はてなキーワード: Weedsとは
自分でもびっくりしているので、書きとめておく。誰にも理解は得られないと思う。
もう何年も前ですが、私は関西ジャニーズJr.(以下、関ジュと言う)がすきでした。
関ジュの中に担当がいて、その子を心から応援していたし、彼(以下、自担と言う)の活躍をずっと見ていたいと心から思っていた。
自担のフォトセット売り切らすために、残何枚か聞いて、同担であつまってみんなで買ったりした。
わりと同担どうし仲良しな方やったと思う。自担があまりファンサをしないタイプだったからやろうけど。
松竹座にいちばん通ったのは2009年夏のTough Weeds。衝撃的にかっこよかったBIG GAME。あのときの彼らのギラつき具合、最高やった。
それから私が最後に「通う」と言うほど松竹に行ったのは2012年の夏。
なんとなく自担にも飽きたのかもしれない。他のコンテンツを楽しんだりして、ゆるく関ジュ担をしているって感じやった。
自担にはデビューしてほしかったけど、できる位置にいないことを、頭では理解していた。
でも心は理解していなかったらしい。
というか、ちゃんと心でも理解しているつもりやったけど全然できてなかったことを、2014年にジャニーズWEST(以下、ウエストと言う)がデビューしたときに知った。
2014年のウエストのデビュー、衝撃的やった。すっかりゆるい関ジュ担してたくせに、自担がそこにいないことが辛すぎて、毎日泣いて過ごした。
ウエストのデビューも、最初は四人で、やっぱり七人で…っていろいろあったんやけど、しかも仲良くしていた友達ふたりのうちのひとりが流星担でもうひとりが小瀧担やったから大変やったけど、
そんなことクソどうでもいいくらいに自担が入っていないことがショックやった。
いや、分かってるねん、頭では。自担は、ぱっと見は同じ位置にいるように見えるけど、いつも必ずひとつ後ろのラインにいること。
頭ではずっと分かってたんやけど、それでもショックすぎて、あれ以上に悲しいことは後にも先にもない。
自担自身も、デビューできる位置にいないことは理解していたし、ウエストがデビューする少し前くらいから、雑誌のインタビューとかでも「デビューしたい」とは言わなくなってた。
「おれは関ジュの風間くんになる」って言ってるのを雑誌でみたとき、言霊ってあるんやからマジでやめてって思ったもん。デビューしてほしかったからね、私は。
ウエストがデビューしてから、自担は本格的に所謂歌って踊るアイドル的仕事をほとんどしなくなり、舞台に出まくった。
最初のうちこそ、松竹系の興味持てないような舞台ばっかりやったけど、だんだん「おもしろそう」って思えるようなものにも出始めて、今は一年中何らかの舞台に出ている。
私は、歌って踊る自担がすきだったので、舞台はあんまり……やったけど、初めのうちは「担当の仕事を見なければ」という謎の義務感もあり、わりと見に行った。
おもしろいと思えないようなものも、ほーんのちょっとしか出番がないのも見た。しんどかった。歌って踊ってほしかった。
公演後に「来てよかった!」と思えるものばかりじゃなかった。コンサートじゃないから、団扇を使ったコミュニケーションもまったくしなくなる。
今は義務感もなく、見たいと思う舞台を、見たいと思う頻度で行ってるだけなので、非常に楽しいです。
でもダンスと歌と同じくらい、照史や濱田(自担とめっちゃ仲良しなふたり)とステージ上で目を見合わせて楽しそうにしているのを見るのがすきだった。
彼らがデビューしたことでもう二度と同じステージには立てないんだってことが辛くて、ウエストの映像も長らく見られなかった。
デビューしてしまった七人のことも関ジュ時代はだいすきやったはずやし、例えば関ジュコンでバドふたりで歌ってるのとかも楽しく見れていたのに、
七人の映像を見ても楽しい気分になんかなれるわけなくて、デビューして3年くらいは事故的にワイドショーとかで見かける以外はウエストを全く見ずに過ごした。
それでも辛さはだんだん薄れて、ふと、ひたすらなつかしいだけの気持ちで七人の映像を見たときに、七人から関ジュ時代の空気感を感じず……もっと具体的に言うと「照史や濱田から自担の気配」を全く感じず、
わたしはバドもボーイズも7ウェストもすきやったけど、そこから漂う「自担と同じ空気感」がすきだったのかもしれないなぁ、って気づいた。
関ジュみんなのことがだいすきやったけど、結局自担の気配がしなくなると、特に魅力を感じなくなった。
自担のダンスがすきすぎたので、他の誰が何を踊っていても、自担が頭の中で同じ振りをする。
「このダンス、自担で見たいなぁ」「自担ならどう踊るかなぁ」「自担のダンスの方がすきだなぁ」ばっかり。
自分でも嫌になって、人が歌って踊るのを見るとしんどくて、最近までほとんど見ないですごした。
たったひとりだけ、Mステにジャスティンビーバーが出たときに彼のダンスを見て、自担と同じくらいかっこいい!って思ったので、自担のダンス=ジャスティンビーバーのダンスです。
私はずっとジャニオタやったのに、ウエストがデビューして以来ジャニオタができなくなって。
二次元アイドルに手を出したりした。二次元アイドルにもいろいろと……運営がクソなこともあって、二次元アイドルからも離れてしまった。
ここ何年かは水泳選手を応援しています。世界でいちばんクロールが早い彼を、心から応援する日々です。
自担がデビューできなかったことが辛すぎて、あの絶望を二度と経験したくないので、もう二度とジャニーズJr.にはハマらないと心に決めて過ごし、
二次元に逃げて、水泳選手を応援して、映画館に通ったり東京のイベントに行ったりする日々だったけれど(それもめちゃくちゃ楽しいのは間違いない)、
苺谷星空くんに。
最初は、ツイッターでTLにたまに現れる彼の動画を、可愛いなーと思いながらのんびり楽しんでいただけ。
でも、星空くんの話し方が、あまりにも中の人そのまんまっぽくて、中の人にも自然に興味を持った。
星空くん、話し方がめちゃくちゃ可愛いから。それってつまり、中の人も可愛いってことやん。
わたしが現役で関ジュ担をしていたときに入所し、当時からダンスが得意な子として目立っていたし、濃いオタクもついてた。
でも当時はまだまだ子供で、「かっこいい」ではなく「かわいい」ばかりだったのよね。
2019年、苺谷星空くんをきっかけに、大橋和也くんが歌って踊る様子を初めてちゃんと見た。
めちゃくちゃかっこよくて、めちゃくちゃかわいかった。
大橋くんを見ていても、自担が脳内で同じ振りをしてくることもなく、自担のが歌もダンスもうまいのに、なんてことも思わず、ただひたすらに魅力を感じた。
あんな子供やったのに!こんなかっこよくなってる!という驚きがすごい。
シンメの丈に関しては、もーーーっとちっちゃいときから見ていたので、かっこいいと思ってしまってることにびっくりしてる。
ウエストがデビューし、しょうれんが引き抜かれた後の関ジュ、焼け野原やったやろうなぁと思う。
わたしはその焼け野原状態の松竹座には一度も行かず、見る気にも応援する気にもなれずに過ごしたから、実際どうやったかは知らん。
でも容易に想像がつく。見てられないくらい辛いこともあったやろうこと。
大橋くんをきっかけに、他の関ジュもちょいちょいみるようになった。
焼け野原を必死に支えた今の関ジュ、めちゃくちゃかっこよかった。
人が踊っているのを「もっと見たい」と思えること、2014年以来なかった。
やっと、自担がデビューから漏れて、傷つき絶望した心が癒されたんだと思う。
救われたって、ほんまに思ってる。
2014年に一度死んだ心が、生き返った感じがすごいする。
もしかしたらまた絶望するかもしれへんとこに、ハマってしまった。
心からデビューしてほしいと思っちゃうの、しんどいけど楽しいこと知ってる。
自担がでなくなって以来初めて、夏は松竹座に行きたいと思ってます。
またフォトセいっぱい買って、一番に売り切れにしてあげたいな。
はー!長くなったー