はてなキーワード: 求人倍率とは
ワイは30代やけど上の世代が文字どおり「死ぬ」ほど苦労してるのを見てきたで。
氷河期世代ってのはつまり団塊ジュニアなんで数だけは多いんや。
それやのにバブル崩壊が直撃して有効求人倍率は0.5やってんで。
240万人が120万件の求人を奪い合ってたんや。
大卒ですら求人倍率が1を切っとったって言うんやからエグすぎるわ。
ガチのマジで「新卒全員を無理やり全ての求人に振り分けても就職できない奴がいる」時代やったんや。
しかも、当たり前やけど団塊ジュニアの親は、あの「団塊世代」なんや。
誰でも就職できるのが当たり前。誰でも結婚できるのが当たり前。
無理して働けばそのぶん成果が返ってくるっちゅうことを体験してきた人たちや。
でも氷河期世代は違う。
話が噛み合うわけないやろ。地獄やで。
あの時代に生きてた人らは非正規KKOと自己責任おじさんに二極化してもうた。
無理してブラック企業に入って心を壊して非正規で細々と暮らすオッサンと、
生存競争を勝ち残って「弱者は死ね」と言い放つようになったオッサンや。
前者が結婚なんかできるわけないわな。
ほんまに氷河期世代はかわいそうやと思う。
せやな。
と言うか、非正規比率というより、最低賃金の問題やとワイは思う。非正規でも正規でもひとりで健康で文化的な生活が最低限送れるような賃金でないと人を雇ったらあかん、それ以下はどんな軽作業でも労働の搾取や、と言う思想で制度を作るべきや。
その結果、就労できない人が出て、求人倍率が下がっても仕方が無い。それは生活保護で面倒みればよい。
失業者が増えると労働側は困るかもわからんが、国のことを考えると、安い労働力であぐらをかいている会社を温存する方が問題や。
人件費を上げて、改善圧力を高めていかんと、結局人不足になり、移民なんぞ望めない時代がくるんやかから、それに対応できなくなる。