「パーフェクト・ブルー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: パーフェクト・ブルーとは

2023-12-27

今敏監督アニメーション映画パーフェクト・ブルーをはじめてみたけど、あれは「推しだとか推し活とか言って他人に願望を投影していると頭がおかしくなって死ぬので、自分人生を選んで生きろ」という話に思えた。

いま見るべき映画なのかもしれない。

2021-07-20

藤本タツキって今敏的だよね

表現方法が似てるんじゃなくて若干目的手段が逆転してる感じが似てる

藤本タツキファイアパンチからずっとテーマは変わっても映画的な時間描写感情描写コマ表現執拗にやり続けてる

今敏過去現在未来、夢と現実空想を混ぜ込んだ手法パーフェクト・ブルーからずっとやり続けてた

当然作品ごとのテーマ目的はあるんだけど自分の好きな?信じた?手法作品を成立させたい、表現したいって方がメインに感じる

2019-04-29

あなた、誰なの?

平成も終わろうとしている今日今敏監督作品パーフェクト・ブルー」を昨日視聴した。

私は、今敏監督作品では「パプリカ」が一番好きでパーフェクト・ブルーは二番目に好きなのだが、やはり名作である


パーフェクトブルーという作品は当時(1997年)には珍しいインターネットストーカーを題材としたサイコホラー作品なのだが、その恐怖は今でも、いや今だからこそ色濃く感じる。


あなた、誰なの?」


パーフェクトブルー象徴する台詞の一つだ。この台詞主人公の未麻がテレビドラマ撮影中に放つ台詞である。その目線は画面の向こうの観客を捉え、こちら側に訴える。


あなた、誰なの?」それはもはやインターネットが当たり前になった世の中では忘れ去られつつある感覚かもしれない。ツイッターを開けば私達は毎日画面の向こうにいる他人の呟きを見て、世界の何処かにいる誰かの喜びに共感したり、怒りに賛同したりする。


近年思う。インターネットに居る「誰か」というのは、勿論現実に生きている人ではあるが、現実での人格とは別にインターネットの中でのみの人格形成している人が多いのではないかと。


ツイッターで多く見られる旦那への愚痴アカウント、これらはほぼ匿名であり、現実旦那への怒りのガス抜きとして利用しているのだろうが、共感できるツイートには多くの賛同コメントがつく。


毎日息をするように呟かれる旦那愚痴だけを見ると、あたかもその人の旦那は酷い人物のように見えるが、画面の向こうで実際どのような生活をしているのかは誰も分からない。もしかしたら、子ども旦那も、その人が作り出した妄想上の産物である可能性もあるのだ。


そのようにインターネットでは、誰も知らない「誰か」がいとも容易く作り上げられてしまう。現実では弱気な人がインターネットでは強気意見をしたり、性別を偽ったり、実際の生活水準より上に見せた生活に見せたりと、枚挙にいとまがない。


インターネット書き込みは今や「便所の落書き」ではなく、何気ない一言人生を変えるほどの現実である。だが、インターネットでは毎日のように人を攻撃し、楽しむ人もいる。


「叩かれて当然のことをしたから」この風潮があまりにも蔓延しすぎているのもあるが、一番に忘れられているのが「実際に画面の向こうには生きている人間がいる」という事実である


インターネットでは、相手をどれだけ殴ろうが、叩こうが、血は流れないし痛みも感じない。だが、画面の向こうでは血は流れなくとも確実に傷ついている人間がいるのだ。


死ねクソリプを送る人は、生身の人間を前にして同じことを言えるだろうか。本当に相手が死んでしまったら、死んで当然だと遺族の前で言えるのだろうか。


10年以上フォローしているフォロワーでも、本名も知らない一面も多くある。インターネットで見られる誰かの一面は、その他の面を一生知ることがないままが大半だ。


平成は終わり、令和という新しい時代を迎えれば、インターネット技術は益々発達し、それこそ今敏監督作品のように夢と現実交錯するような世界あながち妄想でなくなる日が来るのだろうか。


そういった世界を前にしてこそ、インターネットという空間において「あなた、誰なの?」という感覚を持っていることは、大切だと感じる。

2016-06-06

[]映画パーフェクト・ブルー

今敏のやつ。

アイドルストーカーってのは聞いてたけど、いつもの今敏現実妄想?夢?がごっちゃになるようなパターン

もてはやされてるけど結局ワンパターンなんだよな今敏って

つなぎとか演出うまい作画はすごいと思うけど、あまりにもワンパターンすぎて飽きる

そーゆー意味ではワンパターンとはちょっと違う東京ゴッドファーザーズは途中までは面白かったけどラスト微妙だったしなあ

ひたすら演出作画、惑わされるような感覚に酔うのを楽しむ映画であって、物語キャラうすいんだよなー

それはそれですごいとか隙って言う人がいるのもわかるけど

妄想代理人はまだ見てない

確かにすごい人だったのかもだけど、伊藤計劃メソッド的にやたら神格化されすぎてるきらいがある気がする

 
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