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はてなキーワード: Vip Starとは

2019-10-25

単芝という言葉が生まれたのはいつか

ネットにおいて単芝表現が嫌われ始めたのはいつ頃でしょうか?みなさんはわかりますか?

私はわかりません。

最近文字数制限のあるツイッターの台頭以降、単芝が叩かれることは少なくなったように思えますが、単芝検索をしてもそれらが叩かれる対象であったことはよくわかります

少し昔の事を思い出してみます

私がネットカルチャーに入ったのは2005年ごろでした。

携帯電話進歩mixiモバゲーGREEなどのSNS流行、また2chにおいてはニュー速vipが大きく流行っていて中川翔子VIP STARなんかも出たくらいの時期でした。前後してハルヒ流行して若年層のオタクが急増、ハレ晴レユカイブーンなどから2chネタに触れる人も多くいました。

この頃wを半角で打ち込む「半芝」は叩かれていました。

それは携帯電話において英語モードにしてwを撃つと半角になるため、モバゲーGREEなどのPCを持っていない中高生に人気のコンテンツでは半芝が多くなり、そこから携帯厨」と呼ばれたりもしました。

当時2ch内ではIDの末尾がPC携帯でOと0に区別されていた板があったためそれが原因で煽られる事もあるくらいに、携帯厨からまれた半芝がたくさんありました。

しかしこの頃でも単芝は叩かれている風潮はなかったように思います

私はその後ニコニコ動画流行り始めた事が単芝が嫌われる事になった原因ではないかと考えています

ここからは私の考察なので事実と違うところもあるかもしれません。

2chにおいてもニコニコ以前より「wwwwwっうぇwwwっうぇwwwwww」のようにwを連打する表現はありました。

しかニコニコ動画2006年に始まりコメント弾幕によりテンションがあがりやすくなり、当時ニコ厨と呼ばれた者の間ではwを連打する事自体面白いかのように、笑っていないところでも連打する事例が増えました。(例:こんにちはwwwww)

動かない長い文章を読む事に慣れて動画コメントリアルタイム流れる事に慣れていない2ch勢は、文章を読む事に慣れていない音と動きの文化であるニコニコ勢と文化の違いか対立する事が増えました。

2ch勢は草を生やしまくるニコニコ勢に呼応するように草の数を減らし、単芝使用する事が増えました。

その後、ニコニコが大きく力を伸ばしていくにつれてニコニコを受け入れられない「老害枠」の2ちゃんねらーが「単芝」と叩かれるようになったのです。

というのが私の考察です。

皆様はどう考えますか。

「私はこう考える」「実際はこうです」など何かありましたら教えてください

2017-05-29

オタクたちはもうどこにもいなくなってしまった

なんか突然思い出して、「Vip Star」なんていう昔のvipパロディを久々に見た。そして思った。今はどこにもこんなもんを面白がるコミュニティ存在しないんだなって。

オタク社会的地位を得たなんて嘘だってずっと思っていたが、今やTwitterなんていう一般的プラットフォームオタクアニメアイコンで何かつぶやいていたって、別に気持ち悪いって思っても、誰もそれを言わないだろう。もはや気持ち悪いとさえ思われないのかもしれない。多分それが地位を得たってことなんだろう。

「昔は〜」なんて言ってるやつが、前は気持ち悪いと思っていたが、今まさに自分が昔はよかったなんていうエントリを書いてるんだから、多分人は年と共に変わっていってしまうんだろう。

もともと、2chやその周辺に「俺の思うオタク文化」っていうのは成立して、そこはいわゆる「表の社会」とは隔絶されたところあった。表に生きる人間存在こそ知っていても別にそんなところにわざわざ足を踏み入れようなんて思わなかったんだろうし、逆にずっとそこに巣食う人間にとっては、そこが全てでそこで起こることが楽しかった。今から思えば何が面白かったのか、分からないことだってある。でもそれがコミュニティっていうものなんだろう。

ある時期からニコニコ動画なんていうサービスができた。いつからできたのかは知らないが、俺が知って参入していったのは、ある程度コミュニティ確立してからだった。まだそこまでは、時代に順応できるくらい頭が柔らかかったんだろう。ニコ動やそのコミュニティを鼻で笑うようなやつもいたが、次第に毎日毎日見るようになっていった。俺が投稿した動画こそたいして再生されはしなかったものの、面白いやつが動画を作ったり、空耳コメントで書いたり、そういったクソみたいだがちょっと面白いアイデアを持った奴が何か暇を潰すのにはもってこいなサービスだったんだろう。

ボカロだって一時期はよく聞いたもんだ。素人が作ったもんと言ってしまえばそれまでだが、しかしそこにはコミュニティとしての付加価値があった。

当然だが、こんなネットの話はネットの外でできる話題ではなかった。しか毎日その世界に入り浸っている俺にとってはそれしかできる話がなかったし、だからコミュニケーションをとることだってしかった。もっともそれは言い訳かもしれないが、しかし、つまらない人間だったのは確かだ。強いて存在する共通話題尖閣ビデオについての感想だったりするんだから

だが、実生活の転機もあったからか、そういった「ネット文化」ってやつから次第に離れるようになっていった。気づいてみれば浦島太郎状態だ。vipニコニコも、もはやコミュニティとしては崩壊してしまったようにしか見えない。ランキング上位の動画は何を見ても面白くない。ボカロだって新しいものが何もない。クソスレしかなかったvipにはもはや本当にクソしか無くなってしまった。

みんなどこに行ってしまったんだ。あの専ブラを開く時の、ランキングを開く時のちょっとクワクする感覚を返して欲しい。そこにはまだ見ぬ新しいものがある。そんな高揚感はもうどこにも無いんだ。

 
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