元々、勉強は嫌いな方ではなく、クイズとかも好きで、成績は多分、上の下くらいだったと思う。
ただし、私の通っていた公立中学はあまり、治安の良い学校とは言えず(よく先生が辞めたり、クラスに1人は不登校がいるみたいな)、
そのため、全国的に見れば、そんなに成績いい方ではない気がする。
当時からいわゆる文系科目(ただし、国語は除く)が得意で、好きだった。理系の科目は苦手では無かったしニュートンとか読んでても面白いなーと思う事はあったが、
難しい問題になると途端に解けなくなってしまう。特に、整数問題とかは苦手だったし、計算間違えるしで、受験は暗記数学で乗り切った感じだった。
英語とか歴史が好きだったし文系に進みたいなーとは思っていた。
都内でそこそこ人気の公立高校に進学した。進学実績もそこそこよくて上位だと国公立早慶、真ん中ぐらいの成績で中堅私立に進学する様な学校だった。
あと、多分今もだけど、理系の学校である事を押している学校だった。
ここに進学した理由は、当時通っていた学習塾の先生方にプッシュされたからだ。
自分的にもいいかなーとも思っていたし、実際入って卒業して振りかえってみてもいい学校に入れたなと時々思う。
二年生ぐらいになって、文系理系を選択する必要があった。理系を選択すると物理、数B。文系を選択すると古典、数B。
当時、そこそこ悩んだ。と言うのも、上にも書いたが、文系に進みたかったのだ。
がしかし、理系なら文転しやすい(潰しがきく)事と、父親からの理系への猛プッシュがあったのだ。
父親は理系だったが、私の兄や姉は、みんな文系に進んでしまった。
ほんとかどうか知らないが、どうも、理系が1人欲しかったみたいだ。
進路選択の相談をすると「文系に行って就職どうするの?」「文系に行って何がしたいのか?具体的に考えてるのか?」「とにかく理系に行きなさい。」
とばかり言われた記憶がある。(余談だが、理系に行くと言うと「理系に行って何がしたいの?」と聞かれることが無かったのはいまだに不服であるw)
こんな感じだったのでモヤっとしながらも、理系に進むことになった。
大学受験は当然しんどかった。とにかく点数が出ないのだ。特に物理、数学。
あと、何を血迷ったか、理系が得意でないっていってんのに、国立上位を目指すために化学もやっていた。
(振り返ると、いい経験にはなったが、受験という意味では失敗な選択な気がする。)
当然、理系に進んだのでみんな少なからず理系科目に自信のある奴らばかりで、授業を全く聞いてないのに
放課後に、私に授業の内容教えてくれる人もいたり、それはそれで、ありがたかった。
が、それと同時に「なんでこんなに勉強できないんだろって」思ってしんどかった。「私のいる場所はここでない気がする」って感じてた。
どれだけ理系科目に勉強時間をかけても成績は伸びないが、元から得意だった、英語とかは別に適当にやってもそこそこ点数が取れてしまう。
「なんで、文系選択しなかったんだろ」って結構後悔した。ちょっと、鬱っぽかった気がする。
なんだかんだで、中堅理系私立に受かり、そこに進学することにした。
理系に進んだ人なら分かると思うが、高校の時と全然違うんだよね。
簡単な問題もやったら時間かかったし、無駄に時間ばかり浪費していいた気がする。
だって、私が今までやってたのは暗記数学でしかないから、大学レベルの純粋な数学に太刀打ちできるほど、論理的に物事考えられないもん。
私が数時間がぐらいウンウン唸っていた問題を一目見て解く友人とかいて、「私のいる場所はここでない気がする」って感じてた。
あと、自己肯定感とかだだ下がりだったよね。鬱ぽかった気がする。
一社めはSIer。インフラ寄りの事をやった。卒研では画像処理とかやっていたが、まぁ当然業務は全然それと関係ないよね(みんなそうだよねw)
PMとか取りまとめとかをやらされたけど、よく分からんままやってめっちゃ怒られたな。「私のいる場所(ry
色々あって、プライベートでweb系の勉強をして、4年くらい勤めて、最近無事に転職。
適性があるかと言われると多分ない。コード読めへんし。
が、楽しい。なぜか、昔に比べて自己肯定感が高まっている気がする。楽しいからかしら。
取り立ててオチもない話だったんですが、自分が得意だな、向いているなと思う方向に進んだ方がいいのではというお話です。
自分の苦手な事やる→結果でない→落ち込んで、自己肯定感が下がる→頑張るモチベが下がる→結果でない 以下ループ
って感じになりがちなので、特別な事情がない限りは自分が得意な事をやるのが一番本人に取って良いのだろうなと思います。
就職しやすいから理系に進むという選択は何か私に取ってはあまりあっていなかったのかなとも思いますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
オチもなく勢いで書き出したので、散文になってしまい、申し訳。