと思うんですが、アニメではネズミが出てきてもおかしくない、時代がかった建物にしました。
  • 08:54 ドブネズミがトリモチにかかるアイデア原恵一さんのものです。
  • 08:55 赤い郵便ポストあたりは、レイアウト、BGの兼用を考えて脚本を書いてます。涙ぐましい……
  • 08:55 まあ、ぶっちゃけホークスです。
  • 08:55 子供たちが排水溝を泳いだり、グレンに誘われるまでの原画高野登さんです。私は高野さんの原画が好きなんですよ。ベテランの風格といいますか、シンプルかつ的確で、まちがいようのない原画、撮影指示、タイムシート。完成画面では伝わらない部分ですが、とても頼りになるうまさです。
  • 08:56 ベテランの風格は、この作品では、山内さん、高野さん、山崎さん、小野さん、寺田さんの原画で見ることができます。ありがたや。作画マニアの方々は、作画の実作業を経験してないと判別がむずかしいのですけど、ぜひこういう原画のうまさにも注目してみてください。
  • 08:57 横向き歩きのリピート作画、スライドは、単純ながらいちばんのリテイク回数でした。前足にあわせると後足がすべり、後足にあわせると前足がすべってしまう。むずかしいもんです。
  • 08:58 図書館のCパートは、鏡・ガラスモニタピアノ、逆さまの本『川の四季』、逆卵型の下水道。ねちっこく反転・反射を描く画面構成です。主人公たちが屋上に上がるまで、カメラ建物の外に出ません。図書館は窓ガラスポイントになるので、モデル杉並区図書館にしました。
  • 08:58 グレンの登場から別れまでが約11分です。テレビシリーズの半パート分。短い場面ですが、大塚明夫さんの演技がすばらしく、印象に残るキャラクターになったと思います。ちなみに原作のグレンは、ソシュール以後のポストモダン社会に生きる人間の苦悩を理解しているような、賢者ネズミです。
  • 08:58 収録は一日で終わらせる強行軍でした。お昼の弁当休みも早くすませよう、「30分くらいか?」と話していたところ、大塚さんがあのいい声で「15分だ!」と勇ましく叫び、笑いをとってました。大御所声優さんたちは、技術も一流ですが、現場の雰囲気づくりもすごいんですよね。勉強になります。
  • 08:59 大塚さんマジでかっこよすぎるぜ……
  • 08:59 鏡やモニタに映るグレンは、やっぱりアングル的におかしいですね。絵コンテに「おかしいですが堂々とやりましょう」と書いたのは自分ですが…。当時の私は、リアリティに足を縛られて窮屈な演出をしてはならぬ、などと考えていたんでしょう。視聴者の私は全体的にそういう傾向を感じました。
  • 09:00 原作のドブネズミ帝国が削られてしまったので、いちおう「なかにはいいやつもいるんだ」という台詞を入れました。ここらへん、面白いところなんで、ぜひ原作もお楽しみください。
  • 09:01 グレン大塚さんと、タータ折笠さんのからみは抜群ですねー。いいわー。
  • 09:01 「そうなんじゃないか」とか「そういうことなんじゃないか」は、松浦寿輝さんの作品にたびたび登場するので、グレンの台詞にしてみました。
  • 09:03スネークならダンボールに隠れるはず」という感想に笑いました。勉強不足でしたw。ただ、ハンカチに隠れるのは、バスの場面でタオルに隠れる伏線です。
  • 09:04 チーズケーキ番長なのに、ショートケーキを出しちゃって申し訳ありません。チーズケーキって絵にならないんですよね……。まあ、食べるほうとしてはそこがいいんですけど……
  • 09:05 給水機は原作になく、水の音、母の音、抱きつくタータ、川への思い、みたいなことをまとめて表現しようとした結果です。ここらへんはコンテを描いてうまくいったかも、と思いました。
  • 09:06 大塚さん……。
  • 09:07 シンメトリーの構図は、右を描けば左は反転してトレスできる、一枚描けば裏返しトレスで別カットも完成、という効率重視のために採用してます。みみっちいですね……
  • 09:08 図書館からの大俯瞰のBGは5回くらい兼用します。大変なカットはとにかく使いまわす。エコロジーであります。
  • 09:09 逆卵型の下水道、ここの背景は稲葉さんの担当です。描きこみすぎ!ありがたや。
  • 09:10 「あの雫が落ちたら」あたりは原作にありません。原恵一さんに「別れの場面をもっとじっくり」と言われたので、あれこれ迷って、こうしてみました。
  • 09:10 下水道プラットフォームあたりの背景は草薙の方が担当です。とくにマンホールがかっこいい。「クオリティが高くて驚いた」と美術監督の若いふたり、稲葉さんと日野さんも言ってました。私も上がりを見て驚きましたね。ありがたや。
  • 09:11 鉄砲水あたりの作画は、4カットほどが沓名さんの原画です。ここらへんは担当原画がとびとびなので、作画マニアの方でも見分けるのは難しそうですね。
  • 09:13 下水道のDパートから、ブルーのEパートまで、クレジットにないですが虫プロダクションが作画を担当しています。が、かなり原画がこぼれたので、手分けして描いてます。私も少し原画を描きました。
  • 09:13 下水道マンホールから煙草が落ちる場面。原恵一さんは喫煙者ですが「こんなことする人はいるのか? このシーン必要か?」と言ってました。私は「する人もいる。闇にぼわっと浮かぶ光は面白い、水の勢いを表現するため、またカップ容器で流れるくだりの伏線になる」と言い張って、入れた場面です。
  • 09:14 原恵一さんに口ごたえするとは、なんとも生意気新人監督であります。しかし、ひとつの作品にふたり監督は立てないので、仕方ない。
  • 09:14 カップ容器で流れる三匹、脚本ではお父さんの「しっかりつかまってろ!」という台詞が二回連続していました。が、山寺さんは何も言われずとも的確に判断して、二回目を「ちゃんとつかまってろよ!」に変更していました。これは収録中にいちばん驚いたことです。すげえ。
  • 09:14 こういう台詞が二回連続してしまうミスは、実はけっこうやってます。すべて私のミスです。次から気をつけます(もし次があるのならば)。
  • 09:14 カップ容器からチッチが落ちてしまうあたりは、石田慶一さんの原画です。暴れん坊ですねー。びっくりするくらい枚数の多い原画で、タイムシート等もひじょうに複雑、完成するまで画面がどうなるかわからなかったんですが、ど派手で面白い感じになったと思います。
  • 09:15 ブルーのEパートは、手水鉢・猫ベッド・染料鍋と、凹のような形のものを3つ。瓦屋根と鍋蓋で抜けている上の面を覆う、という画面構成。最後に、指輪が鍋蓋の上に置かれていたのは、構成上の理由があります(レイアウトを兼用する目的もあります)。
  • 09:15 少佐ーッ!
  • 09:16 けっこう小さい紙で作画しているので、大きいテレビで見ると粗が見えますね……。
  • 09:17 ブルーの家あたりは、美術監督日野さんです。上品な感じですね。
  • 09:18 内田百間の『ノラや』をやろうとして、やめました。ちょっと後悔してます。
  • 09:19 ブルーが「白を受け入れよ」とさとすくだりは、汚れたチッチを手水鉢に落とすところ、汚れたチッチを舌でなめるところ、瓦屋根の上の場面で計三回くり返されます。ここらへんはアニメオリジナルで、原作にない場面なんですが、好き放題やってるなぁ、と視聴者の私は思いました。
  • 09:19 ブルー役の田中敦子さんの演技がまたすばらしいですね。なんというか、包容力があって、長台詞も説得力をもっています。こんなに豪華なキャスティングなら、もっと台詞を増やせばよかったですねえ。尺が厳しいため、一文字二文字の単位台詞を削ったので、仕方ないのですが……。
  • 09:20 ブルーは友達がいない、必要ない、という原作を少し意識して、野良猫を追い払う場面を入れてみました。
  • 09:20 猫ベッドで寝ているお父さんに、タータが言う「ちょっと待ってね」の芝居が、実に折笠富美子さんらしくて、すばらしいですね。ここだけくり返して見たいほど。私は『あたしンち』のみかんファンなのです。
  • 09:21 ブルーの家の台所、染物の機材がならんでいる場面の背景も草薙の方です。とても丁寧な仕事です。たくさん描きこんじゃって、ほんとすいませんでした。山本二三さんは公演で、「平川監督空間フレーム内の何も描かれていない場所)恐怖症だ」と言っていたようです。ほんとすいません。
  • 09:22 染料鍋に入ろうとするチッチをブルーがはじくところ、絵コンテでは前足だったんですが、担当原画の方がしっぽに変更していました。ブルーはしっぽの雄弁なキャラクターだったので、私は「それだ!」と思い、すんなり変更しました。
  • 09:22 私のぬるい絵コンテを適宜変更していただいた、ありがたい原画は、小野隆哉さんです。またしてもベテランの風格! 原画は演出の領域に踏み込まざるを得ない、という好例ですね。
  • 09:22 私はブルー屋根のところの劇伴が大好きなんですよ。栗原さんの曲は、楽しげなものもいいですが、せつない曲がたまりません。
  • 09:23 「やさしさのない職場だぜ……」
  • 09:24子供がいるとそれはそれで」は原作どおり。こういうユーモラスな場面、いいですよね。
  • 09:26 原作動物病院アニメでは出せないので、ネズミたちがピアスを見つけるくだりを指輪に変更して、ブルーの場面に入れました。ピアス指輪に変更した理由は、丸いこと、尻尾に通せること、いろいろあります。動物病院は登場させたかったですねえ。残念。
  • 09:27 ジョン・フォード! でも真似することにも失敗している!
  • 09:27 公園のFパートは、高低差、3の均衡、人工的な自然、という画面構成。少し欲張りすぎたかもしれません。「3の均衡」は、1・2・4のときにバランスが崩れ、何かが起きる、たとえば3人の親子が座るベンチ下にネズミのお父さんが入ると、蹴り出されてしまう、など。うーん、ややこしいですね。

増田の文字数制限にひっかかったので(2)へ続く

2009-07-08

モヒカン族」の距離感

エミリー・デシャネル

グラマー過ぎだろ。

おっさんは、ほれてしまったよね。

あの谷間に。

 

やあ。つかみから外してみたよ。

つかみたいのは、みんなのハートじゃなくて、

エミリーの胸なんだってことは、言わなくてもわかってるよな?

今日は、ポストモダン状況の進行に悩める、

はてなーのみんなに、

そのエミリーの代表作「BONES」の「Season 2」をネタにして、

いわゆる「モヒカン族」の距離感の話をしようと思う。

 

はじめに「BONES」をよく知らない人のために、

前提知識をあらかじめ書いておく。

ちなみに、おじさんは、

週末にこのドラマを鑑賞しているよ。

※※※※

BONES」はアメリカ1話完結型の人気連続ドラマ

ジャンル刑事モノで、

科学捜査で事件の真相を暴くという内容。

BONES」という題名からわかるように

法医学スペシャリストチームとFBI捜査官が主人公だ。

物語はチームの実質的リーダーである

テンペランス・ブレナン(エミリー・デシャネル)と

FBI捜査官のシーリー・ブースを軸に展開される。

ただ事件を解決するだけでなく、

登場人物たちの人間模様や、

法廷国家組織との駆け引きなどが織り込まれており、

それらの要素もドラマの大きな魅力となっている。

※※※※

上記はちょっと宣伝的な説明なので、もう少し補足するよ。

 

レナン率いる法医学チームは、

当初頻繁に「スクインツ(一般人をバカにする嫌な連中)」と呼ばれ、

頭でっかちコミュ力の無い人間たちとして描かれる。

(唯一、顔面複製を担当するアンジェラは、そうではない人物なんだけど、今回はあまり重要ではないので触れない)

物語の進行とともに徐々に彼らの人間味ある姿や成長が描かれ

「スクインツ」という言葉自体も使われなくなっていく。

で、この「スクインツ」は、

ネットスラングの「モヒカン族」が指す対象とほぼ同じであり、

科学事実ばかりを追っているがために、

人情や機微に対して鈍感(あるいは意図的に排除する)というシーンが

何度となく描かれるんだよね。

 

じゃあ、本題に入る。

BONES Season 2」では、

FBI捜査官ブースの同僚として、ティムサリバン(通称:サリー)が登場して、

ヒロインのブレナンと恋仲になるんだ。

結果を先に書くと、二人は別れるわけだけど、

そこの部分が今回書きたいところなんだよね。

 

「Season 2」の中盤で、

レナンが書いたサスペンス小説をなぞらえるように殺人事件が起こり、

レナンは責任を感じて動揺してしまうというシーンがある。

そこで、サリーはブレナンに

君は、今責任を感じている。自分の所為で事件が起こったと感じているだろう?正直になれよ。

のようなことを言っちゃうわけ。

「おい、サリー。そんなこと言ったらブレナンに殴られるぞ。俺は蹴られたいけど。」

なんて思ったわけだけど、

なんかブレナンは、しおらしくなって、

事件解決後に、「あなたの言う通りよ」なんて

サリーに言っちゃうわけ。

おいおい、成長するのは、むn(ry

 

フツーさ、「スクインツ」というか「モヒカン族」ってのはさ、

「君は、今、本当はこういうことを考えている」

「君の事は理解している」

みたいなことを言われるのが大ッ嫌いなんだよね。

藁人形論法乙」なわけですよ。

 

どうして、そうかっていうと、

モヒカン族」っていうのは、

良い悪いは別にして自分世界を持っている人たちで、

「例えるなら宇宙(そら)を翔る一筋の流れ星」なんだけど、

その世界っていうのは大抵、

客観的なもので出来上がっているんですよ。

科学とか技術とか。

というのも、

世界を構築するためには、

再現性と一般性の高い要素が必要になるからね。

だから、どうしても科学的・技術的なものに重きを置いて、

心とか気持ちみたいな曖昧一過性のものは過小評価するんだ。

共感なんて、イラネーよ、夏。なんですよ。

そういうものは「世界の境界面」の内側にしまってあって、

外からは境界面の中は見えないようにしてるわけですよ。

だって、そんなもん客観的に説明できないしね。

「客観的に説明できないものは理解する(される)必要のないもの」なんだよね。

モヒカン族」の距離感覚を考えるときは、

ここが大事なんだ。

親しくなったからといって、

境界面の内側に踏み込んじゃうと、

噛まれるわけ。

それがわかってない人は

「え、なんか、いきなり黙っちゃった?キモイ!」

とか思って、勝手に気分を害するんだよね。

それ、あんたも悪いから。

 

だからね、ブレナンとサリーの話に戻るけど、

あそこで、ブレナンがキレなかったのは、驚きだった。

法医学チームの「モヒカン族名誉族長の

ザックだったら殴ってたよね。

 

さらに、サリーは何を血迷ったか、

ボートを購入して、「テンペランス号」とか名付けちゃって、

レナンに

1年間サバティカルとって一緒にカリブ海を回ろう

みたいなこというんだよね。

なに、この、「モヒカン族」の距離感を無視する脚本

ディレクターサリーに恨みでもあるか、(この巨●ン!羨ましいぞ!)

視聴者調査の結果、

サリーは、いらない子

ってなったに違いないよね。

 

というかね、

モヒカン族」から、「世界の境界面」を奪ったら、

ただのハゲだから。ツルリだから。

いちおう、誤解なきように言っておくけど、

世界の境界面」から、

中身がにじみ出ているときもあるし、

人によっちゃ、境界面の窓を開けているときもある。

でも、この脚本はない。

イージーさを感じる。

100%振るしかないじゃん。

 

レナンに

サバティカル取ってランデブーしようぜ(キリッ」

なんて、

「お前は、自分を殺して、俺と付き合うんだ、フゥハハー!」

と言っているのと一緒なんだよね。

いくらブレナンが肉食系女子で、

セックスに積極的だからって、

それはないです。

 

モヒカン族」には、

各自勝手に縄張りを主張させて、

首輪を外して飼うのが一番いいんです。

 

というわけで、ジョッシーな皆さん、

そこんところ、よろしくね!

2009-07-04

はてな村ウヨサヨヲチスレ 17

はてな村ウヨサヨヲチスレ 17

1 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 20:54:05 ID:U0Th0+3K0

はてな村のウヨとサヨをヲチするスレです。

はてなダイアリースレから派生

前スレ

はてな村ウヨサヨヲチスレ 16

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1245008652/

はてなダイアリー

消滅

はてなハイク12

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1245517827/

▼乙女@はてなダイアリー8

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1241190620/

2 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:06:01 ID:+b5bLUaK0

hage

3 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:12:54 ID:ESoQ+mpo0

前スレの自演君はわかりやすかったなあ。F1977が出てきた瞬間に嫌韓書き込みが大量発生。

どうしてもここを在特会と同一視させたくて、F1977をダシにしようと狙ってたんだろうな。

わかりやすいというかなんというか。相変わらず連中は他人をなめすぎだね。

相手は自分より馬鹿だと思っているから、その枠内でしか自演もできないんだろうね。

いしけり先生ネタで盛り上がってるときに稚拙きわまりない醜態で実に面白かった。

4 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:18:57 ID:Vjrov0xJ0

頭のいい自演とかも紛れ込んでるのかもな。

5 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:23:10 ID:U0Th0+3K0

>>3

誰のことを言ってるんだ?

6 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:26:27 ID:+b5bLUaK0

自由帳で数学とか物理とか | 「反日上等!」と外国人差別反対デモで掲げるのがなぜいけなかったのか

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/http://hisamatomoki.blog112.fc2.com/blog-entry-499.html

y_arim コメント欄のやり取りで、別の観点からの問題点が見えてきた。あとで書くかなあ。ヒント:ネットでごく一部分だけが焦点となり、

サイバーカスケードが発生。荻上のチキくんid:seijotcpの出番だな。

東浩紀はこういう問題について

何か考えてるのかなあ

7 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/02(木) 23:29:00 ID:IBWTFFgR0

つーかさ、地下猫の新しいエントリ、あの論法じゃあ地下猫自身が

furukatsuに批判の自由を認めてないも同然じゃないの。

 A)furukatsu「tikani_nemuru_Mの議論は、公共圏の名の下に気に食わないやつを

フクロ&村八分にしてやろうという魂胆しか見えない。」

 B)地下猫:「furukatsuは議論でフルボッコにする自由を認めていないらしい。

 表現の自由を主張するくせに「この程度」か」

Aに対してBの主張が成り立つのなら、BもまたAに対して「批判の自由を

認めていない」と見なしてもいいだろう。そこにはほぼ同じ理路がある。

で、仮に地下猫がBの言説が総体としてAの批判の自由を認めていないわけではない、

と主張するのならそれはBの言説内においてAを「批判の自由を認めていない」と見なす

理路自体が成り立たないということになる。ただのアホですな。

あるいは仮に地下猫が自分はfurukatsuに批判の自由を認めないのだ、と主張するのなら、

それはつまり地下猫は自分に対する批判の自由を(たとえ相手によってであれ)認めない

ということであり、それどちらのスターリンさんか毛沢東さんですかということになるんですが。

8 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 00:15:28 ID:NnN9GEC90

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.news-pj.net/npj/uchida-masatoshi/20090225.html

破局、敵への暴力を正当化できそうな理由を見つけ目を輝かせるの図。

9 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 00:21:56 ID:VlLloTeE0

極左に居場所は無いって大学から

追い出されてる連中が何言ってんだよwww

10 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 00:56:03 ID:1nFaEM1/0

>>8

フランスじゃサルコジ

ブルカフランス共和国の領土では歓迎されないでしょう。

私たちは社会生活から切り離され、アイデンティティーを奪われた

格子の向こうの囚われの女性たちを我が国に受け入れることはできないのであります』

て言って、『共産党』のアンドレ・ゲラン議員が率先して実態調査の委員会を率いてるのになぁ

これにはどう反応するんだろ?

11 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 01:06:42 ID:h1vVAG/B0

>>3

あなたの文章のほうがはてサ自演臭いのですが気のせいでしょうか

12 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 01:43:19 ID:2IJeBejl0

>>11

もう無理しなくていいよ

13 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 01:52:31 ID:h1vVAG/B0

>>12

>>3のくどくて嫌味な書き方がはてサ臭いなと思ったんだが。

俺の勘違いだったら謝る。>>3スマソ

14 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 01:59:36 ID:NnN9GEC90

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/mujin/20090702/p1

あいかわらずのほのめかし&僕そんなこといってないおメソッド

いしけり先生は大人だな

15 :mujin:2009/07/03(金) 02:02:20 ID:WIppXF1F0

ほのめかしは合ってるんだけど、僕言ってないって何のことだ?

16 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 02:30:13 ID:2bbJAg7e0

>>7

地価猫は別に言論の自由の見方じゃないだろ。

単に国家が規制するのに反対してただけ。

17 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 03:07:37 ID:hSoJIZTI0

>>15

対立せずに気楽な場所から

足を引っ張りたいってのみんな分かってるさ。

気にするな。

18 :mujin:2009/07/03(金) 03:08:46 ID:WIppXF1F0

>>17

足を引っ張るって何のために?

あなたはオレが外国人排斥を支援したがってると思ってるんだね?

19 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 03:11:20 ID:sE2U55eXO

誰もそんなこと言ってないよ?

20 :mujin:2009/07/03(金) 03:14:37 ID:WIppXF1F0

>>19

じゃ、オレが言わなかったことにしてる言葉早く出せ。

21 :mujin:2009/07/03(金) 03:18:48 ID:WIppXF1F0

つーかさー、>>14が他愛もない勘違いしてるだけってのは分かり切ってんだから

そんなのむりくり庇い立てなんかする必要ないだろ。

「いやー、早とちりでしたw」で済む話であってさ。

負傷兵の救出に拘泥してるとお前ら部隊全滅すっぞ。馬鹿じゃね?

22 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 03:42:18 ID:3mcPsq0r0

何でも戦争に例える奴って、やっぱいつも大日本帝国マンセーとか靖国参拝支持とか言って顔真っ赤にしてるの?

23 :mujin:2009/07/03(金) 03:46:02 ID:WIppXF1F0

で、オレが言わなかったことにしてることって何だ?

足を引っ張るとはどういう意味なんだ?

24 :17:2009/07/03(金) 03:57:32 ID:hSoJIZTI0

>>18

排外的な気質がある人間が、

いしけりのロジックに思わず同意してしまってるのが気に食わないんでしょ。

ビザなし外国人の利益・不利益なんかよりも

党派的な不快感のほうが重要なんでしょ。

25 :mujin:2009/07/03(金) 04:00:35 ID:WIppXF1F0

>>24

違うね。まったく読めてないね。

そんなくだらねぇエントリなんかいちいち書くかよ。

つか排外主義者が外国人支援に同意してたらそりゃ単なる面白おかしい話であって、

気にくわないなんてことがあるわけないだろ。

オレが警戒しているのは暖かなファシズムだよ。

26 :mujin:2009/07/03(金) 04:09:14 ID:WIppXF1F0

お前らも、お前らがはてサと呼んでる連中も、

みな残らず、ハーメルン先生に踊らされてんだよ。

実務家なめんな。実務家やばいぞ。

「反日」批判も過去エントリ削除もはてな退会もすべて計算づくだと思った方がいい。

あれを本気でやってると純粋まっすぐに信じてたらダメだ。

ていうか、お前らも本当は信じてないだろう。

みんな嬉々として三文芝居に参加したがりやがる。

だれかが、だれでもいいんだが、あんなのは茶番だと指摘しなきゃならんだろ。

27 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 04:13:35 ID:h1vVAG/B0

はいはい、大人はみんな汚いですね

気が済んだらはてな村にお帰り

純粋で正義感の強いお友達が迎えてくれる

お前さんの居場所はここじゃないよ

28 :mujin:2009/07/03(金) 04:16:26 ID:WIppXF1F0

ハーメルン先生もお前らもオレも汚いんだよ。みんな大人なんだからw

オレが言ってるのは、

お前らはハーメルン先生だけが潔白だと「信仰」してないか?ってことだ。

ハーメルン先生はそこまでお見通しで、お前らを踊らせてんだよ。

いつまで踊ってるつもりだ?

29 :17:2009/07/03(金) 04:22:41 ID:hSoJIZTI0

>>25

>暖かなファシズム

ってさっぱり分からないので、きっと俺は全く読めていないのだろう。

文脈以前にそもそも

あたたかいファシズムって言葉は何なんだ?referenceでも入れてくれよ。

穏やかなファシズムなら日本語表現としてまだ分かるが

とりあえず、いしけりの言う「本当の敵は誰?」へのmujinくんの回答が「暖かなファシズム」で

いしけりの言動がそれを庇護していると言うなら、いしけりと対立しているだろ?

30 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 04:24:22 ID:h1vVAG/B0

>>28

> お前らはハーメルン先生だけが潔白だと「信仰」してないか?ってことだ。

他の人は知らんけど俺は石蹴りがヘマやったら叩くよ

だいたい「潔白」がどうこうなんて問題にすること自体が統一協会ぽくてキモい

あんたが「石蹴りは潔白じゃない」と言いたいなら叩く根拠を示しなよ

いや、そもそもスレ違いだからやっぱりいいや

石蹴り批判したければ司法板あたりにスレ立てして存分にやってくれ

31 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 04:24:49 ID:hSoJIZTI0

>>26

実務家の計算づく

というなら 迷走 もなにもないじゃないか。

地下猫みたいにいっていることが、端から意味不明になってるぞ。

大丈夫か?

32 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 04:30:22 ID:g84CKIHd0

>>26

じゃあお前がエントリ上げて指摘すりゃいいじゃん。

いしけり先生褒めてたのはここの住人だけじゃないし。

>>14の※欄では角の立たない大人(笑)な対応して、

こんなとこでいしけり先生をDisってないでさあ。

33 :mujin:2009/07/03(金) 04:30:45 ID:WIppXF1F0

いやオレはハーメルン先生には困ったもんだとは思うものの、

なにせ自分のよく分からんことは専門家に従うってのがモットーなので

オレは先生に反対したり敵視したりってことはようせんよ。

web論壇ならともかく、現場の事情なんか分かるはずもない。

そんなことよりも先生を取りまく、はてな村民を中心とする群衆が(ああ、このスレのお前らもな)

先生の吹く笛に従って大人しく踊ってることの方がよほど問題だと思うね。

天皇崩御かよ。みなでそろって自主規制かよ。コロンボ見てる場合じゃないって。

だれか一人くらい、おいこれは茶番だぞって本当のことを言わないとマズいだろ。

てか、そういうのは2ちゃんねらーが率先してやれよ。

お前らがはてな村民と一緒になって踊ってどうするよ。

34 :mujin:2009/07/03(金) 04:32:29 ID:WIppXF1F0

あ。入れちがいになってるけど、オレは先生を批判してるわけじゃないのね。

あとは、お前らは頭いいから分かるはず。

じゃーね。

35 :17:2009/07/03(金) 04:41:21 ID:hSoJIZTI0

>>33

やはり、

自分は直接批判も対立もしたくないが

後ろから足を引っ張りたい

としかいえないじゃないか。

つーか、茶番は はてさ だろ。

トリアージとか村上読まずに不買運動とかさ。

36 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 04:44:10 ID:g84CKIHd0

要はいまのはてな村は残念だといいたいわけか。

モチオみたくなってきたw

37 :17:2009/07/03(金) 04:48:22 ID:hSoJIZTI0

いしけりのはてな撤退を

いしけりによる「webはネタ」宣言

だ、という意味ならまあ分からんでもないが

mujinくんのエントリからそうはよみとれなかったよ。

38 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 04:49:24 ID:h1vVAG/B0

>>33

> だれか一人くらい、おいこれは茶番だぞって本当のことを言わないとマズいだろ。

あんたがそう思って、自分のブログで石蹴り批判というか

石蹴りの取り巻き批判?を書いたんだろ。

それではてサ以外誰も賛成しなかった、と。

それで充分じゃないのか。これ以上何を望む?

石蹴りでもぱひゅーむでも日の丸君が代でもなんでも、

自分が気に入らなければ自分の言葉で批判しろよ。

言葉に力があれば理解する奴がいるし、バカらしければ叩かれる。

賛同者がいなければそれはそれでしょうがない。

39 :mujin:2009/07/03(金) 04:52:25 ID:WIppXF1F0

>>35

お前さ、最後の最後まで党派性でしか語れてないよな。

そんな語り口は冷戦時代に置いてこい。

もはやポストモダンでさえ古いと言われてるのに、なにその懐かしソング。

せめて実在の敵と戦えよ。

いまオレが問題にしてるのはハーメルン先生その人ではなく、

「オレら」のスタンスなんだよ。あ、お前らも含む、な。

ハーメルン先生が馬にまたがりぽっこぽっこ町を去ろうとしてるってときに

お前らと来たら「残念です」「ありがとう」「おつかれさまでした」……

なにこの感動のフィナーレ。なにこの全米が泣いた

はいはいワロスワロス

あー、オレも先生には感謝したいし、web引退は残念に思ってるさ。

けど、いまのこの状態、雰囲気はちょっと異常だろ。

先生が、じゃない。オレらが、だ。

40 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 04:55:22 ID:h1vVAG/B0

>>39

ウンコ投げたかったら自分で投げろよ。

あと、あんたの言う「オレら」に俺は入れないでくれ。

馴れ合いを批判しながら勝手に馴れ合おうとするな。

41 :mujin:2009/07/03(金) 04:57:48 ID:WIppXF1F0

>>40

オレもお前も馴れあいに絶賛参加中だろうがw

なに孤高ぶってんだよ、ハーメルン退会の宴にみなと一様に陶酔してたくせにw

42 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 04:57:50 ID:AjAgRycL0

お前らもあいつらもあの男に踊らされてるんだ!

「茶番だ」って言え!お前らが率先してやれ!

なんだただのアホか。

43 :mujin:2009/07/03(金) 05:01:44 ID:WIppXF1F0

>>42

気付くのおせぇよバカw

mujinがただのアホってくらい初見で分かるだろフツーはよーw

44 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 05:20:15 ID:h1vVAG/B0

オチがついてよかったね

45 :17:2009/07/03(金) 05:21:35 ID:hSoJIZTI0

>>39

自分(mujinくん)の影を叩きたいのなご自由に。

で、

どこらへんが あたたか で どこらへんが ファシズム なんだ。

解説よろ。

46 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 05:29:43 ID:hSoJIZTI0

そもそも、web上の振る舞いが

ネタとして消費される/されてしまうってのは

いまさら言うまでも無く、みんな分かっているだろ?

2chのネトヲチ板ならなおさら。

いしけりにいざ自分が躍らせれて、

周回遅れて今ようやく気付いた、ってことか?

47 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 05:37:59 ID:h1vVAG/B0

金八先生に反抗する生徒みたいだな

「センコーの言うことに感激してる連中キモイぜ!」って

…いや、実は金八って見たことないんだけどさ

48 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 06:55:39 ID:5MtBzasD0

石蹴り一人にはてな村が崩壊させられて頭来てるんだ、mujinくんは。

確かにヲチスレ的には飯ウマな展開だってよ。

だけど石蹴りはもう消えて、また村は何事もなかったようになるんだろ?


49 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:00:42 ID:5MtBzasD0

あと、mujinが石蹴りが支持されてむかつくのはわかったけど

相手はこれだぞ?

http://h.hatena.ne.jp/keyword/反日上等!(はんにち・じょーとー!) 

http://h.hatena.ne.jp/F1977/9234070537813835613

片一方が朝鮮中央通信みたいなヤツらばかりなんだから石蹴り支持せざるを得ない

じゃないか。

50 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:04:41 ID:j8+QDKxu0

はてな村はいつもにぎやか

51 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:11:13 ID:S/lwOI2u0

まあ、mujinは、石蹴りが福耳先生みたいにはてサ基地外どもとウンコ投げ合

う展開を期待してたんだろ。

それが石蹴りは正論はき続けてヲチ板でも指示された。

自分もブログで揶揄するようなエントリーあげてidコールして挑発したものの、

穏やかに応対された。

だから、むかついて、ファシズムファシズムとさわいでいると。

52 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:22:22 ID:h1vVAG/B0

一応言っとくけど、ここで駄々こねたmujin

http://d.hatena.ne.jp/mujin/ と同一人物だという保証はない

それこそはてサネトウヨがヲチスレ撹乱のため成りすましたのかも

まあそんな可能性は万にひとつだと思うがw

53 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:32:08 ID:Bm0DW3hd0

反論及び言い逃れの手立てを完全にシャットアウトされたmujin哀れw

54 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:40:07 ID:DHlVYHAR0

なんでmujinだけいしけりを「ハーメルン先生」ってよんでるのん。

いしけりでいいじゃん。

自作の仇名をつけないと人の名前もまともに呼べない病か何かなの?

55 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:40:34 ID:95mWjVrk0

だいたい、はてサレベルが低すぎるんだよ。

猿は南京みたいに文献に依拠するテーマはともかくそれ以外ではヘロヘロ

モジは専門外の分野で俺様解釈振り回して自爆。

hokusyuとRomanceとtoledはそんなテーマすら持たずにその都度話題になってる

ネタを弄くり回しているだけ。

あとは将軍様譲りのヘイトを巻き散らかす電波と、そいつらの取り巻き使い走り

mujinは実務家怖い、ファシズムだっていうけど、そもそもこんなレベルの低い

連中がデカイ面してるのを問題にすべきだろ。

56 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:44:20 ID:+69yj7sFO

いや、mujinのやろうとしてることは理解できなくはないが、だったらそれこそ、ポーズだけでもいいから、もっとRomanceとかたしなめてみせたらどうなんだ

つっけんどんな反応しか反ってこなくて、あんたの言う所のあたたかなファシズム的雰囲気に力を貸すことにしかならんだろうけどさ

57 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:45:58 ID:VGXvMKGQ0

議論の内容で批判ができないと、語り口を問題し始めるのははてサにとっては

いつものこと。

hokusyuなんていつもそうだ。

58 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:53:31 ID:K3CL7jPNO

>>57

それなのに反在特会デモでの「語り口」が問題だと、

いしけり他に総突っ込み食らっているのは滑稽すぎるな。

59 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 07:56:32 ID:gHgVfXi00

外国人支援デモで反日上等は良くないなんて小学生でも分かるようなこと指摘

されたくらいで、石蹴りを在特会と結託しているだの決めつけたり、それに☆

をつけてまわっているような連中だぞ。

http://h.hatena.ne.jp/F1977/9236551032956114744

カルデロンのデモを批判した保守を綺麗事と罵る在特会と何も変わらないじゃ

ないか。

mujin在特会にも少しは支持がないとファシズムきもいとなる訳?

60 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 08:50:23 ID:h1vVAG/B0

http://h.hatena.ne.jp/isikeriasobi/9234070550444051157

http://h.hatena.ne.jp/isikeriasobi/9234070550613950127

石蹴りが仕事の依頼をトリアージしてると表明

はてサが噛み付くかな?

61 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 09:39:15 ID:b+TjaN5SP

>>33

>自分のよく分からんことは専門家に従う

経営学は分からんくせにトリアージには因縁つけてたおまえが言うな。

62 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 09:48:45 ID:h1vVAG/B0

http://d.hatena.ne.jp/NakanishiB/20090703/1246575377

まだ構ってちゃんを続けるのかはてサ

石蹴りがいなくなったらいろんな奴らが勝利宣言するのは間違いないな

63 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 09:52:05 ID:q1nseZ9j0

>>33

>>そんなことよりも先生を取りまく、はてな村民を中心とする群衆が(ああ、このスレのお前らもな)先生の吹く笛に従って大人しく踊ってることの方がよほど問題だと思うね。

>>天皇崩御かよ。みなでそろって自主規制かよ。コロンボ見てる場合じゃないって。

>>だれか一人くらい、おいこれは茶番だぞって本当のことを言わないとマズいだろ。

いるだろう、mujigeとかF1977とか石蹴りを偽善左翼と叫んでいるのが。

それにお仲間が沢山☆つけてるじゃないか。

>>てか、そういうのは2ちゃんねらーが率先してやれよ。

>>お前らがはてな村民と一緒になって踊ってどうするよ。

やなこった。

ここはヲチスレ。

そんなことは村の中でやれよ。

そもそも、お前は石蹴りに「私は、少なくとも対立していると考えたことはありません。」

と返されたら「対立がないとご確認いただけたので、もうそれで充分ありがたいことだと

思います。」とか※したんじゃないの?

そこで「茶番だコラ、俺とお前は対立してんのわかんねーのか」と返せば良かったのに。

64 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 09:54:11 ID:HuXrlzLM0

>>51

福耳先生だって悪質なブクマコメに削除要求をしたくらいで、

うんこぶつけ合うのが楽しいのに」とかいうロマンスお嬢さんとかには、

呆れ果てるしかなかったろ。

mujinはそもそも無学で論理的にはちゃはちゃなエントリしか書けんから、

真っ当な専門家からは相手にしようがないんだよ。

ルサンチマンの固まりが喧嘩腰で意味不明な因縁をつけるだけだからな。

65 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 10:03:32 ID:h1vVAG/B0

>>63

> そこで「茶番だコラ、俺とお前は対立してんのわかんねーのか」と返せば良かったのに。

石蹴りに文句言いたいならグジャグジャ屁理屈並べるよりも

「てめえスカしやがって気にいらねーんだよ!」

と叫ぶほうが一般人はてサ以外)に理解されやすいと思う、マジで

66 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 10:16:05 ID:5MtBzasD0

>>65 確かに。mujinは折角のチャンスを棒に振ったということだ。

>>62 どうしようもねーな、はてサは。ご本人がもう退散しますって

いってんだからほっとけばいいのに。

67 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 10:39:03 ID:uav82bEk0

>>62

flurryはブコメで「アレですよね。ある種のギャラリーのひとたちは下の、

いしけりあそびさんのブックマークコメントを読んで「さすがは実務家。戦術的

かつ礼儀正しい対応だなあ」って、戦術と礼儀の問題へとスルーするんですよ

ね?」と答えたのを、いしけりに「このエントリーには賛成しませんが、他人

の発言の趣旨を理解し一定の礼儀を守るのは、議論するうえで当然ではないで

すか?戦術も何もないと思いますが。」とド正論で返されたのを根に持ってる

だけでしょ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090614/p1

68 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 11:59:15 ID:5WVoTIaJ0

地下猫って普通の文体でも何言ってるかわからんな。

いっぱい書いてあるけど、ポルノが定義できないからある種のポルノの定義が恣意的なのもしょうがないってことなのかな。

大多数の女性が嫌悪感を感じるようなものは駄目って言ってるように見えるが、大多数の女性ってポルノそのものに嫌悪感を感じそうなものだけど。

あと性が定義不可能だから暴力と不可分とは認められないっているが、「生活必需品」が暴力の表象となってるって書いてるんだから暴力も定義不可能って言う理屈にならんか。

定義不可能なもの同士が不可分とは認められない何いってんだおまえは。

69 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 12:02:39 ID:59FdWFO7O

地下猫の猫語の「~にゃんな。」をどう訳せばいいのかいまだにわからない。

70 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 12:04:31 ID:sE2U55eXO

>>62

現場主義者は僕たちが空理空論吐くのを抑圧するのはやめてください><

ってかw

71 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 12:04:55 ID:+69yj7sFO

ああ、NakanishiBね。こいつはこの界隈でも一番救いようのないチキンだから、相手をしないほうがいいな

プライベートブクマネガタグつけまくってsk-44に注意されたり、shinichirouinabaに粘着しまくったり

72 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 12:09:06 ID:EL0/JhLY0

勝機が無いと踏んだフェミの奴等

はいしけり騒動に介入してこないな

彼女らは賢いw

73 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 12:33:05 ID:K3CL7jPNO

>>71

あったあった。「おおや大先生」だっけ?

74 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 12:59:03 ID:2IJeBejl0

>>68

>いっぱい書いてあるけど、ポルノが定義できないからある種のポルノの定義が恣意的なのもしょうがないってことなのかな。

平然と「疑わしきは罰する」と言ってるんだよな。葉梨と同レベル

ギャグを言うつもりは全然ないが、まるで話にならん。

まあポルノに関しては、児童ポルノ関連で全世界がヒステリー起こしてるから仕方ないね。

芸術作品でも単純所持禁止なら、過去の芸術作品の書き換えが必須になるわけだが。

そういう1984ワールドに住みたい連中が多いんだからもはや仕方ないよ。

75 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 12:59:56 ID:WqI3qmMm0

さて、地下猫がsk-44にフルボッコされたわけだがw

つーかsk-44って何者よ?

思考力半端なくないか?

76 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 13:07:15 ID:1nFaEM1/0

>>73

もっとも面白かったのは

http://takoashi.air-nifty.com/diary/2005/10/post_0e5e.html

のN・Bの時だと思う。

でも小田嶋に作文講座までしてもらって得したと言えば得したんじゃないかな?

77 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 13:17:52 ID:5WVoTIaJ0

>>74

今回普通の語尾(あれ文体っていうのか?)になったのでやっとわかったけど、地下猫って自分が言いたいことがわかってないんじゃないかな。

グダグダ関係あるのかないのかわからないことを取り上げてたのは読者を煙に巻くためなのかとおもってたけどそうじゃなくて単にまとまってないだけなんだろう。

公共圏で作品は淘汰されるべきなんて話だけど公共圏の定義を説明できませんとかアホかと。

>平然と「疑わしきは罰する」と言ってるんだよな。葉梨と同レベル

「公共圏」からはすべての国家権力は排除されているという設定なので葉梨とは全く逆と読める。

市場の判断に任せよって言う極端な人みたいにも読めるよ。

印象としては全然違うけどね。

78 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 13:40:35 ID:VMaIzzSi0

まとまってないのは、自論に酔って結果自家撞着に陥っているだけだったりして。

大前提となる結論を先に出しておいて、そこに至るように論旨を整理すればええに。

理論武装ってそういうもんだったと思うんだがなー。

79 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 14:18:04 ID:X60RITnq0

前スレ魚拓

http://s01.megalodon.jp/2009-0703-1416-10/pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1245008652/

80 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/07/03(金) 15:32:26 ID:NjfupMo20

橋下二審敗訴で、はてサ大盛り上がりかと思ったら、

違う方向で盛り上がっていてしょんぼり。

81 :名無しさん@ゴーゴ

2009-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20090622235123

端的に言えば、「パブリック」なるものは自明なものとしては存在しない、と結論は出ている。その事を抉り出したのが、分裂氏が今回依拠しているポストモダン思想なんだけど。

一方で、それを踏まえたうえで、パブリックが「あたかもあるかのように」振舞おうとすることはできる。また、その幻想によって守られるものも、それなりにある。

まぁ、そういう幻想が本当に維持できるのか、というのは論者によって色々立場はあるけどね。「あえて」パブリックコミットするべきなのだ、と主張する者もいるし、それは無理だからパブリックが無くても回るシステム設計しよう、というようなことを言う者もいる。もちろん、ベタパブリック存在を「確信」している論者も未だに多いが。

2009-06-22

フラット世界は味気ない。

http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20090621/p1

なんかさ、言いたいことはわかるし、

現状の分析として面白い論考ではあると思うけれど、

これってあくまで社会システムとか構造上の話であって、

「じゃあ俺たちは今後どう生きるべきか」、とか、

「こういう生き方ってはたして是なのか」、という話ではない気がする。

ロマンチック未来的ないち妄想として聞く分には、

「本当にこの人は賢く文才もあり、毎回見事な記事を書かれていらっしゃる」と感心できるんだけど、

多分に作者の自我自意識が絡む語り口が、正直ちょっと気持ち悪かった。

いろいろ言ってるけど結局は、近代的なシステムの中での「エリート」や「強者」に対する厭味と憎悪を、

社会システム構造上の観点から吐露してるだけじゃん?って思った。

いや別に、「言説に自意識を持ち込んでんじゃねえよ気持ちわりい」

などと上げ足とりをするのがこのエントリの本意ではないけれども、

そもそもこの人の主張ってえてしてそういう味付けされていること多いから

なんとなくつっこまずにはいられなかった。

とりあえず、愛読ブログのひさびさの渾身(?)エントリなので、

脊髄反射的につっこみを入れておく。

前提として、

・「近代」という思想価値観はもう終わっている。

・そこから生まれた諸制度の誤謬や矛盾に誰もが気づいている。いずれ近代的なシステム死滅する。

というスタンスにまず大きな疑問を感じる。

おおざっぱに言っって「近代」は「大衆エゴ」を肯定し、拡張させる思想であり装置だ。

ここでいうエゴとはこれまたおおざっぱに言って、

●「自尊心自我に関する欲求」

●「快適さを求めたり、うまいものを食いたいと思う生理的欲求」

●「いい女とやりたいという(男の)性欲」

の三つだが、これらは社会が生まれた当初から存在した普遍的な人間の行動原理であり、

社会の発展のプロセスとはその規模が広がっていった過程でもある。

一握りの政治権力者から一部の有産階級へ、そして大衆へ。

「長いスパンで見た時に、人類歴史は平等へ向かっている」とは、そういうことだ。

近代」という発明が偉大だったのは、

利便性の向上による人類への貢献と資本社会への循環・還元という大義名分によって、

個々人の欲望や格差を(事実上)完全に肯定したことにある。

それは、社会を発展させる上でこの上なく有効に機能した。

だがそこには当然副作用も働く。

帝国主義人種差別社会格差

それは近代の振りかざす大義名分があったゆえに、良識的な人間からはことさらに「醜悪」に見えた。

ポストモダンと呼ばれる一連の動きは、

その醜悪さをえぐりだし、画一的近代価値判断を徹底的に否定した。

それが20世紀後半の数十年の話。

思想としてはそれで正しいんだけれど、

人間の欲望はそんなに簡単に変わらない。

欲望を肯定して突き進んできた人類が、

「今後はさすがに自重すべきだわ」と簡単に納得するわけがない。


100年前だろうと今だろうと、

人間名誉欲や物欲や性欲は変わっていない(はず)なので、

そういうDNAレベルで刻み込まれている人間の欲望みたいなものは、

上位3%の人間に対するインセンティブとして今後も機能しつづけると思う。


Webというシステムインセンティブを求める人間によって作られたにもかかわらず、

結果として彼らの享受すべきだったインセンティブ

徹底的に否定する流れを生み出したことはまさに皮肉としかいいようがないけれど、

社会が今後も上位3%の人間によって動かされるのであれば、

彼らの「自分の偉さ(頭の良さ、美しさ、道徳的正しさ、経済力etc.)を誇示しようという無意識の下心」が発散される回路が、

今後も手をかえ品をかえ生まれてくるはずだ。

もしくは、それがより巧妙になされる、とかね。





とゆーかそもそも、

誰もが偉ぶることなく、誰もが劣等感を感じることなく、

ただ与えられた役割を粛々とこなしながら、

目の届く範囲の人間関係の中で生まれては消える充足・充実・高揚だけをよりどころに生きていく社会って、

あまりにもつまんなくね?

「大物」がいない世界って、結構味気ないぞ。


とりあえず、「新しい時代にふさわしい生き方」を語るなら、

もっとミクロレベルの話も少しはしてほしい。

2009-04-02

「"the 哲学" の方法論」ってどの辺にあるの?

~の方法論、というのはここではその学問分野が持つ正当性の根拠となる方法論、という意味で使っている。たとえば「物理学の方法論」を考えてみると、「定量的に扱えるようにしろ」「実験主義」なんかが挙げられると思う。工学系だと設計の方法論と実際の製作、なんかも加わるだろう。経済学なら社会現象を説明するのに(定義した性質以外持たない)モデルを使う、とかだろうか。社会科学系なら実地調査主義とか。私は工学系の人間なので文科系学問分野がどのような方法論を持っているかに疎いが、大概の分野には何かしらの、その学問分野を方向付けている方法論があるように見受けられる。

以上は前置きで、じゃあ修飾語のつかない「哲学」、大学哲学科なんかでやってるような「(the)哲学」と言われる分野の「方法論」というのはあるのだろうか(わざわざこういう書き方するのは、私にはないように見えるからなのだが)。"the 哲学"の「哲学」、つまり何を目指しているのか、というのは何となく分かる。1フレーズで表せば「意味を探る」といったあたりにあるんだろう、という風に外野からは見える。物理学物理現象の”意味”の探求を諦めたところに成立している※のとは好対照だろう。

※例えばニュートン力学の範囲ではF = maはなぜこのような形をしているのか、というようなことを考えたりしない。一番基本的な式だからだ。この式を生み出しているより基本的なメカニズムが分かればそれに伴う修正はするが、力が質量加速度の積になっていることは神の意志だとか人の生きるべき道だとかは言わない。価値判断を停止していると言ってもいいかもしれない

目指す方向があるのはそれでいい。では、その目標を実現するべき方法論は一体どこに置いてきているんだろう。いやポストモダン思想界には脱構築という方法論があってですねなどと聞こえてきそうだが、それは物理学における定量化の原則や実験主義に匹敵するほどの、サルでも分かる方法論なのかというとそうではない。私には脱構築は三行ではまとめられない。定量化なら数字を出せ、実験主義なら実際にやれ、それぞれ5文字で説明できる。文字数自体にはあんまり意味がないが、極小のフレーズサルと言わずとも中学生くらいに実行出来ることに意義がある。私のthe 哲学に対する理解の不足を割り引いても、脱構築は方法論と言うには複雑過ぎる。一事が万事この調子なので、結局the 哲学にある方法論らしきものは、ひたすら頭で理屈をこねるという以上のものが見あたらない。確かにthe 哲学をやっている人は並々ならぬ頭のひねり方はしているようには見えるが、しかし頭を使うというのはどの学問分野でも同じことで、頭をひねることだけが制約事項というのは事実上ノールールということだろう。

何の制限もなく(制限がないとは方向性がないということの裏返しな訳だが)何かを考える、というのは思考の運動としては確かに面白い。面白いが、大学で専任の教授を雇ってする類のものかと考えると疑問符がつく。疑問符がつくというか個人的な感想を言えば税金を使うのはやめて、民間団体にでも任せればいいのではないかと思う。かくして文学部哲学科不要論者がここに一人生まれたわけである。

2009-03-09

AAキャラの変遷から2chの変遷を考える

なんとなく、代表的なAAの変遷によって、2ch自体の変遷を説明出来るんじゃね?と思ったんで以下だらだらと。

 

●初期(開設~ネオ麦茶事件あたり)

モナー

   ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  ( ´∀`)< オマエモナ

  (    )  \_____

  | | |

  (__)_)

 

丸耳の初期バージョンもあるけど、知名度でいえばこっちかな。

2chの象徴ともいえるAAキャラ

オマエモナーという台詞は、お門違いな上から目線自分を棚に上げて語られる論説に対する、相対化の役割を果たしていた。

なんとなく、まだネットマイナーだった時代(80年代のパソコン通信あたりから?)にあった、ポストモダン(笑)価値観が背景に感じられるキャラクターである。

 

●中期(ネオ麦茶のま猫事件あたり)

ギコ猫

   ____∧∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ~' ____(,,゚Д゚)< 逝ってよし!

   UU    U U   \________

 

結構モナーとの共生期間が長いキャラクターだけど、途中からコイツの方が人気出てた記憶がある。

「逝ってよし!」という台詞オマエモナーと同じく、権威的な言論に対するカウンターだけど、こっちはよりチャイディッシュというか、「逝ってよし!」と言ったヤツ自身が「オマエモナー」と返されかねない危うさを孕んでいる。

ポストモダン(笑)的に語れば、ネット社会に対するアウトサイダーの溜まり場だった2chが、2chという一つの大きな物語としての存在確立し、ネット世界に対する批判もその大きな物語に沿って行われるようになった……ってところだろうか。

(ところでポストモダンってこういうことでいいの?よくしらない)

 

モララー

 

  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ( ・∀・)< マターリしようよ♪

 (    )  \_______

 | | |

 (__)_)

 

モナーギコ猫と違い、あんまり主張がないキャラクター

純粋に「面白い猫のキャラ」としてAAを使いたいという需要から、このイマイチ特徴のないキャラが人気になったんだと思う。

このことからも、2chが一つのブランド化したことが伺えるかもしれない。

 

現在のま猫事件~)

やる夫、やらない夫

 

                /   \

              /   ヽ_ .\    パシャッ!

              ( ●)( ●)  |     ____

              (__人__)      |     /      \

              l` ⌒´    |  / ─    ─  \

             . {         |/  (●)  ( ●)   \   ・・・

               {       / |      (__人__)      |

          ,-、   ヽ     ノ、\    ` ⌒´     ,/_

         / ノ/ ̄/ ` ー ─ '/><  ` ー─ ' ┌、 ヽ  ヽ,

        /  L_         ̄  /           _l__( { r-、 .ト

           _,,二)     /            〔― ‐} Ll  | l) )

           >_,フ      /               }二 コ\   Li‐'

 

そして、現在2chを代表するキャラといえばこれ。

かつてモナーギコ猫は、猫のキャラクターという非社会的存在自分の主張を仮託することで実社会では言いにくいことを無責任に言ってのける、一種のスーパーヒーローとして重用されていた。

だがそれに対し、やる夫・やらない夫は(容貌・性格共に)より人間に近い、等身大キャラクターだ。

その個性は、ニートであったりオタクであったり非コミュであったり童貞であったり、より(俺のような)2chの平均的(象徴的?)ユーザー像に近いものとなっている。

これらの特徴はAAの発祥がVIPであることにも起因しているだろうが、それよりも「2ch普遍化」という理由の方が大きいんじゃないだろうかと思う。

つまり、2chあまりにも有名・巨大になった結果、おなじみの「浸透と拡散」が発生して2chは一枚岩ではなくなり、つかの間存在していた「2chという大きな物語」は消え去り、現在はゆるやかに基底部分で繋がった状態(スキズマトリックス?)になっているんじゃないか、という推測。

この状態においては、もはやモナーギコ猫のようなスーパーヒーローに身をやつすという行為はあまりにもロマンチックすぎるのだ。

 

●今後

当たり前だがw、どのようなAA流行かなんて全く予想出来るはずがない。

AA流行は、デザインキャラクター性が秀逸なら良いというわけではなく、様々な偶然が重なって巻き起こるものだから。

ただ、もはやギコ猫モナーといったようなスーパーヒーローの時代は終わり、今後はやる夫のような等身大AAキャラの時代が続く……ということだけは断言してもいいんじゃないかと思う。

 

#個人的に、やる夫流行は本当に衝撃的だった。

#それまでのAAキャラは、(上でも書いたように)合理的に「心に棚を作る」ための一種のスーパーヒーローだったが、やる夫はイチビリな、ただのダメ人間として登場した。

#かつてねらー共同幻想として存在したモナーギコ猫が暮らす架空の「2chワールド」は、残念ながらやる夫・やらない夫が繰り広げるドラマの中には存在しない(ように俺は感じる)。

#それが寂しくも思えるけど、ただよりやる夫シリーズなんかは、より深く実社会コミットしていく面白さもある。2chAAキャラはまだまだ終わらない。

2009-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20090130040819

これもしょせん人間解釈だけどな。

っていうとポストモダン批判者がわいてでる。

2009-01-04

http://anond.hatelabo.jp/20090104162109

確かにいろんな価値観を知ることは社会と良い関係でいるために有益だと思う。

とくに哲学はいろんな価値観を知るための枠組みを提供してくれる意味で良いと思う。

そういうのもふくめて自己啓発と言ってるんだが、ちょっと齟齬があったかな。

ポストモダンか。よく分からないけど、東浩紀郵便なんたらとか、斎藤環なら読んだことがあるよ。

http://anond.hatelabo.jp/20090104160206

確かに実用的ではないですが、

哲学者は基本的に、自分社会はどのように生きれば良いかを考えているからです。

哲学だけをしていて自分生活費すら稼げないレベルだと困りますが、

幸せに生きるために、多くの価値観と考え方を取り入れることは有益だと思います。

あんまり古いとそれこそ時代に合わないので、

ポストモダンあたり、一冊いかがですか?

2008-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20081130144046

でも、浮気や行きずりも含めて、一生のうちにたった1人の男

としかセックスしない子なんて滅多にいないわけで。


どうでもいいはなしだけど、うちのオカンは(いまのところ)明らかにそう。オトンがはじめての相手で彼氏

80年代半ばに交際をはじめたようなんだけど、曰く、当時はいまほど男女交際が乱れていなかったと。

さすがにオカンのような例がメジャーではないとしても、付き合っても3,4人とかそれくらいで、なによりもセックスにまでおよぶカップルもそう多くなかったと。

こういうのって時代とか地域差がすごく大きいものだから、どこぞの社交界かキリスト教コミュニティあたりの例外的な話に思えるかもしれないけど、舞台地方都市郊外大学が密集する学生街。もっとヤリまくっててもよさそうなもんだけど、そうでもなかったらしい。

80年代ってポストモダン全盛でみんな差異に戯れってたんじゃないの、とか勝手想像してたんだが。

あれかね、恋愛資本主義(笑)の完成にはバブルの到来を待たなければならなかったのかね。まだ恋愛が多少なりとも慎み深かった(?)時代の最後の徒花、とか。

以上、そんな母親に育てられたからかは知らんけどこのまえヤラハタ達成した童貞談。

ついでに。

 アフリカの某部族の女子割礼(幼児のうちにクリトリスを切り取る

 史上最悪の儀礼)って、それが目的だし。


史上最悪の儀礼とか調子乗って断言しちゃってるけど、それはあくまで今日的観点からのおはなしね。

女子を交換可能な財、として見なすなら決して間違っちゃいない。

http://d.hatena.ne.jp/Britty/20081217/p2

こことか読むとわかりやすい。性の悦びを知らなければ浮気する可能性は低減できるわけで、結果として血族の純潔性はいっそう高まる。

日本でも明治以前は、程度の差はあれこうだったわけでしょ。政略結婚とか。もちろんさっき書いたように時代・地域差があるけど。夜這いしまくり江戸自体の一部農村とか。

そんでそういう発想の極北として女子割礼はあるのだけど(いやあ人間知恵って恐ろしいねえ最初に思いついた某部族の父祖は偉大だよある意味)、西洋近代価値観とは当然衝突するよね、と。

どんな文化にも独自の価値観があるわけで、それを尊重するのが文化相対主義なんじゃないの、と。それでも普遍的な倫理は成立しうる、という立場もあって、まあどうしても衝突するわな。

話がそれたけど、要は他のものさしを知れ、と。枝葉末節だがな。

いちおう断っておけば、俺個人としては女子割礼はナシだけど、それは俺が現代日本の文化に馴染み育ってきたからであって、よその文化がそういうことをしていることについては口出ししないよ、というのがスタンス

……これって処女うんぬんの議論にも適用できんじゃないの? どんだけ罵りあったところで、結局は個人の内面の問題、「人それぞれ」としか。

それがなんでこんなにも気持ち悪く盛り上がっているのかといえば、実際のところは「処女厨きめえ」という罵倒の欲望だよね。ただ「きめえ」じゃ頭が悪いから、もっともらしく現実の例とか学問とかを引っ張り出してそれらしく見せてるだけ。

あと万人の万人に対する恋愛観の闘争。俺(私でも僕でもワシでもなんでも)はこういうふうに恋愛してきて学習しました俺なりのテツガクがありますだからおまえの恋愛観はおかしい、と。

金銭感覚とか習慣とかもいい話のタネだけど、話題がことセックスまわりになるとどうもおかしくなるよなあ、とは思う。

2008-12-20

生あずまん

生あずまん見てきたよ。

講義にもぐった理由

ネット☆スター見て興味を持ったから

・著作読んだら、えらく面白かったから

読んだ本

動物化するポストモダンオタクから見た日本社会

ゲーム的リアリズムの誕生動物化するポストモダン2』

リアルのゆくえ―おたくオタクはどう生きるか』

コンテンツ思想マンガアニメライトノベル

波状言論S改社会学メタゲーム・自由』(2章まで)

ホントは先週行こうと思ってたんだけど、腰が引けてた。

んで、行かないで家でぼやーっといつもどおりネットしてたら、はてなでなんかもめてた。

↓こんな感じで

東浩紀問題、または歴史修正主義問題について(開かれた学問・知識について:前編)

http://d.hatena.ne.jp/amamako/20081213/1229172460

ああ、こりゃ早めに行っとかないとモグリ禁止もありうるなということで今日行ってきた。

講義に出ていろいろと思ったこと・感じたこと

1.

教室が小さい


講義に出る前は、てっきり大教室でやってるもんだと思ってた。

テレビに出てるくらいだし、そこそこ名前が売れてる批評家なので。

ところがどっこい、かなり小さい(と言ってしまうと失礼に当たるのかもしれませんが)教室です。

ふいんき(ryも、講義する人と学生の間に「関係」があるのを感じさせるアットホームな感じです。

簡単に言ってしまえば、人数多めのゼミみたいな感じ。

なので

次は、トラメガを持って東工大に行きます。

http://d.hatena.ne.jp/toled/20081213/p1


こんなこと書かれたら非常に迷惑だし、普通は怒るだろうなと。

確かに大学は開かれている「べき」だけど、mustではない。

時と場合によるし、あの「規模」だと開かれていなくてもしょうがないかなと。

歴史云々について


授業の前半30分くらい使って説明してた。

別に難しいことは言ってない。(以下はワタクシの解釈

自分が体験したわけではない「歴史」というものは、物語でしかない。

その物語の「強度」によって人は「真実」であるとか「捏造」であるとか判断する。

ようは、wikipedia歴史なんだよと。

常に更新可能であるし、閲覧した時点での記述が閲覧者にとっての「真実」となる。

また、「ソースwikipedia(笑)」って感覚は「ソース歴史学者(笑)」に通じるべきだ。

少なくともポストモダンな人は。


ってあずまんは考えてるんじゃないかな。

南京大虐殺

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E8%99%90%E6%AE%BA

南京大虐殺論争

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E8%99%90%E6%AE%BA%E8%AB%96%E4%BA%89

id:toledって人は、wikipediaで言うところの「ノート」で議論して、

らちがあかないから「みんなで編集合戦しようぜwwww」って言った様なものなのかな。

だから「垢BAN」されてしまったと。なんとなくそう感じた。

以下は生あずまんを見た後の、著作その他にかんする感想

2.

東浩紀嫌韓流容認論

http://watashinim.exblog.jp/8879908/

大塚 その話を聞いてしまったら、ポストモダンっていうのは、何もかもから距離を取れて、すごく楽な思想だっていう話になっちゃうよね。

東 楽と言えば楽ですが、楽じゃないと言えば楽じゃない……(苦笑)。


あずまんはポストモダンの「判断の不可能性」についてわりと謙虚な立場。

それは『波状言論S改』にもよく現れている。

ただ、それは「批評家」としてはどうなのかなーってのは確かに思う。

まぁ、「ずるい」と言われてしまってもしょうがないかなと。

(ただ、「ずるい」と言ってしまえる人ばかりだとまずいので「逆張り」している可能性もある)

宮台氏とか大塚氏は「イエネェっつっても世の中良くするためには何か言わなきゃ」な人たち。

東氏は「なぜか」そこには触れたがらない人。

(『ゲーム的リアリズムの誕生動物化するポストモダン2』の序章で「生と実存の問題には触れていない」とはっきり書いてある。触れろよ!)

東 この議論は続けても仕方ないんじゃないかな。今、大塚さんはぼくの人格を批判しているので、

それはやめたほうがよろしいんじゃないかと……。


大塚「なんで自分人格(判断)を晒さないの?馬鹿なの?死ぬの?」

あずまん「それは人格攻撃じゃ・・・」

んー、たぶん、「政治学」が好きじゃない?から言わないのかなぁと。

3.

政治関連の語の定義がちょっと甘いような気がする


あずまんって、『リアルのゆくえ―おたくオタクはどう生きるか』で明言している通り、

政治学」に興味ないから(「僕は政治がわからない」発言より)あんまり「政治学上の定義」とかにこだわってない。

だからたまーに何言いたいのかわからなくなる。

政治」っつっても、ウェーバーの「政治」とアリストテレスの「政治」とぜんぜん違う。

ロバート・ダール

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%AB

の『現代政治分析』(岩波書店, 1999年)第1章「政治とは何か」とか読んでみればいいのにーって思う。

あずまんが言うところの「共感」とか「正義」って、ダールの言うところの「規範」かな。

デモクラシーって経験主義的に「正義(善)」とされてるから、そこは政治学では脱構築?しなくていいんだよね。

そこさえ乗り越えちゃえば、宮台氏みたいな「行動」をすることができるんじゃないかなぁ。

ダールの「政治」の定義(『現代政治分析』p4)

コントロール(支配力)control,影響力influence,権力power,権威authorityをかなりな程度含む人間関係の持続的なパターン



4.

さいごに


あずまんは笑顔がかわいい人でした。

男に好かれるのは判る気がする。

2008-12-09

Perfume妹が酷い商売をしている件

2008年12月2日音楽ニュースサイトナタリー』にてこんな記事が配信された。

Perfumeあ〜ちゃんの妹がエレポップユニット結成

http://natalie.mu/news/show/id/11396

9nineのCha-ponこと西脇彩華が、GOATBED石井秀仁とエレクトロポップ・ユニットORDINARY VENUSを結成。12月17日デビューアルバム「ORDINARY VENUS」をリリースする。

このユニットでは石井トラックメイキングアートワークを手がけ、Cha-ponボーカル担当松田聖子工藤静香Wink南野陽子中森明菜宮沢りえ早見優などの1980年代名作アイドルポップスが、GOATBEDならではのキラキラした艶やかなサウンドで蘇る。


どうやらperfumeメンバーの一人である西脇綾香の妹がメジャーデビューするらしい。

perfume妹+電子音? これはもろに便乗じゃないか……。そんな考えが脳みそに掠める。

プロデュースする人物はGOATBED石井秀仁という人物が行うという。石井秀仁? いったいどんな人間だろうか。

ヴィジュアル系バンド『cali gari』のボーカリストで解散後の現在は『GOATBED』の名前ソロ活動中……。調べてみると2chテクノ板にスレッドがあったりとやはりそちら寄りの人間らしい。「perfumeみたいのを作ってくれ」と頼まれたのだろうか?

しかし、楽曲を聞かずに便乗だ、パクりだと言うことはできない。

それに80年代アイドル歌謡カバー、とそれなりの一捻りは加えてある。全然違う雰囲気のものになる気もする。

そして、ついに楽曲試聴が開始された。

では、聞いていただきたい。

http://jp.youtube.com/watch?v=5GoY0wnE8xY

こ れ は ひ ど い 。

わざわざ全曲ボコーダーで声を変えてperfumeパクリであることを強調している。

身内がこんなに堂々とパクリ楽曲を出していいのだろうか? 臆面もなくよくできるものだ。トラックも安っぽくてチープ。

それともこれは中田ヤスタカ音楽近未来感を皮肉って

ポストモダンな状況では既存のピースの組み合わせこそが創作であり未来を思考するならパクりまくるべき、

これは「新ジャンル近未来パクリポップ」だとでも言うつもりだろうか?

最近音楽業界斜陽だと聞く。様々な要因が考えられるがこのような志の低い作品リリースしてしまうのも一因なのではないか。

──最近中田さんのフォロワー存在も増えてきましたが、それはどう捉えていますか?

中田ヤスタカ:好きでやってるんだったら良いと思いますけど、売れると思ってるんだったらいらない(笑)。あと、作ってる奴がインタビューとか受けた方が良いと思う。それは歌ってる人じゃダメって訳じゃなくて、作ってる人が好きなのかが気になる。「今はそういうのやっとこうぜ」ってやってんだったらもう死んで欲しいね(笑)


中田ー、うしろうしろ!

[]匿名ダイアリー、字小さくて書きにくい

http://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20081208/1228726052

普通に、知らんやつに、「お前」とか命令形で言われるのは儀礼的におかしいと思うのだが、それでも「無限の応答責任」が生じるのが「知識人」というやつか。それこそもう一度問うが「そもそも、なんでネット馬鹿どもとコミュニケーションなんかしなきゃいけないんだ。 」

http://twitter.com/naoya_fujita/status/1042662107

 なるほど、なぜだろうか。言葉遣いの悪い「言論的な野蛮人」をコミュニケーションの外に排除してはいけないのは。では、どっちもどっちで片付ける「論理的な野蛮人」をコミュニケーションの外に排除してはいけない理由はなんだろうか。

そもそも「ツイッター」というつぶやきサービスミクシィは公共的なのか。私的/公的という範疇が融解しているから、なんでもかんでも「公的」にすんなよ、別けろよ、という僕の思想というか主張があるのだが、君たちは「藤田直哉」の思想について不勉強無知馬鹿だ。

http://twitter.com/naoya_fujita/status/1042663811

 たぶんこれはメディア論(かっこわらい)の人たちが「じゃあなんで『私的』なことなら大学ノートに書かず『知らんやつ』が読めるところに書いてんだよ」っていうのにうまく答えられなかった程度の話でしょう。無論そんなこと、君の思想を逐一知ってる義務はないということ程度に、知ってる必要ないことだけどね。

 逐一、発言を拾っていくつもりだったけど、めんどくさいから止める。

 まずあの、

基本的な立場として僕は「南京はあったし数は30万は行き過ぎだけどそこそこはあっただろう」ということをまぁ認めるよ、という立場です。

 「30万は行きすぎだけど」ってところだけれども、君にそれを判断できるほどの情報があるわけ?((ぼくにはないよ))南京事件以前の南京城内外の人口がどれくらいで、南京事件以後の非難区、非難区以外の城内外がどれくらい、とかそういうことを踏まえたうえで言っているわけ?『南京戦史』であるとか、南京事件資料集((その手のはわりと多いので、どれと具体名を挙げるのは遠慮させていただく))であるとかを熟読してそういっているわけ?

 無論、そんなわけないでしょう。この人がそう言っているのは、『バランス感覚』、(別に誰が見るというわけではないだろうけど)誰もが納得してくれる『おとしどころ』としていっているわけでしょう(その『おとしどころ』で不興をかっているわけだけれども)。だいたい、君はその正当性の担保をどこに求めるつもりだろうか。言説に「善」(つまり道理)はないのに「正」(つまり公正さ)があるとでも言うつもりなんだろうか。であるならば、言説の公正さとは何で、誰がそれを決めるんだろうか。それとも、君に対して礼儀正しいか、そうでないかが、公正さの基準なの?

 ある程度の確からしさがあると認めるのであれば、そこにも強度があると考えれないだろうか。つまり、この確からしさは、あの確からしさよりも正しい、と。その『確からしさ』とあの『確からしさ』はどちらも確かではないから、一緒だ、排除してしまえる、とするのは実に非科学的で暴力的な態度でしょう。

 そもそも、こんな風に「公正さや正義を無視するものはコミュニケーションから排除してしまって良い」という風なアメリカ的なポストモダンプラグマティズム((想定するのはローティフィッシュだ))をマルクス主義者を自称するぼくが振りかざして、あらゆるものにコミュニケーションは開かれるべきだ、というような(野蛮なコミュニケーション的理性を基にする)原則論理念ポストモダニストを自称する人たちが振りかざすというのは矛盾した話だと思うけど。

 『デリダ的に言うならば』、こんなふうにテーゼがあってアンチテーゼがあってジンテーゼあるというような弁証法的なものの考え方自体がどうなんだろうか。飲み会(ある種の『問答』だな、無論皮肉で言ってるんだけど)なんかでクダを巻いてそれで『思想』((ゼロアカの、でも、ロストジュネレーションの、でも、好きな接頭句を入れてくれよ))を作り上げてしまう、そんな馬鹿みたいな真似がどうかということだ。

2008-12-04

[]

877 :トニオ:2008/12/04(木) 03:56:47 0

そもそも、お前の何が形而上学関係があって、何を脱構築するのか説明できる奴がいるのか。

ゼロアカだのゼロ年代だの無能の群れどもに。 ... 約1時間前 from web

だからそもそもリベラルアイロニストって何だよ。

お前、指導教官定義聞かれてちゃんと説明できんのか ... 約1時間前 from web

自らのプラトン的振る舞い(デリダプラトン解釈も問題があるんだけれども)に対してはちっとも含蓄とかないわけね ... 約1時間前 from web

そもそも、リアルタイムで対話して結論を出そうなんてマネじたい、

デリダ的にどうなんだ? 約2時間前 from web

プラグマティストで社民主義者でテクスト主義を批判する分析哲学者なんだぞ。 約2時間前 from web

ローティ政治の部分はわりかし分かりやすくて単純で(だから嫌いなんだけど)、

なんかこねくり回した理屈をひねる余地はないと思うけどなあ ... 約2時間前 from web

リチャード・ローティの設問だ 約7時間前 from web

http://www.hirokiazuma.com/archives/000465.html

もし、汐音ちゃんの小学校の教師が「そのとおり、声に場所を与える必要があるはずだ!ロリコン(もしくはドブネズミ)に権利を!」なんて言ったら、

無論東だって辞めさせようとするに違いない ... 約7時間前 from web

878 :トニオ:2008/12/04(木) 03:57:48 0

誰も聞いてねえし、そもそも俺はこんな素朴な見地を披露するのは嫌だが、例の無能たちはわけのわからない宇宙語を話しているわりには

こういうことにちゃんと答えることどころか、理解できてるのかも怪しいときたもんだ。 ... 30秒前後前 from web

ポストモダンなどそもそも意味のない言葉だ。

定義してみろ、「近代」について。

近代などなく、それぞれの国民国家の成り立ちがあるだけです」 ... 10分前 from web

ついったーイライラすんなああああああ 14分前 from web

だめだ、まとまらねえ。

表のブログ映画の公開が終わるまでプリキュア看板を下ろす気はないから。 ... 14分前 from web

もう一つは、「大きな歴史」、「形而上学の支配」というものの真実性。 15分前 from web

一つは、西洋哲学東洋人である自分との関係性(これはハイデガーの段階で言われている) 16分前 from web

すなわち日本脱構築なんて志向するなら、二つ困難がある。 16分前 from web

あの尊大なカルナップはハイデガーの言うような壮大な形而上学に確かに関係ないかもしれない。 25分前 from web

そもそも、「大きい歴史ソクラテスから連綿と続くような巨大な「哲学史」、

そのような巨大な建造物を想定すること事態が自明とはいえない。 ... 約1時間前 from web

「アイロニスト=ソクラテス気取り」っていうのがこれまたずいぶんお寒い話じゃない。 約1時間前 from web

2008-12-03

東浩紀の『存在論的、郵便的』に浅田彰が寄せた言葉

東浩紀との出会いは新鮮な驚きだった。もちろん私の世代の「ポストモダン知識人」もサブカルチャーに興味をみせはしたが、それはまだハイカルチャーサブカルチャーの垣根を崩すためのジェスチャーである場合が多く、サブカルチャーに本気で情熱を傾けるようなことはなかったと思う。20歳代半ばも超えて、自室にアニメポスターを張り、アニメ監督(註:庵野秀明である)に同一化して髭までのばしたりするような人間ハイカルチャーが崩壊し尽した後の徹底した文化的貧困の中に生まれた正真正銘の「おたく」が、それにもかかわらず、自分では話せないフランス語テクスト執拗に格闘し、しかも読者に本気でものを考えさせるような論文を書く。それはやはり驚きであり、その驚きとともに私は「構造と力」がとうとう完全に過去のものとなったことを認めたのである。この「おたく哲学」が「哲学おたく」とはまったく非なるものであることは、東浩紀の今後の活躍が証明していくことになるだろう。

(『批評空間』II-18編集後記1998)

2008-11-22

つづき;社会学について

けれど価値観の多様化が叫ばれてる昨今で、社会学的方法は有効なのかな?

うん。まず疑うことから始めたいんだけど、価値観は本当に多様化してるのか?

価値観が多様化してる」っていうのは、へっぽこな社会学的戯言に聞こえる。

多様化w何も考えてないだろw保守的な人間がさ、電車で化粧する女をみて、あるいは

人をバンバン殺すゲームが売れるのを見て、「価値観は多様化した!」

なんてね。そういう雰囲気がするよ。理解できない→多様化みたいな

分析もなにもないね。思想思想あり。そして人の関わるすべての事柄・現象には思想があるんだぜ。ポストモダン?的に言えば、ね。

だから、多様化っていう価値判断社会学の風上にも置けない社会学的判断であって、そんなへっぽこで疑わしい風説をもとに

人間の類型をつくる社会学アプローチを否定されても、困っちゃうよね。

2008-09-28

リアリズムという言葉を捨てて

プロトコル」を使った方がポストモダンな現状には合うんじゃないかと思った。

「何だよこの漫画みたいなキャラはwww全くリアリティないんですけどwww」

「あなたがラノベプロトコルを共有していないからです。訓練すればリアルに感じるようになりますよ」

「ガッシ(笑)ボカッ(笑)スイーツ(笑) こんなんで感動とかマジあり得ねえwww」

携帯小説プロトコルを共有していないからですよ。訓練あるのみです」

まあリージョンコードでも何でもいいけど。

2008-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20080903030612

近頃のことなら、むしろ「腐女子」を「オタク」と置き換えた方が実感に近い。

近頃は身なりを気にしているオタクが増えた。「オタクだけど別に普通にオシャレだし問題はない」などと聞きもしないのに主張してくる。それだけならまだいいが、そうじゃないオタク小馬鹿にし威張り散らしたりするから質が悪い。脱オタさせようと説教するだけならまだしも、「恋愛できる可能性はおまえにはない。諦めろ。おまえは負け犬の目をしている」などと上から目線で断罪したりさえする。

それはおそらく、「オタクは髪がぼっさぼさでべったべたの長髪で、ブサイク母親に買い与えられた服を着ていて、おまけに臭い。童貞」といった過去オタクバッシングに対するトラウマというか、反証のようなものだろう。「ちょっと待って。ほら見て見て。俺らオタクだけど、普通にオシャレしてるから。一昔前のダサオタとは違うから」という主張をしたいがために、また、再び「きめぇwこっち見んなwww」と言われないために過剰に武装した結果が、「異常に身なりを気にし、その枠から逸脱したモノを叩く」なのだろう。

また、オタクはやたらと本人達のあずかり知らぬところで勝手に分析されることが多い。それもやけに酷い分析ばかりである。オタクポストモダン動物化でなにがなにやら、ゲーム脳ロリコン犯罪者予備軍がネットでうんちゃらかんちゃら、非コミュ非モテだけど性欲だけはあるからそれを満たすためのポルノとしてどうちゃらこうちゃら、などなど。

そういった勝手な分析に対する反発でもあるのかもしれない。「うるせえ、別に俺リア充だし。ほら見てみろ、俺には彼女だっているし、普通健全な生活だって楽しんでる」と。

そういった武装が過剰になった結果が「オタクだけどオシャレだし彼女いるし」的ポーズをやたらにとりたがるところにつながっているのだろう。

まあこれもまた本人達のあずかり知らぬところで勝手に呟いている分析ではあるのだが、俺にとってオタクカリスマは「SMAPが主演するメジャーな作品をつくって成功し、どこにでも自転車でやってくるけれども、それでもオタクであり続ける樋口真嗣」だということだけは言っておく。

2008-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20080831160637

おれの場合は構造主義以降の一連の流れ(ポストモダンとかまで含む)全部かなあ。

2008-08-27

「要は、idがないんでしょ?」で始まるアノニマスダイアリー

ちょっと昔の話。今よりも僕はずっとずっと言い訳をするのが好きで、理屈を説明するのが好きだったんです。

でまぁ、当時も今と変わらず誰からも話を聞いてもらえませんで、

鼻歌まじりにチンコいじりながら「話を聞いてくれる相手がいない」と文句言ってたのです。

増田で。

したらまた、はてなーが「じゃあ、わかった」と言うのです。「今からブログ書こう」と。

はてダエントリなんかしたことないオレは焦りました。「いや、ちょっと待って」とあわてます。

でもはてなーは、少し遠くで荒んでいる非モテブログを指さし、「あそこ行って一緒にクダ巻こうぜ」と言い、入会を誘います。

オレは「いや、向こうも迷惑だし」とか「さすがにうざいっしょ」とか言って止めます。

はてなーは「嫌がられたら童貞プギャーって言って戻ってくればいいんだよ」と言ってましたが、オレがidとらないのでブコメをやめました。

「じゃあ、ライフハックで、一般人釣るか?」と友達は言います。

「逆にそっちの方が難易度高いだろ」とオレは顔をしかめます。

「でも聞き手がいないんだろ? だったら作るしかないだろ」と友達は口調を強めます。

「そうだけど、もっと普通ブログに書きたいっていうか」とオレ。

「なに、普通って?」

「なんたら記法とか、うんたら記法とか、そういうのがない…」とハッキリ言えない自分。

「じゃあ、オレが今から記法プリントアウトしてきて、それでお前に教えたらいいか? それも良いインターフェイスと言えるよな」というはてなー

「それは…、だけど、ほら、お前もこの前言ってたじゃん。はてなで書いてくる子って暗い子が多いとか」

「は?」

「その…」

「…暗い子じゃねぇよ。ホリが深い子だよ」

「あ、そうだったね。…でもオレ、ホリが深い子、少し苦手だし。そこまでしてブクマが欲しいってわけでもないし…」

はてなーはオレの顔をじっと見つめながら、一言、

らめぇ

と言いました。

ちゃごちゃ言ってるけど、id(名前)がないだけじゃん

彼は言います。

言い訳をして、さも「こういう事情なんだ、だからしょうがないんだ」って言うけれど、

idがない自分を必死になって正当化してるだけじゃん、と。

id晒す勇気もないやつが、ブコメがないとか言うんじゃない。

どうせ思想系に行けば「ポストモダンで引っかかるような子は…」って言うし、

技術系につれていけば「ああいう場のノリは苦手だし、そういうところに来る子と仲良くなれそうにない」とか言うだろうし、

ブロゴスフィアのかわいい子を狙えって言えば「いや、彼女とは電波の波長が違って高圧電流がないし白熱電燈」って何かにつけて言い訳するんだろ?

だったら「自分にははてダで書く勇気ないんです」って素直に認めて文句言うんじゃねぇよ。

そっちの方が、よっぽどクソエントリでもトラバしてやろうって気になるし、

つーか、id晒さずに、エントリだけ書いて、ブクマもらおうとするその魂胆がらめぇ、と。

あれは恥ずかしかったなー。すげぇ。恥ずかしかった。

その場は言い訳もできず笑ってごまかしたけど、家に帰ったら彼の顔とセリフが思い浮かんで、

布団の中で「でもさ、でもさ」と必死に言い訳考えてた。

オレにはオレの事情があるんだ、しょうがねぇじゃんかよって。ミスチルの「名もなき詩」聞きながら(笑)

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