2009-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20090622235123

端的に言えば、「パブリック」なるものは自明なものとしては存在しない、と結論は出ている。その事を抉り出したのが、分裂氏が今回依拠しているポストモダン思想なんだけど。

一方で、それを踏まえたうえで、パブリックが「あたかもあるかのように」振舞おうとすることはできる。また、その幻想によって守られるものも、それなりにある。

まぁ、そういう幻想が本当に維持できるのか、というのは論者によって色々立場はあるけどね。「あえて」パブリックコミットするべきなのだ、と主張する者もいるし、それは無理だからパブリックが無くても回るシステム設計しよう、というようなことを言う者もいる。もちろん、ベタパブリック存在を「確信」している論者も未だに多いが。

記事への反応 -
  • 「ネットの炎上は人類進化の必然で、健やかなる新時代を拓く鍵かもしれない」 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20090621/p1 つーか、文中でわざわざ自作解題してくれてるのに、このエントリ...

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