2015-06-26

NHKソフトバンク礼賛番組

なんかしらんがNHK深夜のニュース番組ソフトバンク顧問が出てきて、

ひたすらソフトバンク礼賛垂れ流し。

いちおうグーグルインド系役員を高額報酬で引き抜いたという話がまくらになってるが、

結局なにも説明せず礼賛に終始。この顧問というのが元民主党国会議員嶋聡で、

要するにソフトバンクの機密戦略なんかなんも知らないんだよな。

間内回覧されてきた全文起こしをさらしとく。

俺もちらっと見てたんだが、しかし改めて読むとすげえな無内容で。

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これまでの放送から 6月25日(木)|NHK「NEWSWEB」  http://www3.nhk.or.jp/news/newsweb/#agoThu

男性アナ)この高額の報酬は、どういった狙いで?

嶋聡報酬というのは長期的な面と多面的な面を見ていかなきゃいけないと思うんですね。長期的には、日本企業というのは私どもだけじゃなくて世界で闘わなくちゃいけない。世界で戦うというのは例えばグーグルとかアップルとか、そういうところがライバルなわけです。このニケシュさんという人はグーグルナンバー2をしてた人で、グーグルの頃に、数十億の、もう、上の方の収入を貰っておられたんですね。まあとくに今回、一時的契約金も入ってますからこういう金額になってますけども、それだけの、グーグルで十分、世界的な、世界一インターネット企業で働いておられて数十億円以上の金額を貰っておられた方だということが第一点。長期的にはそういう闘いに参加されるだろうと。

もう一箇はね、多面的問題があって、あのー、孫正義社長がですね、ニケシュさんは、わたくしの後継者候補だと。最有力の後継者候補と言われたわけですので、これもまた新たに、新しい展開で、世界でやっていくためには重要な人物だと。そういうふうに考えたらね、いまこの瞬間は凄いなと思うかもしれないけど、長期的に、ずーっとこれからひとつ企業をですね、成長させていったらね、それはふさわしい額だという形になると思いますね。

女性アナグーグル元幹部のニケシュ・アローラ氏、どんな人物なのか。改めてVTRにまとめました。

(*VTRアローラが21歳でインドを離れ、のちグーグル頭角をあらわしたことなどを紹介)

女性アナ)このアローラ氏、IT業界では有名なんですか。

男性アナIT業界ではものすごく有名人ですね。どういういきさつで孫社長は、アローラさんをこれだけ熱心にくどかれたのか。

嶋聡】(アローラ氏が)グーグルにおられたときにですね、ヤフー検索エンジングーグルに替えるというときの、交渉相手だったんですね。5年前。それでまあ、試合で対決したと。その結果、もう、非常にすばらしい能力をもつ人だと。人格的にもすばらしいと。まあ、スティーブ・ジョブズビル・ゲイツそれからアリババジャック・マー匹敵するような人物だと孫自身も感じたということなんですね。切っ先を、こう、戦わせてですね。

それからね、あの、いい人なんですよね。たとえば、いま「21歳で」って書いてあったけど、21歳のときインドから、お父さんから300ドルもらって、スーツケースふたつもって、でアメリカに行って、でベンチャー始めたと。そこからこう、ここまで来た人だと。だから誰でもチャンスがあるということを体現してる人だと思うんですよ。ね? 若い人たちも、起業するのも一つだけれども、こうして会社に入って、まさにこういう報酬を得れるようになることができるという、チャンスがあると。それを体現した人だというふうに私は思いますね。

女性アナツイートでは「日本人でこういう人が出て世界存在感を示せればいいのに」と…

嶋聡】(さえぎって)おっしゃるとおり、おっしゃるとおりなんです。今はね、こう、グーグルにおられた方をやりましたけども、われわれも日本人世界に開けたソフトバンクアカデミアという後継者育成の機関を作ってますしね。いずれまたこれで当然、世界活躍できる日本人も出ると思うんです。ただね、あの、グーグル時価総額って44兆円なんですね。日本トップトヨタでも28兆円なんですよ。まだそれだけの差がある。だからまずは、後継者目標は、ソフトバンク時価総額9兆円を、10年で5倍にすることでありますから、それが45兆円。それでグーグルと同じぐらい。まずそこでやって、それからどんどん日本人が出てくるんじゃないですか。

男性アナ)逆に、世界企業であるグーグルを辞して、どうしてソフトバンクアローラさん自身は決めたのかなと。

嶋聡】これはほんとに孫社長とミケシュさんだけの話なんで分かりませんが、やっぱりね、お金では動かないと思うんですよ、これぐらいの人になると。夢とね、高き志っていうかね。志で共鳴しないと動かないですよ。そこで多分、多分ですよ、これからインターネット情報革命すると。そしてアジアが、これからインターネットの、おそらく2030年には全インターネット人口の65%がアジア人になると。それまで活躍する、それまでしっかりやるというふうに、まあ思いを持ってるわれわれと、それまで自分の思いを実現したいというインド人のミケシュさんがね、思われて、高き志で合意したということだと思いますね。

男性アナ)いま視聴者からも、「あまり納得してない様子ですね。自分も」と来てるんですが…(苦笑)。たとえばシリコンバレーの各社は非常に分かりやすい、世界をこういうふうに変える、技術をこう変えるよという具体的なイメージプロダクトを持って展開してますよね。ソフトバンク場合、やはり通信というイメージがあるんですが、今後アローラさんと孫さんがタッグを組んで、アジアIT企業としてのビジョンをどう持っているのか、なかなか説明難しいかもしれませんけど、お聞きしたいなと。

嶋聡】ただ単にインターネット革命情報通信革命という一つの基盤において、いろんな事業をやっていくと思うんですね。たとえばアリババなんてのは電子マーケットですね。あるいは、こう、タクシーの配車システムとかですね。いろんな起業家を束にしていく起業家集団としてやっていくと。その集団日本人だけではなくて、もちろん日本人がいてもいい、いろんな各国の人が集まって全体でインターネット革命を推進していくと。そういうような図だと思うんですね。インターネット革命ってね、まだ始まったばかりだと思うんですよ。うん。産業革命っていうのも、最初産業革命があって最後のところまで行くのに100年くらいかかってると。だから、そういう同士を集めていくと。最初の同士がニケシュ・アローラだったと。そんな感じに私は思いますけどね。

女性アナ)今回165億円を出して、それだけ欲しい人材を手に入れたと。でもそれだけ競争が激しい業界ですよね。もっと出す企業があったら行っちゃう可能性はありませんか。

嶋聡】それはね、やっぱりわれわれの志と、どこまで共鳴してるかという話だと思う。うん。やっぱりもう、そこまで来ると、もう、ね、相手を信用する。信頼して、任せる。そして信用して、互いに戦っていく。それでこそ同士なんで、そんなことは考えてないです。

女性アナありがとうございました。

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