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2022-10-21

小田原ドラゴンさんの差し押さえ詐欺(?)への対応

これ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/odawaradoragon/status/1583224279394832384

 

これが訴訟詐欺債権もってないのに債権者と偽って返還訴訟を起こし相手詐欺と思って放置してる間に勝訴確定して、裁判所預金差し押さえ強制執行させる)として。

その後のツイートで「銀行に問い合わせ中」とあるが、

銀行裁判所から命令に従って差し押さえしただけなので、いくら口座名義人から詐欺だと説明されてもどうしようもない。

 

弁護士相談すると同時に差し押さえを行った裁判所(の事務官)に連絡して説明しないとどうしようもない。

ついでに言えば、一度判決が確定してしまったら、その判決のもとになった証拠が偽造であっても裁判所一方的判決を取消すことはできず、

被害者再審請求しないといけない。

 

・本人宅に訴状が届いたのに詐欺と思って放置してたのか、過去の事例(https://www.asahi.com/articles/ASP3J65XCP3JTIPE014.html)みたいに無関係の別人住所あてに訴状を届けさせてたのか、とか(前者なら詐欺罪が成立する余地がある)

民事訴訟では相手財産強制調査などできないので(ひろゆきもそれで強制執行を免れてきた)(それを受けて財産調査が少し強化されたが、それでも本人を裁判所に呼び出して聞き出すしかない)、強制執行した相手はどうやって小田原さんの口座情報をつかんだのか、とか(本人に知られず口座を調査できるのは徴税吏員だけ)

いろいろ疑問はあるが、

とにかく銀行に連絡しても時間無駄なので、やるべきは弁護士への相談。どうすべきか専門家が教えてくれるから、一時間5000円の法律相談でもいいから一刻も早く弁護士のところに行くんだ。

2019-11-30

anond:20191130134913

キモくて金のないおっさん」の「理解」に資する描写がある漫画、で最初連想したのは「キーチVS」や「愛しのアイリーン」などの新井英樹作品

あるいは後期「大市民」。

うろ覚えだけど)小田原ドラゴンの「おやすみなさい」や「チェリーナイツ」あたりも良さそう。

逆に「どんな漫画なら無い」のか気になるぐらい、いろんな漫画があるなあ、と最近は思っている。

何年か前に韓国旅行行ったとき本屋によったら「兵役あるある」のエッセイ漫画を見つけて買ったんだけど、字が読めなくても絵だけで面白かったよ。

手榴弾の訓練の前日は怖くて眠れない」んだってさ。

ところでここでいう「理解」は「作品内の描写実像に近く真に迫っている」ってことだとみなして返答したんだけど、もしズレていたらごめんね。

2014-03-30

コンビニバイト仲間

大学生の頃、コンビニアルバイトをしていた。烏丸通という表通りから、少し離れた裏通りにあるマンションの1階で、客のあまり多くないコンビニだった。「バイト代は安いけど楽だろう」と思って応募した。

実際楽だった。僕は大学生だったか夕方から夜にかけてのシフトに入った。オフィス街の近くだから夜は本当に客が少ない。仕事帰りに寄る人が数名、近くに住んでいる人が数名、上のマンションに住んでいる人が数名というだいたい決まりきった人数だった。仕事といえば品出しと、掃除と、レジぐらいで、ほとんどの時間シフトに一緒に入っているバイトの人と喋っていた。夕方シフトは同じ大学生女の子就職浪人している人など、年齢の近い人が多かった。

コンビニバイトしたことがある人なら知っていると思うけど、シフト交代の1時間は次の人と被ることになる。夜間シフトの人は夕方の人と毛色が違った。基本的に年配の人が多く、夜間は一人で物騒だから男性に限られていた。僕はその、限られた交代の時間だけ一緒になる夜間の人と仲良くなった。

その人は28歳で、とても社交的な人だった。高校卒業してから吉本NSCにいたそうだ。その後コンビを解散して何故コンビニで働いているのか聞かなかったけれど、「機会があればまたお笑いをやりたい」と言っていた。

僕がその人と仲良くなったのはただ「社交的でおもしろい人だから」という理由ではなかった。僕は普段人と話すことも少なく、一人でいることが多かったが、その人とは妙に会話が弾んだ。彼は「君は僕に似ているよ」としきりに言った。僕はそう思えなかった。むしろ対極にあると思ったが、そうやって自分に関心を示してくれることについて悪い気はしなかった。

僕らは二人とも映画が好きだったけれど、映画の話をしても見る映画が全く違った。唯一二人とも見ていた映画「乱」だった。その映画を見る視点も全く違っていた。僕が感じたのは、シェイクスピア原作時代劇に当てはめるとどうしても違和感があるとかそういうことだった。その人が大絶賛していたのは隆大介演じる三郎が死ぬシーンだった。「いつ殺されのか全く気付かなかった。あのシーンで急に馬から落ちる演出は度肝を抜かれた」などと熱く語っていたが、僕にはあまり理解できなかった。

そんな中で唯一分かり合えたのが「笑いどころ」だった。彼は小田原ドラゴンが好きだった。人を蔑む笑いというのは、蔑まれた事がある人によって本当の笑いに変わる。人を蔑んだことがない人や、逆に蔑んだことしかない人には、その笑いを真から理解できない。蔑まれたことのある人が唯一笑いに変えることができる。

彼とは、僕が大学卒業してからも「バンドを組もう」と誘われたり、就職してからも「君は絶対に社会と合わない。今からでもコンビ組もう!」などと誘われていたが、お互い携帯を変えたタイミングで連絡先がわからなくなり、それっきりとなった。

それからもう5年経ち、いまだに彼のことを懐かしく思う。僕は結局会社を辞め、あの時のあなたと同い年になりました。あなたは今何をしているのですか。

 
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