はてなキーワード: 募金ビジネスとは
有名人がここぞとばかりに募金開始してるけど、有名人の枠が広がってインフルエンサーとか、フォロワーの多いやつは募金することが求められるんだよ
しかも、募金出す側も税金対策になるし税金対策になるのに好感度が上がるから、金がガバガバ集まる
そこで、YouTubeの銀の盾金の縦、Twitterの青バッチ金バッチ、軍隊やボーイスカウトの勲章みたいに
その証拠としての何かしらのアイコンを募金したやつに渡して、募金してることがアピール出来るようにする募金団体作るよ
赤い羽根がその先駆けだが、まずダサ過ぎるし募金を出す側の現代的なニーズに対応出来てない
それを掬い上げるビジネスを俺がやる
当方、地味な人間で人間関係もあまり良くなく楽しい学校生活は送れなかった。
T先生という人がいた。
数学を受け持つ先生だけど、数学の授業は、できる生徒、まあまあできる生徒、数学が苦手な生徒の3クラスで分けられていて自分はまあまあできるクラスで数学の授業を受けていたが、T先生は数学が苦手な生徒の授業を受け持っていて、自分とT先生は中学校の3年間で一切の関わりがなかった。
中学校の卒業式の日、卒業証書授与とかの一連のプログラムが終わって、自分も含めた卒業生たちが出席番号順に体育館から外へ出ていく。玄関に在校生と先生たちが出迎えてくれている。
みんなそこで仲が良かった人同士で記念写真をとったり思い出話をしている。
自分は他の学年の人とは関わることがなかったし、そこにいても特にやることもなかったので、そのまますぐ帰ろうと思って、ただ歩いて在校生の間を抜けていく。
突然後ろから誰かが僕の肩に手を添えて来た。振り向いたらT先生だった。「頑張れよ」と言っていた。
自分はT先生と関わりがなかったからなぜ嫌われていたのか本当の理由かはわからないが、おそらく嫌われていた原因はT先生の外見ではないかと思う。
太っていて、脂ぎってるくせ毛で、なんとなく中学生ぐらいの年齢だとそういう人を集団で嫌う現象があることに心当たりのある人も多いと思う。
自分は一切面識のなかったT先生に卒業式で話しかけれて、驚きもあり、そのまま何も言わずにT先生から離れた。
離れてT先生の様子を見てみたが、特に他の生徒に話しかける様子もなかった。T先生はなぜか僕にだけ親密だった風な言い方で話しかけて来たようだった。
「一切関わりがなかったのに、なぜ僕にだけ話しかけて来たんだろう」
ちなみにこの時思った↑の疑問の答えはその時も、今現在もわからないし、もう一生謎が解けることはなさそう。
↓
T先生はみんなから嫌われていたから、「自分のことを嫌わなさそうな大人しそうで地味な生徒に「頑張れよ」と言っておけばきっといい先生としてポイントアップする」と思っていたのではないか。
↓
僕のことを地味なやつと思って接してくるなんて、ショックだ、なんてひどい先生だ
↓
それだけでは飽き足らず人をいい先生の押し売りの道具として扱うなんて、最低だ。
↓
それもそんな最低なことを卒業式という最終日にやってくるなんて。そもそも面識にないのになぜか話しかけれて怖い。自分はT先生に対して殺意まで湧いていた。
今の年齢になって思うのは、あの時に思った↑のような考えは、全く自分本位な勘違いだとわかる。
地味でつまらない学校生活を送ってしまった自分。それを受け入れられない、見合わない高いプライドを持ってしまっていた学生時代の自分。
そんな中、嫌われ物の先生が僕を利用して、他のイケてる生徒から好かれようとしてくる。そんな勘違い。
だがもう、自分も卒業してT先生と会うこともなく、考えても仕方がないのでT先生のことは忘れていた。
T先生は僕が殺意を持っていることも知らないし、僕が辛い思いだけすれば、それはそれで良かったのだが僕が高校生になった時にT先生を傷つけてしまう。
僕は3年間バイトしていたが、2回ほどコンビニにT先生が買い物に来ているのを見かけた。
向こうは僕に気づいていたようだった、距離は5メートルほど離れていた、僕はT先生を見た瞬間に、卒業式の日の殺意がよみがえる。
顔に出てしまった、ものすごい形相でキレた顔をしてしまった。そんな僕の顔を見てT先生の顔が曇る。ショックだったろう、ごめんなさい先生。
そんな僕の様子を察してか、T先生は僕に話しかけるようなことはせず帰っていった。
1回目の遭遇から1,2習慣後、T先生がコンビニに来ているのを見かけた。僕がレジにいるのに気づいたT先生からは、ショック、または怖がっているような雰囲気がした。
T先生からしたらなぜ僕が嫌っているのか全く意味不明だろうから、そうなるのも無理はないと思う。
これは僕の予想だけど、なぜ僕が嫌いなのかの理由が知りたくて、2回目来たのではないかと、ちょっと思ったりしている。
2回目も僕はT先生に対して思いっきり嫌悪感を持った態度を出してしまった。それは別にT先生にやり返そうとかいう感情ではなく、ただ単に心の底からT先生を嫌っていて自然と態度にも出てしまったものだった。
先生を傷つけてしまったことを、今の年齢になって後悔しています。
ここまで読んでくれた方なら、なんとなくわかると思うが、僕は頭のおかしな人間だ。だからT先生、僕に嫌われても何も気にするようなことじゃないんですよ、僕が人間として至らないだけなんですよ、先生は何も悪いことをしていないんですよ。
もう何年も昔のことでT先生がどこで何してるかもわからないし、そのことを伝えることはできないわけだけど。
そして自分のこの性格で他にもたくさんの人を傷つけて来てしまった。
後悔の念ばかり、もし人生がやり直せるなら、誰も傷つけずに生きて行きたい。
もし、同じ時代に自分とは別の人間として生まれ変われるなら、僕が誰かを傷つける前に殺しに行きたい。
どうしていいかわからないので、とりあえずユニセフに毎月募金を始めた。
この世には募金ビジネス超儲かるウハウハなんて人もいるだろうけど、そんな人も含めて、僕の金で誰かが喜んでくれるなら本望な気がする。
僕が中学生の頃から、自分の驕りたかぶる性格と向き合って、後悔する努力すれば何か変わっただろうか。
この世に無数にいる人間の中で、自我を感じられるのはたった一人、自分だけ → 自分は特別という勘違い。
全ての人に主観があることに気づけない想像力のなさ、頭の悪さ、出来損ないの自分が恥ずかしい。
自分で考えても間違いだらけだった、今の僕に何ができるか、誰か頼む教えてくれ。