はてなキーワード: 沿線開発とは
ニュースによると、64,052件、13,228種から選ばれた「高輪ゲートウェイ」は36人の応募による130位の、いわば不人気の駅名。
JR東日本グループの理念には「お客様と地域の皆さまのために」と明言されている。
にも関わらず、わざわざ不人気だと知らしめて、まるで炎上商法のように、個々の駅名の得票数を公表し、議論を呼ぶ形で報道した。仮に炎上商法だとして、JR東日本グループの理念にあるような「信頼される生活サービス創造グループ」の手法として正しいマーケティングだったのか。
今回の「高輪ゲートウェイ駅」について、総事業費5000億円と言われる「グローバルゲートウェイ品川」の構想が影響しているとの指摘が上がっていることはご承知の通り。事実、グローバルゲートウェイ品川プロジェクトは、「全て自社主導で進めていく」と、品川開発計画グループの福田久雄氏が2017年11月24日のインタビュー記事で答えている( https://emira-t.jp/city/4857/ )。私鉄の沿線開発でもなければ、もう国鉄でもないただのJR東日本が「街づくり」とは随分大きく出たものだ。だったら先に田町駅を開発してくれよ。とりあえずアトレ作るだけでもいいから。
もし「グローバルゲートウェイ品川」プロジェクトの要と位置付けて、駅名は社内で検討し、自社主導で意思決定したと発表してもどこからも文句は出なかっただろう。けれど駅名を一般に広く募集し、集まった64016件、13227種を無視する、言わば無駄な公募を行った。その費用で普通に広告を打てばよかっただろ、と一般公募に応募した地元民は思う。もしくは「○×ゲートウェイ駅」にするので、○×に充てる地名を募集しています、という形式でも一般公募が可能だったはずだ。
足立区ではコンクリ殺人があったが、世田谷区でも一家惨殺事件があったのであった。
まぁ犯罪率の差は確かだけどね。
調べてみたら、どっちも特別区になったのは同じ時期なんだな。
面白いのが、鉄道が敷設された時期が足立区(東武)のがずっと早い。
明治時代から市街地化されてたのは足立区で、世田谷あたりに東急が電車を通すのは昭和になってから。
開発が昭和の時期だったことが、逆に世田谷には幸いしたのかも。
東京が上京してきた上流の会社員たちのための「郊外都市」を必要としたことと、
そのニーズに沿線開発という形で東急が答えた、タイミングが合ったんだろう。
まぁどっちにしても、たかが100年ちょっと昔の話でしかない。