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はてなキーワード: 緊急地震速報とは

2024-04-04

anond:20240403230607

繊細というか臆病が近いのかも

スズメバチツキノワグマのような生態

臆病だからこそ恐怖を感じた時に自分の身を守るために猛攻撃してくる


異常に怖がりで臆病な人って緊急地震速報の音だったり、家電製品不具合が出たので回収を淡々と呼びかけるお詫びCMなんかでも手が震えるとか不気味すぎるとか怖い怖いって騒いで

でもそれは国民安全のための行いだからめちゃくちゃ譲歩して「怖かったんですけど!!」でなんとか終わらせるけどちょっとでもポリコレ棒で叩ける要素があればこれは社会的に正しくないって難癖つけて潰しにかかる

ただ単に自分が病的に怖がりなだけなのに

ぱっと見正しいっぽいからその意見が通っちゃったりブクマカ賛同しちゃったりしてるのわりと見る

2024-03-31

問:以下は2023年我が国における震度1以上の地震をまとめた表である。下の問いに答えよ。

地震の発生日時 : 2023/01/01 00:00 ~ 2023/12/31 23:59

地震回数の集計 : 月別回数

期間 震度1震度2震度3震度4震度5弱震度5強震度6弱震度6強震度7合計
2023/1/191299200000131
2023/2/163241101000099
2023/3/170308400000112
2023/4/1904312200000147
2023/5/1249111271132010404
2023/6/11064814210000171
2023/7/187337200000129
2023/8/1822910100000122
2023/9/132311133400000471
2023/10/1105349100000149
2023/11/1105349400000152
2023/12/1108357000000150
合計 147956115633520102237

全ての問において地震の起きる確率は条件によらず均等であるものとする。

(1)緊急地震速報の発報基準震度4以上としたとき、発報した確率を求めよ。

(2)2023年1月1日から数えて、2024年1月1日震度6弱以上の地震我が国のどこかで起きる確率はいくらか。

anond:20240331143531

正常性バイアス存在しない

緊急地震速報過去に200回発表されたとする。

そのうち、避難など何かしら対処必要だったものが1件、残りの199件は何もしなくても問題がなかったものとする。

この場合、次の緊急地震速報が発表されたときに何もしなくて問題のない確率は95.5%である

正常性バイアス信者はこれを、「緊急地震速報が発表されているんだから何もしないのは正常性バイアスだ」みたいなことを言い出す。

どのくらい危険であるかは実際の確率から考えるべきこと。

正常性バイアス信者は、実際の確率無視して100%危険ものと考えていて、実際以上に危険性を煽る。

2024-03-21

ひさしぶりに緊急地震速報聞いた気がする

 

鳴るのと鳴らないのなにが違うん?

2024-03-01

アメリカ地震予測機関

明日までに関東震度6.0以上の

 地震が発生する可能性があると」

アメリカ地震予測機関は先々週の緊急地震速報などを的中させており、これまで的中率は50%程度。

千葉人達地震大丈夫かな?

2024-01-12

緊急地震速報のさ

ティロンティロン!ティロンティロン!よりも、

 緊 急 地 震 速 報 

ポーン…ポーン…ポーン…

に物凄い恐怖を感じるんだけど、わかる人おる?

2024-01-05

anond:20240105175631

緊急地震速報が鳴ったら即、家の外に出た方が良くない?

机の下に潜ってたら生き埋めになって死んじゃうよね?(築50年)

 ↓

いくら家を強化してもたまたま倒壊するビルにいる時に地震が来るかもしれんで

 

これに『???』ってなる要素ないと思うんよな

ビル倒れてきたら家をすぐに飛び出しても補強しても無意味だし

外出中に被災したら無意味だし

机の下で生き埋めになりたくない

今回の地震で思ったんだけど、

木造家屋に住んでる場合

緊急地震速報が鳴ったら即、家の外に出た方が良くない?

学校で習った通りにお行儀よく揺れが収まるまで

机の下に潜ってたら生き埋めになって死んじゃうよね?

南海トラフ地震で死にたくないよ~

(築50年以上の木造住宅住み)

2024-01-01

災害なので当たり前ではあるけどテレビ地震津波の話一色になってしまったのを見てて段々具合が悪くなってきた

北陸近辺に住んでるわけではないが、こちらも16〜17時は緊急地震速報が鳴る度にグラグラと軽い横揺れを繰り返したからそのせいかもしれない

3.11の時も同じような調子だった

あの時は東北に親類がいたから余計に、というところはあるけど、被災地で起きたことや向こうの人たちのこれからを思うと胸の辺りに何かこみ上げるような気持ち悪さを覚えてしんどい

しんどいって石川から遠く離れたとこに住む奴が言うのも変かもしれないけど、こういう時どうするのがいいんだろう

石川緊急地震速報が止まらんじゃん。

どうなってるの。

2023-10-10

新海誠の好きなところと微妙なところについて書く

あんまり映画を観る方じゃないけれどね。

ほしのこえ

記憶は定かではないが、おそらくこれが最初に見た新海アニメ

大学在学中はSFに飢えていて、「AKIRA」とか「エヴァンゲリオン」とかを観ていたのだけれど、「ラーゼフォン」にはハマることができなかった。問題は長さなのではないかと思い、26話も見る必要のない映画を手に取った。

この作品が好きだったのは、クラークイーガンが好きだった自分が求めている、別の惑星風景描写があったことだ。僕が映像作品評価するのは、どれくらい思いがけない風景を見せてくれるかだ。火星の大地や、木星イオあいだにかかる雷の橋が美しかった。ヒロインから携帯メールにも確かクラークへの言及があった。

また、日常の美しさを切り取った言葉を、詩のようにつなげていくアニメを見たのは初めてで、そこも新鮮だった。

敵方宇宙人が、鏡像となって話しかけてくるところなど、露骨エヴァの影響を受けているし、詩的な文章村上春樹フォロワーに過ぎないと感じはしたものの、この監督作品もっと見てみたいと感じた。

「僕と彼女の猫」は忘れてしまった。珍しく自分好意を寄せている女性視点失恋の話だった気がする。

雲のむこう、約束の場所

僕が好きな要素がとにかく詰まっていた。架空歴史知的早熟だけれども情緒的には年相応の少年少女、そして天にそびえる真っ直ぐな塔。東京からも見える北海道メガストラクチャーという、自分想像力はるかに超えた世界を見ることができた。

もちろん、欠点もあった。ヒロイン・佐由理を救うか世界を救うか決断を迫られる主人公・浩紀は、セカイ系典型例に感じられて冷めてしまったし、あと、これは前にも書いたのだけれど主人公のやっていることはテロリズム肯定だ。

テロ組織名前も、北海道を手に入れるためなのにアイヌ解放戦線じゃなくて、サハリン樺太先住民族ウィルタ解放戦線だ。ヒロイン祖父名前キノエはアイヌ系の名前だが、そこには一切触れられないし、朝鮮半島のように南北に別れた家族悲劇は、ごくわずしか触れられず、プロットには絡んでこない。つまるところ、政治は装飾でしかない。いいのか。

にもかかわらず、この作品を好きになってしまった。アニメで精密に描かれた東京景色は、当時の僕の生活圏とかぶっていた。自分の暮らす世界彩度を高めた景色は、ぐずぐずとした感傷に僕を引き込んだ。何にもでもなれると、まだかろうじて思い込めていた頃だった。

そして、テーマ曲があまりにも切なく、これがずっと頭の中で流れ続けていた。過剰なまでに作中で繰り返され、露骨でさえある。しかし、悔しいけれども切ない気持ちになるのをやめられなかった。ラストで虚無に飲まれ北海道の美しさで息をのんだ。

自分青春に満足できていなかった僕は、この甘ったるいテーマ曲映画呪縛されていた。批判しつつも、フィルムブックとノベライズを買ってしまうほどだった。これが感傷マゾなのか。

秒速5センチメートル

退屈さを感じる場面や、冗長な個所もあった。でも、日常風景を美しい色合いで描くアニメを他に知らなかった。第2話冒頭の、貴樹が空想する巨大ガス惑星が空にかかった惑星風景は、僕が創作していたSF小説舞台として何度も用いた。

そして、第3話で流れた「One more time, One more chance」ですべてを持っていかれた。ヒロイン・明里と結ばれないラストを見て「そうなんだよ! これこそが人生なんだよ! はっはっは!」と快哉を叫んだ。「鬱エンドだ」「悲しい」と言っている連中を笑っていた。なんてこじらせた大学生だったんだ。これもノベライズを買った。

振り返ってみれば、主人公はいつまでも明里の幻影に惑わされており、サーフィン少女・花苗の気持ちちゃんと向き合っていない。独り身の期間が長かった自分は「応えてやれよ!」とあとになって思ったものだった。そりゃあ、思春期から初めての感情ばかりで、あまりにも未熟で、だから人間関係で目も当てられないような失敗を繰り返すんだけれど、「結局お前モテてんじゃん!」と怒りが湧いた。

後に、貴樹をはじめとした新海アニメ主人公たちはどうやって童貞卒業したのかな、夜のお店かな、などと根拠のまったくない最低な空想をするようになってしまった。自分がそうだったからって投影するなよ。

星を追う子ども

激しくツッコミを入れながら観た作品

統一感のない固有名詞(※僕はファンタジー名前を付ける際には一貫性必要だと信じている。だからアルカンジェリ、ケツァルトル、シャクナ・ヴィマーナと複数言語から安易に引っ張ってくるのを良しとしないし、文法的に怪しいヴィータクアやフィニステラという語も納得できない)、ジブリの表層だけをなぞったような描写主人公明日菜が地上世界と地下世界の両方の血を引いているという重大な設定が劇中ではほとんど描写されないなど、自分が気に食わなかった点は多数あるが、最大の問題点は悪役の森崎(ムスカ揶揄される)のサブプロットのほうが面白く、新海誠思い入れを持っているように感じてしまったところだ。

愛するもの喪失を受容せず(子の喪失ってキーワード村上春樹フォロワーっぽい)、代理品や依り代を求め、神々なり悪魔なりと契約する姿は碇ゲンドウともかぶり、なんにせよ強烈なキャラで、明日菜を食ってしまっている。いっそ明日菜いらなくないか

冥界をめぐり、禁断の知識の代償として盲目になるのは神話的でちょっと良かったけどね。

この頃から、新海アニメを僕はさら批判的に見るようになる。

しかし、作者の意図性癖が透けて見えるというのは一方的に親しみを感じる契機でもある。不完全にゆえに見透かせるものがあり、理解者になれたと錯覚できてしまい、結果的作品を愛してしまうことがある(※これは新人賞を取った作品を読むときもそうなんだけど、「作者はこういうことをやりたいんだろうな。なら、ここをこうすればもっとよくなるだろうな」と考えつつ読むことが多い。創作をしていた人にありがちなことなのかな?)。

言の葉の庭

言いたいことはたくさんある。

けれども、最大の欠点は「何でもかんでも台詞説明してしまうこと」だ。

最後タカオとユキノが見つめあう場面で、高まった気持ちをぶちまけるのだけれど、音楽映像がうるさいなので、台詞なんていらない。

海監督は文章を書く能力はあるのは認めるけれども、「説明小説でやれ」と感じる。「なんでも説明するのをやめてくれ、映画受け手を見くびるな」とも感じた。

そして、鮮やかな色彩がわざとらしく感じられ、反発を覚え始めた。

ただ、この頃から日本古典を扱いだしたのは嬉しい。ささやか愛国心が満たされる。

僕は海外文学が好きなので、逆に外国の人に日本の詩を知ってほしい。

君の名は」「天気の子

観ていない。

言の葉の庭」の一件もあったが、ハッピーエンドになったということを聞いて、寝取られ性癖(というかBSS、「僕が先に好きだったのに」?)を抑える優秀なプロデューサーがついたんだな、とシニカルに考えていた。売れるようになった、大ヒットを飛ばすようになったとも耳にして、新海誠自分からどんどん離れて行ったように感じた。そして、もう二度と新海アニメを見ることはないだろうと思った。友人や尊敬するSF作家が見ていると聞いても、耳を塞いでいた。

君の名は」の予告の「スカート注意、男子目線!」といったセリフにも、新海誠性癖が透けてみるのだけれど、徐々に作者のあけすけな欲望に対して嫌悪を感じるようになっていた。

これは男子出身の僕がそうだからかもしれないけれども、僕には、男性監督女子高生をじろじろ見て偏愛していると気づくと、鬼の首を取ったかのように指摘してやりたくなる悪癖がある。岩井俊二映画を観たときもそうだし、「ラストレター」を観たときは「俺を振った女は不幸になればいい」という怨念を感じた。庵野秀明俳優やってたのはめっちゃ面白かったけどね。

「すずめの戸締まり

ある女性が新海アニメが好きで、じゃあ一緒に見に行こうということになった。ただし、彼女が好きだったのは「君の名は」以降だった。

「お手並み拝見」と思いながら(なんだかんだで楽しみにしていた一方、不安でもあった)観てみると、極めてまっとうな少女の成長映画になっていて驚いた。

被災者のすずめが「死ぬのなんて怖くない」と言っていたのが、逆に震災記憶と向き合い、心底死を恐怖し、逆に生きる実感を取り戻す構成が素晴らしかった。自分を助けに来た謎の女性自分自身だったってのも良かった。周囲の支援必要なのはもちろんだけれども、傷付いた自分を癒すためには、どこかで自分の力を信じて自分の足で立ち上がらないといけないのだ。

ロードムービーとしても優秀だし、周囲の人々が善意にあふれてすずめに手を差し伸べてくれたのも、叔母の環が思わず激高して負の感情をぶちまけるシーンのための溜めだと感じ、よく計算された素晴らしい脚本だと感じた。

今まで肯定的だった(あるいはマスコットしかなかった)猫が、ダイジンという善悪不明存在になったのも面白い。

今まで別の災害という形で間接的に東日本大震災を扱ったと聞いていたが、正面から向き合ったのはとても立派だ。このタイミングでなければできなかっただろう。

恋愛要素を薄めたのも大正解。「シン・エヴァ」を観たときみたいに、「監督大人になったんだな」と感じた。

それでも無念な個所はある。人口希薄になった土地を神々に返すというモチーフと、地震を封じる要石というモチーフが、完全に噛み合っているわけではない(人口が減少している時代から出てきた発想では? なぜそこから厄災が漏れ出る?)。少しぶれている。また、震災は人力で防げる、つまり東日本大震災は防げた、という誤った読解を誘発しかねない面もある。

あとは、震災描写リアルだし、緊急地震速報が頻繁に鳴るので、観ていてずきずきと頭が痛み、かなり気分が悪くなった(御茶ノ水近辺も学生時代生活圏内だったし)。昔は「アルマゲドン」みたいなパニック映画大都市がぶっ飛ばされるのを見たり、「地球大進化」の大隕石地殻津波が起きて日本列島が引き裂かれるのを見て気分爽快になっていたのだが、ある時点で感受性が「まっとう」になってしまったらしい。

ところで、この作品村上春樹かえるくん、東京を救う」のオマージュだとよく言われるけれども、「海辺のカフカ」のパロディも仕組まれている。東北まで中古車ドライブする芹澤青年が車内で流すのが「夢の中へ」だが、「海辺のカフカ」でも星野青年が何を探しているのかもわからない中田老人を連れて車で高松ドライブしながら、「探し物は何ですか~」と口ずさむのだ。誰か気づいてないかな。

そのくせ、村上春樹オマージュにとどめ、影響下からは完全に脱しているように感じた。

疑問点。すずめの三本足の椅子過去自分に手渡されたことで、時間の輪っかをめぐっていないか? 

その他

どの作品かは伏せるが、主人公が僕の名前と同じで、ヒロインから名前を呼ばれるたびに恥ずかしいくらいに動揺してしまった。

当時流行っていたラブプラスをやっていたら、おそらく引き返せないことになっていただろう。

あと、「すずめの戸締まり」に関するウェブ記事で、新海監督が#MeTooのこともあるしパンチラを封じたと聞いて、機を見るに敏だなと感じ、何となく気に食わなかった。正しい判断だと思ったけど、商業性に屈したようにも感じたのだ。正確には、「雲のむこう~」みたいに政治的を雰囲気に使うのをやめたのが、なんとなくタイミングが上手すぎて、逃げ足の早さを感じるのだ。

でも、とっくに青春コンプレックスこじらせオタク向けクリエイターから国民監督に変わってしまったのだ。寂しい。あんなこじらせた作品を書くのに既婚者なのも納得できない時期があった。

まとめ

こういったことを、友人に対してつらつら語っていたら、「それはお前、もう立派なアンチだよ」と指摘された。「アンチじゃない、愛情と憎しみの両方を持っているだけだ。複雑な感情をも抱えているんだよ」と反論すると、「お前が複雑な感情を抱えていない対象なんてあるのか」と笑われた。ひどくない?

これだけ複雑な感情を抱えているので、「君の名は」「天気の子」を見るのがずっと延期になっている。諸般の事情ラブコメ苦手だし。

2023-06-08

anond:20230607162734

規則に出される大きめの音ってつらいよね。

うちのマンション住宅地の中にある。隣は広い駐車場のあるコンビニで、一年ほど前は夜、若者駐車場の隅(照明などの関係マンション側の隅)で談笑している声がたまに聞こえていた。窓を開ける季節なら来たことがすぐにわかる。いつも同じグループなのかはわからない。

話し声そのものはそう気にならない。内容がわからない程度の音量でボソボソ聞こえるだけだから

ただときどき笑い声や大きめの声を聞かされるのがつらかった。大きい音を前触れなく出すからドキッとするし、次にいつあの大きい音にさらされるのかと警戒するようになる。

急に大きい音を聞かされるとアドレナリンが出るのは、携帯電話緊急地震速報体験している人も多いだろう。笑い声や大きい声は一瞬だが、体が警戒モードになるのは変わらない。

そしてそのうちに、小さい話し声が聞こえてくるだけであの不快な音をいつ聞かされるのかと緊張するようになってきた。

しかし幸いそこまでで、彼らは寒くなったら来なくなり、暖かくなって窓を開ける時期になっても若者たちは戻ってこなかった。誰かが通報していたのかもしれない。

2023-05-05

さっき緊急地震速報きてたけど眠かったから寝てた。

2022-11-16

anond:20221116153717

緊急地震速報とかの話じゃね? まあ、映画館側で対応してくれるだろうけど。

2022-11-14

【滅茶苦茶ネタバレあり】「すずめの戸締まり世界設定について

この記事にはすずめの戸締まりの重大なネタバレを含みます!!

これから観るつもりの人は回れ右!!観るつもりない人もこれだけ読んでもおもんないし回れ右!!観た人だけスクロールしてくれ!!!




























すずめの戸締まり観てきた

すずめの戸締まりを観てきた。ネットネタバレを踏みたくないのと、たまーにレイトショー映画を観ると気分が良くなるので公開初日レイトショーで。感想としては「すずめちゃんカッコイイな」とか「やっぱ映像綺麗だな」とか「今回はPV演出やらなかったんだな」とか「ドライブしてるあたりが一番面白かったな~」とかそんなところ。個人的には君の名は。と天気の子には及ばないけどなかなかい映画だった。ネットでもいくつか既視聴者感想検索してみたが、刺さった部分の感想は人それぞれでありつつ、それなりに好意的評価が多かったように思う。また、劇中でははっきり名前こそ出さなものの、「東日本大震災」が起こった世界を正面から描き、主人公の追悼と成長を描いている点も、今のところはおおむね評価されていた。一方で、事前の予告では東日本大震災を直接的に取り扱った物語であることは示されておらず(私の知る限りでは、緊急地震速報流れるシーンがあるとかその程度の周知だったと思う。小説読めばわかったらしいけどまぁ読まないよね)、物語後半に割と不意打ち的に311描写があることへのある種の懸念と、個人的嫌悪感を示す人も多少見られたと思う。これらのレビューについて、皆それなりに首肯できる部分もあり、個人の感想と照らしあわせながら楽しく読ませてもらった。でも、これらの世に出てきたレビューを読みつつ、個人的に気になった点が一つある。

みんな「世界観と設定」について、全然話題にしてないな?ということ。この映画の最大の瑕疵、というか問題点になりえるとしたらこ世界設定の部分だと感じていたので。

まりにみんな何も言わないので、匿名ブログを書いてしまった。匿名なのは卑怯といわれるかもしれないが、そもそもブログやってないので…。

すずめの戸締まり世界観と設定

すずめの戸締まり世界観と設定について、私が映画をみた限りでの理解を以下に記す。あくまで私の理解なので、誤っていたらご指摘ください。

  1. 日本列島には、「ミミズ」という意思なきエネルギー生命体のようなもの存在している。
  2. ミミズ日本各地の廃墟に発生する「後戸」を通じて「常世」という裏世界から現世に表れ、災害を引き起こす。劇場内で配布された特典「新海誠本」では災害や疫病を引き起こすと書かれていたが、劇中での災害はすべて地震の様子。
  3. これを止めるためには、「閉じ師」と呼ばれる代々受け継がれた役職者たちが、「後戸」を占める神道的な儀式を行う必要がある。
  4. また、ミミズを封じるために「要石」と呼ばれる半神たちが2柱、それぞれ2カ所に封じられている。作中で閉じ師の草太が無理やり要石にされ、すずめはそれを解除するために奔走する。この要石たちは最初から神ではなかったようで、元々の要石であったダイジン、サダイジンが要石になる前になんだったのかは不明。姿形通り猫だったのか、それとも草太のように人間だったかもしれない。
  5. この世界では(名前こそ直接的にだされないものの)東日本大震災にあたる災害が作中では12年前の3月11日に発生しており、多くの死者を出しているようである。すずめの母もこの時亡くなっている。また、福島県に帰還困難区域が発生している描写から原発事故も起きた様子。
  6. 東日本大震災ミミズのせいで起きたものかははっきりとは明言されていなが、否定するセリフもなく、ミミズによるものと考えるのが自然
  7. 物語終盤、要石の封印が解けたこからミミズ活動が活発化。東日本大震災の起こった東北圏でもう一度大災害が起こりそうになったため、すずめと復活した草太がそれを止める。

どうだろうか。列記すると滅茶苦茶カルトな設定だなと思う。作中ではもう少し自然に描いているのは確かだ。でもそもそもこの映画を観たら、「映画として面白かったかどうか」とは別に「この設定が受け入れられるか否か」がかなり心に引っかかるのではないだろうか。個人的にはちょっとウェッという感じで、この設定使うなら311じゃなくて君の名はのように架空災害として扱うか、もしくは311ミミズ由来のものじゃなかったことを明示しとくべきじゃないかと思った。福島地震に遭遇するシーンでミミズが現れないことから、「あぁ、すべての地震ミミズ由来ってわけじゃないのね…」と少し安心したら、そのあとの「草太さんが抑えてくれてるんだ!」というセリフでずっこけた。ほんとにカルトだよ。

「結局創作なんだからいいじゃん、現実創作は別だよ」という意見もあるかもしれないが、311は実際に起こった災害であり、それを作中で扱ったにも関わらず原因ミミズなんです、はちょっとなんか、私はイヤですね、という感じ。

ちなみに「作中では311は止められなかったのか?」という至極当然の問いに対しては作中では特に答えはないが、ファンコミュニティ間では「そもそも震源地が海だから無理だった」とか「草太の父世代の閉じ師が出てこないことから察せる」とか色々考察があるようである。まぁ書いててむなしくなるような話題である

なお、現実世界の話をすると阪神淡路大震災震源淡路島南部直下型地震関東大震災神奈川県西部東京湾北部山梨県東部震源三つ子地震だったといわれている。作中でもふたつの震災は起こっているっぽいので付記する。

なぜみな口をつぐむのか

上のような設定について、私は「みんな特に何も違和感をもたなかった」とはあまり思えない。みんな「違和感があるけど口にだしていないだけ」なんじゃないか……と、他人心中勝手想像している。ツイッターやインスタ等の短文SNSだったら確かに面白かった!芹澤いいわ~」で終わりだろうけど、ブログレビューサイトで長文のレビューかいててこの世界設定に触れないとかあるの?と思っている。ただ一方で、確かに語りにくいよなと感じる部分もあって、これもその理由を列記する。

  1. そもそも震災の話なので口に出しにくいから。…映画感想ではなく直接的に311の取り扱いに至る話になるため。「すずめちゃんが前を向けてよかった」とか有体な感想をいうのとはわけが違う。それこそ親族が亡くなった人が大勢いるのが東日本大震災であり、うかつに口を出せない。そもそも被災者達の感情が優先されるべきでは?という遠慮が先にくる。
  2. 海監督本人は真摯に描いてるつもりで悪気はないっぽいから。…悪気がないのはわかるので、現時点で強く批判する気持ちにもなれない。
  3. まだファンしか観てないから。…公開から一週間もたっておらず、新海誠ファンしかみていないため、批判意見を言わない、積極的に言おうとしない。

1について、実際の被災者の方はどう思っただろうか。上記の不意打ち的な311描写も含めて、東北劇場では結構トラウマえぐられた人も多いのではと勝手心配をしている。ちなみ当時東京に住んでいて被災といえば計画停電くらいだった私でも、日記のシーンと燃え盛る瓦礫のシーンはちょっと心にきた。

2については皮肉抜きに新海誠尊敬する。「シン・ゴジラ」も「君の名は。」もアフター311映画ではあったが、東日本大震災のものとしては取り扱わなかった。押しも押されぬ超人監督として、期待のかかった商業映画東日本大震災をメインテーマひとつに据えた心意気は本当に見上げたものであると思う。扱い方は個人的にはうーんではあるが。また、ここで難しいのが、すずめの戸締まりにおいて311はメインテーマの「ひとつ」でしかないところである311映画ではない。

3については、これからファン層以外にリーチしたときにどうなるのか気になるところ。例えば金ロー放送したときとかさ。

今後の評価について

現在ネット上で閲覧できるレビューはほぼファンによるもので、おおむね好意的ものが多い。これから本職の映画評論家や、メディアによるレビューが始まるだろう。彼らはおそらくこの世界設定について、ファンレビューのように目をつむることはできないのではないかと思う。上記1のような問題もあり、どのような評価がされるのか気になるところである

ちなみに、IGNJapanの11月12日(公開翌日)付レビューでは以下のような一文がある。

>> しかし僕が気になったのは別のことだ。3.11後の物語性や震災歴史、そして天災を鎮める世界観として神道を引っ張ってくる意図についてはこれからメディアでの評論レビューで嫌になるほど言及されるだろう。そこに自分の関心はあまりない。 <<

この筆者本人は関心がないそうだが、記載の通りよくもわるくも嫌になるほど言及されるだろう。

結局のところ

みんなどう思った?俺はめっちゃ違和感あった。映画のできそのもの否定するわけじゃないけど、世界設定については滅茶苦茶やんけって思った。気にならないって人のほうが多いのかな?

2022-11-12

すずめの戸締まり とても良かった

「本作には、地震描写および、緊急地震速報を受信した際の警報音が流れるシーンがございます警報音は実際のものとは異なりますが、ご鑑賞にあたりましては、予めご了承いただきます様、お願い申し上げます。」

公式HPにあってかなり身構えながら観に行ったけど、じんわり前向きな鑑賞後感があって、映像の美しさもあってとても映画に入り込めた。

君の名はスカッとした感じとも、天気の子の若干モヤっとした部分を残す感じとも違う、じんわりした感じ。

ロングラン上映になるだろうし時間が経ってからもう一回観に行こう。

2022-11-01

何度やっても梨泰院事故で生き残れない

自分だったら梨泰院事故で生き残れるか?と考えたが、何度シミュレーションしても詰む。

生き残る方法が思いつかない。誰か教えてくれ。

あんな混んでる道を通らない

神の視点で上から見ていたら危ないと気付いただろうが、人混みの中ではせいぜい数メートル先までしか見えない。

しかも今回は、途中までは混雑が比較的少なく人が流入してしまい、道の途中で混雑が増し、気付いた時には引き返せなかったという。

あの道に入る時点では、他の道だって同じように混んでいたはずで、どのルートが正解なのか事前に予測するのは難しい。

とにかく細い道を割ける

混んでるかどうかに関係なく、細い道を避けようとする手もある。

ただ自分が行きたくなくても流れに飲まれたら連れていかれてしまう。広い道だと思っていたら途中で細くなってしまうことも。

仮にみんなが細い道を通らなくなったとして、その分広い道や広場での人口密度が上がる。今度はこちらで雪崩が起きるかも。

どこかをふさいだら違うところが噴き出す。

壁をよじ登る

壁をよじ登ったり2階の人に助けてもらった人もいたが、運よく壁側にいられるか、登れるような突起があるか、あの密度の中でよじ登れるか?よほどの幸運と体力がなければ死ぬ可能性がはるかに高い。

しかも今回の事故でみんな「壁に逃げれば良いんだ」と学習したなら、むしろ次同じようなケースあったら、今度は壁側に殺到してしまい圧死の確率が上がるかも。

結局、人口密度が高すぎる場所に降り立った時点で個人の頑張りではどうしようもなく、死んでしまう。

そもそも混雑する場に行かない

じゃあそもそも梨泰院が危ないと察知して行かなければ良かったじゃんとなるが、これも結果論

電車を降りた瞬間に「危険度」を察知してそのまま乗り過ごせれば助かるだろうが、

ホームの様子だけであの細い道の危険性を察知できるエスパーはいない。

今回梨泰院の駅から出てくる人の流れを見ても、駅から出口までは隅田川花火品川駅レベルの”よくある混雑の状況”であり、

あの状態で死の危険を察知するのは無理だ。

今後の人生であの程度の混雑には遭遇してしまうだろうし、それを全部回避して生きるのは現実的ではない。

交通整理をちゃんとしてたら良かった

もちろん警備が交通整理をしていたらかなり確率は違っただろうが、実際に警備がいたとしてあの事故100%防げたか?というと疑問。

密集した人の流れを整えて緩和する効果はあるだろうが、そもそも人が集まる前に防がなくてはどうしようもない。

仮にあの細い道を通行止めにしたり一方通行にして対策しても、他の通路事故が起こったかも。

人口密度が高いと対処療法では防ぎきれない。

しかも「梨泰院エリア全体」の人口密度を下げたとしても、今回のような「局所的な人口密度」まで読み切ることは非常に厳しい。

(〇万人の人出というのは分かっても、各通路ごとの密度は把握できない)

もちろんエリア全体の人口密度を下げたら、各通路密度も下がり事故確率は大きく下がるとは思うが…

どっかの路地で突発的に起こりうる雪崩まで防げるんだっけ?というと、防げなそうな気がしている

仮に発生確率30%を1%ぐらいまでに下げたとしても、0には出来なくない?(警備が頑張っても防げないケースがあるのでは?)

※例えば2m×10mの細い通路(20㎡)でたった200人詰まらせれば、今回と同じケースが出来てしまう。

 どれだけ頑張ってもそれぐらいの事故は起こりそうじゃない?

一定以上の人口密度になったらgoogleAppleが警告を出したら?

局所的な人口密度はおそらく警察でも補足しようがないので、唯一可能性があるとしたらこれかなと。

GPSキャリア基地局単位人口密度一定以上になったら、「警戒エリア」にする

→警戒エリア内にいるスマホ強制的bluetoothON。受信する端末数が〇百台を超えたら「危険アラート」を鳴らす。(緊急地震速報みたいに)

→その場だけでなく、300m先まで「危険アラート」を鳴らし、その通路に人が入らないようにする

さらに5km先まで違う音の「警戒アラート」を鳴らし、これ以上そのエリアに人が入らないようにする

みたいな。

GPSキャリア基地局単位では最後かい所まで追えなそうなので、アラートを鳴らすのはあくまでも端末同士での通信を想定

ただうまく動くかは未知数。

アラート基準が緩いと、ちょっとしたイベントや混雑でもなりまくって機能しない。

基準が厳しいと、bluetoothが検知しきれずアラート鳴らない。とか全然あり得る。


ループして記憶をなくしてもう一回ハロウィンをやり直したとして、どうやったら助かったの?

みんな、どうやって生き残る?

2021-10-08

後ろを歩いてる人の靴がキュッと鳴る

緊急地震速報かと思ってびびるわ

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