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2019-02-23

人工地震陰謀論について

北海道での地震を期に「人工地震陰謀論が活発になりつつある。

そこで今ふたたび人工地震という陰謀論を考えてみよう。

人工地震陰謀論歴史

人工地震という陰謀論比較的新しい。なぜならば昔は「神」や「悪魔」などの超常現象的なもの説明がついたからだ。

しかし近年になると状況は一変する。陰謀論者の間で「HAARP」というスターが現れたのだ。

HAARPは主に軍が主導する研究で、正式名称は「高周波活性オーロラ調査プログラム

巨大アンテナから電磁波放出して電磁波電離層関係等を調査する研究プロジェクトだ。

一見すると地震とはなんの関係もなさそうに見えるが、「軍」「電磁波」ここらへんの単語に刺激されたのだろう、アメリカの陰謀論者たちはこの研究プログラム地震や干ばつ、洪水ハリケーン台風停電慢性疲労症候群などを引き起こす装置だと断定した。

地震ときにはHAARPは大活躍する。

例えば東日本大震災ときには震災直後からHAARPのせいだというツイート拡散され始め、2013年頃には最盛期を迎えた

最近熊本地震北海道胆振地震でもHAARP人工地震だという説は事欠かない

なぜ「人工地震」は流行るのか

一体なぜ、こうやって見ると荒唐無稽な「人工地震陰謀論流行ってしまうのだろうか?

ヒントは「同質性」にある。

みなさんも心当たりがあるだろうが、SNSでは同じ考えを共有するもの同士がつながる傾向にある。

似たもの同士が集まり合い、お互いにお互いの意見を絶賛しあいしまいにはゲテモノとなったのその主張が正しいと信じ込んでしまうのだ。

可能性はゼロではない

こういった陰謀論付属するのがこの言葉可能性はゼロではない」だ。

この可能性はゼロではないという言葉は、あらゆるデマ陰謀論適用できる魔法言葉だ。

なぜならばどの陰謀論可能性はゼロではないからだ。

陰謀論は「ありそうなこと」をもとにしているため、この言葉をつけることが容易なのだ

ひたすらデマを繰り返すことでその情報が既成事実化して「否定する人が多いのが逆に怪しい」「行政否定してるのが怪しい」という言説が出るようになった場合、そのデマをなくすことは難しくなる。

正しい情報は広まらない・論破しても意味はない

陰謀論デマを信じる人々に「正しい情報」を提示しても彼らは止まらない。

なぜならば陰謀論者が信じる情報というものには自身アイデンティティや信念が内包されているからだ。

よって、正しい情報を信じることは自身否定することにつながる。

そういったことで、一度信じ込んでしまった情報を「あれは間違っていた」とすることは、間違った情報を信じ込むことより遥かに難しいことになる。

デマに対して「論理的反論」をすることも逆効果だ。

さら対立を促し、陰謀論者の思考が凝り固まることにつながるのだ。

よって、この記事陰謀論に対して論理的反論をしたとしても彼ら/彼女らには響かないし、信じることはできないのだ。

鳩山氏について

とは言っても、著名な人物陰謀論拡散するというのは実に見苦しい状態だ。

CCSによる人工地震可能性は、日本CCS調査株式会社による発表

地震震源は貯留地点より水平距離で約31km離れた胆振地方中東部の深度37kmで発生しております(深さを考慮した直線距離で約47km)。実際の二酸化炭素が圧入された地層と地震震源位置する地層とは連続性がなく、二酸化炭素の圧入による影響が本地震震源まで及んだとは考えられません」

により完全に否定されているが、これも陰謀論者に言ったところで信じることはないだろうということを考えると、虚しくなるのである

まとめ

陰謀論は日々発生しているし、たいして影響もないがそれが災害という特殊な状況下では別だ。

災害下では人々が精神的に動揺し、疲労し、憔悴するからだ。そういったことにより、デマは信じられやすくなる。

私達は災害時の陰謀論デマ危険性を知っているはずだ。それで多くの人命が失われた事例も知っているはずだ。

災害時に陰謀論を垂れ流すことはあってはならないことなのだ。

もう一度いうが、人は一度信じ込んでしまたことを自分自身で正すことは難しいのだ。

陰謀論には注意しよう。

2019-02-21

鳩山って本当に理系なの?文系なみに頭が悪いんだけど



2018-09-28

北海道胆振東部地震災害ボランティアに行ってきました

人生初のボランティア活動は思った以上に実のあるものになりました。

災害ボランティアに興味があるけどやったことのない、踏み出せない人の為に

自分が行ったボランティア活動について少し書きたいと思います




北海道胆振東部地震では特に厚真町安平町鵡川町の3町での被害が大きかったのですが

その中で私は安平町(あびらちょう)に約10日間行ってきました。

一番大きく報道されている厚真町比較すると建物の倒壊こそ少ないもの

インフラ回復していないエリアも残っているし

家具などが倒れてぐちゃぐちゃな状態の家が多くありました。




私が担当したのは住宅清掃です。

まりそのぐちゃぐちゃになっているお宅に訪問して片付け、清掃をし

災害ゴミとして捨てる物を家の外に出すという仕事です。

1班が5〜7人で編成され被災者さんのお宅を訪問します。

物が多い家の場合は2班、3班合同で作業にあたることもありました。




作業自体引越しに近いものでした。

大きなタンスや机を運ぶこともあれば

服、小物などを分別してゴミ袋に入れるような作業もあります

たまに小屋ブロック塀の解体など難しいものもありましたが

あくまでも私たちボランティアでしたので

危険性が低く可能範囲での作業でした。




被災者の方とも多く接しました。

地震当時の話から家族の話まで色々な話をしましたが

どの方も気丈に振舞われておりました。

ただ、それは人前だからの行動であることは明白で本当はものすごく辛いということも感じました。

私は無かったのですが、被災者さんが今後どうすればいいのかと泣かれてしま

こちらも辛かったというボランティアさんもいたそうです。




災害ボランティア活動で何より素晴らしかったのは他のボランティアさんとの出会い

活動中に感じるとにかくポジティブな考え方、行動です。

ボランティアとして安平町に来ている方は

自分がやらなきゃという想いが強い人が多く

前向きで行動的な方ばかりでした。

その想いが強すぎて、仕事が少ない、与えられなかったりすると不満が出るくらいでした。

(ボランティアのあるべき姿としてはあまり良くないのですが)




活動中には自分経験想像を超えたことがたくさん起こりました。

初めて会う人達ばかりなのに気が付けばチームワークが完成しています

各々が自分の出来る仕事に自ら進んでいき効率化されるからです。

仕事ができずあぶれる人が発生することはありません。

もちろん人間ですから能力に多少の差はあると思うのですが

前向きな気持ちがあるからなのか、必ずその人の持ち味が発揮され

チームの一員として力を発揮します。




作業中に不平不満が出ることがまずないことも特筆です。

ボランティアプロではなく素人なので作業中のミスや失敗は正直頻発します。

しかし誰一人として文句は言いません。すぐフォローに入ります

とにかくポジティブ

みんなでやろうという雰囲気が醸成されていて

とても気持ちよく仕事をすることができました。

会社でもこんなに気持ち良く働くことができたら…と何回思ったことでしょうか。




1〜2日程度の参加者が多い中で比較的長期だった私は

途中から住宅清掃班のリーダーとして業務担当させて貰いましたが

メンバーポジティブな考え方、行動に助けられてばかりでした。

たった1日一緒に作業しただけなのに別れ際の寂しいこと寂しいこと。

本当に素晴らしい出会いの宝庫でした。




長々と語ってしまいましたが

もしこの文章を読んで災害ボランティアに興味を持ってくれた方がいたら

次に災害が起きてしまった時はボランティアに参加して貰えると嬉しいです。

参加する意味が必ずあるし、素晴らしい体験になると思います




ここまでお読み頂きありがとうございました。

もし質問などがあればコメントで書いて頂ければ追記します。

2018-09-12

被災直後の関西観光に行っていいのか

関西地方を中心に、台風21号被害が出た。

そんな中、俺は京都美術館巡りをしたい。レンタサイクルで。バウハウス東山魁夷ピカソおさるのジョージ仏教美術!どれも魅力的だ。

311とき大地震の翌日に焼き肉に行った五体不満足のスケベが不謹慎だ何だと叩かれて、「誰かが消費しないと社会は回らない」みたいなことを言ってたと思う。確かにそう。俺は札幌ブラックアウト経験したけど、9日に回転寿司焼き肉に行った。まるで皮膚が裂けたような厚真町地すべり、その被害にあった人たちのことはもちろん知ってるけど、腹は減るし。

ただ、観光となると話は違うんじゃないかって気がしないでもない。ちょっと気が引ける。

こういうとき、気は引けるけど欲望を満たしたいとき自分をどうやって納得させるのがベストなんだろうね。

 
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