2020-03-28

まれてはじめて政治家個人献金をしてみた

一人暮らしをしている都民の話なんだけど聞いてくれ。

昨今の新型コロナウィルス流行に対してここ数日でスーパーから食品が消えて緊迫感が高まっているのだが、ニュースで伝わる政府対応には正直憤りを感じてる。法的根拠に基づく休校措置とか外出禁止とかじゃなくて、あくま自粛要請という形で国民空気を読ませる無責任さとか。お肉券、お魚券の配布といったバカみたいな政策部会内のブレストでとどまらずにオフィシャルに出てきてしまう頭の悪さとか。

政府に巣食うアホな議員選挙落選させるしかないと思うのだけど、さりとて野党もたいがい微妙なので困ったものである政権を取る可能性がなくはない野党3党、立憲、国民維新のどれを見ても自民党より良いかといわれると一長一短。個人的には、下記の理由野党積極的に支持できない。

立憲

野党大勢力だが、旧民主党が分裂した影響で現実的な考え方をする実務家タイプが離散して、活動家タイプ比率が上がり昔の社会党のような固定支持層に支えられる党派性の強さが近寄りがたい。

国民

穏健保守的な立ち位置で対案路線には好感が持てるが、議席のために政党移動を繰り返した渡り鳥議員が多そう。マスメディアSNSバカ発言をする議員も目立つ。数合わせの烏合の衆感が強い。

維新

即断即決で物事を進める改革イメージはあるが、民主主義手続きを軽視した強権的な政治手法や、反対意見に耳を貸さな独善的な要素、学術文化の軽視が個人的に受け入れがたい。

なんということだろう。政党ベース候補を考えるなら選択肢が残されていないのだ。俺の理想とする政治スタンスはどんな感じかというと、コロナ対策外出禁止令なら、事前に特措法を用意して法的根拠に基づいて発令し、

発令タイミングも事前に基準を公開しておいて混乱を避ける。(該当エリア感染症病床キャパティ50%を超えた段階でとか数字で出す)、経済対策ならまずは一律で全国民現金ばらまいて収入を絶たれた人への対策とし、その後で大型減税、最後ダメージのでかい業界への個別支援とか必要対象に段階を持って進めれる感じ。

要は、「民主主義手続きを踏んで」「ロジカル政策立案をし」「責任感を持って必要情報を出せる」というのが個人的な望みなのだ。だが現実問題、こういう方針をとれている政党が残念ながら存在しない。じゃあどうするか。ビミョーな選択肢の中からよりましな選択肢を選ぶしかないのか?

そうだ、政治個人で見ると上記資質を持った人もいるんじゃね? 個人献金でまともな政治家を支援しよう!と思ったのがつい先ほど。献金先は少し考えたが、現政権にも良くなってほしいし、まともな野党が育つのもよいなと思って、与野党からそれぞれ1名献金することにした。与党議員から防衛大臣に、野党議員からは対案路線党首献金先に選んだ。彼らのコロナ対策における言動が理にかなっているように見えたので、これなら支持できると思ったのだ。

ということで、選挙以外で政治を良くする選択肢として生まれてはじめて個人献金をしてみたのでした。日本の政治が少しでもましになりますように。

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