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2014-03-27

古来より女に政治は向かないと言われてきましたが

数はそれほど多くないのですが、賢哲とされる執政者もいました。

英国サッチャーがそれでしょうか。

といっても英国女性先進国というべき、パイオニア12世紀より存在していました。

それは女王であります

彼女らによる為政がより多くの貧民を救い、また新しい文化享受した事だと思います

さるビクトリア女王時代には、数多くの植民地を平らげ、それに彼らの伝統思想を蓄えさせた結果、

殆どの後進的国家では庶民が学を尊ぶといった文明開化が育まれていき、その政治の在り方に是非を考えるようになり、

インドでは革命を齎しました。

また、わが国においても岩倉具視使節団などを経て富国強兵の手本としてきたのであります

さらには東郷平八郎英国留学中に学んだシチュー日本に持ち帰り、後日本の伝統家庭料理となった"肉じゃが"を始め

女がパイオニアたる英国文化が多く日本根付いた事は今となっては感謝言葉もありません。

その一方で、わが国は宗教を尊んでいました。

その一つが神道八百万神を基本とするアミニズムや弥生期のシャマニズム(といっても元々は商王朝の請け売りですが)といった具合に

自然恩恵を与えて下さる神々に感謝する慣習がございました。

中でも神道においては女性を母なる産物を与える神の使いとして崇めていたことは当時の地誌であるとか神話体系であるとかに描写された事からもはっきりしています

それだけわが国は古来より女性が先頭に立って政事を行う事が当たり前なのでした。

しかしながら、この試みは仏教伝来と共に立ち消えとなってしまうのです。

時は遡り明治維新に入ると吉田神道を軸とした復古神道から国家神道を尊ぶようになりましたが、これは女性神を崇める原始神道とは一線を課す仏教神道、すなわち神仏習合を軸とした新しい神道でありました。

その結果は、女性人権蔑ろにした男性による男性のための男性政治であり、一時は富国強兵を成す事が叶いましたが、それも長くは続きませんでした。

まり男性政事を行って良かった事はあまりないという事なのですが、何故か女性政治の場に立ち入らせなかった事が今日の我が国の社会形成に相成ったという主張がまかり通っているのですから不思議ものです。

反対に女性平成時代突入してもその権利義務は変わらず低いままなのです。

アメリカ英国などの先進国を見渡せば、女性が如何なる地位に昇っているかご存知の方も多いはずです。

しかしながら、わが国に限ってはこれまで女性がその社会の最高位に立ったことがありませんでした。

天皇家ですら明治以降男系天皇を本流してきましたので、女性がああだこうだというのは何等か齟齬が生じるかもしれません。

とにかくわが国の女性はそういう時代に生きて行かなくてはなりませんでした。

たか性別が異なるというだけでわが国は不思議な事に女性重要な地位に就く事を拒みました。あるいは恐れていたのかもしれません。

先日、ノーベル賞候補に挙がった小保方晴子を見てもそうです。

彼女今日に至っては盗作捏造疑惑で騒がれていましたが、それ以前から彼女人格容姿ネタマスコミは騒ぎ立てておりました。

これは彼女というよりも女性がそのような国を代表するような大事を成す事に苛立ったのかもしれません。

それが出る杭は打たれるが如しバッシングの嵐だったのでしょう。

とにかく今日の我が国というのはとにかく、女性が表舞台に立つ事を恐れているような節が見られます

韓国では女性初の大統領としてパク・クネが現れました。

彼女反日である、というのが今日の我が国の評価ではありますがそれ以前からマスコミは挙って親日家のパク・チョンヒ元大統領を褒めちぎりその娘であるパク・クネ大統領に対しては、

あくまで親の七光りといった評を下しました。

同じ様にこの間駐日大使になったケネディの末娘キャロライン氏に対してもそうでした。

彼女らは彼女ら自身の功績よりも父親の功績を以って評とされていました。

そういったマスコミ世論女性に対して政治は男のモノで女は口出しするなといった風潮が垣間見えてくるというものです。

女は政治に向かないとどうして決め付けるのでしょうか?

まして2000年も以前より神道を尊んできたわが国ならば(他の先進国よりも長く女性を崇めてきたはずですが)、女性も表舞台活躍するのが賢明であると判断しそうなものですが、やはり外来宗教ダメなんでしょうか。

 
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