はてなキーワード: 新井白石とは
「歴史上の人物の亡霊が現世に留まっている状態が一般化していて、まして歴史学者と普通に勾留があるなら、その亡霊達に当時のことを聞き出すことで今とは別の形で史学が発展してないとおかしいですよね?」
という疑問が大爆発した。
1話の設定でもこの疑問は0じゃなかったけど、主人公がまだ学生に過ぎなかったし、歴史メンタリストについての詳細も書かれてなかったら「特別に主人公1人に白羽の矢がたった」とか「歴史メンタリスト関連で得た知識で学会発表とかしようとすると記憶が消える」みたいな設定があると読者が脳内で補完する余地があった。
でも3話で完全になくなったよ。
新井白石の幽霊が作中描写見る限りで数十年間学会の人間と交流があったという感じはマジでヤバイ。
つうかこれ新井白石だから「まだ」いいけど、そうじゃないもっと歴史上の謎に関わる人物、それこそ「卑弥呼」みたいなのが学会に出入りしてきたら今日本史に残ってる謎がドンドン明かされていくことになってしまう。
世界が完全に変わるんだよ。
それ描写する気が作者にあるの?
多分ないと思う。
それならこの領域に手を出しちゃ駄目だよ。
なんで編集者は止めてあげなかったんだろ。
「これマジでヤバイっすよ?覚悟あります?」って説得しろよ仕事しろよ。
いやまあ分からんけど、これからそういう方向に舵を切る可能性はあるけど、そしたら今度は読者がついていけるのかって話だよ。
歴史上の偉人相手に人生相談するだけの漫画じゃ住まなくなるよ?
かなり世界が変わる。
というか、これだけ世界を変えて何も起きてませんで終わらせられると思ってるならそれは読者の肩透かしがヤバイ。
もしかして「史学如きに世の中への影響力なんてない」とか作者は思ってんのか?
まあ……そうなのかもね。
俺も専門じゃないから良くわかんないや。
誰か分かる人いる?
新井白石はマジでマルチタレントっぷりが異常で、沖縄やアイヌ研究みたいな民俗学も事もやってるし、もうなんかすごすぎる。
というか国語辞典作ったおかげで本居宣長みたいな国学者の活動が活発化したわけだしだいたいこいつのせい感はある。
何でもかんでも成果出しておいて当時は詩人として有名だったとかいうのがおかしい。
本居宣長の影響力は文学の方面ではヤバすぎ、未だに源氏物語読まされてるのだいたいこいつのせいだし、
新井白石は入れたいですね。明らかに非常に優れた思想家だと思う。(ただし思想家として残した仕事の量や後世への影響という点では最上位というわけではないけれど)
吉本隆明は無理。
俺の書いたことに一人
「「ベートーフェンが正しい」× オランダ語由来だからヴァン・ベートーヴェンが正しい(ただしヴァンは家称には含まない)。ドイツ語固有名詞の発音では Duden Ausspracheworterbuch が権威(ドイツ人にとっても)」
って指摘してる人がいるんだけどさ、俺がこのベートー“ベ”ン表記問題を知ったのって、石井宏 著「クラシック音楽意外史」東京書籍刊なんだよな。
著者の石井氏もこのことを疑問に思って周囲に聞いて廻ったら、「オランダ語由来だから濁音でかまわない」って言われて安心していたら、いざオランダに行ってみたら清音だったんでびっくりしたって書いていたんだよ。ビンセント・ヴァン・ゴッホのことも指摘していた。
俺がこの本を読んだのが大学生の時で、語学に堪能な奴に聞いてみたらやはり「オランダ由来だから…」と言いかけて喋るのを辞め、あわてて撤回していた。
(それとも、アレか?ベートーベンはナポレオンと同時代、ナポレオンはオランダ経由で新井白石たちに知られていた、新井白石は徳川綱吉の子家宣のブレーン、この綱吉・家宣の時代のオランダ語はvは濁音だったのか?)
あと大学卒業してから商用で渡独する人に聞いてみてもらったら、ドイツ語ってもの地方によって様々なんだってな。プロイセン、バイエルン、ザクセンなどなどで、「実は俺ん所の言葉がドイツ語の模範になるべきなんだ」と思っているようで、絶対的な正しさを決めるのは困難らしいんだってさ。
でさぁ、俺の言いたい一番の問題は「本当のところ、何が正しいんだ?」じゃぁ無いんだよ。
一般的な日本人は、こういった外国語に疑問を持っても、気軽にネイティブに聞ける環境には無いってのが一番の問題だと思うんだよ。
指摘してくれた人、生粋のドイツ人に確認して書いたのか、ドイツ語を学んだ日本人から聞いて書いたのか、そこが重要だと思うんだよ。