はてなキーワード: 味音痴とは
たとえば、他の料理や飲み物で、そこまで味に対する意見が違うことってないんだよね。
世間で美味しいと言われてるものを食べたら美味しいと感じるし、
舌が肥えてるとまでは言わないけど、味音痴と言われたこともない。
ごく普通の味覚をしていると思う。
無いと思うんだよね。
「おまえは子供舌だから分からないんだ」みたいなのも単なるマウントでしょ?
ちなみに酒好きの友人にちゃんと話を聞いたら
「思考力が低下して嫌なことを忘れられる」って言ってた。
やっぱり味じゃないんだな。
お酒に対する意識と購買状況に関する調査|市場調査メディア ホノテ
1. 気分転換・疲れが取れる
2. 楽しい気分になれる
3. リラックスできる
4. 人付き合い
5. ストレス発散
つまり精神面に作用するドラッグとしての効能が求められていて、
https://www.asahigroup-holdings.com/company/research/hapiken/maian/bn/200409/00051.html
2. 気分をリラックスするため
3. 気分を高揚する・楽しくするため
4. 料理をおいしくするため
5. 人との会話や関係を円滑にするため
ここでは「料理をおいしくするため」という選択肢が浮上している。
「酒そのものが旨い」というより「酒を飲んでいると料理が旨い」というブーストアイテム的なものなのか。
そう考えると、この増田とも符合するか。
https://anond.hatelabo.jp/20210608120217
でも、じゃあ実際に酒飲みながら食べると旨くなるかっていうと、それを実感したことはないなあ。
どういう作用で美味しく感じるんだろう。
苦いものの後だと旨味が引き立つ的な?
あれは「おつまみを食べると酒が美味しい」のか「酒を飲むとおつまみが美味しい」のか。
というわけで最初の疑問に戻る。
で、結局のところ「酒」って何が旨いの?
追記。
「好き嫌い」に個人差はあっても、「味」や「香り」の評価にそんなにブレは無いと思うんだよ。
たとえば納豆ってそれが好きな人にとっても「クセのある食べ物」だよね。
どんなに好きでも納豆を「良い香り」とはあんまり言わないじゃん。
少なくとも「焼けた肉」や「炊きたてのゴハン」のような一般的な「良い香り」ではないことの了解は得られてるはず。
同様に、「酒」の味が「コンソメスープ」や「ぶどうジュース」の美味しさと根本的に異なることは了解が得られると思う。
もちろん、これは「薄めた酒の調味料的な効果」とは異なる話だ。
「料理に少量の醤油を加える」のと「醤油ひと瓶を一気飲みする」のとでは「食体験」として別物だよね。
あるいは「薄めたコーヒーの調味料的な効果」が多くの人に受け入れられていても、
「ブラックコーヒーそのものの美味しさ」が受け入れられているわけではないのと同じこと。
酒が「一般的に美味しいと思われる味ではない」ということを前提として、
じゃあ酒飲みはどういうところに対して「酒が旨い」と言っているのか?
これが欠如した人が相貌失認という病名で呼ばれることの方が有名だろうか。
味覚や聴覚においてトレーニングだけでは埋めることが出来ない才能が存在するようにだ。
芸能人に興味を持つには、まず芸能人の区別がつかないといけない。
アイドルの追っかけをしているような人種はAKBやSKEのメンバーをごちゃごちゃにして200人ぐらいの一覧を作ってもそれぞれに見分けがつく。
それを可能にするのは基本的には経験によるものだが、その成長速度と限界は生まれつき定まっている。
その力が備わっていない人間からすれば、ちょっと人より顔の形が優れていたり珍しい立場にいる相手に何故そこまで熱意を抱けるのかが理解できないのだ。