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2023-04-16

[]4月16日

ご飯

朝:なし。昼:カレーメシ。夜:マクド

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

シークレットゲーム -KILLER QUEEN-

原作同人ゲームながら何度も移植されていて、これはニンテンドーSwitch移植版。

過去に何かがあった風の男子高校生御剣総一がデスゲームに巻き込まれながら、色々な女性交流をしつつ、過去因縁を吹っ切るノベルゲーム

システム的には選択肢は一切なく読むだけ。

13人の男女が閉鎖空間に閉じ込められて殺し合いをさせられるというイントロベタ中のベタながら、13人それぞれのクリア条件が異なる点、閉鎖空間建造物になっており上の階に登れば登るほど強い武器があるなどなど、読み物として面白いデスゲーム提供しようとする設定の工夫がされているのが良き。

つのエピソードが収録されており、それぞれ初めに出会ヒロインが異なるだけで、13人の登場人物クリア条件などは同じ。

それだけに前のエピソードでは密接な関係だったのに次のエピソードではあっさり亡くなったり、逆に活躍したり、敵や味方の関係値が入れ替わったりと俯瞰しているプレイヤーけが気付く人間関係の妙が面白い

全体的にデスゲームものベタをしっかりやっていて、疑心暗鬼サスペンス感、そんな中で結ばれた絆の尊さ、ゲーム攻略するのを読む楽しさなど良いところがいっぱい詰まってた。

ただこの辺の舞台設定や物語の展開はデスゲームという題材に対して良いも悪いも無難に揃えてるだけって感じで、僕が面白いと思ったのはキャラクタにまつわる部分、特に以下の二名お気に入りキャラになった。

まずは主人公御剣総一。

デスゲームに巻き込まれる前に起きたとあるトラブルによって、自己犠牲を厭わない献身的姿勢で仲間を作っていく展開がお馴染みなんだけど、割と早々にコイツこそがヤベエ奴だと気付く展開がある。

自己犠牲を厭わないというよりは、自殺願望という究極の徒手空拳武器にしている感じで、自身の死を弊然とペットする展開が格好いい。

デスゲームに巻き込まれ殆どの人には優しい態度になるが運営サイドへ格好いい啖呵を切るシーンが激った。

内心ビビりながらと述懐しつつも、強大な敵のリスクとリターンを計算しつつ自身要求を通したりと、無茶ながらイケメンなシーンだった。

もう一人は、手塚義光というチンピラ青年にまつわる展開。

彼はかなり好戦的性格で様々なエピソード主人公たちを強襲する。

単に戦闘能力が高いだけでなく、陰湿作戦を立てるその狡猾さ、躊躇しない思い切りの良さなど、名敵役として幾度なく対峙する。

飄々と軽口を叩く性格なのが一貫しており、序盤のまだ殺し合いを疑う頃から、後半の本当にやりあう中でも、常に軽い人なのが恐ろしいキャラだった。

そんな怖いキャラが、人間関係の妙によっては必ずしも敵対するとは限らないというのが面白かった。

彼と手を組んだり戦ったりと色々な関係を結ぶことになる高山浩太さんとのえちえちBL二次創作シュガーキッスしているに違いない、そう思った私はPixivへ向かい、きちんとあることを確認して満足したりした。

面白い面白かったけど、良い意味でも悪い意味でも普通だったかなあ。

予想外の展開がないかダメだと思う気はないけど、ある種の予定調和ピンチお約束な逆転、王道な終わり方だった。

物語の外に仕掛けがあったり、構造自体に誤魔化しがある類のサプライズは無いのは、良く言えば地に足が着いた展開だから悪くは言いたくないけど、少し地味だったかな。

(例えば、実は全てのエピソードが繋がっているみたいな展開で、特殊設定有りなら時間を繰り返してるとか、無しなら時系列登場人物名前を誤認させられていたとかの類ね)

デスゲームの緊張感と、可愛いヒロインとの交流の落差を楽しめたなら、もう少し好きになれたかもだけど、ヒロインの子たちにはあまり興味が持てなかったかなあ。

(ここから気持ち悪いことを書く)

なお、ヒロインに魅力を感じなかった大きな理由に、ほとんど睡眠も休憩もせず二日間ほど動きっぱなしでシャワーも稀にしか浴びれない設定なのに、ヒロインたちが自身体臭を気にしたりするシーンが無いことが関係しているかは、自分でもわからない。

しかに僕は「蒸れ」なシーンが好きであり、そのような展開が可能であるにも関わらずそのような描写がなかったことに内心腹を立てているのかもしれない。

(ここまで)

ヒロインより男性キャラを気に入ったせいで、100乗り切れたわけではないものの、楽しいは楽しかったので、続編のリベリオンズも機会を見て遊ぼうと思う。

 
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