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はてなキーワード: 生態系とは

2009-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20091214235947

これが張り付いているニーとの生態系を表すおことばです(爆笑)

2009-10-06

生命男子の続・生命世界の紹介7コンセプト

ブクマが20もついたので続き.

細胞骨格と結合組織・発生と組織形成

細胞骨格というと,モーターの役割つまり骨格筋における化学エネルギー運動エネルギーの変換を取り持つアクチンミオシンすべり説が有名だけれど,細胞骨格はどうやら細胞生理において輸送作用をもち重要な機能を持つらしい.この辺を拡散モデルとの対比の分子モーターモデルで説明するのはちょっと理系カップルならではかな.次元が減るのと熱物理化学的な親和性のための吸着力で輸送が可能になるというお話細胞外骨格や結合基質もつながる.

結合組織は単に体の支持・結合に役立つだけではなく免疫情報伝達・熱と物質輸送等さまざまな機能がある.膠原病から反対に考えてみると普段の結合組織は発生と同様に機能が生理的に制御されている.

で,発生.発生はもう受精卵がヒトになるというので面白いこと請け合い.ちょっと妊娠の話とか混ぜて彼女の考え方を聞いてみてもよいかも,・・・,ではなくてモルフォゲンモデルという古典的な制御のモデルだけでなく最新のモデルの話もあわせて,アポトーシスの話や系統発生繰り返し説にふれてみるとよいかも.発生と完全に地続きのはなしになる.内部状態と環境とが幹細胞の分裂とできた細胞分化とにかかわってくるんだ.

細胞生理―シグナル伝達と細胞環境間における統合と出入力モデル

人間の器官レベルの制御機構神経系と内分泌系が担っていて,後者の支配を前者が受け持つから神経系―受容効果系は人間重要な部分.基本的には前者が高コストだから後者の低コストの制御も合わせて使うと考えればよい.糖の出し入れをいちいち神経で支配していたらエネルギーがかかりすぎる.

んで,システムバイオロジーやさきほどの細胞情報伝達のつながりで,ある細胞につきそこへの全入力エネルギー物質・輻射)・エントロピー・テンパラチャー)と全出力と全内部統合演算とを想定するモデルを考えられるから,細胞の出入力と内部統合につきシステム建設することが多細胞でも重要なんだなどと自分の扱う細胞システム生物学宣伝をしてみる.

個体の行動モデル

単細胞でも人間でも何でもよいのだけれど,先ほどと同じで出入力統合あるいは受容統合効果で考えることは同じ.で,感覚器からの情報統合して,記憶などとも統合し出力をすることを考えるのだけれどこれがしこたま難しい.単細胞生物でも走性に記憶バイアスがかかることなんかが知られているけれど,ブラックボックスとして考えたくなる.強いて僕が考えていることはある入力に大しては特異的に発現しやすい出力があるということから統合のあり方を考えていくのと,神経の機能回路モデル数学的に建設していくのと,があるけど全然専門外.恋した僕の気持ちも僕にはわからない.

単細胞生物生理と地表生態系の類比

地表(海含む)では重力が卓越していて生物や多くの物質は地表に束縛される.そこで単細胞生物と同様に生態系は多くのコンポーネントがあるシステムだと考えることができる.そのサブシステムとしては大陸・海洋・気象・太陽系との関係なんかがある.ある個体や生物種・生物群の動態は細胞内における細胞小器官の動態に似ているかな.どちらもシステム特性を規定しているのは物理法則だという点は共通.

確率過程の生命への応用

ダーウィンはすごく頭がよかった.で『The Origin of Species by Means of Natural Selection: The Preservation of Favoured Races in the Struggle for Life』(1st,1859)のなかで

The slightest advantage in one being, at any age or during any season, over those with which it comes into competition, or better adaptation in however slight a degree to the surrounding physical conditions, will turn the balance.

という一節がある.(個体に変異が起こりその)性質がほんの少しでも有利なら生態系バランスを変化さす,と括弧内をつけくわえてみると,変異と自然選択のモデルが考えられる.たとえば点変異がDNAにおこって対照状態で細胞生理の変化を定量的に計測ないしシミュレートするモデルとか.

そんなのでなくとも分子動態を確率的に扱ってみるとか.

数学物理学と制御工学細胞

僕の興味はというと数理モデル物理法則のもとに組み立て細胞の制御システムモデルリバースエンジニアリング的に,帰納することにあるんだよと再び告白.

承前:http://anond.hatelabo.jp/20091005002132

遺伝子・転写・翻訳で三概念と数えれば十個あったのです!

2009-09-26

http://anond.hatelabo.jp/20090926123338

愛情をもとに子どもを生み育てる母親仕事は全くカウントされない。しかし、シングルマザー手数料をもらって他人の子ども代理母になる契約をすれば、その手数料経済寄付とみなされる。弁護士医師精子提供者、その他仲介者が請求する手数料報酬も同じだ。離婚率が増加すると、弁護料が発生し、妻か夫が新たに家を建てなければならないので、GDPは上昇する。犯罪が増加すれば、警報装置や警備会社需要が刺激される。戦争用の武器の製造や使用に伴う費用は全て、戦後復興費用と同じくGDPを押し上げる。

GDPをはじき出すエコノミストは、生活や文明の基礎としても役割を果たし自己再生能力のある人的資本社会資本制度資本自然資本の総計、すなわち生活資本がいくら消耗していても、意に介さない。・・・森林や漁場を荒らす時、木材や魚の売上高は富の増加分に数えても、失われた生産性生態系の便益分を差し引くことはない。地中から再生不可能な石油鉱物資源を掘り出す時も同じである。搾取コストGDPへの寄与要因に数えられるいっぽうで、利用可能で物理的な自然資本の消耗分としては、一切何も差し引かれない

その結果、減価償却が早く進めば進むほど、GDP成長することになる。耐久消費財についても同じことが行われている。自動車コンピュータテレビや家庭用電化製品を早く廃品にして買い替えればそれだけ速く、GDPは成長する。

2009-08-06

書籍から見るゼロ年代

今年でゼロ年代が終わる.2000年が始まったときはミレニアム!と晴れ晴れしい気分であり,まさかゼロ年代なんてカタカナで時代が表されるだなんて思っても見なかった.そんなことを近頃思っていると「そういや,2000年とか2001年ってどんな本が平積みにされてたっけ?」と思ったので,簡単にまとめてみた.これは客観的な統計データのまとめではないし,選んだ本やその解説には恣意性だって含まれてると思うけど,はてブ等でフォローしてもらえたらと思う.

一般書では『だから,あなたも生き抜いて』がベストセラーであった.閉塞感のあった90年代において日本経済社会システムも崩壊が始まり,これまでのような一億層中流社会は望めなくなった.そんな時代に単なるサクセスストーリーとしてだけでなく,「生き抜く」ことを薦めるこの本がゼロ年代最初の年のベストセラーであったことは興味深い.

経済書では『経済ってそういうことだったのか会議』がよく書店平積みされていた.お金のことは銀行専門家にまかせておけばよい,といった価値観から自分の身は自分で守ろう,そのためには少しずつでも知識をつけようという価値観へ既に変化し始めているように思える.

また,9.11以前に文明の衝突論を展開していたという点でハンチントンが後にもてはやされた.『文明の衝突』は1998年

また,ソーカル事件を発端とする科学論者と科学者間の間の論争である『サイエンスウォーズ』『知の欺瞞』が出版された.一連の流れにより,科学は正しいものという固定観念が崩れ始めるが,その悪影響として疑似科学が隙間に入ってくることとなる.

2001年は一般書・自己啓発本として『チーズはどこへ消えた?』や『金持ち父さん貧乏父さん』がベストセラーとなった.これらは自分探しブームの終焉でもあり,ありのままの全肯定でもある.その他の一般書では『声に出して読みたい日本語』のような日本語ブームが始まる年である.

ゼロ年代を象徴する批評家東浩紀が『動物化するポストモダン』を出版し,アカデミズムからサブカルへの転向,遅れてやってきたエヴァ批評として有名となった.その後の現代思想批評界は東浩紀とそのフォロワーによって進められることとなる.

また,疑似科学論争の大きなきっかけとなる『水からの伝言』がブームとなり,教育界では道徳の授業で使われたり,科学者集団がその疑似科学性を啓蒙したりする騒ぎとなった.

2002年は一般書では『生きかた上手』や『声に出して読みたい日本語』,『常識として知っておきたい日本語』がベストセラーとなった.また,『本当の学力をつける本』で陰山メソッドが有名となり,公立校進学校化など各々が一律である必要がなく,教育にも個性や多様性を認めるような社会風潮となっている.とはいえ,これらの風潮は後の格差社会と繋がらないとは言い切れない.

格差社会といえば,玄田の『仕事のなかの曖昧な不安』は社会安定を失った日本の将来を予見する内容であり,当時の日本社会空気を表す本としてピックアップすることができる.

不況下における人々の意識を表すかのように森永の『年収300万円時代を生き抜く経済学』がベストセラーとなった.この年を前後してエコノミストと呼ばれる人々が盛んにマスメディアに出るようになり,銀行に預けるのではなく,個人が投資する時代になったと盛んに喧伝した.

9.11以降の社会を分析するかのように,ネグリハートの『<帝国>』やチョムスキーの『メディアコントロール』などが読まれた.特に『<帝国>』は左派に大きな影響を与えたといえる.

2004年は『バカの壁』が大いにベストセラーとなり,養老孟司ブームが到来する.その続編でもある『死の壁』も同様にベストセラーとなり,これらと時期を同じくして,新書ブームが到来.多くの出版社新書に力を入れ始める.

仕事のなかの曖昧な不安』を受ける形で『13歳のハローワーク』が出版され,自分探し(何がやりたい?)と自己肯定(何をやっても自分らしい)が同時に薦められるような時代となった.その一方で堀江貴文『稼ぐが勝ち』が売れ,Tシャツ姿で六本木ヒルズで新進気鋭の社長となっているホリエモンが多くの若者共感と多くの大人の反感を買った.この共感した若者は『希望格差社会』において希望が持てない若者たちであり,株取引による一発逆転という大平光代サクセスストーリーとは別の形の逆転劇を夢想させた.

新書ブームを背景に『頭がいい人、悪い人の話し方』,『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』がベストセラーとなった.特に『さおだけ屋~』はタイトル売りという技を駆使し,その後多くのフォロワーを生んだ.また,これまで『仕事のなかの曖昧な不安』『希望格差社会』といった「労働」というジャンルハードカバー本であった内容がついに『下流社会』と新書の形をすることで大衆化し,格差社会というゼロ年代キーワードを体現した.

また,東一辺倒であった批評界において,『嗤う日本ナショナリズム』によって社会学の北田が登場し,2ちゃんねる批評というものが生まれた.これはゼロ年代が徹底的にサブカル批評へ偏ることを決定づけた.

相変わらずの新書ブームで『国家の品格』『人は見た目が9割』等がベストセラーとなった.『国家の品格』は養老孟司から続く理系人ブームを引き継ぐとともに,後の品格ブームを起こした.『人は~』は『さおだけ~』のフォロワーであるタイトル売りであり,『なぜ、社長ベンツは4ドアなのか?』といったフォロワーも生まれた.

また現在まで続く重要な流れとして『ウェブ進化論』『Google』『「みんなの意見」は案外正しい』といったWeb論が生まれ,Web2.0玉石混淆,群衆の英知といった言葉がよく聞かれるようになった.これらの著書により,これまでYahooを使っていた人々がGoogleに移行したり,Wikipedia大衆化したりするようになった.これらのWeb論はあまりにオプティミスティックであると当初から批判されたが,アーリーアダプターにしか知られていなかったWebの様子を大衆化したその社会的影響は計り知れない.また,『フラット化する世界』がベストセラーとなり,インドの台頭が認知され始めた.

品格ブームを引きずって『女性品格』,○○力ブームを引きずって『鈍感力』などが一般書としてベストセラーとなった.また,理系人による本として『生物と無生物のあいだ』が読まれた.

データ重要となったことを示すような本として『その数字が戦略を決める』がよく書店平積みされていた.Web時代においてGoogleが大規模DBデータをため込むようになり,既存の専門家よりもデータが多くを語るような時代が幕開けしたことを告げた.

その一方で,「炎上」という言葉が一般用語化し,梅田オプティミストによるWeb論に対して,Webの負の面を大衆化させるような本として『ウェブ炎上』や『フラット革命』が登場した.

また,格差社会論は「ワーキング・プア」や「ロスト・ジェネレーション」といった言葉を生み出し,ワープア論壇やロスジェネ論壇と呼ばれるものが生み出され始めた.特に「『丸山眞男』をひっぱたきたい----31歳、フリーター希望は、戦争。」という赤木の論考は衝撃的であった.

どういう流れからか,『×型 自分説明書』という血液型本がバカ売れした.これも疑似科学ブームの一端なのだろうか.そして,はてなー大好きの勝間本『効率が10倍アップする新・知的生産術 自分グーグル化する方法』がついにベストセラー化した.いつの頃からかライフハックという言葉がよく聞かれるようになり,多くの自己啓発本書店平積みされていた.また,サブプライム問題までは外資系コンサルが重宝され『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』が売れた.

批評界では東にケンカを売る形で宇野ゼロ年代の想像力』が,東のフォロワーとして濱野『アーキテクチャ生態系』が現れたが,どちらも東の影響を多分に受けており,ゼロ年代批評が東一辺倒であることを決定的にした.

ロスジェネ論壇ではその名の通り『ロスジェネ』という雑誌が創刊し,蟹工船ブームが生まれた.また,秋葉原通り魔事件が起こったことにより,多くのメディアによって事件が消費され,それらは常にロスジェネ論壇,フリーター論壇とともに語られた.

##せっかくISBN記法したのに,増田だと使えないのね.

文字ばっかりでごめんなさい.

2009-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20090719203220

リスク社会全体で分散しないといけないと思う。個人に集中したら駄目だ。

シリコンバレー生態系がうまくいってるのはそのためだろう。

コツコツがんばってる人も明日には起業しているかもしれない。

経営者も明日にはコツコツがんばる人になるかもしれない。

2009-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20090628143705

あなたの言うことも分かるし、現実でマジをネタすり替えるのが痛いことも分かるけど、

ネット上のメタ遊びと現実のイカサマ野郎自分の中で同一視覚だと思う。メタ遊びについてもうちょい構造的な認識力を深めた方がいい。


アーキテクチャ生態系――情報環境はいかに設計されてきたか

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757102453/lisplove-22/ref=nosim/

ニコニコ動画AR現実拡張技術が可能にする「ニコニコ現実」という未来

http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000055923,20370895,00.htm

2009-03-13

アブラムシ害虫なのだろうか?

http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2009/090310_2/index.html

この記事を読んで思ったこと。

アブラムシは一般的には害虫だけど、

絶滅させると

広い生態系という物の中で

もっとひどい害虫がはびこってしまうかもしれない。

つまり、害虫を食べてくれる益虫なのかも知れない。

いや、わからない。

ただ、そういう事もあるかも知れない、もっと別な利益があるのかもしれない。

一見 不必要に見える物でも 実は必要。

そういうことあるよね。

2009-03-02

生きる意味が圧倒的にわからない理由のメモ

「生きる意味が圧倒的にわからない」の元増田です。

なぜ、「生きる意味が圧倒的にわからない」のかもっと厳密に考えてみる為のメモを書き散らしてみます。


<なぜそんなことを自分は考えてしまうのか?>


1.今の生活が充実していないから
  1. 単純に現在の生活が充実していないのでもっとマクロな視点に逃げている?
    1. しかし、そもそも現在の生活を充実させようとする以前に、「充実させたことでなんの意味がある?」と考えてしまう
      1. 生きる意味を求めることは僕にとって現在の生活が充実しているかどうかに関係はないのではないか。
      2. よって、現在の生活の充実度は「生きる意味」を求める理由にはならないのではないか。
  2. ただの鬱状態にあるだけ
    1. でも、鬱状態にある人間はただただ絶望するだけなのでは?
    2. 僕はただ絶望しているだけではなく、「生きる意味」を求めるために足掻いている。
    3. しかし、軽度の鬱ということで片付けることもできそう。
    4. この件に関しては専門家意見を聴く必要があり。


2.「それでなんの意味があるの?」と聞かれて、答えられる自分がいないから
  1. 自分の中の意味を説明できない。
    1. 説明する為の根拠がない。
    2. 人間が行う行為の根拠は「生きること」にすべて還元されるのではないか。
    3. 自分の中の意味を説明する根拠を得るには、「生きること」の意味を知る必要がある。
  2. 自分一人この世界存在するのであれば自分の中で意味を作れば問題ないが、この世界には他者が存在する
    1. 他者とは人間以外の存在も含む(組織社会生物環境etc...)
    2. 他者が存在する以上、自分の中の意味だけでは意味にならないのでは?
    3. 自分の中で意味を見つければいいというのは答えにはならない。
      1. しかし、他者を説得する為のスキルが足らないのを、別の問題にすり替えようとしている可能性もある。



<考えがまとまらない、雑多なメモ
  • 意味を作り出す主体は自分でしかありえないから、意味自分で与えるしかない
    • しかし、自分自身の生きる意味自分で規定することは不可能だから、そこでジレンマに陥ってしまう
    • 意味は生きるための道具にすぎない
    • でも結局は、生きる意味存在しないってことになるのか
  • 生きる意味存在しない。存在しないものを求めるのがそもそもの間違い。
    • 生きるにあたって「意味」をその土台にしてはいけない
    • 意味」ではなく別のもの、例えば「感情」等を土台にするように模索する必要があるのでは?
    • 意味なんてない!! だからどうしたというのだ?」と言えるようにしなければいけない?
  • 生きる意味=生きること
    • 生きる意味は生きることそのもの
    • じゃあ、なんでヒトは死ぬんだ?
      • そもそも「死」は進化の過程において生物が種として滅びないために獲得した機能。
      • ヒトが死ぬのは、人類という種を保存する為。
      • ということは、ヒトが生きるのは人類、ひいては生態系を含んだ生命そのものを維持する為である。
      • 生命というシステムのコアはDNAという核酸から構成されている科学物質を複製しながら維持し続けること。
      • 生きる意味は生きることそのものなのだとしたら、私の生きる意味DNAを維持することにあるのか?
  • 意味幻想であり、DNAを維持する為の道具として人類進化の過程で獲得したものにすぎない。
    • 幻想幻想と知らずにそのまま受け入れたものだけが、生き残ればいいのか?
    • 意味を疑った時点で生存競争では不利な立場に追いやられる。そこから生きる苦悩が始まるのか?
    • 幻想だということを知ってしまった場合は、幻想であることを積極的に受け入れていくしか生き残る方法はない?

http://anond.hatelabo.jp/20090301034255

2009-02-28

草食系男子だらけの世の中になれば性犯罪がなくなる。

なんかふと思いついただけなのだが、

草食系男子恋愛に対して消極的かつもちろん暴力的ではない

という仮定が成り立てば草食系男子が増えれば、男性女性を買う性産業男性主体のDVが衰退するんじゃなかろうか?

草食系男子セックス興味が無くお金も掛けないなら、キャバクラとかソープとか女性を売りにした産業が衰退する。

素人女の子と付き合うのにお金を掛けないなら、プロに対価を支払うという価値観もない。

もちろん児童売春出会い系結婚相談などの産業商品価値がなく(極論でいえば児童ポルノから2Dも含むアダルトコンテンツまで)

セックス産業において商売が成り立たなくなると言う仮定すら成り立ってしまう。(これらをひっくるめて並列するのはすこし乱暴かもしれないけど)

もしも、これまでの男性的な価値観女の子お金を掛けてくれた世代が高年齢層に多く分布されているとすると

いわゆる団塊世代昭和が色濃い世代)がリタイアしていくと肉食といわれれる人々(女の子に対してお金が掛かると思ってる世代で、

バブル期東南アジア買春ツアーに行ったりしていた人々も含まれる)の絶対数が少なくなるんじゃなかろうか。

つまり性産業が全体的に衰退するということでもあるのではないか?

また、性に対する衝動が薄いのであれば、性犯罪も少なくなる。

女性との関係性においてプライオリティが低ければ、その関係性を求めるために犯罪を犯すというリスキーな行動心理もないのではないか。

ストーカー犯罪とかレイプ暴力といったモノにも興味が薄い(←この仮定は乱暴かもしれないが)と

考えられるので、世の中に草食系男子比率が高くなれば、力によって相手を支配するというDV的な価値観もないかもなので、

そういった被害者統計的に少なくなるんじゃなかろうか。

結果的に少しだけ(性犯罪とか性産業の衰退により)平和世界が訪れるのじゃなかろうかなんてことを考えてしまったのだが。。。


草食系男子に対するバッシングが肉食系人民から多く送られているけれども、

比率の中で草食系が増えて全体的になってしまえば、そういったドメスティックなものとかが少なくなるんじゃないだろうか?

つまり草食系がメインになってしまえば肉食的な弱肉強食がまれなモノとなれば、その点でのみ世界平和になるんじゃないかと思うのだ。

そうすると少子化とかいろいろ問題が出てくるだろう?と大騒ぎする肉食系の残党がいるだろうけど、

自然淘汰というのは、無くなるばかりではないし、時代に合わせて変化する事であるはずで、

草食系の中での遺伝子を残すという努力が始まるはずだ。

また、ジェンダー論とか持ち出すとさらに複雑になるので(同性間の性行為に関しては性的嗜好なだけで種族保存には直接結びつかないし)、

生殖能力を持ち、かつ一般的な男女間の分布において草食系が増えた場合として限定させてもらっている。

また、肉食的かつ暴力的な女の勢力に関しても触れていない。(草食系男性が増えた時点でM的嗜好としか関係性が成り立たなくなる)

肉食系主体の生態系ヒエラルギーがメインなのでなんか旨い草食系メイン法則論が思いつかないので

草食系が増えると性産業が成り立たず、男女における性的暴力がなくなるのでは?ということだけ提議してみる。

2009-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20090211053636

捕鯨してないと倒れる業者が居たから

今となっては想像もつかないことだと思うが、商業捕鯨「禁止」当時はまだまだ鯨というのはそれなりに喰われていた食い物で、マルハとか大洋とかの大手水産業者にとって、南氷洋捕鯨ってのはかなり規模の大きな部門であった(というか、大規模に船団組めるような大手水産業者でもないと南氷洋捕鯨とか出来ない)。それが即「禁止」ですよとなれば船団が全てゴミになるし、売り上げも減るし、乗組員全員クビになるし、と水産業界への影響がものすごく大きいものになることが見込まれた。

それで半官営であっても細々とでも捕鯨業界を維持し、いずれ商業捕鯨が復活する日を待つ意味調査捕鯨を始めたという側面がある。文字通り護衛船団。

まあ、今となっては「鯨なんて食ったこともねえよw」な人もかなり多い時代で、ために儲からないもんだからマルハ大洋捕鯨部門を手放してしまって、文字通り半官営になってしまっているわけだが。

捕鯨技術を維持しておくと後々いいことがあるかもしれないから

これまた今となっては想像も付かないことだと思うが、タンパク質危機というのが吹聴された時代があった。曰く、たとえば米ソ全面戦争で牛の輸入が停まったらどうしますか? とか、199X年地球が核の炎におおわれたら何喰いますか? とか、自然破壊とかで大干魃でも起きて牛の生産量減ったら何喰いますか? とか、このまま中国あたりの人口爆発が進んだら牛の頭数が人口の増加に追いつきません! とか。そういう文脈の中でクロレラ喰おうぜ! とか、オキアミ喰おうぜ! というような研究があったわけだが、その一環で「牛が喰えないなら鯨喰えばいいじゃん、って言えるように捕鯨技術維持しよう」って論調があった。

や、今冷静に考えたら、そんな牛が喰えない状態で南氷洋まで捕鯨に行く余裕があるとは思えないわけだが。

いや、ちゃんと調査捕鯨ですよ?

割と本命。 http://www.whaling.jp/qa.html#05_01

鯨を獲りに行けば、獲れ具合で鯨の頭数、分布がより正確にわかる。耳石で年齢分布がわかる。獲った鯨のサイズや腹の中身で栄養状態がわかる。そういったデータの積み重ねで、鯨と南氷洋全体の生態系研究資する。そういった、真面目に「調査」としての要素も大きい。(調査だから、恣意的にならないように獲る場所をランダマイズするなんてことまでする http://www.whaling.jp/qa.html#04_01

調査してる目的が「増えたから、反捕鯨国が言うほど鯨資源は危機にないから、もう鯨獲っていいよね?」なのが本末転倒ではあるが。

2009-01-29

アーキテクチャと思考の場所

仕事がはやく終わったんで、掲題のシンポジウムに行ってきた。

開始時刻に少し遅れて着いたんですが、600人収容の講堂はすでに立錐の余地もない状態。

中継会場も立見席しかない状態。

こんな「ウルトラ怪獣大行進」というか「フェラーリVS朝青龍VSミトコンドリアVS標題音楽」のような異種格闘技企画にこれだけの人があつまるなんて驚き。

まるで興味のなさそうな大学生カポーが座席でいちゃついててむかついた。

シンポジウムあずまんがひととおり趣旨を語った後に、『アーキテクチャ生態系』で名をあげた濱野智史基調講演その1で幕開。

この手の議論になじみのない人に配慮したせいか、ネットに広がるアーキテクチャ(地平)はリアル世界建築アーキテクチャと違って無限だよ、という話とある意味アーキテクト(設計者)がないネットは「人工」でありながら「自然」だよというベーシックな話を平易に語ってた。

すかさずあずまんが「ようは自然に見えるから人工のアーキテクチャに対して批判ができなくなってるのが問題なんだよね」とそんなこと濱野氏はひとこともいってないのに強引にまとめる。

まぁ、彼らの議論はそういうところにあるんだからいいかと思うけど、会場から微妙失笑も。

つぎはうのたんの基調講演。

白いスーツで登壇した宇野タンですが、緊張してるのかビビッてるのか異常な早口でまくし立てる。

挙動不審といってもいいくらい。

内容は「ゼロ年代の想像力」をふまえつつ、アーキテクチャもいいけど、倫理的実存的な問いも大切だからその両輪でいこうよという話にきこえた。相変わらず「母性ディストピア」がどうとか「悪い場所」がどうとかマッチョ説教がうざかった。

だんだんわけわかんない話になってきて、会場が「空気嫁よ」というふいんきに満たされる。

これもすかさずあずまんが強引うまくまとめる。

あずまん頭いいよ!!

ウノたんのえらく冗長な話を一発で簡潔にまとめる力。おそるべきプレゼン力。

で、これを受けて浅田彰コメント

つまんなかったのか「だいたい今日趣旨とか聞いてない。宇野とか濱野とかよくしらねーし。

いろいろ言ってるけど、あんまり新しいことを語っているように思えない。だいたい今も昔も批

評の場所もないんだよ。マルクス主義が失敗した時点で!」とツン発言。

なんかこのシンポジウムはどこに行くんだろうと思ってたら中継画像が切れる。

復旧の見込みがないので、立錐の余地のない本会場に突入

しかし、全般的にこのシンポジウムはロジが最低だった。

ついたときには磯崎新が「アーキテクチャアーキテクチャってうるさいよ。なんでもアーキテクチャ

ていうな。定義汁」といい、続いて宮台も「俺も今日趣旨は聞いていない」と切り出してあとはハイエ

クがどうこうと好き勝手しゃべり、「今日シンポジウムは失敗なんじゃないの」とまでいう始末。

たしかにそれぞれが好き勝手なことしゃべって論点がまったくぼけてしまい失敗したようにみえたけど、が一番悪いようにも見えた。

宮台の散漫で冗長な話をいっしょうけんめいあずまんがまとめては一本の論点に集約させようとしていた。

結局、あずまんがいうところの「アーキテクチャ」に関してそれぞれがひとつにまとまった問題意識をもっていたわけではないので、あ

まり議論はかみあわず、お題に対してそれぞれが好き勝手にしゃべる場になっていたのは残念だけど、それなりに「アーキテクチャ

をめぐる「論点」が総花的に提示されたようにも見えて有意義だった。

なぜか「ひろゆき(2チャンネル管理人のね)と公共性」が途中からメインイシューになってたけど、これも「アーキテクチャ」を

語る上ではずせない要素なのかもね。

あと、ウノタンは最初の基調講演と1回しょうもない発言をしたあとはずっと黙ってた。

どうも場違いだったようにも見えた。うのたんの最後のコメントは聞かずに帰った。

時間立ち見だったので腰が痛い。

付記

うのたんは最後に「6割はどうでもいい話だった」といいはなち、「大文字の公共性はある」と叫んで行ったらしい。

うのたんのいう公共性って「ジャニーズドラマ仮面ライダー純文学アニメも語れる俺こそが島宇宙を越境した公

共性の司祭だ。みんな俺になれ」っていう程度のことでしかなくね。

うのたんは会社員はやめないほうがいいと思う。

批評家としては早晩寿命がつきると思うから。6割どうでもいいというけど、ついていけなかっただけなんじゃない?

メルロ・ポンティフーコーハイエクも読んでなさそうだし。ぼくも読んでないけど。

2009-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20090123133432

地球にやさしい」というのは「地球現在生態系にやさしい」という意味

まあしかし、CO2排出削減が現在生態系にやさしいという根拠も極めていい加減だけど。

多分感覚的な決め付けと省エネ産業利益の結合に過ぎない。

2009-01-14

改変したけど…失敗した気がする

痴漢する奴は嫌いだが、痴漢される人の方がもっと嫌いかも。

痴漢に参加するほどバカじゃないが、痴漢される人に同情しようとも思わない。

痴漢される人にはそれなりの痴漢られる理由があるしね。

もちろんその「理由」については、

さらに背景というか事情があるんだろうけれど、それを知りたいとは思わない。

それを私たちに説明するのは痴漢される人側の責任だ。

それをしないのであれば、痴漢される人がなんだかんだと現状受け入れてるってことだ。

とにかくなんでもいいから、視界内に入らないでほしい。

自分はなにも悪いことしてないのに」なんだか悪いことしてるような気になるじゃないか

とまぁ、私自身は痴漢される人だけれど、周りにはそんな風に思われていたらしい。ショックだねぇ。

痴漢には痴漢生態系があって、それを安易に崩すのはよくない」っていう人よりはましだけど、

ハッキリ言って「なにも悪いことしてない」んだってさ。フフフ。人間って怖いねぇ。

2009-01-04

http://anond.hatelabo.jp/20090104165315

北朝鮮の生活の苦しさとか考えても資本主義社会主義の問題じゃないのでは?人間社会なら必然的にそうなるんじゃないかと。野生動物なら飢え死にしたり食われたりする事も考えると人間というより生態系そのものの問題と思うが。

2008-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20081213143118

昔から下水道にはなあ、

動物園から脱走したワニとか

堕胎廃棄物とかが

独自の生態系を作ってることになってるのだよ。

2008-10-05

責任者でてこーい!

asahi.com(朝日新聞社):神戸、アライグマ激増 捕獲13倍、六甲に捨てられ繁殖 - 社会

ほんとにペット捨てる人間ってどういう神経してるんだろうか。

理解できない。

やむにやまれぬ事情があったっつーんだろうけどさ。

捨てるにしても犬や猫なら、まだ生態系に与える影響は少ないだろうけど(それでも許すべきじゃないけど)、北米原産の動物日本の野山に捨てるって、どういう重大な結果になるかちょっとは想像しろよ。

え、何?まさか繁殖するとは思わなかった?ほかの獣にやられたり、エサがとれなくて餓死するとと思ってた?

ってことは、死ぬことを見越して捨てたってことじゃん。

だったら、お前が殺せ!

2008-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20080905193505

ホームレスホームレスを呼んで増えてホームレス村を作って

一般人に危害を加えるようになる。

繁殖して不衛生になって生態系がくずす

ホームレス繁殖なんかするんかいw

繁殖する元気があればそもそもホームレスにまではならないんじゃ?

それに一般人への危害って具体的にはどのような?

ソニー・ビーン一家でもあるまいし。


ソニー・ビーン/人食い一族

http://www.nazoo.org/marderer/sawney.htm

2008-09-15

マルクスじゃだめか

菌って人と共有してナンボだろ?

トイレで手を洗わないなんて信じられない、とかよく耳にしたり目にしたりするが、

はぁ?とか思う。

菌って人と共有して初めて意味が出てくるんじゃないのか?

誰かがその生態系を「イイ!」っていうから自分も「イイ!」と思えるわけだから、

まずは他人の菌がどんな特性を持っているか、ということに常に敏感にならなければいけない。

抗菌グッズは定番です」などとよく恥ずかしげもなく言えると思う。

どれだけ知る努力をしたのか、と問い詰めたい。

熊楠も読んでいない内から「菌ってキモイ」だの「納豆ってくさい」だの、ってちょっと違うだろ、と。

粘菌も菌のうちってことで

http://anond.hatelabo.jp/20080915175800

2008-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20080914163029

ホームレス保護政策をしないというのは。

善意だけではなく、非富裕層の非就労者が増えると言うことは町のスラム化であり、犯罪率とか経済の成長面から考えても良くない。

どこの国も福祉事業というものは善意だけから行っているのではなくて、経済的合理性も含めて行っている物。

もっと、政治的に、経済的に、外交問題的に、そしてその上で、善意とか人間性とかを加味して物事考えると良いと思うよ。

風吹けば桶屋が儲かるじゃないけど、物事をその1つだけで考えられるほど政治世界は単純じゃない。

1つの事象が他の複数の事象と密接に連携している。

あたかも、食物連鎖を含む環境問題のように1つの生物をなくしたために、生態系が狂って生物全滅みたいな複雑な問題なんだよ。

っていうことを、もっと政治家官僚の人に理解して欲しいです。orz

2008-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20080905191639

ホームレスは支援すれば支援するほど、減るんだぞ。

ホームレスホームレスを呼んで増えてホームレス村を作って

一般人に危害を加えるようになる。

繁殖して不衛生になって生態系がくずす

ホームレスに必要なのは施しや温情じゃなくて

厳しく更正する施設

教科書的な人道的扱いなんかしたら調子に乗って怠けるだけだ

http://anond.hatelabo.jp/20080905191639

ホームレス支援者がまったく無駄だとは言わないが、

野良猫やカラスにむやみにエサをやれば、繁殖して不衛生になったり生態系がくずれたりするかもしれないが

ホームレスは支援すれば支援するほど、減るんだぞ。

これは微妙だなあ。

"自立支援"ならいいんだが、単なる支援なら取っ払いから落ちぶれる奴等が増えるだけだろ?

http://anond.hatelabo.jp/20080905174529

野良猫やカラスにむやみにエサをやれば、繁殖して不衛生になったり生態系がくずれたりするかもしれないが

ホームレスは支援すれば支援するほど、減るんだぞ。

弱者を救わない社会になれば、ホームレスどころか行き倒れがあふれ、死臭が漂い、スラムが町全体に広がる。

お前はゲーテッド・コミュニティに住める立場なのか?そうじゃないのなら、現状、町がそうなっていないのは福祉とホームレス支援者のおかげだと感謝しろよ。

2008-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20080803094737

ただ、最近ニートであるとかワーキングプアが取りざたされてるもので、その対策になるのかなと思いましてね

労働意欲のないニートが一次産業でやってける、あるいはやってけるように面倒みろというのは農家漁師に失礼で迷惑な話と思うけど。あと衰退産業に労働者を誘導するのがワープア対策になるってことは考えにくい。そんなにもうかる産業なら衰退してないわけで。むしろ自由貿易推進で食費下げたほうがエンゲル係数の高い貧乏人の生活は楽になる。

いくらかやり方に強制的であるとか個人の自由を無視するもんだってのは重々承知の上でのひとつの提案として、その労働力無駄にしとくのは国家の損失であるなあと思ったわけですよ

労働意欲のない人を押し付けることによる負担とか非効率な分野に誘導して全体の生産性低下とかを考慮すればそういう対策こそが労働力無駄遣い社会全体にとっての損失じゃないかな。

中央から大手の安いスーパー百貨店が地方へと進出し、結果駅前個人商店街は軒並みシャッター街へと変貌を遂げさびれていく

何で寂れていくかといえば地元の人すら利用したくないような場所になちゃってるからなわけで、その点をスルーしてスーパー百貨店問題視というのは商店街で売ってる住民には良いのかもしれないが、スーぱ百貨店で買う側の住民にとっては都合が悪いだろうね。まあスーパーより商店街のほうが優れた存在であるからして前者つぶしてでも後者救え、スーパー百貨店経営者にたぶらかされて商店街のよさがわからぬ愚民どもを啓蒙せねば!ということなんだろうけども。

つまり一旦失われた田畑や山、川、海・・・そこでの暮らしは簡単には取り戻せないのではないかと危惧してる次第でして

そうはいうけど、農業漁業で失われるものだってあるし、生態系は移し変わっていくのが自然の掟なわけで。

2008-07-24

外来生物法が分からない

正確には「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」だっけ。とにかくこれがよく分からない。

そもそもグッピーが要注意外来生物リストに挙がる時点でなんかナンセンスというか、嫌なものを感じるんだけど。
まあ自分なりに覚えた違和感とかのメモ。つーか多分ただの愚痴

そもそも効果あんの?

先ずこれ。正直あんまり効果に期待できない。つーか逆にこの法律できたから捨てた、なんてのが起きてたら本末転倒だろうしね。ペット目的で飼ってる人間規制したって今更なやつもあるし、つーかティラピアみたいに養殖目的起源のやつって多くないか?定着した外来種って。ウシガエルとかアメリカザリガニなんかも最初は食用(アメザリウシガエル養殖の餌だったらしいし)目的で入ってきた奴なんだし。まあティラピアは指定されてないっぽいんだけど、沖縄いったら一杯いるなんて話を聞いたことあるぞ。それを言ったら観賞魚グッピーとかプレコなんかもいっぱいいるらしいけど。けどなんかこんな形で規制して意味あんのかな、とか思う。

「種類名証明書の添付が必要な生物」って何よ?

一番気になったのがこれ。この文面で検索したら出てきたけどさ(あ、回り込みの解除出来てないぞこのページ)。

まあここ見る限りでは「特定外来種とよく似ている物」を「輸入しようとするとき」に必要になってくる定義なんだけども。この定義がなんというかお粗末と言うか、もうちょいはっきりしろよ、と言いたくなる。

例を挙げるなら特定外来種ナルトサワギク(Senecio madagascariensis)なるものがあって、こいつのせいでキオン属(Senecio属)全部が「種類名証明書の添付が必要な生物」に指定されてるんだけど、この属ってキク科の中でも結構大きい、つーかかなりばらつきのあるグループな訳で。

つーわけでどこら辺が似てるんでしょうかね?全部同じキオン属なんですけども。もう形態的特徴からして違う種なんて同じ属にいっぱいいるんだけどな…。

そもそも属で指定する前に、その属にどの種が入っているかを全部言ってくれないと困る。最後の万宝ってのは「これはKleinia属の植物なんです><」とか言い出すやついたらどうなんだろ。そもそも素人にはその種が今どの属にはいってるかなんて100%把握するのは無理なんじゃないか…?海外では統合された属が日本趣味家の間ではまだまだ分けられたまま、なんて結構あるんだけど。

まあぶっちゃけ多肉のセネシオなんかを海外から輸入する人がいて、この法律に従って書類を提出するかと言えばしないだろうし、そもそもそんなの知らないだろうと思う。そもそもナルトサワギクとは全然似てもいないしね。けどこれでも法律に引っかかるんだよな…見つかると。なんというか不思議を通り越して理不尽な気がする。

最後に

本当はね、こんなクソみたいな法律のおかげでグリーンアノールを飼うことが出来なくてすっげー悔しい、ってだけなんだ。

2008-07-13

http://anond.hatelabo.jp/20080713111335

こういったことに疑問を持つとキチガイ扱いされるのは何でなんだろう?

別にキチガイだとは全然思わないし、男から女への一方的な「フリーセックス押しつけ」制度なら過去に例があるよね<一夫多妻

だから、制度として成立し得ないとは思わない。じゃあ制度として成立するための基本要件は何かっつーと、ズバリ子育て」にあるのだと思う。

人間は猿から進化して、しかもユニークなのは「脳神経系」を超発達させて半端なく増大させた環境適応力(地球上で北極から南極近くまでありとあらゆる環境下で絶賛繁栄中)で今の生態系的地位を占めた生物なわけ。でもってその代償が「身体に比べてでかすぎる(雌の産道を通る限界の大きさの)頭」なのだな。一年ちかくの間母親の胎内にいて、限界まで成長した脳は、それでもまだ「人間として生きていく大きさ」を獲得するためには時間が必要で、生まれてからも激しく成長と学習を続ける。そのため人間は異様なほど「長い妊娠期間・長い『子ども(要被保護)』期間」を持つ生き物なのね。

で、当然ながら「雄雌」の関係構造としては雄は生ませっぱなしではあり得るわけだけど、雄がみんなそんなじゃ、妊娠中・育児中の雌は子どもを育てきれなくて、結局群れが滅びるわけ。つーかやってらんない。想像だけど、「フリーセックス」を過去実施してきた人間の群れは、そこで行き詰まってことごとく崩壊したんじゃないかな。で、やむなく「つがい」の概念精神的な結びつきの概念が生まれるわけです。愛情や個体認識というのはそこをベースに考えないとわからない。子育ての必要性が、(排他的な雌雄間の)『愛』や(血縁間協力組織)『家族』の概念要請するわけ。

フリーセックス社会的に成立しないのは、結局それがこの「雌雄間の排他的愛情」やひいては「血縁間協力組織としての家族関係を崩壊させるからでしょう。ハーレムがぎりぎり成立可能なのは、雄の持つ圧倒的な財力が、これを可能にするから。要するに「いくらでも子育て出来る」という状況なら、ハーレムはまだ許されるわけです。あるいは女の側に圧倒的な財力が有れば当然逆ハーレムも可能になる。

となると、本当にフリーセックスを可能にしたければ人間全てが「子育て」から解き放たれるようにすれば良いのです。「身体への負担がゼロで、簡単で、かつ100%完全な避妊」法が確立すれば、限りなくそれに近い状況にはなるだろうけど、現状ではとてもとても。それが実現され、かつ恒常的に維持されうる(多少不況になったくらいでは全く状況は変わらない)と確認され、そしてその状態で100年ほど経過すれば、社会常識としてフリーセックスふつうになるかもしれない。

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