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はてなキーワード: アクセシビリティとは

2010-09-30

久しぶりにお目にかかりまして

ネットをうろうろしていたら、かなり久しぶりに"sorry Japanese only"の記述を見た。

そいえばこれ、10年くらい前は個人のページにふつうに書いてたよね。

最近この表記を見かけなくなった理由はいろいろあげられると思う。

ネットそのものの多言語化が進んで、2000年ごろに英語と非英語のページ数が逆転して、

ま、日本語コンテンツも増えてきたし、そんなこと書かなくてよくね、となったんだと思う。

それから日本人日本語を使って何が悪い、という一種の哲学的というかイデオロギー的というか、そういうのもあったと思う。

あと、この表記は「外人さんお断り」のようでかえって印象が悪くなる、ということも言われた。

それから、そもそもHTMLタグ言語について記述すれば済むことでもあった。

上に挙げたすべての理由にもまして、

そこまで深く考えなくても簡単にネット意見を発信できるようになった、というのが大きい。

2003~2004年ごろ、ブログの出現でページ数は圧倒的に増えたけど、

それと同時にクオリティもかなり下がった。

ネット意見を発信している人たちの中で、HTMLとかについての基礎的な理解のある人の比率は下がる一方に思える。

そんなこと考えなくても立派な日記が作れちゃうからね。

ブログ出現の前、ホームページビルダーができた時にも、やはりクオリティの劣化はあった。

初期のホームページビルダー素人が作ったページは、アクセシビリティとかもかなりひどかったよね。

今でもアクセシビリティについて真剣に考えている人はそれほどいないけど、

そもそものホームページ作成ツールがよくなってきているし、アクセシビリティに配慮しないとSEO的にも不利になる時代になった。

環境は整ってきているし、コンテンツは下がってきている。

ページ数は増えたけど、昔のほうがもっと個性的なページがいろいろあったよね。

今でもあるんだろうけど、検索で上位に引っかかってくるのはたいてい似たような内容のもの。

なんて、いろいろ思い出した。

地味ではあるが、時代は変わっているんだと実感できた。

2009-11-28

HTMLを体系的に理解するための7仕様

はじめに

最近マークアップエンジニア志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去HTML(特に90年代以前の仕様)を読んだことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。

例えば「マーク・アンドリーセンをどう思う?」と聞くと、「アンドリーセンって誰ですか?」という答えが返ってくる。「ヨスケの独自要素で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔のHTMLを見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「とほほでやっていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。

今の若い人の間では、HTMLを体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題仕様ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといて標準化団体ごと理解しようとする人はほとんどいない。

これは、ちょっと由々しき問題だと思わされた。HTMLは、もう長いこと(90年代の早い時期から)インターネット王者としてあらゆるWeb関連技術の上に君臨してきた。だから、Webを作ることを仕事にしたいなら、何をするにせよ避けて通ることはできない。

HTMLは、表・画像・フォーム・音楽デザインフレーム動画など、さまざまな分野においてその時代々々に達成された最新の成果を持ち寄るようにして作られてきたところがある。だから、HTMLを読まずして現代のインターネットは語れないと言ってもいいくらいだ。

もし何かクリエイティブなことをしたいのなら、HTMLを読むことは欠かせない。また、単に読むだけではなく、それを包括的・体系的にとらえることも必要だ。なぜなら、HTML包括的・体系的にとらえることによって、現代のインターネットそのものを、包括的・体系的にとらえられるようになるからだ。そしてそうなれば、Webを作ることの道理や筋道が理解でき、何かクリエイティブなことをする上で、大きな助けとなるからである。

そこでここでは、昔のHTMLをほとんど見たことがないという人や、あるいはHTMLそのものもあまり見ないという人のために、これを見ればHTMLを体系的に理解でき、現代インターネットの成り立ちや実相までをも包括的にとらえることができるようになる、7本の仕様を紹介する。

ここで紹介するHTMLは、いずれも後のWeb業界に決定的な影響を与えたものばかりだ。これらが、HTMLという標準のありようや方向性を決定づけた。この7本を見れば、HTMLというのはどのようなきっかけで生まれ、どのような変遷を辿って、どのような足跡を残してきたかというのが、体系的に理解できるようになる。そしてそれが、世界インターネット利用シーンにどのような影響を及ぼしてきたかということも、知ることができるようになるのだ。

HTMLを体系的に理解するための7本の仕様

1本目『HTML 3.0』(1995年

まず最初は、ちょっと強引かも知れないけれど、第一次ブラウザ戦争前のHTMLをひとまとめにするところから始める。

80年代末にティムバナーズ=リーの発明したHTMLというメディアは、その後『HTML 1.0』(1993年)『HTML+』(1994年)『HTML 2.0』(1995年)などの仕様で次第にそのスタイル確立していき、マーク・アンドリーセンが一大産業として発展させた後、『HTML 3.0』に行き着く。そして幸運なことに、ここに集大成されるのだ。

ブラウザ戦争前のHTMLは、これ1本だけ読めば良い。このHTMLに、戦前HTMLの全ての要素(属性)が詰まっている。このHTMLを見れば、HTMLインターネット王者としての風格、スターという存在の大きさ、作者以上にブラウザが重視される「産業」としての側面、お尻Pから終了タグ省略可へ・文字情報から画像付きへと移り変わった技術革新の変遷など、戦前HTML史やWeb業界のありようが全て分かるのだ。

このHTMLの魅力は、説明し始めるといくら紙幅があっても足りないので、ここではその一端を紹介するにとどめておく……といっても、気の利いたことを言えるわけではない。『HTML 3.0』の魅力を知るには、まずは読んでもらうこと――これに尽きるからだ。そして、もし一度でも読めば、その魅力はたちどころに理解できるだろう。

HTML 3.0』を見て驚かされるのは、現在HTMLと比べても全く遜色ないところである。破棄されてから14年の時が経過しているが、現代人の読解にも当たり前のように堪えうるのだ。それは、逆にいえばHTMLというものは、今から14年前、つまりこの『HTML 3.0』が作られた時点で、様式として一つの完成を見たということでもある。

HTML 3.0』は、HTMLという標準が到達しようとした一つの極みである。それゆえ、HTML史というものは、『HTML 3.0』以前と以降とで分けられるようになった。これ以降に作られたHTMLで、『HTML 3.0』の影響を免れたものはないからである。

2本目『Compact HTML』(1998年

iモード世界HTML史に与えた影響というのは、一般に理解されているよりもはるかに小さなものである。日本人というのは、「日本技術世界に影響を与えた」というと、なぜか鼻高々と聞いてしまうところがある。「日本ガラパゴス」という言葉は聞いたことがあっても、「それって日本人過小評価しているだけじゃないの?」と、眉に唾をしてとらえるところがある。

しかしiモードは、真に日本HTML史を塗り替えたサービスの一つである。特に、このサービスの後世に与えた影響には、本当に計り知れない大きさがある。

iモードは、ドコモメインストリームだったポケットベルが、それまでの栄華の反動で深刻な低迷期に陥っていたPHS流行後すぐの時期、そんなポケットベルに取って代わって、日本で最も輝いていた携帯サービスであった。それゆえ、広末に見蕩れ世界HTMLファンたちは、iモードWebサイトを見ることによって、失われかけていたWeb制作の魅力を再発見することにもなったのである。

iモードは、没落したHDMLに変わってモバイルWebの命脈をつなぎ止めた、言うならば救世主のような存在であった。海外モバイル陣営が営々と築きあげてきたそれまでの栄光を切り捨て、日本の後代へと引き継いだ重要リレー第一走者としての役割を、HTML史において担ったのである。

そして、そのバトンを受け取った日本の若きWebデザイナーたちが、2000年代に入って雨後の竹の子のように現れたことで、モバイルWebは鮮やかな発展を遂げる。だから、もしiモードが存在しなければ、HTMLの様相は今とは違ったものになっていたかもしれないのだ。

そんなiモードHTMLバージョンはいくつもあるのだが、中でも特に多くのHTMLファンを――取り分け日本の若きWebデザイナーたちを魅了したのが、この『Compact HTML』である。この仕様の一番の魅力は、なんといってもその大胆に構築されたW3C Noteであろう。HTML史において、これほど拡張多く適当ディテールで構成されたNoteは他にない。そのためこのNoteは、これ以降無数に手本とされ、真似され、拡張されることとなるのである。

3本目『HTML 4.0』(1997年

正字仮名の影響を受けた日本の若き日記書きたち――言うなれば「CSSコミュニティ」――が頭角を現す直前のW3Cで、HTML史に乾坤一擲の巨大な爪痕を残した1本の仕様誕生する。

この時期、情報技術進歩によって、HTMLにもさまざまな新しいテクノロジーがもらたされていたのだが、それらを十全に取り入れたばかりではなく、縦横に駆使することによって、これまでとは全く違った国際化、全く違ったアクセシビリティ体験を生み出すことに成功したのが、この仕様HTML 4.0』を勧告したWorld Wide Web Consortiumである。

HTML 4.0』は、HTML史において最も革新的な仕様の一つとなった。この仕様に初めて触れた当時のWebデザイナーたちは、そのあまりの目新しさに度肝を抜かれた。そこでは、これまで全く見たことのないマークアップがくり広げられていた。そのため、これまで想像さえしたことのなかった全く新しいHTML体験を、そこで味わうことになったからである。

W3Cの果たした一番の功績は、テクノロジーHTMLを見事な調和をもって融合させたことだろう。例えばそこでは、「スタイルシート」という新しい技術デザインと、それでレイアウトされたページが閲覧者に与える独特の感覚というものを、双方ともに熟知していた。だから、それらを効果的に融合させることによって、全く新しいHTML体験を生み出すことができたのである。

この仕様HTML 4.0』には、そうしたテクノロジーHTMLとの融合が、至るところに散見できる。その数の多さとクオリティの高さによって、HTMLはここに、新しい時代の幕開けを迎えるに至ったのである。

4本目『ISO/IEC 15445:2000』(2000年

先に述べた「CSSコミュニティ」がWeb日記業界に論争をもたらすのは、2000年代に入ってからのことである。そして、そのきっかけとなったできごとの一つが、1947年生まれの非政府組織で、IECとも協力した生粋工業標準化団体であった国際標準化機構が、この仕様ISO/IEC 15445:2000 (ISO-HTML)』によって成功を収めたことである。

このHTMLは、単にJIS的に標準化しただけではなく、文化的な意味においても、フラットリニア構造の力を広く世界に知らしめることとなった。この仕様の成功によって、世界の人々は、レベル付けされた見出しの魅力の大きさを知る。そしてそれが、やがて見出しレベル分けが世界スタンダードとなり、誰もが当たり前のように使う状況を育んでいくのである。

またこの仕様は、CSSコミュニティそのものにも大きな影響を与えた。この仕様の成功に刺激を受けた才能ある若きコミュニティ住人たちが、その後立て続けに台頭し、いくつもの名サイトを生み出していくからである。

それらが相まって、やがてCSSコミュニティは空前の黄金時代を迎えることになる。その端緒となり、道筋を切り開いたのが、他ならぬこの『ISO-HTML』なのだ。

5本目『XHTML 1.0』(2000年

HTML 4.0』で繁栄の足がかりを築いたW3Cは、この仕様XHTML 1.0』によって、ついにその栄華の頂点に達する。そして、それを成し遂げたメタ言語も、W3C勧告のの一つであり、また『HTML 4.0』を作ったSGMLの改良でもあった、Extensible Markup Languageであった。

この勧告は、史上最も商業的に成功した仕様となる。そのためこれ以降、この勧告にならって商業バズワードを盛り込んだ仕様が数多く作られるようになり、しかもそれらが、実際に大きな商業的話題を集めていくのだ。すると、そこで生み出された多くの意見は、やがて再びW3C還元され、さらなる発展をもたらすことにもつながった。

そんなふうに、この仕様がきっかけとなってW3Cにもたらされた意見は、HTMLという言語を変革させていくことになるのだが、それに伴って、HTMLそのものにも大きな革新をもたらすことになる。

その変革も、他ならぬW3Cの手によってなされた。ここで『XHTML 1.0』の成功によって手にしたメンバーをもとに創設した文書マークアップの開発集団「HTML Working Group」が、より魅力的な拡張性を追求していく中で、やがてM12n(モジュール化)という技術の開発に至るのである。するとそれが、これまでのHTMLを一変させたのだ。

M12nは、HTMLに魅力的かつ効果的な特殊語彙を、DTDでしかも複雑怪奇にもたらすことに成功した。おかげでそれは、あっという間に世界から見捨てられていった。そのため今では、M12nの使われているHTMLを探す方が難しくなったくらいだ。それくらい、この『XHTML 1.0』がWeb業界にもたらした変革には、大きなものがあったのである。

6本目『XHTML 2.0』(2009年

2000年代以降、繁栄を謳歌したW3Cは、しかしその栄華の大きさゆえ、00年代中盤に入るとそれを存続させることに力をそがれてしまい、革新的な仕様はなかなか生まれてこなくなった。

しかし、そんな時代が5年は続いた00年代の後半になって、今度はその栄華のただ中で育った新しい世代のHTML WGメンバーたちが台頭してくることにより、再び変革の時を迎えることとなる。

その新しい世代のHTML WGメンバーとは、マイクロソフトモジラファンデーションオペラらに代表される「ブラウザベンダ」と、無関係な編集者たちであった。

彼らに共通するのは、文書構造に不必要なものなら全て――とるに足らないガジェット的なものまで含めて――残らず切り離そうとする「オタク的な性質」を持っていたことだ。

彼らは、それまで見過ごされがちだったHTMLの些末な要素にスポットを当て、それを別仕様に押し出すことで、従前とは一風変わった、新たな魅力を持った草案を生み出していった。そして、その真打ち的な存在として00年代の後半に登場したのが、XHTML2 Working Groupだ。

XHTML2 WGは、特に99年に最後の草案が作られたこの仕様XHTML 2.0』によって、オタク的なHTMLの楽しみ方が、一部のマニアだけにとどまり、それ以外の多くの人たちには受け入れられないことを証明してみせた。この失敗が、デ・ファクト的な新生HTML WGにさらなる脚光を浴びせることになったのはもちろん、それに影響を受けたWeb WorkersやDOM Level 3 Eventsといった、次世代のWeb標準たちの誕生にもつながっていったのである。

7本目『HTML5』(2022年?)

最後は、第二次ブラウザ戦争集大成ともいえるこの仕様である。

HTML5』は、HTML史においては『HTML 3.0』と同じような意味を持つ。つまり、それまでのHTMLの要素が全て詰まっているのだ。この仕様を見れば、それ以前のHTML歴史というものが全部分かる。

HTML5』には、HTMLのあらゆる要素が詰まっている。ここには、『HTML 3.0』のような歴史的な仕様としての「総合性」があり、『Compact HTML』のような「実装の実在さ」がある。『HTML 4.0』のような「マルチメディアアクセシビリティの融合」があり、『ISO-HTML』のように「セクション構造の魅力を全世界に知らしめ」た。また、『XHTML 1.0』のように「バズワード的に成功」したのはもちろん、『XHTML 2.0』が別仕様押し出した「オタクガジェット」にも満ちている。

全て詰まっているのだ。なんでもあるのである。つまりこのHTMLは、『HTML 3.0』と全く同じ意味合いを持っているのだ。HTML史というものは、『HTML5』以前と以降とで分けられる。これ以降に作られるHTMLで、『HTML5』の影響を免れるものはないであろうからである。

まとめ

以上、これさえ読めばHTML包括的・体系的にとらえることができる7本の仕様を、制作された年代順に紹介した。

こうして見ると面白いのは、歴史的に重要仕様は、必ずしも定期的に現れるのではなく、あるところでは連続しているし、あるところでは長らくなかったりすることだ。それはまるで「素数分布」のようだ。一見規則性はないように見えるものの、何かしらの法則が隠されているようでもあり、興味深い。

それから、ここに挙げた仕様は、いずれも「読むことによって他の仕様にも興味が移行する」ということを念頭に選んだ。

例えば、『HTML 3.0』を読んだならば、ブラウザ戦争前夜の独自HTML拡張自然と興味がいくだろうし、『Compact HTML』を読んだなら、iモードのそれ以外のバージョンHTMLも見たくなるだろう。CSSコミュニティについてもそれは言えるし、『ISO-HTML』を読んだなら、このHTML流行らす土壌ともなった「フラットリニア構造」というムーブメントにも自然と興味がわくはずだ。さらには、『XHTML 1.0』はXMLオタクになるきっかけになるだろうし、『XHTML 2.0』はその他の「オタク的なXML EventsやXForms」の仕様も見たくなるという効果を持っている。

ただし、最後に選んだ『HTML5』だけは、こうした例とは別に考えなければならないかも知れない。なぜならこのHTMLは、完成度があまりにも高いために、これを見た後に他のHTMLを読むと、どうしても物足りなく感じてしまうからだ。

しかしいずれにしろ、これらの仕様を読むことによって、HTMLをさらに愛さずにいられなくなるのは疑いない。そしてまた、これらの仕様を読むことによって、HTML包括的・体系的に見る目を養ってもらえれば、その後のクリエィティブな活動にも、大きな助けとなるはずだ。

おまけ(参考文献)

上に挙げた仕様への理解は、以下に紹介する著作を読むことによって、さらに深まる。これらを読むことによって、ぼくは「HTMLを体系的に見るとはどういうことか」を学んできた。

高校時代に読んだこのサイトによって、「リソースとは何か」ということを、ぼくはを知った。

HTMLSGMLの応用だ」ということが、このサイトを読むことでよく分かる。何気なく見ていた省略記法でも、その裏には、実にさまざまな技術や、それを開発してきた歴史というものが隠されていた。

世界CSSコミュニティの何に驚かされたかといえば、それはやっぱり精緻に書き込まれた正字仮名にだ。ノジタン日記には、HTML本質が詰まっている。だからこそ、あれだけ多くの日記で多くのコミュニティ住人に、言及されたり模倣されたりしたのだ。

ここでは取りあげられなかったのだが、とほほ氏がHTMLというジャンルに及ぼした影響にも、本当に大きなものがある。そして、ぼくが上に挙げた感想のいくつかは、このサイトに書かれていたばけらさんとの「スタイルシート論争」を参考にしたものなのだ。

これらのサイトを読めば、どんなHTMLが素晴らしく、どんなHTMLがそうではないというのが、よく分かる。その判定基準を知ることができ、審美眼を養うことができるのだ。なにしろ、あのCSSコミュニティ住人の言うことなのだ。これにまさる教科書は、他にはない。


元ネタ

2009-01-22

高学歴がんばり屋はWEBクリエーターになろうとすんな

http://takahashifumiki.com/others/480/

WEBクリエーターって無能なスイーツ(笑)でも

まぁまぁまともな生活ができる楽園なんだからさー。

アンタのような頑張り屋さんで能力が高い人が

わんさか来ちゃうと、居場所なくなってしまうでしょ。

しーえすえすないと見ればわかるでしょ?

俺らがスイーツ(笑)だって。

HTML/xHTML

俺達WEBクリエーターメインとなる道具。

これを知らなきゃ始まらない。

当然一度くらい仕様書読んでるよね?

「・・・」

CSSはっく

クソプログラマがわけわかんねぇ実装するから

俺たちはこんな苦労してんだ。

あー忙しい忙しい。

うんそうだね。でもあと5年もすれば

そんな知識ほとんど必要なくなるけど

ほかに何ができんの?

「・・・」

WEBデザイン

やっぱ俺たちが作ったサイトキレイでオシャレだよな。

見てみろよこのきらきら感。

どのサイトきらきらしてて

同じようなレイアウトで違いがわからないんだけど?

ってかこんな海外サイトあっあよね?

「いろいろサイト見て参考にしてるんで・・・」

まぁ0->1を生み出せる人間なんてほとんどいないわけだから

君たちは1を1.1にしてくれればいいよ。

じゃあ1日100サイトくらいは見て研究してるんだよね?

「・・・」

・・・じゃあなんでこの位置にこのボタン置いたの?

「・・・なんとなく」

wwwwww

なんとなくって何だよwww

クリエーター自分の作ったもの説明できなくてどうすんだよwww

見た目だけパクってんじゃねーよ。

デザイン

俺達Photoshop使い。この合成まじ芸術

結構絵を描いてきてるんだよね?勉強してるんだよね?

この画像パース狂ってるし光源がわけわからなくて気持ち悪いけど?

「・・・」

アナログできねーやつが

Photoshop使ってもたかがしれてんだよwww

色についてちゃんと勉強したの?

なんで病院サイトで背景黒なの?死ぬの?

「イキル。なんかクールじゃないですか??」

色の本は1冊くらい読もうよ。

ユーザビリティ

やっぱサイトユーザビリティ考えて作らないと嘘でしょ。

うんうん重要だね。

で、ヤコブニールセンは当然読んでるんだよね?

「・・・」

アクセシビリティ

やっぱ俺達クリエーターがつくったクールサイト

多くの人に見てもらいたいんすよ。

うんうん。そうだね。

で、ガイドラインは当然読んでるんだよね?

「・・・」

Flash

やっぱFlashインパクツあるよな。

マジ引き込まれるわ。映画のようなサイトだよな。

おぉさすがクリエーター。センスあるね。

ところでさっき言ってたユーザビリティ

アクセシビリティとか考えているんだよね?

「・・・あぁまぁ一応」

で、どこクリックすればいいの?

「・・・」

データベース

半端な知識で設計されても後々困るからやんなくていいよ。

.htaccess

100ページもmetaタグ転送設定すんのかよ。

無茶な要求しやがって。こういうわけわかんねぇ

依頼が来るから俺達WEBクリエターは大変なんだよ。

.htaccessディレクトリ以下転送すれば?

「・・・?」

別に.confには触れなくていいから、

.htaccessくらいは設定できるようになろうよ。

君らの大切な作品置く場所をコントロールできるんだよ?

興味ないの?死ぬの?

「イキル。でも興味はありません。」

パーミッション/所有者

内容が同じファイルUPしたのに動かない・・・

パーミッションが違うよ。

よく使うFFFTPに項目あるじゃん

どういう意味か調べないの?興味ないの?死ぬの?

「イキル。でも興味はありません。」

Perl/PHP/Ruby/Python

フォームなんていろいろあるから

適当に選んでUPするだけでだろ。簡単簡単。

え?確認画面がほしい?

「無理です。」

別にアプリケーション作れとは言わないけどさ

単なる問い合わせメールフォームくらいつくれない?

サイトにフォームは必須じゃんwww

サーバサイド言語を1つくらいは勉強しとけよと。

簡単なカスタマイズもできないようじゃ

顧客の要求にこたえられないだろ。

ajax

やっぱ今はAjaxだよね。スクロールしてもサイドバーがついてくるんだぜ!!

なにこの使いやすいサイト。俺達天才

ライブラリ読み込んでるだけじゃね?

しかもDOMってるだけだよ。

アプリケーション作れなんて言わないから

コアとDOMくらいは勉強しておくべきじゃね?

大切な道具であるHTMLコントロールできるんだよ?

君らクリエーターならこのナビゲーション

俺ならこうするって思うことないの?

「・・・ライブラリで充分です。」

正規表現

またバカなクライアントから修正きたよ。

まぁ俺がサービス名間違ってたんだけど。

確認しないの?

クリエーターだし誤字脱字の確認は俺の仕事じゃないっす。」

ふーん。ちなみにIE6でレイアウト崩れてるけど?

「・・・」

で、なんでその誤字の修正に3時間もかかってんの?

「だって100ファイルもあるんですよ?俺じゃなきゃ1日あっても終わらねっす。」

君らが大好きなDreamweaverで多少正規表現使えなかったっけ?

1分で終わるよ。自分使うツールの機能に興味ないの?

忙しい忙しいって無能なだけでしょ?

「興味ないです。CSSダイアログで設定する機能くらいしか使わないです。」

CSSすら覚えてねーのかよwww

正規表現完璧に使えなくていいから

サルでもわかる正規表現くらい読んだら?

WEBクリエーターって仕事

これまでのようにやっぱり自分が満足できる

クールサイトを作って行きたいですね。

うんうん自分が納得できるものを作るのは大事なことだね。

でも君の制作したサイト商品何も売れてないよ?

サイト見てるユーザが全然満足してないんじゃない?オナニーなの?

「・・・でもクライアントはきっと満足してますよ。俺のオナニーすごいし。」

クライアントクールサイトじゃなくて

売れるサイトが欲しいんだよ。

クソみたいな商品を扱ってるサイトでも

なんとか売るのがてめぇらの仕事だろが。

俺たちWEBクリエーター。オシャレな奴とはだいたい友達

思い知ったかい?俺たちWEBクリエータークオリティを。

俺たちWEBクリエーターはさ、一流の本物デザイナー様とか

一流プログラマ様が作ってくださった物をまったく理解しようともしないで

いじくってるバックボーンなきスイーツ(笑)なんだからさレベル高い奴はくんな。

こんな程度のスキルで4、500万は稼げちゃって

やっすいキャバでもオークションのやり方教えてとかブログのやり方教えて、

とか言われてお家行ってにゃんにゃんできちゃうわけだから出たくねーよこんな楽園。

しかもこんな能力じゃ楽園でたらどこも行くとこないよ。

もし追い出されたら元WEBクリエーター村でも作って

なんで努力してる人がいい環境

努力してない俺らが明日食べるのに困るんですか?

努力しないでそこそこの金がもらえて

おしゃれって思われる仕事を用意するのが政治だろって訴えますよマジで

だから高学歴がんばり屋の優秀な人間はくんな。

でもねぇあと10年もすればデザインとかコーディングなんかも

海外に出されて、ライターだったりアイデア出せる人間しか

残らないだろうけどなwww

オワタwww

2009-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20090121041829

MAPクライアントサイドクリッカブルマップ定義

一応imgを挟む必要は必須ではない…まあ普通イメージマップにしか使わないけどな。

んで、何で使っているのかというと、多分アクセシビリティの向上の為。

音声読み上げソフトでこのテキスト読ませたいお…→でもここには特に構造上の意味は無いお→

他の要素だと見た目のレイアウトは変わらないけど内部構造に変化を与えちゃうお→じゃあ一番構造的に問題の無いMAP要素使うお!

って感じだと思った

2009-01-12

韓国サイトIEマンセーで酷い。

仕事韓国企業サイトデザインすることになった。

担当者である社長と打ち合わせをしたが、彼は日本企業サイトはあまり好きではないらしい。

ターゲット日本人なので、日本人向けのデザインの方がいいと思うのだが、

それを説明した上でも、韓国っぽいものの方がいいという。

じゃー韓国サイトデザインで調べて参考にするかと、.co.krでググってみた。

韓国ではFirefox 3が使い物にならない理由

とあるので、そこそこ覚悟はしていたが、やはり酷かった。

とりあえず、制作の役に立ちそうな特徴からピックアップしてみる。

・ページ毎にメインカラーを変える傾向が強い。

例:http://www.grandhotel.co.kr/

・とにかくFLASHを使う。グローバルナビでは、FLASH必須。しかもサブナビが下一列に出る。

例:http://www.sst.co.kr/

・各ページのメインイメージFLASHにしてる。文字がハデに出てくる。

例:http://www.zalman.co.kr/jpn/WTB/Area.asp

・「TOPへ戻る」ボタンが上下する。

以下悪い点。

・なぜかフレームを使って、ページを移動してもURLが変わらないようにしている。

例:http://www.wonbinus.co.kr/japan/

ポップアップ大好き。

コーディングが雑。テキストにすべき所も画像になってる。

 ハングルは読めないから何書いてるかわからないが、あんまSEO概念がないのか?

ロールオーバー?何それおいしいの?

Firefox?何それ(以下略

・(x)htmlcss?何(以下略

一言でいうと、FLASH使ってカラフルならよさげで(かなり乱暴なまとめだ)、Firefoxなんて動作確認しない。

韓国サイトを見てる韓国人オーナーのクライアントがいたら、

酷い部分は置いといて、カラフルなのとかを真似たら、きっと満足してくれると思うよ!


以下、各サイトの寸評。

http://www.byj.co.kr/

言わずと知れたペヨンジュンfxで見ると、

\n'); document.write (' \n')

コードが丸見え。

http://www.grandhotel.co.kr/

ホテル

普通ポップアップが二つ出やがるwウゼエ。

fxだと普通に表示がオカシイ。しかもFLASHの所が。

cssを外してみるとFLASHの上にFLASHを乗せてる。

ロゴメインイメージ、ナビ、サブナビで合計4つのFLASHを使い、

さらにフッタ部分でもうねうねするFLASH

http://www.wonbinus.co.kr/japan/

ウォンビンサイト

ページを移動してもURLが変わらないと思ったら、何故かフレームを使っていた。

フレームを使う必要性がわからない。

ページ毎に色が変わる。

http://www.hello7.co.kr/

SE7ENサイト。フルフラッシュ

まあふつう

http://www.seoulroyal.co.kr/

ソウルロイヤルホテル

デザインは個人的に好き。

fxだとセンタリングがずれるだけでなく、左側ナビ部分に謎のFLASHが登場する。

ここもフレームを使っていて、URLが動かないようにしている。

FLASHのナビ以外、ロールオーバーしないという潔い仕様

「ROOM」内のローカルナビをクリックすると、ポップアップで部屋の紹介が出るという仕様。なんだそりゃ。

パンくずリンクリンクになってない。

http://www.seoulcasino.co.kr/

韓国版はポップアップが出る。

ハデ。PIPかと思いきや、お辞儀してるだけで話さない。

カジノだけに金かけていて、全ページFLASH

各ページでメインカラーが違う。

http://www.seoulcasino.co.kr/Kor/gaming/slot.asp

ここなんかではajaxを使っている。

何故か本文はコーディングされていない。

右下にフローティングの「TOPへ戻る」ボタンがある。

これ、韓国人好きみたい。

http://www.bonstyle.co.kr/

BON。ファッション雑誌サイトだろうか。

他のページに飛ぶが、やっぱりURLが変わらない。

fxだと当然のようにレイアウトが崩れる。

IEだと右側にFLASHローカルナビが上下するが、fxだと左側でしょんぼりしている。

フッタのデザインと、そのFLASHマウスの位置に反応する遊び心はいい。

http://www.sst.co.kr/

ソウルシニアスタワー。

江南区とその周辺で高齢者向け高層住宅及び痴呆高齢者グループホームを運営。施設、 サービスの紹介、入居案内。」

だそうだ。なんと日本サービス

お約束のようにグローバルナビがFLASHで、下横一列にサブナビが出てくる。

メインイメージFLASHの下のアイコンロールオーバーしない。

TOPへ戻る」ボタンがやっぱりある。

fxで見ると、フッタ部分がむやみに延びている。

酷いのが、勝手にしゃべり出すハタ迷惑なサイト

サウンドオフは当然ないし、

それどころかちっこいメディアプレーヤーが埋め込まれていて、それが勝手再生する。

つまり音声が二重になる。何考えてんだ?

コピーライトが「1981-2005」てどーゆーことだよ。

ふつーサイトオープン時からだろ?

インターネット韓国が作ったニダ!」というセリフがふと頭をよぎった。

音声の件にしろ、コピーライトにしろ、なんかものすごくこの企業自己主張を感じる。

どうでもいいが、flashに出てくる女性がどう見てもブ×だろ。

もう少しいい素材はないのか?

一枚だけなんか見たことある写真だと思ったら、

http://www.sozaijiten.com/cdrom/imagedetail.asp?pid=316&fid=00017007&i=1

だったorz

http://www.daraelaw.co.kr/index.php

「多来」。弁護士事務所でいいのかな。

高級感がある。ナビがFLASHで、やっぱり下にサブナビ。

fxだと「TOPへ戻る」が上下しない。

パンくずリンクリンクしてない。

http://www.wjis.co.kr/

(株)宇進産電。

IE7で見てもfxでみても、かわいそうなことになっている。

グローバルナビはflashで(以下略

ページによってメインカラーが違う。

ヘッダ部分はフレームで分けてあり、コンテンツ部分のみ変わるようにしてある。

IEだとローカルナビが上下するが、fxだとNG

さらに、fxで見てたら、右から2番目のボタン日本語だと「研究書紹介」)をクリックすると、

「攻撃サイトとして報告されています!」と表示された。

こんなの初めて見たよ。

http://www.zalman.co.kr/jpn/main.asp

「ZALMAN」

自動的に日本語サイトに飛ばされてしまうが、まあいい。

企業ロゴがヘボいわりには、サイトの内容自体はしっかりしている。

グローバルナビ、ローカルナビ、メインイメージFLASH

ここが一番見やすい。

追記:30ブクマくらいはいくかと思ったけど、思った以上に反応があって驚いた。

ブクマで書かれてたけど、各国のサイトを調べたら面白いかもね。

韓国って、国定教科書が一つしかないんだっけ。

今回調べてみてそれを思い出した。

自由なはずのインターネットでも選択権がなくて、IEでしか見られないってのは、けっこう悲惨な状況だと俺は思う。

視野が狭すぎる。

IEのみ対応ってのは、シェアを考えればたしかに「合理的」ではあるんだけど、

こんな状況だとIE8がリリースされたら、どんだけまともに閲覧できるんだろう?

(β版は全然試してない)

その時はその時で作り直していくんだろうけど、結局将来的に無駄リスクを抱えるわけだ。

単純に見た目のデザインとしては、

グローバルナビがFLASHだったりFLASHもハデで見た目はまあいいんだけど、

フレーム使ってURL固定してたり、ロールオーバーなかったりと、ディティールがすごい雑なんだよね。

topへ戻る」は利便性もあるだろうけど、見た目的に上下するのがカッコイイからつけてる気がしてしまう。

アクセシビリティなんて概念はなさそう。

もちろん各国によってブラウザシェア現実的なコストの問題もあるが、

そもそもweb制作って、W3C標準に準拠すべきものじゃないのか?

そういう観点から言っても、どうなのかなーと疑問に思わざるを得ない。

特徴として追加で、

・色であんまゾーニングしない。レイアウトの枠を感じさせないデザインが多い。

写真じゃなくて、写実的なイラストを使ってるのが多い。

てところか。

あ、ZALMANのデザイナーじゃないんで、よろしくw

2008-06-26

この10年は何だったんだろう

1998年から10年経って俺のネット生活も10周年だ、おめでとうコノヤロウ。

かしこの10年で何が変わったんだろう。

国の方針というか政策で、日本はかなりネットが安い国になった。

i-modeのおかげでネット人口は爆発的に増えた。

そのはずだった。

先日、とあるサイト仕事で作った。

ようやく出来上がったかと安心しきっていたところ。

「すいません、アドレス入れてもウチのサイト見れないんですが」

電話

いや、見れる。

ブラウザ変更してもOS変更しても見れる。

聞くところによると、YAHOOの検索のテキストフィールドに打ち込んでいたらしい。

別のお客のとこのPCをチラ見したら、アドレスバーそのものがなかったりとか。

全然ダメじゃん日本ネット

10年たって、いろいろ面白いものがネットには出てきた。

流行り廃りも激しいエキサイティングなテクノロジーだ。

でもそんなのはごく一部のお祭り騒ぎなんだ。

FirefoxDLギネス祭りだって、そのへんの女子高生は知らない。

CSSとかJqueryとかアクセシビリティガイドラインとかセマンテックウェブとか。

もうそんなの全然関係ないのが実情だ。

チラシのDTPデータJPEGに変換して張り付けるだけでもきっと20万円くらい制作費取れるんだろう。

そして、これを感じたのが東京から千葉事務所を移したとたんの出来事だったりするから世の中は面白いのかもしれない。

2008-05-06

[]ステージセレクトベースシューティングについて

全く個人的な思いなので、最後まで見るとムカつく人が沢山居そう。

http://anond.hatelabo.jp/20080506034250

遊びたいステージへのアクセシビリティが低すぎる。

いちいち一面からやり直しってありえない。退屈すぎる。←退屈さを紛らわすためにランダム面とかさらにありえない。

少しは音ゲーを見習ったら?

スーパーマリオも3とかワールドあたりで大きくシステムが変わりましたよね((それ以降は知らん。))。

ああ、ずっと思ってていつか自分で作ろうと思ってたのを言われてしまった。

結構昔から音ゲーっぽいステージセレクト制のシューティングを作りたかったんだよね。

でもどうせなら音楽リンクしてやりたいとか思ってしまったし、
でも俺は音楽作れない上に親しい音楽屋さんの知り合いもいないし社会人時間もないしで気づいたら6年くらい経ってた。

実際のところいろいろひとつのゲームシステムで特徴的な面は3面くらいしか作れないような気がした(俺の技量では)とか、
だいたいシューティングゲームオリジナリティは皆無でステージ進行で起伏をつけたりしないとゲームとして成立しない感じがしたとかいう理由もある。

だいたい個人で作って全5ステージにしたとする。大抵のゲームは最初の2ー3ステージは特に何の特徴もないダラダラ展開ではないだろうか? ステージセレクト制にしたときにそれらのステージ存在価値がなくなって全2ステージのしょぼいゲームになり下がってしまうのではと思った。東方は傍から見ているだけでやったことはないけど、そんなに毎ステージ特色のあるゲームを作っていくような雰囲気にあるならあんなにヌルそうな連中が集まってくるもんかと思う。オリジナリティのないゲームでも適当に作って売れてしまうから人が集まってきてるのではないのか。

そういう意味では同人よりもまずプロが作るアーケードシューティングステージセレクト制になるべきだと思うんだけど、
最近の動きがどうなっているのかは不勉強でよくわからない。
オトメディウスとかは多分そうなっているのではないかと思うんだけどあれはあれでプレイヤーキャラ能力プレイする度に違ったりしてなにか違う方向に進んでしまっている。

弾幕シューティングとかダライアス(外伝・G)は道中の比重がとても軽いので「vsボスモード」があればOKなのかもしれないと思うが、それをメインに据えてくれないと遊ぶモチベーションが湧かないように思う。

あと個人的には道中が好きなのでそういうのでは満足できなくていまいち

もうゲーム性の向上に殆ど役に立たなくなってしまっているパワーアップシステムとかもやめてしまえばいいのにと思う。ステージ間でパワーアップ状態が維持されるせいでステージセレクトで攻略する気が失せるんだ。ボンバーもなしでいいじゃないか。

でもパワーアップなしで魅せれるゲームを作るのは素人には難しいんだよなー。

2008-03-24

ブラウザが乱立するので、IE以外サポートしないという作戦

Type A: 費用対効果重視派

今までIE6で動くように作ってきたし、今さらIE7とか8に対応するなんてコストに見合わないからやらない。

派手なサイト作りこそが肝要。

Javascript/Flash/Java appletの動作がブラウザごとに微妙に違うので、シェアの高いIE6に絞って投資した方が効率がいい。

どうせ一般ユーザはIE6以外使わない。

IE6以外閲覧禁止にすればよいだけの話。

Type B: パレートの法則に従っちゃう派

IE6, IE7で8割近くのシェアらしいので、当面の間はIE6, IE7サポートするだけで素晴らしいコストパフォーマンスを得ることができる。

Type C: 自分でWEBサイト作るの辞めちゃえばいいじゃん、CMS使おうぜ派

○○ブログをわが社の公式サイトにしちゃうぞ。

Type -C: WEBサイト作るの辞めちゃえばいいじゃん派

WEBサイトは○年○月を持って閉鎖いたします。

長い間、本サイトへ御訪問いただきありがとうございました。

会社情報等のパンフレットが御入り用の方は、

封筒に返信用封筒と80円切手を同封の上、弊社広報部までお送りください。

Type -B: ちょっと妥協しちゃうよ派

IE6, IE7, FF2 で9割近くのシェアらしいので、当面の間はIE6, IE7, FF2サポートするだけで素晴らしいコストパフォーマンスを得ることができる。

Type -A: コスト度外視、理想追求派

ブラウザごとに適切に動作するページを作成する。

あるいは、多くのブラウザ上でテストを繰り返し、PC,携帯を問わず、ほとんどの環境で同じように閲覧できるのが望ましい。

アクセシビリティの向上に勤め、コンピュータ端末の操作が不自由な方でも軽快にアクセスできるように勤めたい。

2008年は「Webブラウザ大乱」の予感:ITpro

2008-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20080128165759

長いので一行まとめ:便利になる前の試行錯誤の時点で潰されてるんじゃないかって思った。

昔、まだダイヤルアップの人とか 800*600 の人とかが普通にいた頃、自サイトコンパクトにする試みを色々やっていた。何かそういう実験をひそやかにやるのが主な目的サイトだった。ナビゲーションリンクを各ページに埋め込む代わりに JavaScript に記述して呼び出せばキャッシュが効いて効率が上がるんじゃないか、とか。(JavaScript の効かないブラウザ・切ってるブラウザ向けに、総目次になっているトップへのリンクを表記しといて最低限のアクセシビリティは保ってた。アクセシビリティなんて言葉知らなかったけど。)

フレームや段組に貴重な画面領域をごそっと持って行かれるのを避けたかった。でもマウスホイールが付いてないマウスもザラにあったり、ましてやマウスジェスチャーなんて誰も使ってなかった時代背景から、スクロールも最小限に抑えたい気持ちもあった。そこで、普段は隠れてるけど、ある簡単な操作(画面右下にマウスを移動させるとか)でナビゲーションリンクが出て来る仕組みを色々考案しては試していた。

その中のひとつとして、右クリック(コンテキストメニュー)にナビゲーションを仕込むという試みをした時があった。本来のコンテキストメニューに戻す項目をそのメニュー内と画面の端っこにつけて、トップページで使用法をアナウンスする形でリリースした。

その後間もなく、どういう経緯で目をつけられたのかは分からないけど、今で言うモヒカン族くずれの方々が「ユーザービリティ!ユーザービリティ!」と雄叫びを上げながらわらわらとサイト狩りに来たのでびびってやめた。相当びびったのでその後数年間 W3C 教(というか某方面教)に入信して狩られないお作法を学んだ。

あれから数年、別腹で試みて、当時はノーリアクションだったり難色を示されてた「JavaScript でお絵かき」とか「送信中は押せない送信ボタン」とか「記事を貼り付ける位置を自由に決められる掲示板」とかが、世間様に受け入れられたり色んな人が改良してたりするのを見て、土壌が大分変わってるように感じた。だもんでコンテキストメニューいじりも何か進展があったんじゃないかとおぼろげに思ってたりしたけど、具体的には Flashコンテキストメニューいじるくらいのノリでグリグリやってるんじゃないかなあと思ってたけど、その辺はみたとこ昔と変わらないんだね。

もしかしたら今もまだ「右クリック」に過剰反応して、そういう狩りをして芽を摘んでる人がいるんじゃないのかなあとか思った。そんな自分も document.body に付いてるイベントハンドラは根こそぎ削除して閲覧してたりして、評価する機会をふいにしてるから、人の事言えた義理でもないけど。

ちなみに単純な右クリック禁止自体はやる意味が無いのでやったことがない。6年くらい前に「右クリック禁止解除」ってブックマークレット作ってたくらいだから(当時はブックマークレットって言葉も知らなかったけど)やりたくないっていうアドバンスな気持ちも持ち合わせてたんだと思う。

2007-12-24

anond:20071224013506

便乗

bbLean http://bb4win.sourceforge.net/bblean/

Explorerって重いでしょ?

・ProcessWalker http://www001.upp.so-net.ne.jp/yamashita/

Windowsサービスとかよくわからないでしょ?

・Battle Encoder Shirase http://mion.faireal.net/BES/

CPU占有されて悲しくなる事ってあるでしょ?

・Foltid http://www7.plala.or.jp/onotatu/

自動整理したいでしょ?

Prism http://wiki.mozilla.org/WebRunner

ブラウザ立ち上げるの面倒なこととかあるでしょ?

・DirectShow Filter Tool http://hp.vector.co.jp/authors/VA032094/

メリット値変更したくなることとかあるでしょ?

・caldix http://www.kmonos.net/

アーカイバDLLを一々拾ってくるのって面倒でしょ?

・aDesigner http://www.alphaworks.ibm.com/tech/adesigner/

アクセシビリティ確認ってかったるいでしょ?

・KISSLD http://homepage1.nifty.com/emk/

着せ替えしたくなる事ってあるでしょ?

2007-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20070816124147

サイトトップページに色を変えてでかでかと書いてある注意書きすら読めない人なんて、うちのサイトに来なくて良い。

音声出力端末を使っている人や、色覚異常を持っている人は来るなということですか?

7年もやっててアクセシビリティをつゆほども意識しない人ってやっぱりいるんですね。

とか言ってみる。

つーか、こういう愚痴不特定多数にぶちまけちゃう人って脇甘いっていうか隙だらけよね。ある意味類友。

2007-08-12

マークアップエンジニアって結局何やる人なの?

何か名前の響きからしてこんな感じの人を想像してたんだけど

でもいままでamachang発言((X)HTML+CSS しか出来ない人は真剣に第二の何かを探したほうがいいとか)の反応ざっと見てきたけどid:amachang(とその周辺)が「マークアップエンジニア = (X)HTML+CSS しか出来ない人」として話を進めてるのにも関わらずそれについて反論があんまりないんだよな。「趣味じゃなくて仕事として(X)HTML(とCSS)を作成するためにはこれこれこういう知識が必要なんだよ」とか「マークアップエンジニアには(X)HTMLCSSしかすることがないとでも思ってんのか馬鹿」とか言ったりするのかと思ったらほとんどそんなことなくて、むしろ同意ですとかそんなこと言われなくてもわかってるよとかJavaScriptだって同じじゃんとか見た感じそんなのばっかり。どうも俺の想像した職業とは違うらしい。

マークアップエンジニアって本当に(X)HTMLCSSの知識だけで(X)HTMLCSS書いてる人なの?反応見ててそもそも(X)HTMLCSSに理解があるのかってこと自体にまで疑問を感じるんだけど。

2007-08-07

れ:http://anond.hatelabo.jp/20070802021749

まーさー、プログラマにはなれないよ、この人。

でも、設計とかやる能力も全くない人でなければ言えないことを書いてる。

理論や数式レベルならば無限リソースを期待できるけど、実装というのは有限のリソースでやらねばならないし、インタフェースをつけて「もの」にする時には、使う側のアクセシビリティや安全性などを考えた仕様を出せる能力がなければ、いくら実装は他人任せでいい立場でもその理論はまったく使い物にならない、せっかく実装して「もらって」も、ゴミ箱に捨てられるだけで終わる。

何かを作るとき、例えばコンピュータソフトなりハードなりシステムなりを作るためには、実は情報工学の理論力とか本領の理論力とかが必要な部分って、極めて小さいです。

それ以上に、工学全般に対する基礎的な思考能力とか理論から現物に落として使ってもらう時に出てくる色々な影響を考慮できる視野の広さや洞察力が重要になります。

こればかしは、なんぼエリート教育を受けても、それだけでは身につかないのよね。

関わる分野に対する実務経験とか一の失敗から沢山の十の対策や教訓を見出そうとするだけの貪欲さ、そういったものの蓄積が左右するのよね。

ま、私も通信系の特殊法人(今は民間企業になってるか)の研究所さんとやらから某大手企業に下りてきた仕様を基にした大規模なシステムUI部分のコードを書く、もろ「コーダ」なプログラマ仕事やるハメになったことありますけどね。

その時、余りにインタフェースの方向から見た場合のシステム設計全体がタコ過ぎて、こりゃ、使えない。っつーか、二三年でObsoleteに絶対になる要素や安定性をスポイルする要素がシステムの全てのパートにある。と言うトンでもない物でしたけどね。

まぁ、その仕事自体はノルマ分上げてとっとと別の仕事やったので、私が関わったプロトタイプが実際に稼働可能な所までチューンで着たのか、それともプロジェクト自体が放棄されたのか、どうなったのか分かりませんけどね。

文句なんぼでも言いたかったし、システム設計初の段階でダメ出しパッチをいくらでも出したくなるような仕事でしたが、偽装請負の曾孫請けのプログラマごときからは、元請けの某大手企業担当者にすら意見できなかった訳でして。

結局、こういう傲慢で身の程知らずの人たちが、あの手のタコ過ぎるシステムとかの設計とか仕様出しを現場を知らないでやってる場合が余りに多いから、日本情報工学だけでなくて工業全体が地盤沈下していく訳なんですが…悪いけど、こういう類の人がのさばってる間は、日本情報産業はインドアメリカはもちろん、中国北朝鮮にすら勝ち目がないでしょうね。

2007-05-16

アンカータグアクセシビリティ

http://anond.hatelabo.jp/20070516205849

増田でよくみかける、「タイトル部にリンクを張るが、その部分の文章はリンク先とは関係がないただの自分の意見」というやり方は混乱を招くのでよくないとおもいます!

これが増田文化なのでしょうか。

2007-03-05

先日「target="_blank"として別窓で開かせたほうが良い。Strict DTDにtarget属性が無くて困る」と言い出した人がいて、ひどくがっかりした。表面的にはちゃんとしたHTMLを書いてる人だっただけに。

それはauthorではなくuseruser agentの仕事だろう。authorがやるとしても、HTMLではなくスタイルシートに書くのが筋だ。別窓とtarget属性を混同してはいけない。

もっとも、その人が混同してしまった原因は我々にもある。ユーザビリティやアクセシビリティの問題とHTML的な問題とをごちゃまぜにして説明していた。

正しいHTML方面の人の書いたHTML入門にあまり良いものが無くて、根本的な「思想」(大げさな言い方で、好きではないのだが)の部分がしっかり伝わるものを自分で書こうと思って、書き始めてみたのだが、どうも一般人に通じるとは思えなくて、自信を失って破棄してしまう。プログラマに通じれば良いということにすれば簡単だが、それなら既にあるもので足りるわけで。

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