最近某オンラインゲームのユーザーのセキュリティ意識がとても低い事に気がついた。
多くのユーザーがに自分を特定できてしまうような情報を簡単にTwitterや2chに載せてしまうのだ。
このままでは何かの事件に繋がってしまいかねないと思い、インターネットを利用する全ての人に向けて改めて、
何が良くて何がダメなのか、ネットストーキングの手法も含め、かいつまんで纏めてみた。
Twitterで何の気なしに日々自分の周囲で起こった事をつぶやいたり、
写真をアップロードしたりしている人は多いと思うが、自分がストーキングされているかも知れないと思っている人は少ないだろう。
これは間違いである。
ネットはほんとうに広大でほんとうに色々な人が居る。
あなたがつぶやいた特定のキーワードやちょっとした写真にフェチズムを感じる人も決して少なくないのだ。
ネットストーカーに狙われる(既に狙われている)可能性があるという事を知り普段から対策を講じるべきなのだ。
あなたがアップロードした写真はあなたを特定するときに絶大な効果を発揮する。
言っておくがストーカーはひとつの写真を数分~1時間以上かけてくまなくアラを探すものだ。
改めて言うまでも無いだろう。写真に付随する撮影日時、場所、利用したカメラの情報だ。
最近のGoogle画像検索はあなたが考えているよりも相当に賢い。
よく利用する喫茶店のサイトがヒットすれば、あなたにより近づくことができる。
ある程度の知識があれば写っている本、背景を特定することはそれほど難しいことではない。
例えばタバコが写っていたとしてエリア内のコンビニで貼りこむなんてことも可能だろう。
Twitterにアップロードした写真は:largeを末尾につけることでより高画質な写真を取得できる。
またツイートを削除してもURLを知っていれば一定期間アクセスすることが可能だ。
一度写真をアップロードしたら永久に消せないと考えて置いたほうが良い。
その他のWebサービスなどにアップロードされた写真は右クリックから保存出来ないものも多い。
そんな場合でもブラウザーの開発ツールを使えば簡単に元の高画質な画像をダウンロードできてしまう。
ツイートの中にはあなたに近づくための情報がたくさん散りばめられているので注意したい。
あなたが天気をつぶやけばそれだけで暮らしている地域がかなり絞られてくる。
実際にニコニコ生放送の放送中の雷の音、リアクションで都内への引っ越しを特定された人も居る。
写真と情報の時系列をまとめることであなたの住所はほぼ把握される。
ストーカーはあなたに関する些細なキーワードを使い数時間〜数日かけてくまなくGoogle検索結果を洗い出す。
あなたが例えTwitterの鍵アカウントを利用していたとしても
会話の相手が公開アカウントだとその流れからある程度の内容を知ることができる。
もしあなたがInstagramとTwitterで同じIDを利用しているなら今すぐそのどちらかを凍結した方が良い。
他にもあなたのIDでGoogle検索をしてどんなアカウントが出てくるか、自分でも知っておくべきである。
なぜなら感染した場合はPCに関係する全ての情報が漏れているからだ。
ウォッチ対象から次の段階に進んだという事であり、いよいよ本気で身の危険を感じる段階に入ってくる。
なおウイルス感染ルートの殆どは「あなたが外部から入手したソフトを実行した時」である。
ストーカーから見た場合、あなたに不正なソフトを実行させれば勝ちなのだ。
ウイルス感染に関して私がお勧めしたいのは、端末ごとにセキュリティレベルを設定することだ。
長らくPCを触っているとどうしても怪しいサイトやソフトを利用したいと思うことがあるだろう。
以下のような場合はその端末は汚染されていると意識するべきである。
汚染端末では下記の行為は絶対にしないというルールを設定するべきである。
あなたがどこかのサイトにアクセスした場合、その情報が数十の広告サービスに流れると言われている。
それらのサービスはあなたをほぼ完全に特定しどのようなサイトに接続したのかを全て把握しているのだ。
時間がある人は、ネット界隈で有名なコスプレイヤー、ニコ生主など、
Twitterアカウントを持っているユーザーを本気で特定する遊びをしてみると良い。
普段自分がどれだけ甘い情報を流しているのか、逆の目線から見ることが出来ると思う。