志村けん追悼の意を込めて、YouTubeでだいじょうぶだあを見てみた。
親から禁止とまではいかないが、それとなく別のテレビ番組を見るよう促されていたからだ。
まず冒頭、志村けん達が踊るパイのパイのパイ〜チンチロリ〜ンだけで
私が笑っているのではない。志村けんに笑わされている。
あんなに笑ったのは無邪気な子供時代以来、何十年ぶりだろうか。
無邪気な子供。
あっと気付いた時には遅かった。休園で暇を持て余した5歳息子が後ろから見ている。
ママ!ママママママどうしたの?何笑ってるの?なに?これなに?これなに?
そして彼は一瞬でパイのパイのパイ〜チンチロリ〜ンを会得してしまった。
この覚えの早さ。
妊娠中からDHAを摂り0歳児教育に勤しみ各種図鑑を与え好奇心を伸ばしてきた甲斐があった。
しかし非常にまずい。
幸い感染者数が少ない地域なので5月6日には幼稚園が再開する可能性もあるのだ。
幼稚園は姑推薦のミッション系、マリアさまのこころそれはやまゆりの世界観。
パイのパイのパイ〜チンチロリ〜ンを披露でもしたらシスターが憤死するかもしれない。
さて5歳児はやめなさいと言ってもパイのパイのパイに取り憑かれている。
お母さんはそれを歌わないでほしいと厳しく言っても、頭からシャワーを浴びせている間に隠れて「パ〜イ…チン……リン…」と呟いている。
パイのパイのパ〜イチンチロリ〜ンとの衝撃の邂逅から3日経ったが、飽きる様子はない。
反応すると続けるので無視するしかないが、それも効かないようだ。
増田の皆さん、どうか助けてください。