はてなキーワード: 誤用とは
みたいなのってモヤっとするよね。
「性癖」は元々「性格」+「癖」で、特定個人や集団の行動特性を指している言葉だ。
だが「性的な趣味」を意味する短い言葉が存在しなかったため、いつからかその意味で流用されるようになった。
そこから派生したのか、「性癖に性的な意味はないよ」という誤用指摘を曲解したのか、性と無関係の趣味の話に性癖を持ち出す人が出てくるようになった。
言葉の扱い方としてこれは流石にどうなんだろうか?
たとえば単に「ハードルが高い」と言えばいいだけの場面で、「敷居が高い」と言ってしまったりすることによって起きるわけだ。
「敷居が高い」が「後ろめたい」に限定されなくなったというのは事実だ。
だからといってなんでもありになったわけじゃない。
流石に「敷居」が存在しない場面でまで使って良いものではないと思う。
一度誤用されてしまった言葉が更に誤用されることはちょくちょくある。
そもそも元の意味が分かりにくいというのもあるのだろうが、それ以上に「誤用ではありませんよ」と言われたのを「じゃあもうなんでもありでいいのかな?」と拡大解釈されることが多いんじゃないだろうか。
いや、分からんな。
2024 Apr
着物警察や弓道警察を冷笑しておいてなんだが俺はカーキ警察かもしれん「知らなかった…」「誤用が定着している」 - Togetter
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2021 Oct
「本当に混乱したことがある」「国防色では?」ミリタリーオタクの言うカーキ色とアパレル業界のカーキ色は全く違う色なのかもしれない - Togetter
https://togetter.com/li/1793680
前回まとめた色の雑学
本来の意味は「大勢が笑うこと」なので一人で笑うときに「爆笑」を使うのは誤用である、とされることもあったが、実際には「爆笑」という語が使われはじめた昭和初期からすでに一人で笑う場面でも用いられていた。「大勢が笑うこと」説のほうに根拠がない。
「的は射るもの」なので「得る」は誤用である、とされることもあったが、もとを辿れば「不失正鵠」すなわち「正鵠を失わず」という慣用句であり(正鵠=的の中心)、それが「正鵠を失う」と肯定形で使われるようになり、その対義語として「正鵠を得る」という言葉が生まれ、そして明治末には正鵠を的に置き換えた「的を得る」や「的を射る」といった表現が出てきた、といったややこしい変遷があったもので、少なくとも「的を得るは誤りで的を射るが正しい」とはされなくなっている。
「汚名は返上して名誉を挽回すべきだ」とされることもあったが、もともと「挽回」という言葉は「回復」などと同じく「(悪い状態から)元に戻す」という意味なので、「病気を回復する」などと同様に「不振を挽回する」「衰運を挽回する」など、マイナスの意味の言葉と組み合わせて用いられることも多く、よって「汚名挽回」についても誤用でないとされる。「汚名を挽回する」という表現は明治末にはすでに見られる。
「全然」は「全然〜〜ない」のように否定形で受けなければならないので「全然〜〜だ」というような書き方は誤用である、とされることもあったが、実際には明治の頃から否定を伴わない形で多く使われており、「否定で受けなければならない」というルールには根拠がない。
本来は「後ろめたいことがあって相手に会いづらい」という意味なので「高級店に入りづらい」などの意味で使うのは誤用である、とされることもあったが、この表現の要点は「後ろめたい」よりも「相手に会いづらい」という部分であり、そこから考えれば「高級店に入りづらい」などもあくまで自然な応用の範疇で、誤用と言えるほどの意味の飛躍はない、とされるようになった。
本来の意味は「能力に対して役目が軽すぎること」なので「役目に対して能力が不足している」という意味で使うのは誤用である、とされることもあったが、そもそもは「役に対して不足(=不満)を言う」という意味であり、「こんな難しい役目は私には無理だ」と不満を言うことも「役不足」の範疇だった。「彼には役不足だ」などと言って不満を含まない用法は本来の使い方でない、とは言える。それも明治末にはすでに例があるので最近生まれた用法ではない。ちなみに「役者不足」という言葉は最近の造語であると言われることもあるが、こちらも少なくとも昭和初期には現在の意味での用例がある。
他には?
でもここで本当に問題なのは同じ言葉に複数の解釈や概念が当てはめられて言葉の本来の目的である伝達が困難になることだと思う
そうするとここで話し合うべきはどちらが正しいかではなく、意味をどう理解するかではないのか
そしてたいていの場合、複数の使い方をしてることが知られてるなら文脈から判断できるから問題ない
たしかにニュースなど一方的、かつ単一の解釈が要求される場合には固定しておく必要があるが、それは正しさとは関係ない
それに対面なら真意を問うこともできる
「爆笑は大勢で笑うこと」とテレビのクイズ番組で放送され、軽く脱力しています。爆笑は昔から1人でもしていたことは『三省堂国語辞典』にも記され、『広辞苑』『大辞林』も記述を修正しました。これに限らず、テレビで誤用でないものを誤用と言う場合は多いです。主なものを一覧にしておきます。 pic.twitter.com/Uy7zKXLCie— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) September 19, 2019
情報系の人たちが、「バカでもできるようになる」くらいの意味で「民主化」って単語を誤用しているらしいですね。まあ、情報系って、理系の中でも、プログラム言語しか話せず、日本語を話せるバイリンガルの少ない分野ですからね。仕方ない仕方ない。許してあげてください。
https://twitter.com/shine_sann/status/1770696992978551120
ぷよぐやみんぐエアプ勢に日本語能力をバカにされたくなかったら、「バカでもできるようになる」くらいの意味で「民主化」って単語を誤用したり、「当時は知らず、後から判明しました」を「嘘をつきました」って明らかに事実と異なる表現をしたりするのは内輪の雑談までにしといてください。