2014-03-20

筑波 応用理工について

春休みも終わりに近づいてきたため応用理工で過ごした一年間雑感を。 文体が統一されていないと思いますがその辺は勘弁を。

評価といいますか率直な意見感想ですので在籍している一学生が書いているであるという前提で読んでいただきたいです。

(なお私自身、第一志望で入学したわけではないため不快に感じる表現があるかもしれませんがご了承ください。)

まずはどうして筑波にいるのか ということですが、センターでおそらくマークミスであろう大事故を起こし、志望校受験すらできなかったためです。

それでも第2、第3志望校はどうにかなりそうな感触を持っていたのでそちらに出願予定でした。

しかしながら、家庭の事情により関東圏以外の大学への進学が厳しくなってしまい、安全圏かつ関東圏であった筑波大学の応用理工学類に出願することになったため現在に至ります

(私学は金銭面の問題で候補にありませんでした。)

志望校ではないとはいえ、周囲の人たちはほめてくれましたし、良いところだと言っていましたので、色々ありましたが私自コンプレックスなどを抱くことな入学しました。

ここで話が若干前後しますが、入学前に応用理工学類に対して持っていたイメージと志望理由を書いておきます

まず志望理由

私の中でのイメージとして 大学院は当然行くもの というのがあったため、興味のある分野の研究ができるかどうか という点で選び、研究室、院ともに合致するものがあったから。

私にとってはこれが最も重要でした。 ついでアカデミック環境が整っていたから というのも理由です。

ではイメージを。

プラスイメージ

①幅広い分野を学び身につけられる

研究分野が広いため、分野をまたいだ研究ができる

③ある程度名の通る大学なので、学生の質を含めてばらつきが少ない

④真面目な人が多い

⑤応用理工自体筑波大学のなかでも、厳しい学類なので、それを分かったうえでも入学してくる学生はしっかりと目標を持っているだろう

マイナスイメージ

⑥ずば抜けた人たちと出会う機会は少ないのではないか

⑦学類が閉鎖的なのではないか

自転車の利用が多いと聞くが、マナー大丈夫だろうか

⑨応用理工は縦、横ともにつながりが薄いと聞くがどうなのだろう

⑩居住環境は悪くないだろうか(イバヤンというものがいると聞いていたので。


ではイメージはこのくらいにして。 入学後の話をしましょう。

時系列が若干前後している可能性がありますがご了承ください。

4月に応用理工学概論という授業内で、 応用理工(130人弱)のうち2割は留年する 上位5人くらいはどこでもやっていけるような人 毎年同じだから今年もたぶんそうなる 

という話があり、やはり若干厳しめな学類なんだなと実感しました。 一方で優秀な方も毎年確実にいるということだったので、少しでも近づけるように励もうとも思いました。

しかし間もなくして、非常に驚くとともに、私にとっては落胆せざるをえないことが判明しました。

それは、 入学してきた半分以上の生徒が、目標がないどころか、何を学ぶ学類かすら理解せずに入学していたということです。

どんな研究をするのか という段階ではなく、そもそもどんな基礎学習をするのか という段階から理解していないのです。

応用理工学類ですから、当然理工系の学類なので、数学 物理中心に基礎を積み上げていくことはカリキュラムを見るまでもなく想像できると思います

パンフレットHPにもカリキュラムや基本理念研究について割と丁寧に書いてあります

それにも関わらず、 「化学ができると思ったのに、ほとんどできなくてがっかりしました。」 とか「物理はもうやらなくて済むと思ったに、なんでまだあるんだ」といった

ことを言う人までありさまでした。(これはもっともひどい例ですが)

そこまでいかなくても、やりたいことが明らかに情報科学工学システム生物資源が扱う分野の人もかなりいて(しか筑波一志望の人も多々いるのです)正直これには信じられない思いでした。

次に授業のほうへ。

留年率が2割と聞いて、さぞ難しいものなのだろうと思ってのぞんだのですが、この一言に尽きる授業でした。 遅い&浅い

よく言えば工学部的なのかもしれませんが、使えればいい そんな授業でした。 小テスト教科書ベース 自学用の問題集やっておけばなお万全 といったところ。

解析のテストに至っては教科書の例題がそのまま並ぶ有様。 数値改変もなし

それでも単位ヤバイ という人もいましたし、途中から必修の授業に来なくなる人すらいました。

不思議ものですね 全然からないと言いながら授業中にゲームやらスマホやらをずっといじって全く授業を聞かない。 改善する気がないのでしょうか。

私も確かに授業中に、別のことをしていることも多々ありましたが、わからなそうな部分はメモしましたし、それでテストも問題ありませんでした。

結局春の力学Aという講義では3割ほどの人が単位を落としたそうです。 落とした人は皆先生が悪いといっていたので他のクラス講義に一度お邪魔しましたが、いうほどひどくない。

少なくとも先生が原因で単位が取れないほどでは絶対にない。 ただ逃げているだけにしか聞こえませんでした。

他の授業もおおむね同様で、終始スマホをいじる人がものすごく多かったように思います。 ツイッターがメインだったのではないでしょうか。

テスト前と後には、お互いに傷のなめあい状態 個人的にはツイッターはあまりお勧めしませんね。 互いに足を引っ張り合っている人が大量にいますから。 そうでない人も当然いるというのもまた事実だとは思いますが。

秋学期も春学期とほぼ同様の感想なので割愛します。

基本的にはテスト自体難しくなかったので、対策は容易でした。 私にとってはむしろ情報系の講義鬼門でした(こちらに関しては本当にからっきしでやれどもやれども身につかず)

結局必修よりもそれ以外で足を引っ張られた形になり、GPAはあまり芳しくありませんでした。(一応必修のおかげで最低限は確保できましたが)

それでも先輩方の話を聞く限り、幅広い知識を身につけられることや研究関連の設備が整っていることは事実のようです。

学ぶ気になればどんどん学んでいける そういうシステムは出来ていると思います。(たしか3年生以下で研究ができるプログラムもあったはずです。)

(がこのシステムが満足に活用されていないのではないかと感じざるを得ません。)

ところで話は変わりますが、

学類の縦、横のつながりはあります。 ただしできるものではなく作るものだと思います。 

そういう雰囲気の学類です。 あとは横のつながりは、絡む人によってかなり生活に影響しているように思えたので注意してください。 目標と違う方向に引っ張られる可能性もあるということです。

自転車マナーは、はっきり言ってひどいです。

乗り慣れていないのか、あまり上手ではないうえに、傘さし運転 スマホしながら 並列 などなど当たり前にしています。 私自身笠さし運転の自転車が急によろけてきて危うく傘の骨が目に入るところでした。 かなり危ないです。

駐輪マナーは、場所関係もあって少しは大目に見てもいいかな という感じです。 いいわけではないです。

居住環境ですが、私の住んでいる場所に関しては割といいです。 特に騒音もなく、盗難などの事件も起きていないようでした。

まとめさせていただくと、

私の中の想像とはかなりずれたもの実態だった(私的には良いと感じない方向に)

プラスイメージの③~⑤のずれはひどい。特に⑤に関しては信じられないほど違っていた。

一方①と②については事実であるといっていいと思う。(加えて体育 芸術系も学べるのはかなり珍しいのではないか)

マイナスイメージの⑥は本人次第だと思う。 自ら探していけば必ず出会える。

⑦は違っていた。 他の学類の学生とも交流はあった

⑧は事実 かなりひどい。

⑨も本人次第だろう。 私はそれほど薄いとは感じなかった。

⑩は取り越し苦労。 居住環境はむしろいいほうだと思う。 東京まで50分あれば出れるし、大学周辺だけでも大体のものはそろう。自然も多い。

といったところである

このような記事を書くと、確実に お前もそこにいるのに何言ってんだ という声が届くだろう。 

そのとおりである。 私も同じ所属学生の一人で、どんな理由であれ所詮その程度なのである。 

だけれども、それを承知で私の感じた実態を書かせていただいた。批判などがあればぜひ寄せていただきたい。

  • 口語みたいな文体やね 読むのに苦労した 興味のある内容ではなかったので特に何も思わなかった、だからアドバイスも批判も無い、すまん

  • 全部読んでないけど、何やりたいかよくわからないまま入るとか、 はいってからまともに勉強しない奴が多いとか、 それはどこでも一緒。東大京大でも全く勉強しなくなるやつだってい...

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