2/11、ももクロバレイベのライブビューイングに行ってきた。
現地のチケットはもともと行けるかが曖昧で取っていなかったので、
初の4人体制でのライブは映画館で観ることとなった。(2/10は仕事で不参加。)
私はZになる少し前からももクロが好きで、ずっと有安杏果さんを推していた。
まぁとにかくこれを書いている時点で卒業発表からまだ1ヶ月が経っていなく、
何もかもがすごいスピードで決まり、終わり、過去のことになっていくのに今もついていけずにいる。
有安さんは何度か喉の不調やインフルエンザでステージを欠席することがあったので、
4人のこともずっと大好きだったし、今はまず満員の東京ドームを見せてあげたい。
推しが誰になるかは分からないけど、私はずっとモノノフでいるのだろう。
そう呑気に思っていた。バレイベに行くまでは。
1/21の幕張で、これが最後の自己紹介だぞと喉を潰す覚悟でありやーす!と叫んだのに、
本当にもう二度と有安さんに向かってありやーす!と叫ぶことはできないんだ。
時々涙を流しながらも、だてありではあーりんMIXを打ったし、
でも有安さんのフェイクがない怪盗、からの走れで、もうどうにも涙が止まらなく、
初めてももクロのライブで最後のZポーズをすることなく会場を後にしてしまった。
私は走れの「待っていても始まんない」からのパート(Cメロ?)を5人で順々歌っていくのが好きで
その日有安さんのパートが他のメンバーに替わっていった悲しさがそこで爆発した。
スクリーンを出て、劇場が入っているショッピングモールのベンチで息を整えながら思った。
私は多くのモノノフと同様、推し以外のメンバーへのコールもサボることはしていなかった。
どの子のソロパートにもその瞬間はその子だけを見てペンライトを振り名前を叫んでいた。
それでも有安さんに対するそれは毎回熱量が違った。
意識してそうしているのではなく自然とそうなる、だから杏果推しを自称していた。
(当たり前にみんなそうだと思うけど敢えて文字にしたことがなかったので特別なことのように書いてしまった)
それがライブ中の自分の中の緩急であったと思う。その「急」の行き場がなくなってしまった。
どこに力をぶつければいいのか分からない。1曲1曲がふわっと終わっていく。
いつからか備わった「この曲の有安さんの良かったところ」をピックアップするオート機能がエラーを起こしている。
有安さんの名前を叫ぶ、有安さんの表情や歌い方を噛みしめつつ記憶に残す、
そういったことを息をするようにしていたので、
今まで4人のソロパートも楽しかったじゃない?コールしてたじゃない?
もしかしてもう少しで有安さんのソロパートが来るからという期待がそうさせていたのかもしれない。
考えたこともなかったけど。
周りに迷惑にならなさそうな時はサビ以外や間奏も踊っていた。
それはすべて有安さんのフリだった。
有安さんが腕を上げるタイミングで私も腕を上げていた。
いつも有安さんと同じ動きをしていた。
ライブ中、メンバーが動いていないタイミングでペンライトを掲げてしまった。
どう動けばいいのかまったく分からない。
現場を重ねて慣れていけばいい、と考えるべきなのかもしれないが、
正直、まったく、楽しくなかった。
目で追いたい子がいない。動きを合わせたい子がいない。
ファンクラブサイトのトップページのように私は自然に箱推しになったのだと思っていた。
それは違った。
何年も命を削って応援してきた子が辞めてじゃあ今日から箱推しですとなれる切り替えの良さは私にはなかった。
4人のことも好きなんじゃなかったの?
何度も自分に訊いた。
れにちゃんは相変わらず聖母のような笑顔だった。レスの範疇を超えたレスに感心した。
夏菜子ちゃんは髪型は大人っぽいのにつるつるのおでこがあまりに可愛くて笑ってしまった。
しおりちゃんの自然な演技がとっても素敵で大好き。ドロシー、応援してる。
怪盗の「ささき あやか」の時の少し照れくさそうなあーりんの笑顔、守りたいって思った。
強気でありつつも、「4人のももクロも少しずつ慣れてね」と優しく提示してくれたいいイベントだったと思う。
それを受け入れられない私に問題がある。
誰もがすぐ新体制のライブを受け入れられる訳じゃないよ!という意見は当然あると思う。
でも新体制に慣れるまで、箱推しもしくは誰か推しの振る舞いが身につくまで、
何度もこの辛さや虚無感を味わう余裕はない。
月並みな言い方だが日々の辛いことを忘れられるのがももクロという存在であり、
現場でまで辛い思いをする余裕はもう本当にない。
タイミングが悪く今現在私生活がかなり辛い。有安さんのことを考えるともっと辛い。現場に行っても辛い。
じゃあ明日から他界します!と宣言する勇気もないが今は楽しみだった東京ドームに申し込もうという気もなくなってしまった。
有安さんを責めたいというような気持ちはない。
大好きだったオレンジノートのフリが変わってしまったことも強く否定しない。めちゃくちゃ悲しいけど。
前しか向いてないももクロを、後ろ向きな気持ちのまま応援するのは失礼なので、ももクロから離れたいと思う。
これはキレイごとバージョンで、雑に言うと自分が辛いのは嫌なので、ももクロから離れます。
こんなブログなんて書いたことがないので特にまとめずに書き始めた私情たっぷりの「日記」の名にふさわしい独り言だけど
読んで嫌な気分になったモノノフさんがいたらごめんなさい。
あれ以来、どうしてるだろう。 サクライブ、行くのかな。 ももクロ現場にもまたきてね。