私も昔は専業主婦に憧れたよ。
母親もそうだったしね。仕事だって全然好きじゃないし全然無能タイプ社員だし。
でも今や共働きが当たり前じゃん。百人並みの顔面と何にも秀でない能力をもって専業主婦にはなれないんだよな。そこの現実はしっかり理解してるわけ。
でも、というかだから、それでも頑張って色んな修羅場抜けてきたら小賢しさばかりが育っちゃって結婚とか恋愛とか損得で考えるようになってしまった。
私は女なので、ある程度生活の保証をしてくれる相手でないと結婚して一緒の家に住むなんてこと嫌だもんな。
相手の親や兄弟、親族と無難に付き合ったり、家事して、仕事も行って、一応女として夫を立てたりしてさ。
体調悪いときも今なら一緒に暮らしてる犬が散歩つれてけー!でワンワン言ってても無視して2時間くらい寝てたりしてもあいつら後で恨んだり気分害してグヂグヂ引きずったりしないしすげー楽。
でも夫/妻は人間だからある程度まともな態度で体調不良とかもちゃんと人前に出せる機嫌で弁明しなきゃいけなくてそういうの考えると「だりぃ~」ってなっちゃう。
私は帰ってきて服をハンガーにかけるのがものすごく苦痛なんだけど、実家にいるときは制服でボーッとしてると母が「シワになる!なんで帰ってきたらすぐ脱がない?そしてハンガーにかけられない?」としかられまくっていたが、やっぱり即脱いでハンガーにかけることができない。でも私は会社じゃ普通の服とかメイクとか好きな人と思われてるっぽいし、脱いだ服を即ハンガーにかけない、ベッドの上に寝るまで平置きしてもそこまでしわくちゃにならない。一人暮らしってそういうさじ加減が全部自分基準である意味ワガママ放題できて虫が湧かない程度の汚部屋も自分が納得してりゃ人が不快に思うとかそういうの考えなくて済むから自己肯定感むやみに下がらなくていいし、正直コスパのいいライフハックなんだよな。そこに気がついちゃうと人と住むのとかもうごめんだもん。
病気になったりしたらどうしようって思うけどそれ以上に今の楽さを捨てられん。
全部折半か6:4くらいで気ィ使いながら人と一緒に住むためにリスクとるのとかダルすぎる。
よほど好きって気持ちが強ければ出来るのかもしれないけど、今までの人生での自分の恋愛スタイル見てたら自分がそういう情熱的なタイプじゃないのわかってるし。
なんでこんな愚痴っぽいこと書こうと思ったかと言うと、さっき実家の母と電話したら、知り合い(男)が結婚したんだけど、もう二~三ヶ月ずっとその男の子の方がご飯作ってるんだって。とか言うわけよ。
んで、あー、ね。みたいな感じに相づち打ちつつ一人暮らし長いと男の人も料理上手だしね。とか言ってたの。
母親は「嘆かわしいね~」みたいなノリなわけ。でも遅く帰ってくることとかあったら仕方ないよね~っていうと、奥さんの方がいっつも遅くて作らざるを得ないみたいよって話になってきた。
いや、そりゃ当たり前っつうかその知り合いの男の子も全部納得済みでやってんじゃない??って思ったんだけど、私の母は前述した通りずーっと専業主婦で彼女の世界では家事は女がするもので、働きに出てて家事出来ないのは怠慢、みたいな価値観で生きてるわけ。
一世代でこの断絶よ。その知り合いの子の母親もうちの母と同世代。(かといってうちの母のように今現在の夫婦の在り方のオーソドックスについてどのくらい理解があるのかは実のところよくわからない。そこに言及しないことは申し訳ない。)
実家に帰って、何気なくこういうこと親に言われるとその知り合いの子も「そっかー、やっぱ俺って可哀想かも。うちの嫁っていい嫁じゃないかも」とか思っちゃうかもしれねーんだよな。
そりゃ育ってきた環境で、自分の身近な母親って存在だよ?影響されても誰が責められる?
私は何もミサンドリーな事を言いたい訳じゃないのをわかってほしい。
結婚ってかなりハードモードだなって、現在を生きてて肌感覚で感じるわけ。
親との常識の差、経済的な余裕のなさ。そして一人暮らしというのが普通に精神的に楽すぎるということ。
そんな私にも、ごく普通の金はないけど一緒にいてそこそこ楽しい彼氏がいるけど、この人と結婚して働きながら嫁業できるかと聞かれると「無理」なんだよな~
最初に書いたように中途半端に小賢しい人間になっちゃったからもう愛してるの言葉だけで強くなれる気はしないんだよな。
彼氏とセックスしてるより寝っ転がってスマホでYouTube見ながら誰に気つかうことなく屁でもぶちかましてる方が幸せで気持ちいいんだよな~
10年前はたしかにこんな感じじゃなかったけど、この極度に高度化した社会で戦ってるとそんなラブロマンス的な慈味みたいなものをありがたく味わえる感覚なくしてくわ。
それでもこれも私が戦って得てきた経験みたいなもんだし、じゃあ10年前の弱々のセンシティブな自分に戻りたいかっていうと死んでもやなんだよなぁ。
難しいなぁ…正しく我唯足知ってことしたたいけど、もう頑張りたくないし、もう頑張れるキャパシティもないんだ。
幸せになるために頑張ってたはずなんだけどなー。
読んでないけど長文これだけ書けるなら捨てたもんじゃないと思った 何か知らんけど頑張れ