はてなキーワード: ペスターとは
○はじめに
任天堂のスマブラ、セガのオールスターレーシング、ソニーのパクブラがあるなら、我らがMSにだってオールスターゲーが出たっていいじゃない。
というわけで妄想してみた。
箱ユーザーと双六は、エブリパという因縁があるため相性がいいですからね。
ルーレットを回すさいに望ましい結果が出る。
数多くいたスパルタンの中で彼が物語の主役に選ばれた理由を再現。
原作のコルタナがたびたび敵をハッキングすることでストーリーが展開することを再現している。
抜群の機動性を誇るワートホグの足の早さを再現。
ルーレットを回すさいに同じルーレットを六回回すことができる。
チームとして活躍するODST隊を再現した。
原作のスパルタンが敵の兵器を乗っ取って使用できることを再現している。
ルーレットで「善」か「悪」かがランダムで選ばれる。善が選ばれた場合自分を含む対戦相手全員が少し得をする。
善と悪の道を選ぶことが出来るシステムを再現。
ルーレットで「力」「スキル」「ウィル」「全」がランダムで選ばれる。
「力」の場合、ちからパワーが大きく回復。「スキル」の場合、このターンルーレットの結果を好きに選ぶ事ができる、「ウィル」の場合、対象の対戦相手一人をお休みさせることができる。
「全」の場合その全てが発動する。
楽をしようとすればどれだけでも楽ができるシステムを再現。
抜群の機動性を誇る馬の足の早さを再現。
強制的に自分より前に進んでいる対戦相手を自分よりも後ろに下げる能力。
自分より後ろにいる対戦相手を自分のマスまで連れてくる能力(その際マスの効果は発動する)。
2Pキャラクタとしてよく1Pキャラクタを助けている様を再現。
特殊能力は「スラッシュボールのヒーロー」使用するちからパワーは普通。
同じルーレットを二回回すことができる。
特殊能力は「パーフェクトダーク」使用するちからパワーは普通。
ルーレットの数字を任意の数字1つのみに塗り替えることができる。
天才賞金稼ぎ「パーフェクトダーク」の異名を誇る彼女の天才的な様を再現。
繁殖し増え、さらに別のピニャータたちがどんどんと仲間になっていく様を再現。
ガーデンに現れては邪魔をしてくる様を再現。
ランダムに選ばれた対戦相手の特殊能力を使用することができる。
ルーレットで選ばれた数字か5マス進むかを選択することができる。
特殊能力は「次世代エージェントスキル」使用するちからパワーは大。
ルーレットで選ばれた数字以下の、任意の数字分進むことができる。
超常能力を使いミッションをこなす自由度の高いゲーム性という設定を再現。
影の力を使い戦うゲームシステムを再現。
考え中。
考え中。
○ケンドーム(キングダムアンダーファイアより)
考え中。
考え中。
考え中。
考え中。
今まで移動してきたマスに自在に戻ることができる。(進むことはできない)
何故それが気になったのか最初分からなかったが、しばらく後に分かった。
ペスター夫だ。
数日前、分裂したのを初めて見た事で、単体でも分かったのだろう。
でも、何故最初に気がつかなかったのだろう。
理由は二つあった。
ひとつは、当然ながら片割れであるペスター夫人が隣を陣取っていないから。
もうひとつは、いつもうつむいていたペスター夫の視線が上を向いているからだった。
周囲を見ると…いた。
ペスター婦人は、ペスター夫と2人…いや、整然とはいえないが、人の流れに沿えば3人は後ろになるであろう場所に頭ひとつ分抜きん出て立っている。
電車がホームについた。
ペスター夫は、無理はないが、小さな体を素早く割り込ませ、1人前の人間を抜いて電車に乗り込んだ。俊敏な動きだった。
その後ろで、ペスター婦人が斜め前に居た女性を押しのけるようにして前に進んだ。
だが、電車の扉は狭い。ペスター婦人に押された女性の行き場はなく、半歩ずれただけで、反対側に並んでいた人に押し返された。婦人は女性の後に続いた。
電車に乗り込むと、また先ほどの女性が変な方向に押されてきた。ペスター婦人だ。
体を斜めにして、タックルするように肩を割り込ませている。
だが、順番に前に詰めて立つしかない電車の中、そこに割り込むスペースなどない。
婦人は諦めて、反対側にターゲットを変えた。今度は成功したようだ。
扉が閉まった。
頭一つ分高いペスター婦人が一人、また一人と押しのけるのが見える。
狭い車内は、彼女の動きを繊細な波のように伝えた。
「空いてるわね!」
唐突にペスター婦人の声が響いた。何故か妙に大きな声だった。
小さなペスター・夫の顔は見えないが、どうやら隣まで到達したらしい。
ペスター婦人の左で吊り輪につかまっている手がそうなのだろう。
右手は上がったままだった。
ペスターは合体しないまま、先日の駅まで運ばれた。
駅に着き、扉が開くと視界が少し開けた。
視線はまだ上を向いていた。
まるで、先日、ペスター婦人の後を必死についていった姿が嘘のような、
機敏な動きだった。
ペスター婦人も続いて降りた。
こちらも乗り込んだ時と同じように、前の人を押しのけて出て行く。
ペスター夫を、ペスター婦人が追う、先日とは逆の姿が見られた。
だが、圧倒的に足の長さの違う二体だ。
今度は、階段に到達する前に、婦人は夫の隣に追いついた。
いや、追い越した。
かつて常に合体していたペスターの姿は、見られないままだった。
通勤ラッシュなのに、自分のスペースをガンとして動かない猛者が時々いる。
どれだけ人が出入りしようとも、前後左右の人間が人波に押されようとも、
一度自分が立った場所を死守する。
壁際ならばさほど難しくないだろうこの行為も、車両の真ん中でするとなると、かなりの体力が必要だろう。非難の目に耐える精神力も然り。
更に、これを一人ではなくカップルでしている猛者も居る。
腕を組み、時折会話しながら、一歩たりとも動かない、40代の夫婦らしき二人もいる。
会話どころか目を合わせた事もない彼らをこっそり「ペスター夫婦」と呼んでいた。
ぺスター夫婦は、やや長身でメガネをかけたきつそうな奥さんと、人よりも頭二つ分は小さな、常にうつむいている旦那で構成されている。
何しろ、流れの激しいラッシュ時。絶対に動かないぺスター夫婦の存在は何時も一目で分かったが、側に留まる機会はあまりなかった。何故かどの駅で降りるのかも知らなかった。
だが、つい先日、丁度ぺスター夫婦の目の前に到達した所で流れが止まった。
婦人はキッと窓の外に視点を合わせたまま、穏やかな表情で一言、二言短く夫に話しかけていた。
近くで見ると、更に小さく見える夫は、うつむいたままうなづいていた。
腕をがっしり組んだまま、電車は駅についた。
その瞬間、婦人がまるで振り払うように腕を解いた。
ペスター・婦人はそのまま扉へと向かった。車両を降りる人は少なくない。その流れを猛然とかき分け、サラリーマンを押しのけて出て行く。
周りよりも頭二つ分は低いペスター・夫の姿は一瞬人波に埋もれて見えなくなったが、しばらく後に、ホームに降り立ったのが見えた。
既にペスター・婦人との間はかなり開いていた。
ペスター・婦人は振り返る事もなく、改札へ向かった。早い。もう階段を昇りかけている。
ペスター・夫はその後を急ぎ足で追いかけていった。
なんとか婦人に追いついた夫が、婦人の後をうつむいたまま歩いていくのを遠く見送った。半歩後ろだった。
ペスターは、もう、合体しなかった。
明日も、またペスターを見れるように願った。