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2018-10-11

じんましんが、治らない

原因不明共通の行動とか一切ない。

食べ物バラバラ。白米食べないときもあるし

なにも食べないときがあるから

でも、毎日じんましんが出る。

おでこ痒い、肘の内側がかゆい(何て言うんだ?)

ももかゆい、足首がかゆい

指と指の間がかゆい

虫刺されみたいに、赤くみみず腫れっぽくなるから最悪。

なんなんだ。

市販薬じゃだめなのか。面倒くさいな。

2018-03-09

みみずだーってオケラだーって!!んん?んんっ?

なんでオケラをチョイスしたんだよ!もっていいのあったろ!

2018-02-25

anond:20180225232345

中途半端に衛生面を気にして、火で炙ったカッターを消毒液で消毒してから浅く切ってます

引っ掻いたみみずばれの痕が気持ちよかったからその延長にきてしまいました。

しもやけあかぎれリアルに痛いのでお大事にしてください…

2018-01-03

尿道から出てきたら怖いものナンバーワンを決めよう

石みたいな実際にあり得るものではなく、ありえないけど出てきたら怖いものを決めよう

おれは「みみず」。ちよーこえーよ

2017-10-17

anond:20171016010051

<<死後の世界>>

増田「次は女に生まれ変わりたいんです」

神様前世で、女に生まれて散々苦労したから、男に生まれ変わりたいと嘆願してたのをもう忘れたのか・・?

   そんなお前を憐れんで、男に生まれ変わらせたのに、我が儘な奴じゃ。来世はみみずにしてやる!」

2017-08-09

https://anond.hatelabo.jp/20170809120910

一生、みみずのまま暮らしてゆくか、

今ここでコンクリートの上にでて自殺するか。

まれ変わっても、再び、みみずに生まれてくる可能性も否定できないし、

熱中症死ぬまでの数時間地獄の苦しみを味わうことになるはずだ。

正直、みみずとして生きるほうが遥かに楽だろう。

それでも、俺は敢えて自殺する道を選ぶ。

みみずに生まれ変わらせた神への反逆などと言うつもりは無いが、

俺は俺自身意思自分の生死を決めたいだけなのだ

今日は朝から晴れている。絶好の自殺日和だ。


…なんて思っているかもしれない。

2016-07-25

体と心はちぐはぐで

イエ~~~イ!今日は1日死にたい気持ちでいっぱいだったぜ!

しろ毎日生きていても意味ねーなって思ってるぜ!

気分がソワソワして、気付いたら腕を引っ掻いていてみみず腫にだらけ。

でも休むことな会社に行くし、食欲もあるんだぜ。

体も疲れてりゃ躊躇うことな疲れたしんどいつらい休みたいって言えるのにナァ。

しろ体が疲れてないのに心がブレブレなのはサボりたいっていう怠け心かか?

本当にシンドイひとは体も弱るんだろうしナァ。

イエ~~~イ!!体が元気なことに感謝

甘ったれ明日会社に行くぜ。

クソゲー辟易しながら、腕を引っ掻きながら。

2016-01-29

みみず

私の字は汚い。けど、私の字は本当に機能的だし(何せとても速く書ける)芸術的だと思う。

からフォントつくりたい。名前は「みみず」にしたい。みみずフォント

いつかどこかウェブの端っこで見つけたらよろしく。

2014-03-28

グロバリバリぜーション

大学時代掃除バイトをやっていた。

70歳くらいの浮浪者みたいなお爺さんが面接に来た。

履歴書みみずみたいな字で読めたもんじゃない。

得意科目の欄には「国語」と書かれていた。

会話はフガフガと何を言っているのかもわからない。

面接が終わった帰り際に「うどんを食べたいので200円貸してくれ」ときた。

その姿を見てベテランバイトの2人(45歳くらいと元刑務所の看守の70歳くらい)が、

「あれで採用されると思ってるのかね?身の程知らずが、私が社長ならその場で帰らせてる、不採用確定。」

っと言っていた...

しかし結果は採用

ベテランバイトは衝撃を受けていた。

それ見て当時の私は

「身の程知らずは君達だ、命令が理解できて手足が満足に動いたら誰でもいい。バイト3日目の学生の私と10選手貴方達の時給一緒だよ。」

と思っていた。

時代は流れて2024年

お爺さんの姿は黒人に変わっていた。

2011-12-14

[][]5

傾城の美女

践祚 せんそ

櫛比 しっぴ

折伏 しゃくぶく

不如意 ふにょい  生計の困難なこと

佞弁/佞辯 ねいべん 心がねじけていて口先の巧みなこと

金打 きんちょう かたい約束。誓い。

夷狄 いてき

西陬 せいすう 西の果て

日照雨・戯 そばえ

詫びる わびる

詫く あざむく

瘧 おこり

同衾 どうきん

紊乱 びんらん

誼 よしみ  *喧嘩けんか

凱 かちどき

蒼氓 そうぼう

弄ぶ もてあそぶ 弄る いじる 弄る まさぐる

罪あるは斬る。怯懦なるは斬る。隊法を紊すは斬る。隊の名を瀆す者は斬る。

猖獗を極める・蔓延する・彌漫する

尿 ゆばり

筵 むしろ

膩 あぶら

うなじ

葦笛 あしぶえ、よしぶえ

玉蜀黍 とうもろこし cf玉黍(たまきび)唐黍(とうきび) 

糸瓜 へちま

鰐梨 あぼかど alligator pear

酸漿 ほおずき

とき

鵯 ひよどり

金糸雀 かなりあ

雪洞 ゆきどう せっとう、ぼんぼり、せつどう、ゆきあな

野衲 やのう、やどう

盂蘭盆 うらぼん

点綴 てんてい

羆 ひぐま

紙縒 こより

十露盤 そろばん

肋 あばら

蛞蝓 なめくじ

蚯蚓 みみず

蟋蟀 こおろぎ

飛蝗 ばった、ひこう

鰍 甑 帳 骸 疹 匁 蹄 厩 蔀

鐙 樵 厨 廓 硲 瓢 葎 椛 櫓 蕨

2009-11-21

↑こいつ本日最高のひょうきん者

~ ←これはただのみみず

2009-07-27

また自分のために書く。

http://anond.hatelabo.jp/20090719230333

の続き。

結局友人には洗いざらい話した上で、元の文章を読ませた。

その上で、今はセフレになっている…… とかだといい話だったんだろう。

元友人現セフレ、とか元友人現彼氏、とか、元友人現他人、とかのオチをうすらぼんやり予測していた。

が、なぜか知らないけれど彼は今も私の友達だったりする。

「俺の体で一番大人な部分は中指なんだぜ」と今日も笑いながら言っていた。

大学サークル室で、ふたりで缶コーヒーを飲んだ。無言だったりした。

こいつが私みたいなわけのわからない女にひっかからず、

幸せに誰かのことを好きになって、幸せにつきあって、幸せ結婚して

そして幸せに生きていってほしい。

わけのわからない劣等感(でもまー大体劣等感の原因なんて他人からみりゃゴミみたいなもんだ)とか、

いみのわからない優越感(でもまー以下略)とかそういうものとは縁の無い

団子虫とかみみずみたいに日陰のお似合いの女ではない、

性格も素直でスタイルもよくていい子で顔もよくて頭もよくていいお母さんになるような

そういう女の子幸せになってほしい。

オタクだから一般人より劣っている。そりゃそうだ。

自分の空想でもない、金を払って買う他人の空想がなけりゃ

働くことも、勉強することも、食べることも、笑うことも、泣くこともできないような人間

要するに生きていけないような人間が、

それらによりすがらないでも生きていける人間より劣っていないはずがない。

その上すがってるものが好きで好きでたまらないときた。

どう考えても下位だ。比べることすらおぞましい。

オタクがどうの、というより私が全人類から劣っている。マジで、生きてて、 ごめんなさい。

生体オナホとしてでも役に立てばよかったんだろうけれど、それすら今回叶いませんでした。

そういえば生体オナホもとい生体ダッチワイフとしての依頼はたまーにある。年に五回ぐらい。

オタク知識のある、オタクの、でかい乳とマンコのある、メガネの黒髪ストレート

読書家の女は、そりゃあ好きなひとは好きだろうさ。

「ぼくのことわかってくれそう」だとか「ぼくのことを拒否しなさそう」だとか

「ぼくがかわらなくてもぼくのことをすきになってくれそう」だとか、そういう欲望の上でなら

私は需要がある。

だから次回はちゃんとある。

問題は、次回、大事にしたくないような人からこういう依頼を受けるか、ということだ。

大事にしたい人とは、できない。生ゴミくさやのつめられたダッチワイフみたいなもんだ。

愛着をもたれたら困る。

前の恋人との別れ話の最中、私がこう思って日々を生きていることを伝えた。

激昂された。俺はもっとプライドのある女に惚れていたと思っていた云々。

ごめんなさい。がんばったんです。

よろこぶすがたがみたくて、半年間がんばったんです。

一般人のまぶしさにも、やさしさにも、すなおさにも耐えましたが、やっぱりダメでした。

デートが終わると吐くんです。

ああこれでやっと開放された、次はいつだろう、次なんか永久に来なければいいと思いながら

便器を抱きかかえていました。

別れ話が終わったとき、心は悲しみよりも安堵でいっぱいでした。

これで私は私がゴミ虫だと自覚しつづけなきゃいない日々は終わる。

あのぶどうはすっぱいぶどうだ、たべられないんだ。でもたべてみなきゃわかんないよ。

そう思って食べたぶどうで、アレルギーを起こした。そんな感じ。

みんなどうやって生きてるんだろう。

2009-07-19

夏本番を控え、剛毛を気にしないことにしていたオレが除毛剤初体験

してみたよ。

 

店で買ってもぜんぜんいいんだろうけど、通販で買ってみた。初めてなので、敏感肌用と書かれているもの。

コマーシャルでもやってる、ヴィートっての。フランス製だって。さすが、おしゃれ大国。

とりあえず腋とビキニライン(陰毛ね!)は、なんとなくこわいので、普通に毛抜きで抜いた。というか、それが普段。

今回やろうと思ったのは、いままで無視してきたすね毛ともも毛と腕の毛。

かみそりは使いたくない。かみそり負けものすごいんで。でも、除毛剤も肌にはよくないって言うし、どのくらいよくないのか、一度試してみるべきかな、って。

やってみたら、意外と自分の肌が白いのに驚いたよ。焼いてないから当然なんだけど。

それと、肌は傷跡とか痣とか結構あってきれいではないんだけど、毛を抜くだけでびっくりするほどすべすべで、思わず、しばらくすりすりしてましたよ。どうしよっかなーと思ってる人は、是非一度やってみるべきだと思ったよ。

  

で、やってみよっかなーという人のためになるかどうか、成功と失敗を、つらづらと。

  

☆初回は練習のつもりでやったほうがいい。

時間はじゅうぶんにとったほうがいい。結構疲れるかも。

☆除毛剤だけで全部やろうと思わないほうがいい。うぶ毛は剃った方が楽だし早い。

☆始める前に、どこにどれくらい毛が生えているかしつこいぐらい観察しておこう。

☆両足いっぺんにとかやると割りと大変。時間があるなら片足ずつのほうがいい。

☆全部風呂場でやれ! 最初からマッパでやれ! 水着とか着てやんな!

☆除毛剤は塗るの大変だから手でやってもいいけど、手だと厚塗りが難しいよ。

タイマー必須。そこらへんの接着剤よりよっぽど時間シビア。超正確に。

☆…でも汚れた手でタイマーとか使えないし、防水の普通風呂時計のほうがいいかも

自分で見えない部分の除毛はできません。背中とか。顔も不可。

☆ヒザ小僧も除毛するなら、ヒザを曲げた状態で除毛剤を塗ること。

☆やり直しはきかないので、覚悟を決めて一気に。

☆結局そんな安上がりではない

  

やり直しがきかないっていうのは、1回やったら次は72時間以上空けないと駄目だから。失敗はできません。

当然、毛は伸びてくるから、あんまり前にやっちゃ駄目だけど、かといって、あんまギリギリ前日の夜とかやろうとすると、もし腫れちゃったりしたとき悲惨。1日あれば、薬塗っておけばだいたい落ち着くし、腫れたりしてなくても1日置くことで肌がおとなしくなる。実際、今回何故か右腕の一部だけちょっとみみず腫れになった。足の方が腫れたりすると思ってたのに。すぐに薬(かゆみ止め軟膏)塗ったらじきにおさまったけど、除毛剤がちょっと残ってたのかもしれない。とにかく、よくよく洗い流したほうがいいみたいです。

あと、風呂場でやれっていうのは、どんだけ気をつけてても、結局どっかに除毛剤つけちゃったりするから、よっぽど広い家に住んでる人以外は最初から風呂場でやったほうがいいと思う。除毛剤がついたと思った場所はよく洗い流すこと。知らぬ間に付いたりすると、あとで無性に痒くなるみたい。洗い流すときはシャワー使うので、結局濡れちゃうから、なんにも着てないほうがいい。布につけると布がだめになるし、布についたの気付かず着てると肌のダメージがひどいことに。

最初に足やってパンツ履いたままだったの後悔したのに、そのあと腕やるときブラ着けたままでまた後悔した。学習しろ。

使う量がよくわからなくて適当にやって、結局1チューブちょうど使い切った。これで腕と足全体。もし腋とかも一緒にやってたら絶対足りなくなってとこだった。初回だったもんで毛の量も多くて、それで大量に必要だったとかあるかもしれないけど。とにかく、表面の毛がなくなるだけなんでかみそりと同じ、すぐまた生えてくるから、1回千円ぐらいってぜんぜん安くない。でも、慣れればたぶんかみそりで剃るよりも簡単だと思うし、肌は強いほうではないのに思ったよりもひどいことにならなかった。次回はもっとうまくできると思うし、なんか楽しくなってきたよ。

 

よし、これでプールでも海でも大丈夫

でも、毛はすぐ処理できても、太いのはどうにもならないですね。

2008-01-18

ひいばあちゃんが死んだ

去年の年末の話だ。

ひいばあちゃんが死んだと、実家から連絡が入った。

すぐ実家へとび、すぐに通夜お葬式が開かれた。

つっても、あんまり親戚は集まってなかったし、集まった親戚も葬式特有の暗さは全く無かった。ていうか、久しぶりにあった親戚同士談笑していた。

それもまぁ有る意味当たり前で、ひいばあちゃんは結構前からもう、老人ホーム的なところで、「ただ生かされてる」状態だったから。言い方悪いが、ぶっちゃけほとんど死んでたも同然だったのだ。もうここ1年ほどは、誰に会っても何の反応もできない状態。ときどきスタッフの人が寝返りうたせて、点滴うたせて、痰とって……本当にただ生かされているという状態だった。それが、ある時熱を出して、ころりとそのまま逝っちまったらしかった。

「まあそろそろかと思ったよ」皆そんな感じの雰囲気だった。不思議な雰囲気だった。皆別に、ひいばあちゃんが嫌いだったわけじゃない。つーか寧ろ好きだった。でも、別に、今特別悲しくて仕方が無いというわけでもなく、といって「マジたりーな。ったくこんなときに」とか言うほど悪態をついてるわけでもなく。ただただ「まぁ……こんだけ生きれば大往生だろう」「そうだね」「最後まで肌きれいだったなばーちゃん」「本当だ!これで90か!すげー!」(<ばーちゃんの遺体を見て)

そんな感じだった。

正直最初俺は「おいおい不謹慎じゃないか?」と思っていたが、徐々に「そういうわけじゃないのかな?」とも思えてきた……なんという感覚か表現しづらいのだが。大体、俺自身、そんなに悲しくなかった。悲しいといえば悲しいけどべつに涙は出てこなかった。「そっかーばあちゃん死んだんか……」なんともいえない感じ。

俺はこれまで、死ぬ時は大々的に葬式が行われて皆が悲しむほうが、親戚がちょろっと集まるよりよっぽどいいと何となく漠然と思っていたがそれは寧ろ逆かもしれないと思った。死んでも、そんなに悲しまないレベルまで、「まぁそろそろ死ぬ年頃だしな」そんなレベルまで生きた方が寧ろ幸せなのかもしれないと思った。死んで、大々的に葬式が行われて皆が悲しむなんて、悲しさを増やすだけだ。自分が死んだとしても、今のひいばーちゃんくらいの感じの方が寧ろいいんじゃないかと思った。例えば俺が幽霊になったとして、自分の死後葬式を上空から見れたとして、たくさんの皆がヒーヒーいいながら悲しむのを見るより、ひっそりと「まぁ大往生ですよ」「まあそういう年だったからね」とか言われながら無難にこなされるほうが、多分、いい。悲しい事は少ないほうがいい。

思えば俺は、人の死というのを初めて見た。俺が生まれてから20年、俺の親しい人はまだ誰一人死んでなかった(死んでたとしても物心つく前)。物心ついてから「身内の死」を体験したのは、これが初めてだった。

そして、人の「死体」を初めて見た。チラっとだが。正直怖かった。生で見た事が一度も無かったしグロ画像は徹底的に避けてきた俺だ……皆がチラチラ顔の白い布をとって顔を見ていくのを俺は「すげーな…よく皆見れるな」と感心していた。見てみると、まるでロウ人形みたいだった。タッチじゃないけど「死んでるんだぜ……信じられないだろ」的な感じだった、確かに。陳腐だが生命の不思議さを思った。この今動いていないロウ人形みたいな物体が、昨日までは一応、心臓がバックバック動いて、血を全身に流していたんだ。昨日のそれは「生きてる」で、今のこれは「死んでる」なのだ。ここにある身体を構成している、原子や分子はほとんど変わっていないんだろうに、昨日は「生きてる」で、今のこれは「死んでる」なんだぜ……すげー不思議な気がした。

そしてひいばーちゃんを焼く事になった。

これで俺はまた無知ゆえに驚いたのだが、なんと本当に人間死体を箱にいれて、そのまま焼却炉みたいなところにいれて焼くというのだ(当たり前だろ!!っていうかもしれないが)。それを皆で見てるんだぜ。死体入れて、火つけるとこまで。てか、火つけるボタンは自分で押せってんだぜ。なんという火葬の厳しさ。土葬とは比べもんにならないほどリアルに死を感じざるを得ない(って土葬もよくしらんけど)。そこまでしているとは知らなくて俺はただただ驚いた。まるで「ひいばーちゃんは死んだ。死んだんだぞ。さっきロウ人形みたいで、生きてるように見えたかもしれないけどやっぱり死んでるんだぞ。もう戻らないんだ」とつきつけられている感じ。何故そこまでする必要があるのか、俺らの場合ひいばーちゃんだったから冷静に見ていられたものの、これを交通事故で小さい子供をなくした親にもやっているというなら物凄いことだと俺は火葬がちょっと怖くなった。土葬みたいになぁなぁにして片付ければいいのに、ここまでする必要があるというのか?日本らしくないじゃないか。こんなに白黒はっきりつけるなんて。

そんな事を考えていたらさらにものすごいことがおきた。その火葬から数時間後、今度はお骨を拾うというのだ。俺はまた無知ゆえに、「お骨を拾うつっても、大体スタッフの人が手はず整えてくれてて、骨をあらかじめ砕いたりして壺にいれてくれてて、俺らはちょっと最後にそれを箸でやるだけだろ?」なんて思ってた。そしたら、皆知ってると思うけど、普通にさっき焼いた焼却炉を開けたのだ。出てきたのは、ボロボロの骨たち。俺、生で人骨見たのも初めて。ビビった。更に思った。「ここまでするの?ここまでして死をつきつけんの?すげーな、火葬。すげーな、日本……皆これをかいくぐってきたってのか」と。死体のままに置かれた骨だよ。生々しすぎる。そのまんますぎる。なんという死。完全に死だよ。紛れも無く死だよ。ひいばーちゃんのあの肉体はもう焼かれて灰になったんだ。頭じゃ分かってるけどそれをダイレクトに、完全に、脳に伝えてくるこの骨。そしてそれを、親戚数人で、箸もって、ここから骨を拾って、リレーさせて、壺にいれろっつーの。マジかよ、おいおいおい。お骨を拾うって、なに。そういうこと?!本当にそのまんまの意味なの?!ビビった。本当ビビった。何ちょっとこれおま……「死」じゃん。「死」だよ。死に、触れまくってる。俺。

骨をリレーさせた。うわ。段々麻痺してくる。この異常な状態に。皆「やっぱ年だからスカスカやね」とか言ってる。俺も「本当だ」とか頷いてる。なんだこの異常な……いや、これこそが正常なのか?これ、俺が今掴んでるこの、そこにいるスタッフが「それは大腿骨だよ」といったこれは……ばあちゃんの足にあった骨なんだ……昨日、ロウ人形みたいになってたひいばーちゃんの皮の下の筋肉の下にうもれてたもの……俺が小さかった頃、ひいばーちゃんのももに座ったとき、あのときも下にあったもの……それが今俺が掴んでるこれなんだよ。どうなんだよそれは。生きるって……生きるってのは、全然たいしたことじゃねえんだと俺はそのとき思った。人間生きるなんて全然たいしたことじゃない。骨を見たとき思った、これはあれに似てるんだよ、フライドチキンの骨に似てるんだ。フライドチキンの骨って、いつも全然意識してないけど、あれって鳥の骨なんだよ。生きてた鳥の骨だったんだよ。人間が死ぬのも、それと全然変わりねーんじゃん。人生とか言っちゃって、人間は何故生きるのか?とか言っちゃってるけど、別にやっぱり結局、人間フライドチキンになった鳥と同じじゃん。支離滅裂だけどそんなような事を骨リレーの間ずっと思ってた。何がどうあろうと死ぬし、死んだら、こうやって焼かれて、骨になって、俺も誰かに骨リレーされて、あのスタッフが持ってる壺んなかいれられて、残りの骨は土に返るんだ。土に返るってのは本当その通り土に返るんだ。土に混ざって土になるんだ。それはもともとは、今こうして俺がキーを打ってた、この指の骨だったのかもしれないけど、それはいずれそうやって土の上に捨てられたりしてあるいは壺に入ったりして……そんでその土の中で微生物とか動いてて。みみずとか動いててそういうのも全部死んでまた何か生まれてきて死んで生まれて土ってのもそのうちなくなるかもわからない、それでもしかしたら地球もなくなるかもわからない、でもそのいつだったか俺を構成してた原子は……なくなるのか?どこへ行くのだろ?俺を構成してた原子とかは散らばってまた違う何かを構成していくのか。なら死ってのは、あくまで俺を構成してた、それらのチームが解散するだけの話?ていうか、死っていうか、生と死って、白と黒、みたいな感じじゃなくて、生―死―生―っていうか、いや、っていうより生とか死とかいう概念がそもそもこの全体の流れを無理矢理名付けたものであって、生って……そういう意味じゃ別にたいしたこっちゃないんじゃないか……

そんな事を思った。

そういうのを輪廻っていうのかな?と思ったけど仏教に疎くて分からない俺。

リレーした骨は壺にいれられた。ひいばーちゃんがあそこにおさまっちゃったよ。すげぇ。この葬式システムってすげぇ。死を認めざるを得ないこのシステムってすげぇ。これ昔の人が考えたの?昔の人凄すぎ。俺なら死が怖くて避ける。死んだ人埋めてなぁなぁにして済ませたい。何かで土葬はそう言う意味では未練がましい、火葬は完全に「死」が分かるが、土葬は未練がましさがある、土から復活してくるゾンビや何かもそういった欧米諸国の死のなんちゃらをどうこうと言うのを読んだ気がするがなんとなく分かった気がした。確かに人を人のまま埋葬する土葬は、有る意味未練がましい。それがいいとかわるいとかじゃなくて。火葬は激しすぎ。どっかのアフリカの部族が、死んだ人の頭蓋骨を枕にするとかいうのも聞いたけどそれは火葬以上に激しいかもしれない。昔の人、死、意識しすぎ。すげぇ。俺はそんな度胸なかった。

通夜葬式って正直言って本当面倒くさかったけど、あれはやっぱり本当、生きてる人のためにあんだな。生きてる人が「はい、これで、彼彼女は死にました、以上!解散!」的にケリをつけるためにあんなに長々とやるんだ。

なるほど。ひいばあちゃんはそれでも俺の心の中に生き続けてるだとか、そういうことは思わない。ひいばあちゃんは列記として死んだのだ。死んだし、生きてたのだ。悲しさもあるが、それは、生死に限らずなんでもそうで、時間は、そんなこと気にせず動いてくのだ。死んだのも、事実で、悲しいのも、事実で、でもそれでも進むし、俺も死ぬし、それでも多分人間はまだ生きてて、そいつらも死んで。その流れそのものを止める手立てが出来れば、人間はそこで本当に特別な存在になれるのかも。今の状態では、また他の動物よりなんかよーわからんけどごちょごちょやってるよってだけに過ぎなくて、全然この流れに対抗できてない。病気とか治せても、寿命ちょっとばかし延ばせても死ぬことにかわりがない。俺の意識というこのものを再び俺が死んだ後にも復活できたら人間は特別なものになれるかも。わかんない。でも本当、宇宙とか、なんとかより時間っていうのか、この流れっつーのか、あまりに大きすぎる。陳腐だけど俺は本当ちっぽけ、ちっぽけもちっぽけ、ていうか、もうどうでもいいというか……本当どうでもいい存在なんだと思った。いい意味で。

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