2023-04-17

23卒女が就活を振り返る

就活必要ものって結局なんだったんだろうねって話。

ガクチカなし、ES適当に書いた。

背は低くて、太ってる。BMI普通より上。誰が見てもチビデブ。顔は可愛くない。彼氏なんて出来たことがない。

実家は太くない。狭いマンション家族で住んでる。家のローンは無理な組み方をしてて貧乏大学では奨学金貰ってた。中高は特待生授業料無料だった。

スマートフォン大学入ってから初めて持ったくらいには貧乏な家。

良いところと言えば頭が普通よりちょっとだけ良いことくらい。

頑張って受験して入った名門高校で虐められて過ごした。

小中高大含めてリア友なるもの存在しない。

いつもネットの知り合いと遊んでた。

国立大学には落ちたか都内の名門私立大学に入った。

本を読むのが好きだったか文学系を専門にやれる学部に入った。

最初は誰かと仲良くなったりしたけど、次第にハブられた。二年の夏くらいかな。コロナ禍も関係してたのかも。

悪口言われたしブロックされたりした。

三年になって対面になったけど、同期全員からハブられてて、四年まで孤独に授業を受けた。

テスト相談とかもしたことがない。一人で乗り切ってた。

教職をとろうかと思ってたけど面倒くさくなってやめた。

バイトも1年ごとに変えてた。コロナ大学リモートになったか大学近くでバイトするのアホらしくなった……みたいな割と普通理由で変えた。

同人活動をずっとやってて、授業中に原稿やるようなゴミカス女だった。(友達がいなかったから気にせず書いてた)

留年するわけにはいかなかったし、奨学金を貰っている以上はちゃんとしなきゃなぁって授業は真面目に受けてた。授業に欠席・遅刻したことない。落単もしたことない。

成績も良かったよ。GPA3以上だった。

でも院に行くほど研究真剣ってわけじゃない。何となく研究内容を決めて何となく研究してた。

私の人生の中心は推しカプと同人で、それ以外のことはしたくなかったか資格とかは全く取らなかった。

もちろん免許もない。

インターンなんか行くわけない。

特技もない。誇れることなんか何一つなかった。

大学四年 三月

同い年のネ友が就活を始めている気配を感じたが同人活動をしていた。

大学四年 四月

4/1に就活を始める(各サイト登録)。

その時に自分の状況を知って、焦った。エントリーシートって四月よりも前に出すんだって初めて知った。

公務員勉強もしてなかったけど、血迷って公務員に応募もした。その後公務員参考書とか過去問とかを入手してちょこちょこ勉強した。

中小企業ならどこかには引っかかるだろくらいのテンションで生きてたけど業界とかも何も分からなくて、コミュ障から営業は嫌だなー事務がいいなーくらいの気持ちで色々探して適当に応募した。

ESはその場で適当に考えたものを出てた。ガクチカに関しては「授業を真面目に受けました。成績が良いです」というネットでは見たことのないガクチカを書いた。

リーダー経験なんてないし、バイトも頑張ってないし、賞も貰ったことない。人に誇れることなんて何も無い。

もう何も分からなかったかエージェントに手当り次第登録した。

学歴は良いかチヤホヤされたけど学歴しか見られてないのだろうなと思って軽く病んだ。

エージェントから「ここはどうかな?」と紹介されたもの全てに応募した。とりあえず説明会とかも沢山出席した。webのものだけ。

オンライン説明会は全く聞かず同人原稿を打ってた。

ESは落ちるものもあったけど、通るものもあった。

ESが通ったらSPIが始まった。SPI中学受験をしていたし文学をやっていたか結構楽々で解けた。これが大きかったかな。SPIは通らないことがなかった。

そこから面接だったんだけど、業界研究なんかしてなかったし、応募した職種についてもよく分かっていなかったから変な応対ばっかりだったと思う。

酷かった。

数回目で学習して、それから自分のボロを出さないためにあえて自分の話を沢山した。相手に隙を与える訳にはいかないと思ってた。

就活アカウントを覗いて、まだ内定ない人が沢山いるなと安心感を得るという行為をしていた。

応募した会社20くらいかな?

グループディスカッションが吐くほど苦手だった。終わったあとに一人で泣いてた。辛かった。

でもグループディスカッションは大体通った。謎。

大学四年 五月

GW二次元関連のイベントが沢山あったか就活はしなかった。

応募した20会社ほとんどが私を面接まで上げてくれて、そこから面接三昧だった。

一社、私の面接を一回分飛ばすと言ってくれた会社があった。理由は未だに分からない。

その会社二次面接飛ばした最終面接でも自分の話を沢山した。その会社エージェント経由で応募しためちゃくちゃ有名な会社だったんだけど(普通日本人なら誰でも知ってる)事業内容をよく知らなかったし、最終面接の時、自分の応募職種も知らなかった。

自分の話っていうのは実は趣味の話で、偉いおじさん達にアニメの話を一方的にしてた。人事のおじさんは苦笑いしてた。

緊張すると吃るんだけど、推しの話とかアニメの話とかなら流暢に話せるから、とりあえず趣味の話をした。

最終面接落ちただろうなーと思ったけど、何故かその面接最後に「是非あなたと働きたい」みたいなことを言われて、好感触?と不思議に思った。

他にも最終面接に進んだ会社があって、5/15には私は三つの内定があった。

しかも三つとも勤務は東京で異動無し。超大企業大企業中小だけどかなりデカ事業をやってる、みたいなラインナップ。

大企業面接を一回分スキップしてくれたところ。

大企業普通内定をくれた。CMたことあったから応募しただけで今でもどんな仕事をやってるのかよく分かってない。

中小のところは徒歩圏内本社があったから応募した。最終面接が終わったあとにその場で「内定です」って言われて拍子抜けした。

フルリモートで年間休日の多い超大企業で働くことを決め、その後の大学生活を同人活動に費やした。

詐欺かな?って思ってたけど私は今その超大企業で働けてる。

本当にホワイトで、年間休日が沢山あるし、残業も私が配属されたところでは全くない。

研修もじっくりあったし、職種事務。フルリモートで、フレックス

就活垢を見て安堵していた名残でリストがまだあって、23NNTを謳っているアカウントを沢山見た。

あの人たちと私の違いが分からない。

しろあの人たちの方が受かりたいって熱意があったと思う。私は民間無理なら公務員になろうって思ってダラダラやってた。

エージェントのおじさんが超大企業に対して「プッシュしておきますから!」みたいなこと言ってくれたんだけど、それが響いたのかな?

相変わらずコミュ障で、社内の新入社員研修でもアワアワしてばっかり。どうして採用されたんだろうな。

学歴だけは良いけど、本当にそれくらい。

とりあえず、私は内定のうち二つはエージェント経由で貰えたから、今から就活やる!って人にはエージェントを勧める。本当に感謝してる。

就活垢の人達ってエージェント嫌悪してるイメージがあって(そういうツイートをよく見かけた)、夏になってもエージェントを利用してない人とかいたからどうしてなんだろう?と思う。

いい人だったけどな。私の学歴が良いからかな。

私は就活のことを何も分かってなかったけどすんなり内定が出たから、結局は運なのかなぁ。

就活中はメイクのこともよく分かってなくて、眉毛なんてボーボーだったのによく内定が出たよなぁ。

ちなみに新入社員の中でもうハブられてます

(LINEグループ存在を教えられてなかったし、未だに入れてもらえていない。対面研修の時のお昼ご飯も一人で食べた)

ここまで書いて皆様も分かると思う。文章から滲み出てると思うけど私は本当に人間性問題があるタイプからマジでどうして私よりも普通社会で生きていて、ちゃんとした実家で、友達恋人がいる人が内定出てないのかが分からないよ。

【返信】

>>お前たちのことは1ミリも興味ないが私を見て見てって感じやな 押しの強い営業畑にはよさそうな気はする

まあそんな感じかも。私っていうより私の好きな物だけど似たようなものか。

自分会社商品オタクになったら才能が開花するかもしれない。気づかせてくれてありがとうね。

初対面の人と話すと本当におかしくなるし軽めの吃音があって上手く喋れないから今は事務で良かったって思ってる!電話なら対面じゃないからスラスラ喋れるんだよね。

  • お前たちのことは1ミリも興味ないが私を見て見てって感じやな 押しの強い営業畑にはよさそうな気はする

  • 高学歴の女って時点でだいぶ下駄履いてるからそんなもんだろ。高学歴メインの大企業は元々女性比率低いことが多いから、男女比適正化の社会的な動きに呼応して女を積極的にとって...

  • え…羨ましすぎる 自分も学歴はすごく良くて、でも対人関係に自信なかったから公務員専願にしちゃった…。民間だと上司と仲良くなれないと昇給しないのかと思って。 あーあ…民間も...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん