はてなキーワード: 雑貨とは
春ですね。
A-政治、国際、ニセ科学批判批判、法(死刑問題)、社会、人生相談、IT(プログラミング言語)、ダジャレ、日本語の生死、ネットカルチャー批判、OFFレポ(セックス)、経済
―――「手を出したらモヒカンどもに犯され殺され埋められるライン」
B-医療、性、学問、専門ニュース、株式、新聞・テレビ、アップル
C-ニセ科学批判、法(著作権)、2ch批判(全般)、IT(コード晒し)、音楽、ジェネラルサイエンス、会社、英会話、家具・雑貨、デザイン、大学
―――「慎重にググればなんとかライン」
D-食(料理)、統計(ジャンル不問)、はてな村、書評(新書)、法(少年犯罪)、漫画、ゲーム、スポーツ、芸能、就職、アンケート
―――「要求される事は少ないけど、できれば慎重に。ライン」
E-食(外食、ジャンク)、書評(文芸)ネタ動画・画像、ダイエット、ジョーク、ガジェット、VIP、OFFレポ、ライフハック、雑学
―――「というかコメントすることあんの?orネタ師歓喜ライン」
「考え無しにハジケてもみんなでやれば怖くない。イナゴにお勧め」
↓
F-ニセ科学批判批判批判、メンヘル吊るし上げ、2ch批判(ニュー速)、現代アート、増田
「放っておいてくれ」
↓
10数年前に務めていた会社がなくなってしまい、再就職も結局決まらず、
いろいろ試行錯誤の末に輸入雑貨をヤフオクでぽつぽつ売り始めた。
だんだんとペースをつかみ、実績を積んでヤフオクにストア出店し、
自社サイトも開設し、楽天やヤフーショッピングにも店を開いた。
そんな矢先にガンが見つかり、胃とか胆嚢とかを取った。
その後、経口の抗がん剤を投与しながら、それまで以上にガンガン仕事を
していたんだけど、手術後1年の検査で腹膜に転移していることがわかって、
本人も医者もギリギリまでずいぶんがんばったけど、結局やっぱりだめだった。
仕事については母と私で引き継いでやっていくことになったんだけど、
借りてる店の名義変更とか取引銀行口座とかカード決済代行の契約とか、
いろいろと超めんどくさいことを1ヵ月近くかかって捌き、
「ビジネスIDの管理者変更手続きをすれば、既存のストアをそのまま使える」
というような説明があった。(自分はそう理解した。)
でも、その後別の部署から電話が来て
「個人事業主の場合は他の人がIDを引き継ぐことができないので、一旦解約する形になる」
というようなことを言われた。
だからもう一度カスタマー窓口に電話して、手続きを申請しなくてはならないそうだ。
私が一番恐れていたのは、これまで父が作ってきたストアの商品ページや取引評価が
全て"消えてなくなってしまう"ことだ。
確かに、本人以外の人間がその人のIDを使うことは規約違反(まぁ、今その状態なんですが)。
だけど、父の"作ったもの"をその妻や子が相続することはできないんだろうか。
店舗で取り扱う商品について、まだまだ勉強しなくてはならない私たちにとって、
父がヤフオクストアに作ったたくさんの商品ページはマジでプライスレスな財産だ。(ストア出店はページ保管できるよ)
それに、父が数年かかって積み上げてきた数千の評価が一瞬で消えてしまうのは。。。。さみしい。。。くやしい。
そう思ったら何だかガックリきてしまって、まだ窓口に再度の問い合わせはしていない。
だから、ほんとうに全部消えてしまうのか、それとも何とか引き継げる手だてがあるのか、
実際どうなるのかまだ正確にはわかっていない。
評価については遺族の感情論なのかもしれないけど、少なくとも商品ページは説明文・写真とも
父の作った著作物という面もあるんじゃないかと思う。法律に詳しいわけじゃないけど。
最悪、データをまとめてダウンロードするくらいのことはしたい。やっぱ、手作業でコピペしなきゃいかんのかな。
ああ。
なんとか良い方向で解決できればよいのだが。
月曜。 電話しなきゃ。
日本にお帰り。
イオンとか西友とか。ヨーカドーはどうだったか。大手は全部出来たよな。
で、銀行の口座指定しておけばいいだけの話じゃないか?
キャッシュカードとか色々あるからちょっと調べてみるといいよ。
ちなみに今一番有力なのはEdy、
NANACOというセブンイレブン独自のモノとか他にも色んなサービスブランドがあるけれど、
お財布携帯で言えば、クレジット機能メインのiDというドコモが広げてるサービスもある。
携帯落として乱用されないように注意。
結構こいつで支払い可能。電気屋は基本出来る。おしゃれな感じの雑貨屋でも出来る。
デビットのロゴがあまりにもシンプルで自己主張が少ないので目立たないけど町中見回すと普通にある。
自分の持ってるカードにデビット機能が着いている銀行かどうか、調べてみるとよいよ。
ただし難点が一つ。未だにデビットカードの機能がよく分かってないバイトの子とかが
サインさせようとする。笑いながらサインしてやればいいと思う。
外国みたいに小銭が欲しい分加算してデビットカードで会計して釣りの現金を貰うとか
そういう習慣も未だ根付いてない。
多分アメリカ行った時も現地の生活になじむのに時間がかかったと思うけど
2009年の母国の生活になじむのだって時間がかかるよ。と経験的に思う。
昔渡航生活してた俺の友達はもやしを自家栽培してたな。種だけ持って行って。
青臭くなるからあまり食べたくないとは言ってた。
農作物を越境させていいのかどうかの時点で悩む所だけれど。
1930-33年に株が上がっていた産業との比較
****************************************
1930-33の大不況の折、じつは米国株式市場で著しく上昇していた株価がある。
ウォールストリートジャーナル(2月14日付け)に拠れば、下記の産業である。
~~~~~ =========
木材伐採運搬 120%
ガラス 88
雑貨 74
小口金融 35
石油ガス 35
タバコ 33
皮革加工 26%
さらに現市場との比較で、リーマンショック以後も上昇中は(08年10月から13週)
ヘルスケア 3・6%の上昇
電力・ガス 3・5
情報 1・4
エネルギー 0・4%
時代背景も経済状況も異なるため、単純は比較は難しいが、なんらかの考えるヒントを与えてくれる数字だ。
ここに主婦がいないことはわかった。
そう、それそれ。
ここで言う「主婦」は、形としての専業主婦じゃなくて、主婦的能力のこと。
食費3万で抑えようと思ったら、ダンナには弁当持たせないといけないよな?
でもそこで冷凍食品だの出来合いの惣菜だの使いまくったら1食100円強は無理じゃね?
子供が乳児と仮定すると、ミルク代…はまぁ母乳が出ると仮定したとしても
毎日の紙おむつ代なんかも入ってない。
毎日使ったら月何千円かはかかるんだろ?俺は独りだから知らんけど。
…などなど、挙げていけばキリのない「主婦的能力(or努力・工夫・etc)」が必要だと思う。
そしてそれは、誰しもやろうと思えば出来るというモンじゃないと思う。
つまりだ、年収300万で子供育てるのは、誰でも出来ることじゃないんだ。
それを「いや出来るけど何か?」みたいな言い方すれば、「できねーよ!」という反発は招くだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20080913153317
http://anond.hatelabo.jp/20081201015818
http://anond.hatelabo.jp/20081226042010
の続き。
知らないうちに、彼らはスキーに行ったりしていたらしい。
小学校の同窓会にて地元組で話が盛り上がり、近場に泊まりがけでスキーに行ったことがあるらしい。
なぜわたしがそれを知ったのかというと件のやつから「せっかくだから今年は一緒に」と誘われたからなのだが、転勤族の悲哀というか、卒業と同じタイミングで学校を変わってしまうとこういうふうに図らずも仲間はずれになってしまうことがままあるのだ。
これまでは特に気にしたこともなかったけれど、今回ばかりはちょっとさびしくなった。
いいな、と思った。
わたしには「幼馴染」という関係に対する幻想のようなものがある。
子どものころからずっと一緒にいると、互いが少しずつ異性になってゆくようすを間近で見る機会が多くなる。
声が変わったり、胸が膨らんだり、背の高さが逆転したり、ちょっと重いものを運ぶときに軽々と担いでいる姿とか、ふとした瞬間の大人びた表情とか。
そういうのが、とても魅力的で刺激的なことのように思うのだ。
実際は特に意識することなんてないよ、と経験者が語るのを聞いたこともあるのだけど。
例の、本当の意味でクラスの「注目の的」だった女の子は、彼と同じ私立中学校に進学していた。
そこは中高一貫校だったので、きっと高校も同じだったんだろう。
いいな。いいな。
そしてほらまた。
スキーも一緒だったんだって。
絵に描いたような優等生だった。
なんでもできる子だった。
わたしと彼女はたまたま同じ英会話教室に通っていたのだけど、わたしの気持ちと先生の教え方が上手に噛み合っていたようで、わたしは一人でやたらと順調に力を伸ばしていた。
海外の人が何かの交流で学校に来たときに代表でスピーチをしたりとか。
なんていうか、格が違う感じがする人なのだ。
かなり緊張していた。
彼らは定期的に会っているらしいのである程度気心の知れた仲を保っているのだろうが、わたしは卒業以来初めてなのだ。
知らない人たちの輪の中にひとりで入ってゆくことにほぼ等しい。
当時特に仲の良かった子を見つけてくっついていよう、でもきっとある程度関係ができあがってるだろうし、今更加わっても迷惑がられないかなあ、とかネガティブ思考全開で集合場所へ行った。
意外と集まるものなんだ、とびっくりした。
なんか全体的にキャッキャキャッキャした浮わついた感じで、早くも不安でいっぱいになる。
なんだろう、この広瀬香美な雰囲気は、と思っていたら実際「(合コン+あいのり)÷2」な、そんな趣旨の集まりに近いのだということをわたしは後になって知ったのだが、まあとにかく緊張していた。
久しぶりだから、一応
「きゃー!!ミッチョン!?久しぶりー!!!」
「今どこに住んでるのー!?」
みたいな盛り上がりはあった。よかった。
やっぱりみんな卒業して十数年も経つとだいぶ変わるんだなあ、というのが実感だった。
顔立ちそのものもだけど、化粧をしたり太ったり痩せたりハゲたり茶髪になったりしていて、確かな年月の重みを感じさせられた。
それからバスに乗り込んだのだけど、わたしは当時の仲良しグループの子ではなく「注目の的」の女の子、さとし(仮名・女の子です)と隣どうしで座ることになった。
仲が良かったほうの子がすでに結婚していて、ご主人と一緒に来ていたからだ。ちなみにご主人は同級生ではない。
さとしは医学部に進学したそうだ。
浪人して入ったこともあってまだ学生で、本当はこんな風に遊んでる暇はないけど、と笑っていた。
彼氏もいて、まだわからないけど同じ医学部の人なので将来を考えることができたらうれしい、と言っていた。
「さとし、きれいになったね」
と、誰かさんではないけれど、わたしはさとしに言った。
本当にそうだった。
もともと色が白くて線の細い子だったけど、そのままの雰囲気で大人になっていた。
薄化粧をして髪をゆるく巻いたさとしは、小学生のころの何倍も美しかった。
さとしは少し肩をすくめて、小さく照れ笑いをした。
感じのいい笑顔だった。
さとしについてはいろいろな記憶がある。
5年と6年で同じクラスだったのだけど、5年のころ、さとしは取り巻きの子たちを引き連れていじめをしていた。
先生たちから全幅の信頼を置かれる優等生でありながら、陰で特定の子の持ち物を隠したり、寄ってたかってバイキン呼ばわりしたりしていた。
別に怖かったわけでもないのだけど、なぜかだれもさとしを告発するものはいなかった。
6年生になってその子とクラスが分かれると、さとしのいじめは自然となくなった。
野良の子猫を見つけて、近くのスーパーで惣菜を買ってきて一緒にえさをあげたりした。
さとしは「けろけろけろっぴ」が大好きで、サンリオのお店に一緒に立ち寄ったこともあった。
何となく別世界の人のように見えるさとしにも親しみを感じるひとときだった。
卒業式が近くなり、毎日のように練習が続いていた日、わたしはヘアゴムを失くした。
当時はものを失くすたびに親からこっぴどく叱られていたので、また怒られる、と思っておろおろと周囲のクラスメイトに尋ねて回った。
「ごめん、知らない」
としか言わない中、さとしだけが探すのを手伝ってくれた。
結局見つからなかったのだけど、わたしが
と捜索打ち切りを宣言しても
「いや、あそこにあるかもしれない」
とか言って机の下をのぞきこんだりしていた。
今思うに、この生真面目さが、さとしの美点だったのかもしれない。
すごく責任感の強い子で、委員会活動などで任せられた仕事はいつでも完璧にこなそうとしていた。
いじめをしていた時期も、さとしはこういう一面を失うことはなかった。
むしろそういう子だから知らないうちにストレスがたまってしまって、子どもゆえの残酷さでその捌け口を「いじめ」に求めてしまっていたのかもしれない、と今は思ったりする。
一通り体を動かし、食事がてら休憩所のストーブの前でさとしと話をしていたら、やつが来た。
いたって気軽に今日の天候がどうとか雪の積もり具合が、とか話し込むふたり。
かたや、ものすごい置いてきぼり感の漂うわたし。
相槌はかろうじて打つものの、いまひとつ会話に乗れてない。
ほどなくしてさとしが早々とゲレンデに戻ってしまったので、ふたりになった。
「今まで何回ぐらい集まったの?」
「うーん、もう5、6回になるんじゃないかな」
「そうなんだ」
「俺はスノボだけどね。ミッチョンは?」
「もうだいぶやってないよ…。大学生のとき以来」
「俺も毎回来るわけじゃないからなあw」
「それにしてもみんな、変わったね」
「あー、ミッチョンは久しぶりだもんな」
「同窓会も出たことなかったし」
「そうだな。いなかったな」
「でも、いいものだね」
と言うと、こっちを見てにやっとした。
「そう?」
「うん」
するとどこかあさっての方向を向いて
「それならよかった。」
と低くつぶやくように言った。
自分が誘ったのだから、ということで気を遣って尋ねたことのようだった。
なるほど、確かにあの女の子は古くからの金物屋さんの娘なのだ。
2年前にご主人がお店を継いで、モダンな感じの雑貨屋に改装して、小さなカフェまで併設したらしい。
それが当たって、地元でもちょっとした有名店になったのだとか。
「すごいよね。
婿養子って肩身が狭そうなイメージがあるけど、そんなふうにお店を変えるのも大変だっただろうね」
「最初は反対されたらしいけど、最近はやってるじゃん。古い家屋の味を活かして今風の店にするの。
それで、お父さんたちが今まで卸してきた品物をメインで売るのは変わらないってことも話して、
プランナーと一緒になって説得して、お父さんも折れてくれたらしいよ」
連休は書き入れ時だろうに、夫婦で来て大丈夫なのだろうか、とふと思った。
「俺も聞いたんだけどね。お父さんとお母さんが、自分たちで何とかやるからたまにはいいよ、って
送り出してくれたんだって。」
わたしは、彼女の家に遊びに行ったときにお母さんがよく出してくれていた手作りのケーキのことを
思い出した。
高級店のケーキとは違うけれど、素朴でシンプルで、ついたくさん食べたくなる味わいだったと思う。
行くたびに違うメニューのケーキが出て来ていたのだけど、いつも手作りだと言っていた。
カフェで、もしかしてあのお母さんの手作りのケーキを出しているのだろうか、もしそうだったら、なんて素敵だろう、と思った。
彼は、この金物屋の若夫婦とも
「商工会の集まりでときどき会う」
と言っていた。
自分はまだメインじゃないんだけど、あいつらはもう店主として堂々としたもんだ、と言っていた。
その縁でスキーにも一緒に行くようになったらしい。
つながってるなあ。
同じところに住み続けるとは、こういうことなのだろうか。
わたしには、わからない世界だと思った。
幼いころからずっと顔を知っている人と今でもこうして交流を保っているということが、とても幸せなことのように思える。
わたしはたまたまこいつが夢に出てくることから始まって今こうしてスキーに混ぜてもらっているだけで、彼らと同じ地域には住んでいない。同じ世界を知らない。
「うん」
「幸せ者だね」
「何、突然w」
「そうかな?」
「そうだよ」
「じゃミッチョンは幸せじゃないの?」
「え?」
「なんか、そういう話の流れじゃない?」
「ああ、いやそうじゃないけどw
でもうらやましいよ、何となく」
「うん、まあその寂しさはわかる。ミッチョン卒業式のときめっちゃ泣いてたしな」
「そうだっけ?」
「覚えてないのかよw」
「あんまり」
「ミッチョンって普段はあまり自分の感情を表に出すほうじゃなかったじゃん。
それがいきなり号泣だからな。
「やめてよ、恥ずかしいじゃん!」
「わははw」
「でも、その割にあんまり皆のこと覚えてないんだよなあ…。
なんでだろう。」
「あー。実は俺も。」
「薄情者w」
「お前もだろw」
軽い突っ込みにしても「お前」と呼ばれたのが、すごくうれしかった。
距離が一気に縮まった気がした。
わたしも、一応まだ仲間なんだよね?
そうだよ。だから心配すんな。
みたいな変な脳内会話が繰り広げられてしまい、ひとりでにやにやしてしまった。
「ていうか、小栗っちw懐かしいねー」
「元気にしてるんだろうか?」
「相変わらず熱血なのかな」
「ハゲてそうだよな」
「それ当時から言ってたよねw」
「言うとムキになるから面白くてw」
「剛毛はハゲやすいらしいよ」
「それじゃ、やばいじゃん、小栗っちw」
当時から妙に冷めたところのあったわたしは、一度小栗っちから涙交じりで怒鳴られたことがある。
クラスの子達から学級委員に推薦されて、それを辞退しようとしたときのことだった。
もう3学期のことで、めぼしい人はすでに委員をしてしまった後で(学級委員は学期ごとに改選するのがうちの学校の決まりだった)先述のさとしはそのころ生徒会をやっていたし、他にこれと言って人がいないからまあミッチョンぐらい推薦しとくか、みたいな空気を感じ取って「なんだかめんどくさそうだなあ…」と思ってしまったのだ。
「やればできるやつなのに、俺はお前のそんなところが悲しい!」
というようなことを言われた。
子供心に「そんなこと言われても」とか生意気なことを思っていたが、でも小栗っちはいい先生だった。
今のわたしとそう変わらないぐらいの年だったはずだけど、難しい年頃の子どもたちをよくまとめていたと思う。
芋づる式に、いろいろな人の記憶が蘇る。
なんだか、せつなくなる。
ところでわたしは妻夫木聡のファンではないのだけど、最近、やつの顔に少し妻夫木聡の面影があることに気がついたのだ。
長めのまつ毛と潤いのある目元が特によく似ている。
にこっと笑ったときの口元も似ている。
このところ、妻夫木聡をテレビで見ると「どきっ」とするようになった。
とか言いながら、他の元クラスメイトが来た。
当時にぎやかし担当の人たちだったが、わたしは彼らとほとんど接点がなかった。
今日は同行者だからこうしてとりあえず話しかけてきたのだろうけど、正直に言うと話題がない。
「妻夫木ここにいたんだ」
「久しぶり。ミッチョン俺のこと覚えてる?」
「覚えてる、久しぶりだね」
「やーミッチョンきれいになったなー」
「え、いや。ありがとう。大田も…大人っぽくなったね」
「ハゲてきてるって正直に言っていいよ、ミッチョン」
「まだメタボじゃねぇw」
笑いながら、同じ褒め言葉でも言う人によってこんなに心に響かないものなのか、と思った。
もちろんまだ20代だし、ハゲもメタボも言うほど目立ってはおらず、顔立ちも整っている人たちなのだ。
茶髪で日焼けして華やかな格好をしている彼らは多分人目を惹くだろう。
実際、さっきだってゲレンデでよその女の人に声をかけて何だか楽しそうに盛り上がっていたのを見た。
子どものころは大田も平野も運動がよくできた子だったし、女の子にも人気があったと思う。
あの
「誰か好きな人いる?」
に、よく出て来ていた二人だった。
でもわたしは彼らと会話のテンポが合わず、話していて何かと気後れしてしまうことが多かった。
彼らが当時「ミッチョンって何となくしゃべりづらい」と言っていたのも知っている。
その流れで、苦い記憶を思い出してしまった。
平野たちのふとした発言がきっかけで一部の女子に陰口を叩かれ、あからさまに仲間はずれにされていた時期があったのだ。
その中に、さっきの金物屋の娘の子もいた。
しばらくして和解できたので、忘れてしまっていたのだ。
なんという芋づる。
「だいぶあったまったし、俺そろそろ行くわ」
と妻夫木が言い、立ち上がりながら
「ミッチョンも行く?」
とわたしに声をかけてくれた。
「あ、うん」
と返事をしたときにはもう妻夫木は歩き始めていた。
「じゃ、またあとでな」
「おー」
「またね!」
すたすたと立ち去る妻夫木に、わたしはあわてて着いていった。
妻夫木といっしょにいるほうが、どう考えても居心地がよかった。
背後では平野たちの明るい話し声が続いていた。
妻夫木やさとしが進学したところとは志望先が違っていたが、受験組の一員だった。
このスキー旅行を毎年企画しているのは平野だ、と妻夫木から聞いた。
「ああ、平野こういうの好きそうだね」
とわたしが言うと
「半分は女目的らしいけどw」
と笑いながら言っていた。
「さっきもナンパしてたね」
「今夜あたり、何か仕掛けるんじゃないの」
「仕掛けるってw」
「あいつそういうの得意だもんw」
と、気がつけばふたりで並んでリフトに乗っていた。
わたしは「高いところに宙ぶらりん」のシチュエーションが大変苦手だ。
だからバンジージャンプは死んでもできない。するとしたら死ぬときだと思う。
加えて、隣が妻夫木だ。
楽しそうに話を続ける彼の横で、わたしは硬直していた。
よほど返事が上の空だったのだろう、
「どうした?」
と少し覗き込むようにわたしの顔を見た。
「なんでもないよ」
と笑顔を作って答えたが、その笑顔がこわばっているのが自分でもわかった。
「…いや、なんでもなくないだろ。トイレ?」
「いや、本当にどうした…あっ!」
妻夫木が、何か思い当たる節があるかのように声をあげた。
「ミッチョン、高所恐怖症だったなw」
「いや、あの…はい…」
「わははははw」
「ちょっと笑わないで!揺れる!」
「ほーらほーら」
「いやああああ!揺らさないで!!やめてえええ!!!」
「わはははは…」
もう本当に恐ろしくて、リフトを吊り下げているワイヤーにひしとしがみついてしまった。
すると妻夫木が、さすがにばつが悪そうに
「もしかして、本気でいやだった?」
と聞いてきた。
「怖いです…やめてください…」
と言うと、妻夫木はしょんぼりした。
「ごめん」
「ううん、わたしもごめんね」
「いや、ほんとにごめん」
気まずい。
でもやっぱりリフトは怖い。
なるべく自分がいる場所を認識しないように、上のほうを見るように心がけていた。
「…なんで上向いてるの」
「下見ると怖いもん」
「…ククッ」
「笑わないで!」
「いや、だってお前の格好、おかしいってw」
「おかしくない!」
「おかしいよwなんか怖がり方がすごいもんw」
「あんたに言われたくないよ!」
あとで気がついたが、このときが「お前」「あんた」が復活した瞬間だった。
夕食およびお風呂の後、男子部屋に集まって皆で飲むことになった。
女子部屋からの移動中に
「りょうちゃん(仮名・金物屋の子)ち、お店きれいになったんだね」
とわたしが話しかけると、りょうちゃんは気さくに答えてくれた。
「そうそう、旦那がなんかがんばっちゃってさー」
するとさとしが
「すっごいかわいいお店だよ。わたしもたまに行くもん」
と話に入ってきた。
「さとし、いつも抹茶ロール頼むよねw」
「あのロールケーキはすばらしい。○×屋(地元のデパート)で売ってほしい」
「何言ってんのw無理でしょw」
さとしがわたしのほうを見て
「ミッチョン、もしこっち来ることがあるなら連絡してよ。いっしょにりょうちゃんのお店行こう」
と言った。
とわたしが笑顔を返すと、さとしはにっこりと笑った。
「ああ、やっぱり!」
「なんでわかるの?ミッチョン」
「いつもご馳走になってたじゃん。さっき妻夫木から『カフェもできた』って話聞いて、りょうちゃんのお母さんってお菓子作るの上手だから、もしかしたらそうなのかな、って思ってた」
「ああ」
りょうちゃんは、何かしたり顔でにやっとした。
何だろう、とそのときは思っただけだったけど、後でその意味がわかった。
りょうちゃんは、わたしが妻夫木を「狙っている」と思っていたみたいだった。
「狙っている」というか、まあ確かに大はずれでもないのだけど、なんというか、そういうニュアンスじゃないのだ。
ちょっと違うのだ。
積極的に関係を進展させたいとは思っていないのだけど、でも、縁を途切れさせることなく続けていくことができればどんなにいいかと思っている。
まあ、それが「狙っている」ということになるのならば、りょうちゃんの読みも正しいということになるのか。
男子部屋ではすでに小宴会が始まっていて、りょうちゃんの旦那さんが
「おー!来た来た!女性陣はこっちにどうぞ!」
と、いそいそと座布団を準備しながら場所を空けてくれた。
あとでりょうちゃんに年を聞いてみたら、わたしたちより7歳上の人だった。
部屋は10畳ぐらいの和室で、エアコンとストーブでぽかぽかと暖かかった。
と旦那さんが早くも鼻の下を伸ばしているのが印象的だ。
「はいはい始まったw」
と、りょうちゃんがすかさず釘を刺した。
さとしは面識はあったらしいが、ちゃんと話すのはこれが初めてだった、と後で言っていた。
「ほら、この子がさとし。ときどきお店に来てくれてるじゃん。」
「ああ!あの医学部の!」
「よろしくお願いしますw」
「いやー!すごいね!才色兼備ってやつだね!」
「ひろし、うるさいよ」
旦那さんの名前は「ひろし」らしい、ということがこのへんでわかった。
「で、こちらは…」
「ミッチョン。小さいころ、家が近所でよく遊んでたんだよ」
「ああ、あの英語が上手だったっていう」
「いえwよろしくお願いします」
「ふたりとも頭がいいお友達なんだな。お前バカなのにな」
「ひろしには負けるけどね」
「あ、ごめんね、こいつがバカなもんで」
「もういいからw」
というふうな感じで、せわしなく繰り広げられる夫婦漫才を残りの5人が遠巻きに鑑賞しつついじる、という流れが出来上がった。
さとしを平野に取られてしまい、ひとりで所在なくぼんやりしていると
「楽しんでますか?」
と、妻夫木が横に座ってきた。
「ひろしさんがムードメーカーだから」
「でもこの集まりって不思議だよね。皆もともとバラバラのグループだったのに」
「ああ。さとしは俺が呼んだんだよ」
「そうなんだ」
「平野がね」
「さとしと会いたがってて」
「どうして?」
「さあ…。いろいろあるんじゃない?」
「男同士でそういう話したりしないの?」
「しない」
「そういうもんかなあ」
「うん」
大田が乱入してきた。
「ちょっとミッチョン!飲もうぜ!」
「大田お前大丈夫?w」
と、大田に紙コップを渡されて並々と清酒を注がれた。
「あ、ちょっと!大田!」
妻夫木がふいに焦ったように声を上げて、瓶を取り上げてしまった。
わたしはなぜかわからないけど、とっさに「妻夫木を安心させなきゃ」という気持ちが働き、あえて
「ありがとう。いただきまーす」
と明るく宣言して口をつけてみた。
あーあー、という顔をして、妻夫木がわたしを見ている。
そんなに焦らなくても、わたしは実はお酒には強いのだ。
妻夫木はそれを知らないから「清酒をいきなり女に飲ませるのは危ない」ぐらい思って焦ってるんだろう、とそのときは思った。
それにしても清酒は普段あまり飲まないものだけど、ひとくち含んでみるとなんだかとてもおいしく感じて、一気に飲み干してしまった。
「あー。これすごくおいしいねー。どこの銘柄なのかな?」
と本心からしみじみとつぶやくと、妻夫木と大田が驚いた顔をしてこちらを見ていた。
「ミッチョンって、お酒強いの?」
と大田がおそるおそるといった様子で尋ねてきた。
「まあ、それなりにw」
と答えると、ふたりは顔を見合わせて
「それなりに、どころじゃないよなあ…」
「ミッチョン、なんかイメージ変わったわ」
と大田が半笑いでつぶやいた。
どんな可憐な(しかし誤った)イメージをわたしに持ってくれていたんだろう、と思った。
一通り話をして大田が立ち去った後、妻夫木に聞いてみた。
「女の人がお酒好きなのは、よくないのかな」
「え?なんで?」
「大田、引いてたし」
「ああ、気にするな。あいつ未だに異性に変な幻想持ってるやつだから」
「でも妻夫木もびっくりしてたじゃん」
「ああ、俺?」
「うん」
「いや、俺は…」
「何?やっぱりよくない!?」
「いやいや、そうじゃなくてw」
「何?」
やや酔っていて、しつこく絡むように聞いてしまった。
「いや、だからね」
「なんだよー」
「いや、うれしいな、って」
あっ、と思った。
このお酒は妻夫木が持ってきたもので、妻夫木のおうちはもともと醸造所から発展した会社だ。
「ほら、ほんとにうまそうに飲んでくれたじゃん。
やっぱり、作り手としてはね、うれしいじゃない」
そして
「あー。失敗した…」
とかぶつぶつ言っているのでよく話を聞いてみて、もっとすごいことを知った。
妻夫木は今、若い人向けの新商品を開発する部署で働いていて(これは前から知っていたんだけど)、実は今日、販売直前まで来ている試作品のような販促品のような、まあそんな扱いのものを持ってきていたそうだ。
それを黙って周りの人間に飲ませてみて、反応を見てみたかったらしい。
「俺んちの酒ってわかってたら、みんな多分気を遣ってよく言ってくれるだろ。
でもそんなの、おもしろくないじゃない。
黙って飲ませて『うまい!これどこの酒?』って言わせてみたかったんだよなw」
そのために隅っこに隠しておいたお酒を、酔いどれの大田が見つけ出して勝手に飲み始めてしまったのだった。
でも最後のほうは、もう抑えきれない笑みがこぼれていた。
妻夫木はうれしかったのだ。
事情を知らないわたしが、図らずも思い通りのセリフをつぶやいてくれたことが。
わたしは、なんだか胸がわくわくして、たまらなくうれしくて満ち足りた気持ちになった。
妻夫木にぎゅーっと抱きつきたくなった。
妻夫木は、すごい。
「妻夫木、かっこいいよ」
と、背中をばしばしと叩いた。
「は?」
「なにそれw」
「うん、かっこいいよ」
「わけわかんねぇw」
自慢の友達だよ。
もうたまんないよ。すごいよ」
と、ほろ酔いの頭で語彙がうまく出てこないもどかしさを感じながらも、一生懸命わたしは感動を伝えた。
妻夫木は目を細めて
「おう。サンキュ」
と、わたしの頭をがしがしと撫でてくれた。
それが今回の旅行で一番思い出に残っている出来事だ。
妻夫木はすごいやつだ、と思った。
そして、わたしみたいな平凡な人間と仲良くしている理由が、よくわからなくなったりもした。
妻夫木は、わたしの何がよくて友達でいてくれてるんだろう。
我ながら卑屈だなあ、と思ったけれど、こんなことを考えていると、妻夫木に誘われたというさとしの笑顔が、小学校のころの羨望の念とごちゃごちゃに混ざって、頭の中に霧がかかっているような、すっきりしない重たい気持ちになってくる。
さとしを誘いたかったのは、平野だけなのかな?
さとしみたいな子だったら、きっと妻夫木とも釣り合うんだ、とか意味のわからないことを思った。
こういうことをうじうじと考え込んでいる自分がとてもいやだ。
さとしだって、こんなふうに思われるのはきっと迷惑だ。
そういうことを考えたくなくて、今は仕事をとにかく頑張ることにした。
妻夫木みたいにすごいことはできなくても、自分なりにやるべきことをきちんとこなし続けていたら、いつかはこのもやもやも晴れるかもしれない、と思ったりしている。
次はいつ会えるのかな。
休日はひとりで過ごすことが多く、あまり人を誘うことがないので実は誘い方がよくわからない。
自分から誘ってみれば、何か変わるのかな。
年齢:21
専攻:経済
趣味:海外サッカー観戦・スノボー・フットサル・ダーツ・ゲーム(ウイイレのみ)
音楽:俺なんかは名前も知らない洋楽。Jpopはあまり聞かないが、ミスチルとバンプは聞く。
テレビ:普段は友達と外に遊びに出ているためあまり見ない。ラストフレンズなどたまにドラマを見る。
映画:時計じかけのオレンジ・ゴットファーザー・ファイトクラブ
家族:父は誰でも知っている一流企業の部長・母は専業主婦・姉は地方公務員で市役所に勤めている。
ファッション:前はそこそこ頑張ってドメブラの服を買っていたが、今は頑張りすぎないスタイルで
告白:以前のバイト先では3人に告白されたが、すでに彼女がいたため断った。その後、人間関係に疲れて
今のバイト先に移る。今までに通算、11人に告白されている。たまに逆ナンされることも。
パソコン:パソコンには疎い。たまにmixiをやる程度。だけどmixiに日記は書かないことにしている。
就職のことも考えてシスアドとMOUS取得のために現在勉強中。
課外活動:長期休みにはボランティアにも精を出す。イベントのスタッフ・老人ホームでの手伝い
子供とのふれあい。そこで出会った仲間たちと深い付き合いになることも多い。
東京駅から総武線快速、千葉から内房線でのんびりがたんごとん。2時間ちょっとの簡単な帰郷。
こんなに道はば広かったっけ…こんなにお店少なかったっけ…こんなにがらんどうとした町だっけ…。
あんなに好きだった雑貨屋さん、うわ、冷静にみると超ダサくてちゃちい。
家の敷地いちいち広いよ!
学生がほんともさいなあ。
(逆に、なんで都心のスーパーにいる主婦ってあんな生活感ないわけ??お紅茶と有機野菜と出来合いのデリだけでくらしてるの?うんこしないの?)
この田舎の町が好きだった。雑貨屋、書店、ヨーカドー、ドラッグストア。自転車で夜中に買い物。田舎の楽しみ。
今でも好きだ。
たまに来るにはとても好きな町。
懐かしいし、のどかだ。
それは住みたいこととは別だけど。
コンビニと品ぞろえの少ない本屋と馬鹿みたいに広いドラッグストアとイトーヨーカドーだけが娯楽だった5年前に戻りたくない。けど、たまに来るにはとても懐かしくて好きな町。
都合よく思い出を利用して、実家での休みを満喫して、新宿の狭いアパートに帰る。
へこむなあ。
さよなら好きな町。さよなら私の町。
ほんとの意味でもう私はあの町を好きじゃない。きっと。
人との適度な距離感が測れなくて、神経を消耗してしまう。だから基本的にひとりでいる。
変に気を使いすぎたり気を使わなさ過ぎたか悩んだりして、家に帰ったあとにドッと疲れる。
社交的な友達(いわゆるリア充かな)とそんな話になったことがあったけど、あんまり気にしないと言ってた。彼女は無意識に自然に距離を図ったり適度な気遣いができてるのだ。あるいは努力をして会得したんだろう。私にはそこまでの努力する精神力すらない。
「慣れてないせいだ」と思って、慣らそうと人間関係の中にあえて飛び込んで見た時期もあった。慣れた部分もあるけど、それは少しばかりで、やっぱり性格的に距離を図るセンスがないと思った。それも甘えだと言われそうだけど。
ひととの距離感に限らず、私は考え方とか全体的にバランスが悪い。変に細かいところを考えすぎたりする。
映画を観たり読書が好きな根っから内向的なインドアで、小学生くらいの時から浮いていた。その土壌があってか、今は芸術関係の仕事について少人数の人間と仕事をしている。好きな仕事について、休日はインテリア雑貨を物色したりコーヒーを飲みながら読書したり、好きなことをして満足して生きてる。
友達でも気を使って消耗してしまうのに、恋愛なんてさらに精神力を消耗する。昔は誰かを好きになって付き合ったこともあったけど、甘えすぎたり気を使いすぎたり1人で我慢しすぎたり距離が測れなくてぶつかって傷だらけになって疲れ果てた。恋愛なんてそんなものなんだろうけど、そんなめんどくさい自分自身が嫌いになる一方なので、1人でいることを選んだ。一生1人でもいいと思っている。人生計画や貯金なども生涯1人を設定して考えて実行している。
「好きって言ってくれる人がいたならまず付き合ってみればいいよ」って言われてもどうしてもダメなんだ。貴女は気の優しい人だからいいところを見つけて好きになれるんだよ。でも私はいくらいいところを見つけてもどうしても受け入れられないところがあったらダメなんだよ。
ありのままの自分を好きになってくれる人が現れても、好きになれなかった。選べるような出来た人間じゃないのに傲慢である。
貴女や他の友達と遊ぶ時は短時間だし表面的にはホワホワした人に見えるみたいだけど、中身はそうでもないんだって。
他人との距離感把握能力もなくて傲慢で自意識過剰で偏屈で、自分のダメなところはものすごく把握してるから、一人でいるんだよ。
貴女は本当に優しくてずっと1人でいる私に「恋愛をしろ」と言うけど、こういった理由から1人でいるんだ。
でもこれをどうやって説明したら分かってくれるんだろうか?
今まで「機会があればねー」って流してきたけど、30才近くなってきて会う毎に言われてスルーしきれなくなってきた。しかもそれを言うのは彼女だけじゃなくて女友達のほとんど。これを言う以外は、気の合う数少ない友達で好きなんだけどなぁ。
店主も驚いたっぽいね。ヤラセじゃないってわざわざ書いてある。
でも雑貨のショップとしては品物チョイスも、サイトの作りも秀逸だと思うよ。
自分はインテリアとしての置き時計が欲しくて雑貨サイトかなり回ったんだけど。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/angers/
ZAKKASHOP
http://www.rakuten.ne.jp/gold/zakkashop/
http://www.rakuten.ne.jp/gold/e-yamagiwa/
ここらへん見ると、漠然としたイメージだけで、具体的に何が売ってるかはランキングで見るしかないし、アイテム名や写真は見られても、価格が分からないわけです。
あと、トップが重い…。
その点、雑貨ショップFRAGILEはトップにオススメ商品の製品写真+価格が載っていて、まず商品を気に入らせる作りになってるわけです。
ランキングも3つまでしか載せていない代わりに写真を大きくしているので、物惚れしやすくなってる。
当然写真もキレイなんだけど、この「おすすめ商品」のチョイスもいいし、なにより低価格の製品をうまく選んでるんだよね。
高いものでも、他の店で扱ってない「ドロワーボックス」(12,600円??)だし。
素人がざっと見ただけでも、成功要因がいろいろ詰まっていると思うのです。
あー黒いストロー欲しい…。
転勤で人口5万人くらいの市へやってきた。配布されている広報を見る限り、大体男が2万、女が3万ってくらい。
休みの日に早速周囲をぶらついてみたのだが……これが驚くくらいのド田舎!いや、この地方への転勤が決まってから覚悟はしていたのだが、俺の予想を遥かに上回るほどのド田舎!
本屋がねえ、映画館がねえ、開業医がいねえ、コンビニまで歩いて15分、ネットはADSLが一番早い…ざっと何も考えずに書いただけでもこんな感じ。まあ、それでも今いるアパートでネットさえ整備できれば何とかなるかもしれんが、一番辛いのが交通手段だ。俺は車を持っていない。今までの勤務地では電車やバスなどの公共交通機関が発達していたので、車を買う必要がなかった(普免は持ってる)。ところが、ここでは車がないと本当に身動きが取れない!バスは一時間に二本走っているが、8kmくらい乗ると500円とか600円取られる。市内でも少し開けた地域へ出るためには12kmくらい乗らなければならず、運賃が900円近くかかる。往復で1,800円。前に住んでたところじゃ、バスは指定区間をどれだけ乗っても200円だったぞ。運行本数も桁違いに多かった…。電車は走っていない。
地元のスーパーへ買い物へ行く。アタック1.0kgが498円!?はあ?イオンで買うと298円だぜ?コカ・コーラのペットボトル1.5リットルが298円!?イオンで買うと198円だぜ?何でこんなに高いの?ほとんど定価じゃねえか。…そう、定価だ。前に住んでいたところは、広大なイオンショッピングセンターまで無料バスが運行していたから買い物自体に困ることはなかった。更には、そのイオンから5kmも離れないところに同じイオン系列のスーパーがでーんと構えていたりと、もう意味が分からないくらいにスーパーが乱立していたから、惣菜や魚なんかが安くなる時間を狙って買いに行ったり、折込チラシを見て生活雑貨を安い日に買い込むなんてことで出費を抑えることができた。今住んでいる市内でイオンが出店している地域まで買い物に行くためには、バスで片道880円…。結構大きな出費だ。ネットを整備したら、多分買い物はすべて通信販売で賄うと思う。
家賃も高い。俺が住むアパート(1R)は家賃45,000円。共益費別途で3,000円。前の勤務地で借りていたアパートは同じ1Rで家賃・共益費込みで32,000円…しかも水道代は3,000円で固定。転勤の際には会社が部屋を探してくれるのだが、こんなところしかなかったのか…。しかも光熱水費は実費。いくら住宅手当があるとはいえ、もうちょっと安いところを探してくれ…。そして給料上げてくれ…。思えば、前の勤務地は大学生や短大生が多かったから、物件情報を見ていても割と安くてしっかりとした部屋が多かった。
地元の人たちに話を聞くと、俺が住んでいる地域は市内の中でも一番のド田舎らしい。なんてこった…トホホ。でも、一番開けているようなところへ行っても、あまり変わらんような気がする。若いヤツなんか見かけないし。ジジイとババアばっかり。スーツ着てるとかなり浮く。
俺は新しい土地へ行くたびにその土地のハローワークで求人票を見る変な癖がある。そこで暮らしている人たちがどれくらいの給与帯で暮らしているかが、何となくだが分かるからだ。で、今住んでいる地域の求人票を見てみたが…まず求人自体がない。あったとしても「給与14から18万」のレベル。賞与もねえ。こんな賃金で暮らしているの?まあ、零細企業が多そうな地域ではあるが……。俺も安月給だが、ここの住人たちよりはまだマシってことなのか。
しかし…地域の給与が安いくせにこんなに物も家賃も高くて、生活ができているのか?娯楽だとカラオケボックス(シダックスのようなチェーン系ではない)を見つけたが、平日の一時間で500円とか高過ぎだろ…。他にもっと安い店とかあるかもしれないけどさ…。稼ぐ金は少ないのに、出て行く金は半端じゃねえくらい多い田舎…。ここの人たちは一体どこで遊んでいるんだ?息抜きひとつ出来ないんじゃねえか?
今度は飲食店を巡ってみようと思う。ただ、ここまでで言えることは、「田舎は物価も安くて暮らしやすい」というのはまったくのデタラメということ。都会で安アパートを借りたほうが、交通インフラも発達していて動きやすいし、息抜きも容易だし生活の出費もまだ抑えられると思う。
※10月8日 21:14 訂正:はてブコメで「コカ・コーラの値段がおかしい」というご指摘を受け、スーパーへ確認に行きました。手書きのPOPに298円と書かれておりました。お詫びして訂正いたします。
増田小町に相談させてください。
ケーキを送ったところ「形に残る物がイイ」というクレームがつきました。
後日、改めて送り直すということでその場は納めましたが、何を買えばいいのか、まったく見当がつきません。
貴金属を考えたのですが、自分はMPUの型番は暗記しているけどブランドのメーカーなんてまったく知りません。どのメーカーがどんな層の女性向けなのか・・・失敗すると高そうなだけに金銭的に傷つきそうです。
身近な革製品(財布とか)を考えたのですが、たまに「バーゲンだったからパリに買い物に行ってきた!><」とか言う彼女の持ち物は、なんか変なオーラが出ていて、バランスのとれた物を買えそうにありません。
日常雑貨でお茶を濁そうかと思ったのですが、今度同棲するため、家財道具はじゃまになるので買うなと言われました。
完全に道をふさがれた感じで困っています。
何をプレゼントすればいいのでしょうか?
お店の売り上げがガタ落ちなんだが、CPIみて納得した。
もともと夏は売上すくなかったんだが、こりゃ、嗜好品生活雑貨のうちにまで回ってこないわけだ。
一か月に数個しか売れてないうちのショップが売れてる商品でショッピングモールにランクインしているってことは他のお店はもっとひどいってことか。
怖いもんだ。
http://www.stat.go.jp/data/cpi/1.htm#hou
八月速報笑った。
詳しい見方がわからんけど、6月ぐらいからタガがはずれちゃってんじゃないのさ。
こんなところかな。異論は認める。
追記
確かに、写真部Flickrたんは忘れていたけど、キャラ付けが思いつかないね。six apartとwordpressは迷ったけど、どっちでもいいかな、と。EITFものど元まででかかったけど、思い出せなくてRFCにした。それ以上は、きつくなるだけなので、ここまでで。
それにしても、マジでみんな列挙型ネタ、好き過ぎ。こういうネタやったらウケるだろうなぁ、と思ったらほぼそのまんまはてブに反映されててワロタ。「○○するための××をN個」なんてすぐにはてブホットエントリ入りするし。例えば、ネタ系列でも、同じような事をプログラミング言語とかでやってみたら、またすぐにエントリ入りするだろうね。戦国時代な数の多いジャンルでやると、すぐにウケると思うよ。
私立T女子学園は、正にその通り(個人的にあずまんがよりもT女だったので)。ああいうギャグ群像劇がモデル。
Google信者なので、世界征服ネタは思いつかなかったけど、普段は良い顔しているけど、自分に批判的な言動には「な・ん・だ・っ・て?」みたいに目を光らせてみるというのも良いかも。あとは、Googleモテネタとか。
とか、そんな感じ。
ちなみに、この手のマンガを考えるときに、超大金持ちを混ぜておくというのは、話を膨らませるための一種の王道。こち亀の中川とか、うる星やつらの面堂終太郎とか、そういうの。御坊っ茶魔くんとか、有閑倶楽部なんて、それだけをネタにしたような作品だし。ここで言えば、microsoftがT女の田中小夏みたいな立場。例えば、
とか、そんな感じ。富豪刑事とか、デスノートのL絡みも似たようなもんでしょう。同じようなシチュエーションは、発明家でも使えるので、そちらで考えてみても面白いです。上記で言えば、
とか、そんな感じ。ネタ振りがYouTubeで、たしなめるのがGoogleかな。話の切っ掛けは、性格の幼いキャラにして、その後、やや大人なキャラが突っ込み入れて、その後、別の展開と言うのがセオリー。Twitterとか、YouTubeがそういう先陣を切るキャラでしょう。
あとは、三段論法を壊すというオチもこの手のギャグでありがち。ここで言えば、TechCrunchが、矛盾する情報に悩んであさっての方向で結論を出したりとか、Wikipediaが、あまりの情報の多さに、却ってとんちんかんなことを言い出したり。ちょっとひねらないと面白くないけどね。
というわけで、皆さん、楽しんでいただけだでしょうか。ネタが当たって、僕は楽しかったです。