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はてなキーワード: 選挙対策とは

2009-07-22

選挙 != テスト勉強 != 新卒リクルート活動

私は選挙権は持っているが、正直そんなに真剣政治政治家について考えたことはない。

というのも、誰に入れればいいのか、誰に入れればいいのか判断するための情報をどのように集めたらいいのか、わからないからだ。

ただ、選挙対策に躍起になる政治家たちを見ていて激しく思うことがある。

それは

テスト期間になってから突然知識を詰め込みだす高校生

あるいは

テスト直前に過去問の答えだけ完璧に覚える大学生

あるいは

就職活動のために自分に対するキャラクターを作り上げる新卒

政治家は同じだ。ということ。

医学部では使わない物理数学の知識の良し悪しで行ける大学が決まったり

ただ単位を取るためだけの講義の良し悪しで大学生の優秀さが決定されたり、

大学での活動に関係なく、面接での口のうまさで内定が出たり

そんなのと同じように、

選挙での知名度や口約束の内容で当選が決まったりする。

果たしてそんなことでいいのか。

あるいは、初出馬政治家に関してはそれでいいかもしれない。

実績もなければ、当選してから活動していくなかで更に成長していく可能性を十二分に秘めているわけだし。

しかし、それ以外の政治家は違う。

彼らは経験者として、企業で言う、いわゆる中途採用枠による選考がおこなわれるべきではないか。

彼らが政治家として何をなしてきたか、その一点こそ最も重要とされるべき点だ。

結果を出せない政治家は必要無いのだから。

私は政治に関して全くの無知であるから、かなり考えの無いことを言っているんだろうことは予想出来るが、

「彼らが政治家として何をなしてきたか」を知る方法、選挙において最も考慮するべき点、情報収集方法等

政治事情に詳しい人は自分流の方法論をぜひ暴露してほしいなぁと思う。

2009-07-14

http://www.asahi.com/politics/update/0713/TKY200907130350.html

共産党都議選で埋没 「蟹工船ブーム」どこへ

 総選挙前哨戦東京都議選で、共産党が13議席から8議席に後退した。選挙戦では自公両党とともに民主党も批判したが、結果は政権交代を掲げる民主党一人勝ち。2大政党による政権選択が焦点となる総選挙で、どう存在感を示していくか。選挙対策の再構築を迫られている。

 「自公政権への国民の怒りが、我が党の前進という形で実を結んでいない」。共産党志位委員長は12日夜、民主躍進のあおりで埋没した都議選の結果に無念さをにじませた。「蟹工船ブーム」に象徴される貧困への不満が党員増の背景とみて、党勢回復を狙っていただけに幹部の危機感は強い。

 総選挙では小選挙区候補者擁立を絞り、比例区に重点を置くが、このままでは都議選同様、苦戦は免れない。市田忠義書記局長は13日の記者会見で「2大政党が競い合う比例定数削減、憲法改悪ストップをかけるためにも我が党の役割は大きい」と強調。鳩山代表献金問題を追及し、民主中心の連立政権とも距離を置く独自路線を堅持する方針だ。

 ただ、13日に民主党衆院内閣不信任案を提出すると共産党は発議者に参加。通常は避ける審議拒否でも足並みをそろえる。市田氏は「審議拒否ではない。(不信任案提出で)審議できない相手だと通告する」と苦しい説明だ。(本田修一)

そもそも今更「蟹工船」なんぞに飛びつくような層ってそんなに多かったか?つかあいつら選挙行くのか?という話じゃないかなー。

2009-05-20

(速報)駐日大使にナイ教授がはずれ、オバマ大統領の友人が指名へ

オバマ政権下、次の駐日大使はシリコンバレー弁護士で、企業法務を手がけ、早くからオバマ選挙対策本部役員として、政治献金を集めた辣腕弁護士のジョン・ルース氏で固まった模様。

ルース政治的にまったく無名のダークホース外国語はまったく喋れない人物という。

日本専門家ではなくても、大統領の友人という条件が決め手となった。

これはブッシュ政権下で駐日大使となったシーファー大使が、ブッシュ野球を通じての親友だったように、オバマも「シーファーモデル」を踏襲することになりそう。

これで、日本重視?

2009-05-17

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090516-00000595-san-pol

鳩山新代表 政府与党は「岡田氏よりいい」と”歓迎”

 民主党鳩山由紀夫新代表が選出されたが、政府与党では「原理主義岡田克也副代表よりもくみしやすい」(自民幹部)と冷ややかな受け止めが大勢を占めた。だが、小沢一郎前代表の影響力が続くとみられるだけに、今後の国会対応などに不透明な要素も多い。「愛」を前面に打ち出す鳩山民主党に対し、次期衆院選に向け、どう対立軸を作るかも焦点になる。

  [フォト]新代表に選出され一礼する鳩山由紀夫

 「小沢体制の継続という感じもする。西松建設違法献金事件のけじめをどう考えるのか。(鳩山氏は)大したことないように言うが、われわれは大したことだと思ってる。しっかりけじめをつけていただきたい」

 鳩山氏の新代表就任を受け、自民党細田博之幹事長松江市内でこう述べ、今後も違法献金事件を徹底追及する考えを示した。公明党太田昭宏代表は「体制が代わっても政治とカネの問題で、その責を免れるものではない」、河村建夫官房長官は「逃げずに正面から論戦に挑んでほしい」と注文を付けた。

 森喜朗首相は「まあ用意周到な予定通りの行程だったのかな。もう1週間代表選が長かったら結果は分からなかっただろうね。鳩山さんは小沢さんにつぶされてしまうのかな…」と冷ややかに語った。

 だが、小沢氏の「影」がつきまとうことは、国会運営や選挙対策小沢流の老(ろう)獪(かい)さが継承されることを意味する。加藤紘一幹事長は「小沢氏の影響力が残るということはねじれ国会の困難が続くということだ。気を緩めてはならない」と警鐘を鳴らした。

 一方、鳩山氏の弟である鳩山邦夫総務相は「非民主的な方法で代表を選んでしまい、みんなが『小沢パワーで代表になった』とみているのだから、兄は脱小沢で命がけで頑張ってほしい。理念や政策を共有していけるならば兄弟共闘したい」とエールを送った。

敵に歓迎されちゃいかんだろ。

2009-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20090505143816

国民サラリーマンばかりじゃないからその方法じゃやりにくいということで給付になったはず。自衛でも失業者でも老人でも子供でも給付するわけなんだし。日本はほかの先進国と違って納税者番号もないから所得の把握もろくにできてない。手続きでトラブル続出したら選挙にも悪影響あるわけで選挙対策としてうまいともいえないし、そもそも世論調査では反対が多いのに選挙目当てという批判は的外れじゃなかろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20090505112516

定額給付金

減税したら選挙対策だって言ったら与党は何もできなくなるのでは?

まぁ、事務コストを考えると確定申告時に納税額から一定金額減らすって方法をとれば良かったかも。

コレなら例年通りのオペレーションで対応できますからね。

あれ、減税案は「低所得者(非課税の人)には還付のしようがないから」やめたんじゃなかったっけ?

税金払ってる身としては、非課税なんだから優遇されてるからもういいじゃんと思うけども。

レッテル貼りのような気が・・・

騒ぎすぎってのは斜め上に騒いでる時に使う言葉だよな

http://anond.hatelabo.jp/20090505082437

より。

小沢

法令違反してたら官憲から指導なり調査が入るのは法治国家として当然の話であり、それに対して「他もやってるから・・・」というのは関係ない。

法令に不備や問題点があるならその点を改善点を提示した上で主張するのが筋かと。

北朝鮮

直接国交がない国から自国の領空に事前許可のない物体が飛んできたら問題になるわけで、それが人工衛星だろうとロケットだろう関係ない。

普通に領空侵犯で、警告をシカトしたら普通は撃墜されますし、それが常識

定額給付金

減税したら選挙対策だって言ったら与党は何もできなくなるのでは?

まぁ、事務コストを考えると確定申告時に納税額から一定金額減らすって方法をとれば良かったかも。

コレなら例年通りのオペレーションで対応できますからね。

高速土日千円

経済効果云々は別にして一民間企業(民営化しましたからね・・・過去約束を反故にして)の業務に対して介入しすぎって面はあるかも。

ただ、せっかく民営化したんだから顧客ニーズにあったサービスを展開して欲しいとは思いますね。

たとえば、高速利用料の定期券化とか・・・。運送業には需要があるかと思いますし、コレならETCへの対応が難しいバイクでも普通定期券見せるだけで良いので渋滞解消にはなるかと。

草なぎ

酔っ払ってるだけなら保護なんですけど、通報があった挙句全裸で暴れちゃってるみたいなので、事実だとすれば逮捕も致し方ないですね。

まぁ家宅捜索に限らず、警察権を使って捜査したからには結果に対する説明責任はありますね。

ただコレに関しては、警察がというよりはマスコミの不注意ですね。事実関係が明らかになってない状態で無責任報道している案件

普通にあることが問題。

※たとえ現行犯逮捕であってもそれは「警察現行犯で捕まえた」と言っているに過ぎない訳で、その段階であたかも犯罪者のように報道するのは普通名誉毀損

新型インフル

未知の脅威と既知の脅威、どちらに重点を置くかと言われれば普通は未知の脅威ですね。

新型上陸で死んだかもしれない5人と引換に季節性インフルエンザで3万人死にましたとか笑えねえぞ。

と仰いますが、脅威の度合いがはっきりしない段階でそれを言っても無意味

新型上陸で死んだかもしれない5人

という前提が

「新型上陸で10万人死にました」って結果になる可能性もあるわけで・・・。

逆に

季節性の(「普通の」)インフルエンザでも年間数百人(肺炎などの合併症込みだと1万人そこら)が日本だけで死んでんのよ。

というのはあくまで既知の脅威なので比較的リスク管理は容易。政府レベルではたいした問題じゃないですね。

(毎年死ぬことになる数百~1万そこらの方々にとって大問題なのはいうまでもありませんが・・・)

で、新型だろうが旧型だろうがウイルス性疾患って言うのは、基本的に子供だったり年寄りだったり、要は抵抗力の弱い人が感染しやすいわけですから(罹患率100%のウイルス性疾患って聞いたことないし・・・)手っ取り早い対策はといえば

「外から戻ったら手洗いうがいをしっかりして、栄養つけて睡眠しっかりとって健康的な生活習慣を身につけましょう」

となる訳。そしてこれらは昔から言われてますね。

http://anond.hatelabo.jp/20090505082437

それ読んでもどこら辺が斜め上に騒ぎすぎかわからなかった。

小沢の件は自民もやってるから騒ぎすぎというのも変な話。次期総理になる可能性高い人のスキャンダル普通よりさわがれるのって自然なことと思うが。

テポドンに関しても落ちてこないから騒ぐなってのも文脈無視しすぎと思う。北が長距離ミサイルによるアメリカへの抑止力持つことって日本への脅威であるのは確実だし、北朝鮮宣戦布告とみなすとか国連が謝罪しないなら核実験もやるとかいってるのにスルーするマスコミがいたらその方が異常。

定額給付金選挙対策というけどそれなら減税や子供手当てや農家所得保障だって選挙対策なわけでことさら給付金を選挙対策という意味がわからん。あと減税だと時期がずれやすいし今の所得を把握しにくいから迅速に配るなら定額給付金のほうがいいという判断だったわけで別にそんなにおかしいこととも思わない。これの報道が騒ぎすぎだったという印象もない。

高速道路千円に関する騒ぎすぎがあったという印象もない。安くして自動車が殺到するのを騒ぎすぎだとでも言うんだろうか。

草薙の件も地デジ宣伝やってる人の不祥事ならテレビで大きく取り上げるのは当たり前だし、しないほうが不祥事隠しだと叩かれたんじゃないかと。家宅捜索だってやらなかったら警察芸能事務所癒着してるとか圧力かかったから薬物もみ消したとか本人にもあらぬ疑いかかったんじゃね?

新型インフルエンザも死者が大量に出そうなら大きく取り上げられるのは当然すぎる。あとワクチンに関しては全部新型に切り替えるわけではないし、メキシコ経済破綻で数百人以上支社が出るという根拠もわからん。

2009-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20090329153735

そういう人は児童手当や年金の増額、農家所得保障、高速道路や公立高校の無償化は選挙対策だとは言わないんだよな。選挙対策かどうかの基準は一体何なんだろう。あと選挙対策になるものは禁止すべきだと思ってるのかどうかも気になる。選挙民に利益があることは一切やっては駄目とか言い出したら国民に痛みを与える政策以外やるなってことになりかねないように思う。

2009-02-17

英紙Financial Times の記事

http://www.ft.com/cms/s/0/579dffea-fc44-11dd-aed8-000077b07658.html

Japan’s politicians lose their way at a bad time

 

The DPJ talks about replacing bureaucrats with politicians in key ministerial positions

but says virtually nothing about what policies these newly empowered politicians would

implement. Ichiro Ozawa, its leader, is a survivor from the old school of Japanese

politics too busy micromanaging the election - he is his own Karl Rove - and too

unwilling to share decision-making with others in the party, especially those whom he

suspects are not entirely loyal to him, to be spending time preparing a transition.

 

民主党は省庁に議員を送り込むと言っているが、その議員がどんな政策を実施するのか

実質的に何も言っていない。小沢一郎は保守的な日本の政治家であり選挙対策ばかりで

忙しい。政策決定を党の中の誰とも共有するつもりがなく、とりわけ小沢に完全に忠誠を

誓っていると小沢が信じる人間でないと相手にされない。

 

The other day I asked an MP who is one of the party’s economic policy specialists what

fiscal policies the DPJ would employ to deal with what is shaping up to be Japan’s worst

postwar recession. His answer: “We haven’t thought much about that yet.”

 

先日、民主党経済政策専門家の一人である衆院議員戦後最悪の不況に対する民主党の政策に

ついて尋ねたら、彼は「まだあまり考えてない」と答えた。

 

 

There will be more destruction, perhaps including the demise of both the LDP and DPJ

and the formation of new parties. Whatever the political goings-on, there is no

optimistic short-term scenario for Japan.

 

おそらく自民党民主党の両方の崩壊や新党の形成を含む崩壊がやってくるだろう。

どんな政治的事件だとしても、日本にとって短期的に楽観できるシナリオはない。

 

At some point the public will grasp the seriousness of the economic troubles and demand

change. But that crisis mentality does not exist today. Therefore things will not only

get worse before they get better. They will get worse before the political system comes

up with policies that even stand a chance of making them better.

 

ある時点で大衆経済問題と需要変化の深刻さを理解するだろう。しかし現時点では

そのような危機は心の中には存在しない。したがって政治システムが有望な政策を

思いつく前に状況は悪化するだろう。

 

2009-02-16

 審議中の2009年予算に、さらに補正予算を作るという話。

 ばら撒きをいくらやっても景気は回復しないのだが、ばら撒く事しかできないと、視野狭窄を起こしている。サラ金地獄に陥った人が、目の前の返済日をクリアする為に、より高利で条件のきつい金融会社を探し、融資を受ける事で仕事をしたつもりになってしまうのと同じで、本質的な解決策が見えなくなっているのである。

 ド田舎選挙区公共事業農業補助金をばら撒けば、票と資金を掘り起こせるから、選挙対策になるという見込みもあるのかもしれない。しかし、そのようなやり方では、借金が増えるだけで、それらの地域の担税能力が成長する事はない。この、無駄お金のばら撒きこそが、国民が批判し、改革を求めている部分であるのだが、見えていないようである。

 国民が求めているのは改革である。しかし、小泉後の総理総裁は、改革の担い手としては、今一つであり、ついに、改革を見直すと公言する首相まで出てきてしまった。

 改革の痛みをやわらげるという主張から、改革に反対だったとまで、ニュアンスが変化し、それに伴って、国民支持率も変化している。

 戦後60年間かけて作り上げられてきた制度の、方向性を転換しなければならない状態にあるという基礎的な認識が無いから、改革の痛みとか、反対だったという主張が出てくるのであろう。

 官僚機構を始めとする既得権益層は、方向性の転換をしたくないし、何かをしなければならないのであれば、小手先の無意味な変更で終わらせるとか、変更した結果、国民しわ寄せが行くように骨抜きにしておいて、改革に反対の意見を作り出さそうと企み、いくつかの分野においては成功している。それらの成果を真に受けて、改革を修正すると主張するようになれば、抵抗勢力の対策に乗せられてしまっていると評価するしかなくなる。

 自ら倒れていく内閣に、わざわざ倒閣運動を行う必要はない。むしろ、次の首相の用意が整うまで、今の内閣を倒れないようにしなければならない位である。

 で、問題は、次の首相なのであるが、誰が良いかねぇ。アメリカ国務大臣日本に来るようだけど、自民党議員面談する人の中に、次の首相となる人が居るかもしれんね。

政府紙幣発行をめぐって日本の政・財・官界の右往左往

 ケインズ学派から「構造改革」派が議論を横取り? 不況政局に利用

 学問的議論が政局横取りされた格好である。

それが政府紙幣発行をめぐる賛否両論、とくに自民党内に議員研究会が設立されると、こんどは旧小泉スクールにも飛び火し、竹中ブレーンの一人と言われた高橋洋一東洋大学教授)が、突如、政府紙幣発行の旗振り役を演じだした。

 丹羽春喜論文換骨奪胎だと酷評する向きもある。

 米国の動きが拍車をかけた。

 もともと丹羽理論を応用するかのようにノーベル経済学賞の二人が新政府発行論を揚言した。スティグリッツクルーグマンだ。とくに後者政局の変動にカメレオンのごとく説を曲げる、変える、豹変する。ところがクルーグマン信者日本エコノミストに多いから始末に負えないのだ。

 日銀の08年末の資金供給量は101兆2610億円。3年ぶりに100兆円の大台を超えている。これは金融機関などの資金繰りを支える目的で、とくに年末資金を供給した。量的緩和政策である。

 具体的には金融機関日銀当座預金の残高と、紙幣貨幣の残高の合計が通貨供給量。 日銀2008年11月から当座預金の一部に0.1%の金利を付けている。当座預金金利がつくというのは異常事態である。(或る意味で、この措置は政府紙幣発行が別のかたちの国債発行であるとすれば、同様な効果がある)

 そもそもの政府紙幣発行とは、太政官札による幕末維新の藩札の統一が近代日本では嚆矢であり、江戸の金銀小判の流通がやんで、紙幣経済日本に落ち着いた。日銀はまだ無かった。

 丹羽説は総需要喚起、あまっている生産体制を稼働させ、実効需要を増やせとするケインズ理論の延長にあり、純粋学問的仮説なのである。

 

 ▲米国の議論をみて、飛び出した軽率エコノミスト

 ところが、これまで顧みられなかったこの議論、クルーグマンインフレ目標値などの珍説とともに米国内の議論をみて、あわてて飛びついてきた経済学者エコノミストジャーナリストらの大合唱が巻き起こり、状況が激変したのだ。

政府紙幣発行議論は自民党内で白熱し、細田博之幹事長記者会見で「そんなことができるなら毎年30兆円ずつ発行し、(国・地方の)800兆円の借金を全額返したらどうか。空理空論で意味がない」と否定的態度を表す(2月2日)。

 一方、前向きなのは菅義偉選挙対策委員長ら。「これだけの危機の中、政治主導でいろんなことがあってもいい」と含みを持たせた。

 こうした政府紙幣発行議論に対して日銀白川方明総裁は否定的。

通貨に対する信認が害される恐れがある」と強調したうえ、「政府債務返済能力への疑念から「長期金利の上昇を招く」とむしろ副作用危険性を指摘した。

 

日銀は当惑どころか明らかに反対

白川総裁政府紙幣が市中で流通した後、日銀に戻ってきた紙幣を(1)政府が回収する場合、(2)そのまま日銀が引き受ける場合があり、それぞれ問題があるとした。

 現在、10円、50円、100円、500円などの硬貨はまぎれもなく「政府紙幣」であり、日銀に還流してきた硬貨の一部は政府日銀から回収している。

政府日銀に回収分と同額の財源を渡しているが、政府紙幣も同じ仕組みになると、「(発行額に見合った)資金調達が必要になるという意味国債の発行と実体的に変わらない」(白川総裁

財務省の杉本和行次官は「政府紙幣財政規律との関係から慎重な検討が必要。発行には法改正もいる」と官僚らしく面倒臭そう。また財政法に抵触する可能性があり、貨幣法の改正が必要だろうと手続きが輻輳する可能性にも言及した。

私見を述べれば、アカデミックな議論が、突如、政局に利用されている感じが否めない。もともと丹羽春樹教授の「政府貨幣発行による打ち出の小槌」は、学説であり、政治レベルに降りるときは必ずしも学説通りに実行されない。与野党の妥協の結果、かえって中途半端な実行がなされると(まさに高橋洋一説は丹羽説の歪曲)、景気回復に繋がらない可能性も出る。

丹羽春喜教授の仮説は、そのまま実施される可能性がないゆえに、かえって危ない。

ちょうどドル円固定相場の復活論に似ている。つまり固定相場制というのは、理論的に正しく、しかし運用されると猛烈な投機がおこる。人民元相場がまさしく、その犠牲であり、固定の枠内で投機筋は通貨商品と変える“商機”をそこに見いだすからである。

2009-01-26

定額給付金まとめ

麻生「(海外でも実績のある)定額給付金を年内に実施し、(総額72兆円の)景気対策を行います」

(ま、とりあえず話題集めるか)

民主「それは選挙対策のバラまきじゃないか!自分選挙対策税金を使うな!」

(少なくとも来年夏には選挙あるから叩いておかないとなぁ)

一般「景気対策お金をばらまくって、単純すぎるだろー。麻生ってバカだなー」

(貰うだけだと気持ち悪いから叩いておかないとなぁ)

麻生高額所得者には辞退してもらいます」

(こうしないとどうやら党内まとまらないな)

民主「2兆円あったらあれもできるしこれもできるじゃないか!」

マスコミ用に叩いとくか)

一般「定額給付金をみんな寄付すればいいんだよ」

(俺はしないけど)

麻生「やっぱりこれは景気対策だから高額所得者にも使ってもらいます」

(これはまとまりそうにないな・・・)

民主無駄税金を使うな!」

選挙はどうせまだみたいだから適当パフォーマンスするか)

一般「どうでもいいから早くしろよ・・・。」

カードで買っちゃったよ・・・)

麻生は初志貫徹できなかった時点で全然ダメ

民主はとりあえず叩いているだけで建設的じゃないあたりダメダメ

マスコミに釣られて該当インタビュー賢者ぶってる一般人はもっとダメ

こんな不景気の時にグッダグダ。平和すぎ。安心した。

2009-01-18

邪悪六芒星

に制裁しとこうよ。人道的措置として。

一方的停戦して平和になってあーよかったとか言ってると、「選挙対策として虐殺する自由」が認められたと勘違いしちゃうじゃん。

いやまぁ実際に認められてるから「勘違い」じゃないんだけどさ。

2008-12-17

http://anond.hatelabo.jp/20081217162000

選挙対策=支援者集め

支援者が集まった人物が民意を代表している。

だから間接民主主義意味があったんだけど・・・

今、比例代表とか政党推薦とか制度こねくりまわしてテクニカルだけで政治家になるやつが多すぎて、

選挙対策自分当選に必要な票数をくれる組織にだけ便宜を約束するになってまってるからな。

政治家に必要なのは頭じゃなくて陳情を受け止められる度量だとおもうんだけど、

陳情受け付けてる政治家って今いるのかな?

2008-12-05

祭りのあとで

いしけりさんのブログをみた。すなおに、これでよかったと思った。

http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/56046895.html

今度の件は簡単で、選挙が近いから保守派選挙対策ネットを利用して騒いだんだと思う。人権擁護法案反対運動から、こういう光景は見慣れている。僕は見慣れていたけど、見慣れない人もたくさんいただろう。ネット政治が利用するって、つまりこういうことなんですよ。

でも、最後に判断するのは有権者なんだよね。あまりアジテーションはやりたくない。やりたくないけどやっぱり言いたい。

こんなつまらんことで大騒ぎして国民ウソ解釈を吹き回った国会議員立候補予定者には、絶対に投票しないでおこうよ。そして国会議員バッジは永久にはずしてもらおう。それが。それだけが、ひとりひとりに与えられた責任じゃないのか。

2008-11-28

来年早々、中学同窓会が有るみたいなんだけど

なんか、幹事メンバー創価関係っぽいんだよねー。

これってやっぱり選挙対策

2008-11-16

民主党もバラマキやるんですって。

選挙対策のためのバラマキだと批判されてる定額給付金なんですけど、民主党もやるんですって。

ただし、名称が違う。

格差是正の観点からの税改正 *所得税の正常化(再分配機能の復権)- 民主党 生活が、第一。

格差是正のために、所得控除を整理し、給付・税額控除を組み合わせた制度の導入を図ります。消費税の逆進性対策についても、「戻し税」という形であわせて行います。

ほかの野党も「やり方の問題」と言ってるようです。

給付付き税額控除と呼ぶんだそうです。

「給付付き税額控除」という新しい考え方 - [個人事業主・経営者の節税対策]All About

今回、与党が提案してる定額給付金は、一応一回限りのだから、批判されてるのかな。

制度化するんだったら問題ないってこと?

ともかく「バラマキ」だといって批判しかないマスコミ報道は鵜呑みにしないほうがいい。

定額給付金は税制の抜本的な改革の前哨戦みたいなもので、

給付付き税額控除を導入する際の

問題点の洗い出しをやってる


という見方をしたほうがいいかもしれない。

2008-07-31

歴史オタが非オタ彼女に近代日本の歴史を軽く紹介するための10人

via : http://anond.hatelabo.jp/20080721222220

まあ、どのくらいの数の歴史オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らない歴史世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、日本の歴史を紹介するために

見せるべき10人を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に「明治天皇紀」を布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う近代以前の歴史は避けたい。

できれば明治維新、遡っても幕末期にとどめたい。

あと、いくら歴史的に基礎といっても基礎的すぎるものは避けたい。

歴史好きが国会図書館憲政資料室の文書群は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

歴史知識はいわゆる「その時歴史は動いた」的なものを除けば、山川日本史程度は読んでいる

歴史教養度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

明治天皇(睦仁、第122代天皇

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「明治以前」を濃縮しきっていて、「明治以後」を決定づけたという点では

外せないんだよなあ。天皇だし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この伝説過多な人物について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の立憲君主的成長を彼女

伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいいタスクだろうと思う。

大久保利通(初代・第3・5代内務卿)、木戸孝允(第2代内務卿)

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな薩長リーダー(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには

一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

歴史オタとしては維新以後の木戸存在が“空気”にされていると思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

井上毅(第2代法制局長官

ある種の歴史法律オタが持ってる西洋法への憧憬と、ボアソナード監修のオタ的な考証へのこだわりを

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも井上毅

天皇による国家統治権の正当性」を歴史性によって担保するという憲法義解

立憲主義」を体現するために宗教色を排除した教育勅語

の二つをはじめとして、オタ好きのする法を歴史にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

伊藤博文(初代・第3・8・10代内閣総理大臣

たぶんこれを見た彼女は「千円札の人」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この人物がその後暗殺されたこと、それが韓国では大人気になったこと、

韓国暗殺犯が実写テレビドラマになったけれど、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、

日本国内でそういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

岸信介(第56・57代内閣総理大臣

「やっぱり戦時経済国家総動員法だよね」という話になったときに、そこで選ぶのは近衛文麿

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この人物にかける東条英機の思いが好きだから。

断腸の思い満州に渡って人脈築いた、っていう経歴が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

その「統制経済」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。

産業合理化運動を俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが

小林一三石橋湛山だったらきっちり自由経済にしてしまうだろうとも思う。

なのに、軍需次官に降格人事を自分でかけながらも無任所大臣に就任してしまう、というあたり、どうしても

「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ岸がそういうキャラでなかったとしても、

親近感を禁じ得ない。戦後首相になった際の評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

後藤新平(第34・39代内務大臣

今の若年層で『国家衛生原理』を読んだことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

蒋介石よりも前の段階で、台湾の統治とか統制とかはこの人物で頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティの人物が東京市長で大正時代にいたんだよ、というのは、

別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく歴史好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆる改軌論争でしか後藤を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

原敬(第19代内閣総理大臣

原の「政党政治」あるいは「護憲運動」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

選挙対策としての地元への利益誘導」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそ田中角栄日本列島改造論』はストロー効果以外ではあり得なかったとも思う。

「箱物行政」というオタの感覚今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の

源は原敬にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、

単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

東条英機(第40代総理大臣

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういう統制派風味の軍人をこういうかたちで総理大臣にして、それが連合国に受け入れられるか

気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

昭和天皇裕仁、第124代天皇

9人まではあっさり決まったんだけど10人目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に昭和天皇を選んだ。

明治天皇から始まって昭和天皇で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、人間宣言以降の象徴天皇制の先駆けと

なった人物でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい人物がいそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10人目はこんなのどうよ、というのがあったら

教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。



山縣・桂・西園寺あたりも入れたかったが、無理だった。

というか、ネタとして何番煎じなんだろう

2008-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20080606000225

選挙対策でその場しのぎの聞こえのいい政策ばっかやってるんじゃない?

そんでもって国民もそれを望んでる(将来どうなるかなんて考えてない!今が良いのがイイ!)んじゃない?

そのとおりだと思う。

国民が後先考えないのはしょうがないかもしれない(なんて言ってちゃいけないけど)けど、政治家はもうちょっと冷静に長い目で見てほしい。

拉致家族に対する対応なんかを見ててもそう思う。世論と政策が同調するって危ないんじゃないかと。

http://anond.hatelabo.jp/20080605235610

選挙対策でその場しのぎの聞こえのいい政策ばっかやってるんじゃない?

そんでもって国民もそれを望んでる(将来どうなるかなんて考えてない!今が良いのがイイ!)んじゃない?

2007-12-26

gdgd

福田君、謝ったりしちゃダメだよ。

河野談話とか、村山君と一緒だよ。

選挙対策なのか知らないけどクレクレプロ市民にはダメなものはダメと言わなきゃ。

2007-09-25

自民の役員人事を受けて

選挙対策本部が重要ってことは、自分たちが日本でどのような政治が行うかって事より、自分たちが権力の座にいることのほうが大事だって事だよね。

最近本当に選挙で「勝つ」「勝たせてください」って多く聞く様になった。

市民に取っちゃ「どのような政治か」だけが重要なんだよ。政治家自身の勝ち負けに一切興味あるかい。

この辺、政治は民衆と乖離してるよなぁ、やっぱり。

2007-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20070528131431

年金問題による支持率低下で次の選挙戦に相当のヤバさを感じた党執行部

(もちろん選挙対策コンサルトからの要請あり)によって一石二鳥で始末された

という説を唱えてみると、

アラ不思議

自分でも面白いぐらいそれっぽく思えてしまいました。

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