はてなキーワード: のま猫とは
なんとなく、代表的なAAの変遷によって、2ch自体の変遷を説明出来るんじゃね?と思ったんで以下だらだらと。
●初期(開設~ネオ麦茶事件あたり)
・モナー
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモナー
( ) \_____
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(__)_)
丸耳の初期バージョンもあるけど、知名度でいえばこっちかな。
オマエモナーという台詞は、お門違いな上から目線や自分を棚に上げて語られる論説に対する、相対化の役割を果たしていた。
なんとなく、まだネットがマイナーだった時代(80年代のパソコン通信あたりから?)にあった、ポストモダン(笑)的価値観が背景に感じられるキャラクターである。
・ギコ猫
____∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
~' ____(,,゚Д゚)< 逝ってよし!
UU U U \________
結構モナーとの共生期間が長いキャラクターだけど、途中からコイツの方が人気出てた記憶がある。
「逝ってよし!」という台詞はオマエモナーと同じく、権威的な言論に対するカウンターだけど、こっちはよりチャイルディッシュというか、「逝ってよし!」と言ったヤツ自身が「オマエモナー」と返されかねない危うさを孕んでいる。
ポストモダン(笑)的に語れば、ネット外社会に対するアウトサイダーの溜まり場だった2chが、2chという一つの大きな物語としての存在を確立し、ネット外世界に対する批判もその大きな物語に沿って行われるようになった……ってところだろうか。
(ところでポストモダンってこういうことでいいの?よくしらない)
・モララー
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・)< マターリしようよ♪
( ) \_______
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(__)_)
純粋に「面白い猫のキャラ」としてAAを使いたいという需要から、このイマイチ特徴のないキャラが人気になったんだと思う。
このことからも、2chが一つのブランド化したことが伺えるかもしれない。
・やる夫、やらない夫
/ \
/ ヽ_ .\ パシャッ!
( ●)( ●) | ____
(__人__) | / \
l` ⌒´ | / ─ ─ \
. { |/ (●) ( ●) \ ・・・
{ / | (__人__) |
,-、 ヽ ノ、\ ` ⌒´ ,/_
/ ノ/ ̄/ ` ー ─ '/>< ` ー─ ' ┌、 ヽ ヽ,
/ L_  ̄ / _l__( { r-、 .ト
_,,二) / 〔― ‐} Ll | l) )
>_,フ / }二 コ\ Li‐'
かつてモナーやギコ猫は、猫のキャラクターという非社会的存在に自分の主張を仮託することで実社会では言いにくいことを無責任に言ってのける、一種のスーパーヒーローとして重用されていた。
だがそれに対し、やる夫・やらない夫は(容貌・性格共に)より人間に近い、等身大のキャラクターだ。
その個性は、ニートであったりオタクであったり非コミュであったり童貞であったり、より(俺のような)2chの平均的(象徴的?)ユーザー像に近いものとなっている。
これらの特徴はAAの発祥がVIPであることにも起因しているだろうが、それよりも「2chの普遍化」という理由の方が大きいんじゃないだろうかと思う。
つまり、2chがあまりにも有名・巨大になった結果、おなじみの「浸透と拡散」が発生して2chは一枚岩ではなくなり、つかの間存在していた「2chという大きな物語」は消え去り、現在はゆるやかに基底部分で繋がった状態(スキズマトリックス?)になっているんじゃないか、という推測。
この状態においては、もはやモナーやギコ猫のようなスーパーヒーローに身をやつすという行為はあまりにもロマンチックすぎるのだ。
●今後
当たり前だがw、どのようなAAが流行るかなんて全く予想出来るはずがない。
AAの流行は、デザインやキャラクター性が秀逸なら良いというわけではなく、様々な偶然が重なって巻き起こるものだから。
ただ、もはやギコ猫やモナーといったようなスーパーヒーローの時代は終わり、今後はやる夫のような等身大AAキャラの時代が続く……ということだけは断言してもいいんじゃないかと思う。
#それまでのAAキャラは、(上でも書いたように)合理的に「心に棚を作る」ための一種のスーパーヒーローだったが、やる夫はイチビリな、ただのダメ人間として登場した。
#かつてねらーの共同幻想として存在したモナーやギコ猫が暮らす架空の「2chワールド」は、残念ながらやる夫・やらない夫が繰り広げるドラマの中には存在しない(ように俺は感じる)。
#それが寂しくも思えるけど、ただよりやる夫シリーズなんかは、より深く実社会にコミットしていく面白さもある。2chのAAキャラはまだまだ終わらない。
3月5日、巫女の日。CGサイトから始め、巫女関連サイトの連合イベント。期間限定CGや壁紙の公開など、これからの発展も期待できる。
そんなユーザー同士のコミュニティによって発展した流れを横から我が物顔で
掠め取ると言う非常に残念な事態が起きてしまいました。
■Webサイトで「巫女の日」という言葉を使ってもいいのですか?
商標権の侵害にならない範囲ならば、基本的に使えます。
言うまでも無いと思うけど、こういう場合はダメですよ!
店舗やその従業員などが行う宣伝行為が、商標権の侵害になる場合。
基本的にかかります。
でもまぁ、お金を取らない場合もあるのでメールでお問い合わせ下さい。
商標自体で儲かるなんて特殊な場合だけですね。
今回の場合、残念ながらその特殊な場合には該当しません。
■絵描きさん達による3月5日(巫女の日)のイラストイベントは行えますか?
行えます。お金も必要無いです。是非行ってください。
イベントを行える旨は、例として挙げられていた、袴っ娘推進委員会へ連絡済です。
登録した本人は軽い仲間内のしゃれのつもりでやったと思われるのですが、
商標権に関わる問題はのま猫騒動が良いように運用次第ではファン同士の
コミュニティすらも破壊しかねないであろう事は十分に理解できるはずなのですが・・・。
しかし困った事にそれを行った本人は・・・
2007-01-16 (火) 21:34:00
なんか悪の秘密結社扱いされてるみたいだなぁ・・・
じゃあ・・
という訳で、
(年齢性別不問、募集期間は飽きるまで・・・)
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2007-01-16 (火) 01:37:09
という建前で始めた遊び、本音は・・・忘れました(笑)
それどころか飽きてきました。(本人が飽きてどうするんだ・・・)
・・・自分がやったことの重大さをいまいち理解してないようです。