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はてなキーワード: 猜疑心とは

2009-09-02

ネトウヨが実在してようがしてなかろうが、よくわからんことが一つだけある。

 なんでヤングな彼らは「ポスティング」なる行為に走ったのだろうね。

 だって、すんげぇ泥臭くてうざったいイメージあるじゃん。いかにも若者が「安保時代のバカサヨじゃないんだからwwww」とか言って嘲笑しそうじゃん。


ヾ(゚ω゚)ノ 郵便受けはかわいい。

 

 ま、それはさ、ともかく。

 フツーね、郵便受けン中に自分が想定していた以外のモンが入ってたら不快に思うじゃない? 思わない? や、そういう人はそういう人でいいんだけど。すいません。しかし、俺は「うわっ」、ってなっちゃうわけ。で、内容を一瞥すらせず、デリヘルの型番不明なちっこいチラシと一緒にさ、ストレートゴミ箱に突っ込んじゃうの。そのゴミ箱ってのがさ、マンション側が用意した迷惑チラシ用のヤツなんだけど、覗いてみたらまたそういうビラで溢れかえっちゃってんのよ。選挙中ずっと。ウヨサヨ自民公明民主社民共産幸福実現生長の家その他その他問わず。

 で、思ったわけね。何でこんなに揃いも揃って嫌われてんのかなー、って。思ったわけね。何で俺はこいつら、というかこういうビラが大嫌いなのだろうね、って。別に俺だって宗教政治もいうほど嫌いじゃないし、ってか今回の選挙にあたっては、選挙権もないくせに珍しく能動的に行動しまくって、まず各党マニフェスト読破、したら「そもそも政治ってなんじゃらほい」って気分になったんで岩波書店の『政治学入門』とか、敷衍してジャンはジョンでもロックじゃないルソーとか読み出して全然わかってないのに理解した気になってちょこずいて『リヴァイアサン』(大塚原作じゃない方の)を二三ページ捲ったところで我に返った。それまで溜めた経験値もリセットされた。誰も褒めてくれなかったよ……。慰めてくれるのは不定期に届くエロい夢が詰まったAmazonダンボールだけ……。

 そう。同じ郵便受けにあってもAmazonは歓迎される。だって自分で頼んだんだもん。しかし、俺は人生を通じて一度たりとも「どこそこの勧誘ビラが欲しい!」などと願ったことはない。

 通販も(一応)新聞も人からの手紙や郵送物も各種料金請求書も普通、何かしら先立つの契約や相互の信頼関係があってはじめて投函される仕組みになっている。つまり、受取人に「望まれて」おり、あらかじめ「配達されることが織り込み済み」なんだ。裏を返せば受取人に「望まれていない」郵便物は明らかに異物だ。だから俺は拒否してしまう。いかにアブトロニックの効果が素晴らしかろうと、大川先生が偉大であろうと、招かざる客である以上はほうり捨ててしまう。恐るべきは、その仕分けシステムを受取人の無意識に組み込んでしまった投函ポストの魔術。

俺らはマンションの玄関先で郵便受けを「ああ、今日は待ちに待ったアノDVDの……不在受け取り票が届いているであろう日!」などといかがわしい期待で悶々としながら開錠する。勧誘DMアジメールくさやがその中に鎮座していようなどとは想像だにしない。ダストとしてINしたものはすべてノイズであり、カスであり、ゴミであり、一律にダストとしてアウトすべき障害でしかない。普段の志向/嗜好がどうの、とかはそこでは全く関係ない。ダストに中身なんぞ存在しない。単に無意味だ。一掴みで十数の紙束を一絡げにしてダストシュートへ。なんと見事なまでに洗練された取捨選択の美しさよ。

 とすれば、俺自身そこまでアジビラ勧誘メールを憎んでいるわけではないのかもしれない。

 ただ、「望まれない」「配達が期待されてない」ブツを分別する手間が疎ましいだけで。

 気持ち悪い、と感じてしまうのは、あるいは嫉妬しているだけかもしれない。ポストというシステム人格を否定されながらもなおも自己主張を止めない彼らに、自分正義を貫く彼らに。


===>8=(゚ω゚,,)<なんかでた追記。

 ああそうか。わかった。最初の疑問が解けた。ワカウヨは、彼らは「真実」や「正義」を突きつければ手段やプロセス関係なく、他人を説得可能と思い込んでいるのか。

 ちくしょうめ。なぜ前提としての彼らの「正義」を疑わないのか。なぜなら、教師は悪だ。やつらは束縛する。なぜなら、一党独裁社会主義国家は悪だ。やつらは束縛する。児ポ法は悪だ。俺たちを束縛する。在日は悪だ。俺らが束縛されているのに、やつらは自由だ。

してみると左翼はわかりにくい。景気が悪いのは自民のせいだという。格差社会自民のせいだという。年金問題派遣問題も自民のせいだという。どれも社会人生活経験の少ない若者にはピン、とこない。なんとなれば、天下り官僚宿題を忘れた子供を怒鳴りつけたりなどはしない。それに仕事や景気の話というのはどうしても「自分」を要素として含まなければ成立しない。そうなると「自己責任」というメンドクサイ勘定までいれなくてはいけない。勘定しようにも社会人生活を営なまないことには算定方法も解らない。経済勉強しなきゃ。数学? ケッヘイ。ならば徹底して「他者」と「エピソード」のみで構成されている右翼の敵の方が信じやすい。迷わないですむ。

俺は信じられない。迷う。彼らが「ネットにこそ真実がある」と学んだように、俺は「ネットにすら真実なんて存在しない」のを思い知らされた。だから常にニュース情報を目の前にして、いつも迷ってしまう。信ずべきか否か。教科書に出てくるような公式や定理やシステム歴史定説は本当に信じていいのか? 「この時計は一日に0.000....01秒遅れます」本当に? 

 猜疑心と躊躇は決して同世代において、彼らより俺が賢(し)いということを意味しない。大体の場合において、俺は怠惰だ。一次ソースなんてクソ食らえで孫引きに次ぐ孫引き伝言ゲームで捻じ曲げられた捏造情報事実として流布されるなら、それはそれでかまわないとすら考えている。半分ヤケクソに近いメンドくさがり屋だ。

 そうやって踏み出すことをためらっている分、「政治」に貪欲なネトウヨたちより知識において劣るだろう。っていうか俺はそもそもサヨでもない。かといって中道を名乗るにゃ定義確信が持てない。俺はなんでこんな話をしてるんだ。

 率直に言ってさ、http://anond.hatelabo.jp/20090901001358にでてきた男の子がうらやましいと思ったよ。あいつには諭してくれる人間がいる。信念を表明したことを労ってくれる仲間がいる……

 

 俺は誰も褒めてくれなかったよ……。慰めてくれるのは不定期に届くエロい夢が詰まったAmazonダンボールだけ……。

2009-07-01

中国人の17%が精神異常と衝撃の報告

もし本当なら二億四千万人がメンタル・ディスオーダー(精神障害)となる。

ヘラルドトリビューン紙にでた、その記事はあまりに小さく見逃すところだった。

6月17日付け同紙は「中国では成人の17%が精神障害を煩っており、従来の報告で中国精神患者は1%からせいぜい9%とされた(1984-2004年の調査)が、これらの数字をはるかに凌駕する脅威のデータが飛び出した」。

コロンビア大学北京山東浙江省青海甘粛省精神病医師らが協力し合い、実に16000名の精神科医が、63000人の住民に面接調査したものを『LANCET』誌がまとめた(同誌は世界四大医学雑誌のひとつ)。

http://www3.kmu.ac.jp/medicine2/topics/lancet.html

この調査はロックフェラー財団などの支援で国連WHOが財政支援をなした本格的調査である。

地方患者の多くは精神病院に行ったことも精神科医にかかったこともなく、僅かに8%が診察を受けたことがあると答えた。

患者は、とくに地方に多く、強度のアルコール依存症、酒乱が40歳以上の婦人にもみられる。ただし、調査では近年の都市移住者のメンタルイルネスに関して詳しい報告がない。

中国では文革前後、とくに共産党幹部で失脚した階層精神障害が頻出し、華国鋒治療したという説がひろく信じられた。

中国の有名な精神科医で米国研修留学にでて、一年後に台湾亡命した張文和氏を亡命先を尋ねてインタビューしたことがある。

医師は「精神病の原因はメランコリー猜疑心が二大要素。だから文革のようなショックが尾を引く」と言い出した。

そのうえで「中国では精神病棟は設備が劣悪なうえ、鍼灸漢方治療していた。米国では電気ショック療法が広く用いられ、これを中国式と併用した臨床実験で有効な治療結果が多かった」と語った(詳細は講談社『現代』に掲載後、拙著中国の悲劇』天山文庫に所載)。

にわかには信じがたい数字だが、WHOの調査結果であるだけに留意するべきデータである。

2009-06-25

http://anond.hatelabo.jp/20091102092421

何それ?ブサイクなメンヘル女がチンケなデキソコナイと恋愛ゴッコか?

お前らの自己満足ってのは弱者の残飯なわけ。囚人のカタルシスなわけ。

お前ら糞虫の絵にならない恋愛話とかもうチリほどの価値もないわけ。

ブッチャケ気持ち悪いんだけど。

「キモイ」じゃなくて「気持ち悪い」だから。ライトじゃないから。

心の深いところで本腰入れて気持ち悪いから。

特に不快千万なのがやたらハシャイでる要治療女な。

お前らもう喩える言葉がないくらい見苦しいから。

そのグロテスクな顕示欲見てるともう霊長類全体が不信感と猜疑心で一杯になるって感じ。

『ブサイクなメンヘル女の分際で“アタシ悩んでるんです”

みたいな書き込みをする、という行為そのものをエンジョイしちゃって申し訳ありませんでした』

って一筆書かせたい。

もう存在の酸っぱさが耐えられない。

2009-06-24

*落とす一票きぼん

 選挙の前にはたびたび思うのだが、落とす一票を投ずることも許す方式にはならんだろうか。最高裁判所裁判官罷免とはちょいと違う使い方になるが、所定の数行ったら足斬りするとか、やりようがあると思うんだが。結局立法連中が握っているから、どこかに再占領されない限り、期待できないのかね?

 都議選が近いようで、複数の候補者が度々辻説法を行っている。これ、フライングじゃないの?ってな感もあるが、おそらくは適法の範囲なんだろう。で、その主張に

  • 恒久的な財源どうすんだ?みたいな主張。
  • 実情が判らない中の決めつけと、それに基づいた論旨展開。
  • 財産権侵害猜疑心とか公務員優遇への妬みとかをあおる主張。
  • それ都議仕事じゃないだろ?ってなことを遣るから俺に投じろという主張。
  • 非難している政策とどこが違うんだ?というような政策展望
  • 自分職業経験が活きると主張しているが、職業名の漢字がお題の漢字と一部被るだけという有様。

ってのが居るんだが、こんなのは落とした方がいいんじゃないのか。そんな気がして仕方ない。

2009-06-18

俺はロリコンではありません

昨日公園たたずんでいたら、遊具のあるエリアから5歳くらいの幼女がこちらに向かってトコトコと寄ってきた。

どうやら俺の近くにいた鳩に興味を持ったらしい。

嬉しそうに飛び跳ねたり走り回ったりしているのを眺めていると、思わず笑みがこぼれる。

すると幼女は、こちらの視線に気づき、手で顔を覆って「壁|∀`*)」のようにして此方を伺い始めたではないか。

それを見て、また癒やされた気持ちになる。

そんなこんなで幼女と少しの時間戯れていたら、遊具のほうから母親らしき人が連れ戻しにやってきた。

やや表情をこわばらせ、セカセカと歩いてくる母親を見て、嫌な予感めいたものは感じていたが、それは見事的中した。

ちょうど子供を抱きかかえる時の、母親の警戒するような目線。あまり気分の良いものでは無かった。

あれは間違いなく、何か子供にしでかそうとしているロリコンを見るような目つきだった。

断っておくが、俺は決してロリコンなどでは無い。特別子供が好きというわけでもない。

ただ、その時その女の子がとても楽しそうだったので癒やされたし、構って欲しそうなので少し遊んであげたというだけの事だ。

もちろん、昨今は幼女に構い過ぎると不審な目で見られかねない事は知っている。

だから、遊んだといっても、話しかけたりお菓子を与えたりはせず、いろいろと誤解をまねかないように気を配った。

なにしろ、ただベンチに座ったまま表情を交わしたり、彼女と一緒に鳩にエサをやったりしていただけなのだから。

これでまさかロリコンと思う人はいないだろうと思っていた。

それなのに、母親の不審者を見るようなあの目つき。

なかなか嫌な気持ちにさせられた。

この感覚は、街を歩いていて前から自転車に乗った女性がやってきて、スカートのあたりを何気なく見やった時に、

女性に警戒されてキッと睨まれるような感じに、非常に似ている。

そんなつもりは全く無いのに変質者扱いされる気持ち。

若い女性の表情というのは、非常に良く警戒心や猜疑心といったことを物語るから、

変質者を見るような目で見られた時のダメージも結構大きなものである。

なんだかすぐに真っ直ぐ帰りたい気持ちになって、家に向かった。

「俺はロリコンじゃないんだ!違うんだ!悪気はないんだ!」などと自分に向かってしきりに弁明するものの、なかなか納得がいかない。

家につくと少し気持ちが落ちついたものの、やはり釈然としないので、ぼんやりテレビ見ながらいろいろ冷静に考えてみた。

その結果、俺はやはりロリコンではなくて、博愛的で人に対してオープン感性を持っているだけなんだという結論がでた。

実際に俺は、老若男女関わりなく相手に親しみを持つことが多いように思われるし、初対面の人に話しかけたり微笑んだりすることが多い。

レストランや服屋などの店員さんと親しくなるのは得意なほうだし、近所のおばさんでよく立ち話する人も何人かいる。

また、嫌いな人や苦手な人はほとんどおらず、割と誰とでも楽しく接することができるほうなのではないかと思う。

もちろん、相手に悪い印象を与えないようにしているし、何か見返りを求めてオープンな態度をとっているのでもない。

また、中には話しかけられるのが嫌な人もいるので、そこは配慮するようにしている。

博愛というと大げさ過ぎるかもしれないが、長所は誰にでも一つや二つあるもので、

そんな長所の一つとして、俺は博愛傾向が他の人より強く出ていると思う。

そのように考えることで、ようやく納得がいき、傷つけられた自尊心が回復した。

きっと明日の夕食は美味しく食べられるはず。

2009-06-02

パキスタン政策をまた間違えたオバマ外交の無惨

スワト渓谷のタリバン壊滅作戦は政治基盤を弱め、原理主義を根付かせる

米国としては「こんな筈じゃなかった」と悔やむことしきりだろう。

パキスタンが無政府状態の混沌にある。ますます反米感情が激化している。核兵器の安全管理はむしろ危うくなった。ムシャラフ軍事独裁時代のほうが、核兵器管理されており、国内にこれほどのテロリズムの嵐が吹き荒れることもなかった。

それを米国ムシャラフ大統領に退陣を迫り、見放した。

中国パキスタンでも米国に非協力的な理由

中国パキスタンと半世紀にわたる「軍事同盟」を結んできた理由は地政学的に判断すれば、きわめて単純である。

インドとの間における絶対的な緩衝地帯であり、パキスタンインドを敵視しており、軍事同盟の条件は揃っていた。中国と合弁の武器工場パキスタン各地にあるが、戦車から戦闘機機関銃まで量産している。

主として中国が援助したのだ。

中国テコ入れは、両国にとっての共通の敵=インドパキスタンが横腹から牽制し、もしインドが強ければ、代理に核兵器をぶっ放して呉れると結構とばかり、パキスタン核兵器技術も提供した。

美貌の女政治家、ブッドが首相をつとめていた時代のこと、核兵器開発を軍情報部が秘密に展開していた過程は首相にも知らされていなかった(ブッドが亡命先のロンドンで『TIME』とのインタビューで語ったことがある)。

まして現在のブッドの夫=ザルダリ大統領にも知らされていない。陸軍参謀長はカヤニだが、その実力は大変なものがあり、またシャリフ前首相とも天敵の関係。隙あらば暗殺される可能性がつねにあり、パキスタン政治家は命がけである。

シャリフ元首相の再登場というシナリオも日々現実味を帯びてきている。

ならばパキスタン国民は悉くが「反米」「親中」かといえば、そういう単純で短絡的図解ではひどく誤解を招くだろう。

現地に行ってみるとよく分かるが、パキスタン人はかなりの程度、高潔である。そして狡猾・老獪である。昔も今も族長支配の封建政治パキスタンを支配している。イスラム原理主義の猛威は、この封建制度のうえにこそ成り立つ。

むろんパキスタン人のなかには武器密輸麻薬に手を出す者もいれば犯罪者も多い。紛争が長引き、教育が遅れているため人々は道徳的に荒んでいる。

原因は貧困である。

貧困がアルカィーダの戦闘員を育てる。サウジアラビアやイエーメン、スーダンでなぜ、滅びたはずのアルカィーダが容易に息を吹き返しているのか。

繰り返すが、原因は貧困である。

▲目を覆う貧困と無教養と過激思想

実際にパキスタンアフガニスタンでも、タリバンを支持する階層は三つにわかれ、!)指導層はイスラム原理主義だが、!)貧困による志願層(世直しを信じて志願兵になるから自爆テロはやりやすい)があり、そして!)タリバン麻薬資金で得たカネで雇う傭兵である。

教育イスラム教が牛耳っている。神学校は12500ケ所。タリバンは「神学生」の意味である。

実際にグアンタナモ基地アフガンで捕獲した戦闘員をキューバ米軍基地へ連行)で尋問したアルカィーダ戦闘員容疑者のうちウィグル系の五人は、そのごアルバニア亡命を許されたが、まず傭兵といってよく、「良い働き口がある」と騙されて新彊ウィグル自治区からアフガンへ潜入したばかりだった。

パキスタン同盟関係武器援助最大のスポンサーでもある中国には、情け容赦なくウィグル容疑者を引き渡したが、04年に引き渡した容疑者中国ですぐさま処刑された。国際批判をもろともせず、パキスタンは09年にも七人を中国へ引き渡した(ワシントンタイムズ、4月24日付け)。

米国は普段の態度、原則と異なり、このことでパキスタンを咎めなかった。じつにいい加減である。

さてタリバンが猖獗する地域パキスタンアフガニスタンとの国境ばかりではない。

パキスタン政府の統治が及んでいない地区が多いが、西北部のスワト地区がとくにそうだった。同地区の38%が政府支配、残りの24%が武装勢力の支配下にある、とBBCが伝えた(09年5月14日)。

 この地域インドとの戦争のときにインドから逃れてきた難民が住み着いてきた。

ワジリスタン地区の南北も同様、人口密集のパンジャブ州(8200万人はパンジャブ州に暮らす)とて47%の住民は政府の遣り方に反対だという。

主流の部族はパシュトーン族、言語ウルドゥ語。ほかにインド系、タジク系、イラン系、ウズベク系など雑多な民族が混在、人口は一億七千万人!

米国パキスタンを扱いにくいのはよくわかる。

そもそもパキスタン政府が国全体をおさめきれないのだ。部族中心主義のイスラム国家に於いてはアフガニスタン同様に西側民主主義なんていうのは、システムも発想も馬鹿の典型、部族長が決める政治である。

だからパキスタン軍はスワト地区に手を出さなかった。ザルダリ大統領は同地区に厳格なイスラム法の適用を認めるほどに妥協してきた。

まして軍情報部はタリバンシンパが山のように潜入しているため、軍事機密情報漏れる。攪乱情報や偽情報に振り回されるとパキスタン政府軍がタリバンに負ける恐れもある。

オバマ政権拙速外交パキスタンへ誤ったシグナルを送った

パキスタン政府タリバン撲滅路線が曖昧さから強硬路線へと方針が180度変わったのは米国の変心による。

オバマ大統領は、5月6日にアフガニスタンのカルザイ大統領と、パキスタンのザルダリ大統領ホワイトハウスに呼んで会談した。会談内容は秘密だが、爾後漏れてきた情報は、核兵器の安全が米国の最大関心事ということだった。

つまりパキスタンが保有する60発から100発の核兵器タリバンに奪取されるという空恐ろしき悪夢現実のものになりつつあると言うのである。

これには前段がある。

ヒラリー・クリントン国務長官議会証言で「パキスタン核兵器隠匿場所は全土に拡大した恐れが強く、管理リスクが増大している。パキスタン政府完璧管理できないとなると、タリバンの手に渡らないとも限らない」(4月23日の議会証言)。

そしてヒラリーはこうも言った。

「われわれはイランの核をたいそう懸念しているが、イランはまだ核保有に至っていない。だがパキスタンは既に保有している」。

01年9月11日の同時テロ以降、米国パキスタンに対して核兵器貯蔵場所の安全確保のために一億ドル供与してきた。

それも水泡に帰す恐れがある。

米国パキスタンに新しい圧力をかけた。

幸いにしてザルダリ大統領はブッド元首相の夫君でもあり、欧米のウケがいい。

カルザイ(アフガニスタン大統領)は、米国あってこそ存在できる政治家であり、そのカブール政権不正と腐敗に目をつむってくれる限りは米欧に協力するだろう。もともと米国傀儡としてカブールに入り、しかもいまも依然としてカブールしか統治できない無能力政治家だが、タリバン退治には欠かせない人物である。

▲史上空前の難民が発生、こんな筈ではなかった

ザルダリは突如決めた。

タリバンが多く潜伏するとされたスワト渓谷への本格的攻撃を命じた。

陸軍攻撃ヘリを投入した。

パキスタン軍とて、2007-08年の戦闘で1400名の兵士が死亡、4000人が負傷している。

キラニ・パキスタン首相は「テロリスト武装勢力を壊滅させるまで闘う」と記者会見し、二月に合意したばかりの武装勢力との停戦合意を破棄した。

パキスタン軍の発表では爾来、1100名のタリバンを退治したという「成果」が声高に発表された。

大変な事態が付随しておきていた。

スワト渓谷の多くでは「水道が壊れ、電気がとまり、食糧が底を突き、猜疑心が交錯し、機関銃の乾いた音がそこら中に聞こえ、流れ弾でつぎつぎと住民が死んでいく。電話が通じなくなった。住民は着の身着のままで逃げ出す」(NYタイムズ、6月1日付け)。

難民は既に240万人、毎日8万5000人が難民となって周辺の集落からラホールイスラマバード近郊の難民キャンプへ押し寄せた。すぐに食糧、医薬品不足に陥った。

西側の支援物資はとどかない、食糧支援は圧倒的に足りない。いや西側の援助団体がテロ対象となって警備が希薄なため、援助物資が届かない。

難民は暗闇の中で死の恐怖と闘っている。

パキスタンのスワト地区で発生した難民の数もスピードは嘗てのカンボジアスーダンイラクルワンダのそれより早い」(英紙『インデペンダント』、5月31日付け)。

 

報復テロが続く

そして報復テロも始まった。

5月27日、ラホール自爆テロ30名が死亡した。「パキスタンタリバン運動」が犯行声明。この団体はブッド首相暗殺に関与したとされる。

28日、ペシャワールでも報復テロ、14名が死亡。

にも関わらず5月31日にパキスタン情報部は「完全勝利」を宣言し、「ミンゴラを完全制圧した。治安回復はすぐだ」と豪語した。ミンゴラは武装勢力の拠点の都市である。

アルノー・ド・ボルシェグレーブは絶望的な近未来を語る。(アルノーは元NEWSWEEK編集長アフガニスタンロシア侵略を追求した国際的ジャーナリスト作家)。

神学校では毎年毎年二百万の若者卒業する。パキスタンでは職がない。パキスタンは誰が敵か、誰が味方かも分別できない、戦争定義のない、戦争国家に陥った。タリバンは、かのロシアと闘ったムジャヒデンの子供たちである。ムジャヒデンは勇敢にロシア兵と闘い、そしてイランでは52人のアメリカ人人質にとって米国大使館を444日間にわたって占拠した。パキスタンに猖獗するイスラム原理主義は同国政治の根幹をすでに奪胎している。イランホメイニ革命前すでにイスラムの見えない統治があったように」(『ワシントンタイムズ』、4月28日コラム)。

2009-05-30

あたかもコミンテルンのごとく軍部政権少数民族ゲリラを両天秤の中国

欧米ミャンマー報道は「スーチー」偏向プリズムで目が腐乱している

アウンサン・スーチー女史だけが欧米にとってミャンマー報道の全て。

日本マスコミの取材力も解析力も貧弱だが、欧米マスコミのそれも変わりばえしない。スーチー女史が民主化シンボルというのは、盧武鉉韓国民主化シンボルだった、という嘘放送同様に悪質なデマゴギーに属する。

しかしスーチー問題はここでは論じない。詳しくは高山正之氏の『スーチー女史は善人か』(新潮社刊)を参照されたい。

ミャンマーを壟断しているのはたしかに軍人政権だが、社会構造は二重になっており、軍部より上位に仏教があり、国中いたるところパゴダばかり。敬虔なひとびと、穏和な性格農業国家倫理性が高い。それこそ欧米植民地時代の悪辣非道な統治に比べると、ミャンマー国民倫理の高さ、その潔さは比べようがないのではないか。

英国植民に狎れ、英国留学したスーチー女史には土着の思想も発想もない。東チモールグスマンのごとし。或いはパキスタンのブッド元首相のごとき。

ミャンマーを一週間旅行したことがあるが、その穏やかな人々と風景のどかさに、むしろ感動した。

さてミャンマーの北方地域から北東部にかけての山岳地帯は軍事政権も統治が及ばない無法地帯をかかえる。カチン族、カレン族、モン族が実効支配する地帯で、しかも麻薬栽培が盛ん。その無法地帯国境を接するのは?

中国です。

辺境地帯のゲリラは武装しており、独自の税金を取り立て、長年にわたって軍事政権と対峙してきた。

北東部はカチン族などの部族長らが指導権を握り、カチン民主戦線(NDA),シャン州軍(SSA),民主同盟軍(MNAA),ワ州軍(UWSA)等、反政府では同じでも、ゲリラ間の統制はとれておらず、お互いがいがみあっている。いがみ合えばあうだけ、ミャンマー軍事政権としては分断統治がやりやすい。

しかし国際的孤立にくわえ、国内政情不安民主化要求の板挟みにあって、ミャンマー軍幹部は、個別にこれらゲリラ頭目たちと会談しはじた。

年初から五月初旬にかけて密かに停戦を話し合ったが、長い戦闘による猜疑心が交錯したため交渉は難航し、結局、五月下旬になって破談におわっていたことが分かった(アジアタイムズ5月29日号)。

停戦条件は信用できない

軍が提出したのは、ゲリラ側の武装解除とひきかえに、かれら戦闘員をミャンマー政府の『軍人』として政府軍へ参入し、給与を支払うことなどが条件だった。

とくにUWSAは、中国テコ入れで対空砲、地対空ミサイル、190ミリ迫撃砲などで武装しており、軍部の出す条件はうっかり飲めないと踏んだ。

武装解除したあげく軍が急襲して殲滅させられた例を、カチン族らは見てきた。

UWSA軍は25000名。またワ州軍はカチン族の集団で武装兵士20000名を抱えると言われ、武装解除と自治が交換条件だが、やはり政府を信用しておらず、停戦交渉は決裂した。

これらの武器はどこから来たか

中国である。ワ州には中国が援助した武器工場まで存在する。

一方で、欧米が激しく非難するミャンマー軍事政権が制裁措置をもろともせずに存続する理由は最大の胴元が中国だからである。

国際的に孤立しても核武装を急ぎ、核実験を繰り返して平然としている北朝鮮も、結局は中国テコ入れをしているからだ。

中国国際社会の反対をよそに、堂々とミャンマー政府を支援してきた。

中国ミャンマー軍事政権への武器援助の交換として獲得したのは、インド洋アンダマン海沖合の無人島を二つ租借し中国海軍の観察基地としているほか、ミャンマー沖合の海底ガス油田開発権利をインドと競って獲得している。

後者は30年の長期契約である。

中国雲南省ミャンマー南方の港湾とを結ぶハイウェイ建設、山岳での発電所建設を援助し、さらに沖合からミャンマーを南北に縦断するガス輸送パイプライン中国が敷設する。

そうしてビジョンを持っていると同時に中国反政府ゲリラ組織へのテコ入れを行うのである。第一はパイプラインを安全にまもるためには山岳ゲリラとの妥協が必要であり、第二に中国が最大支援国としての発言力をバックにミャンマー軍事政権を説得できるからだ。

 

ビルマ共産党に一時期テコ入れしたのも中国だったが。。。。。

一方、中国1970年代から反政府ゲリラの肩入れしてきた。理由は彼らがビルマ共産党の流れを汲むからであり、また国境貿易の主体でもあり、麻薬の柱石地点でもある。

途中で中国ビルマ共産党の武装援助のテコ入れをやめる。理由はビルマ共産党は、とても組織的に脆弱で使い物にならないと判断したからである。

あたかもコミンテルン辛亥革命直前から清朝反政府組織テコ入れし、孫文日本から寝返らせて、周辺をソ連将校らが固め、さらに蒋介石毛沢東の双方を援助した。西安事件を命令して蒋介石毛沢東を共闘させるために国共内戦を終わらせ、抗日統一戦線を組ませた。当時の中国共産党は山岳ゲリラの類い、スターリンの命令には逆らえず、また蒋介石も息子の蒋経国モスクワ留学(という名の人質)にとられていた。

コミンテルン国民党共産党に両天秤をかけていた。

いま中国は、あたかもコミンテルンの謀略の現代版を実践するかのように、一方でミャンマー軍事政権に異常なテコ入れおこない、他方ではミャンマー反政府ゲリラ組織にもテコ入れしてきたのだ。

山岳ゲリラの跳梁に悩まされるミャンマー現地民はタイの難民キャンプへ逃れており、これは国際的な人権問題。次の難題がそこにある。

2009-05-22

エクシングワールド(Xing World・X-i)

今日、知り合いがエクシングワールドに参入した事を嬉しそうに話してくれた。

自分生業がほぼSIer人間なので、エクシングワールドについて既知であって、

実はそれなりに展開に興味(無論マイナス方向ねwww)があったのですが、

漸く身近にプレメンが現れたので色々と聞いてみました。

※恐らく、簡潔でなく、要点を得ず、凄い長文なんで適当に読んで下さい。

というような按配の事を言っていました。

"前略おふくろ様、新しいビジネス始めました"

先ずは気になるのが、

この3つを混同している事。

フレパネットワークスはオフィシャル情報のみでは直接ビズインターナショナルとの繋がりは無いように見える。

フレパネットワークスの有価証券報告書にI.D.RとXING WORLDの記載はあるが、あくまで開発の受注として記載されている。

現在知り得る色々な情報を元にエクシングワールドの事を考えると、

となっているようだ。

有価証券報告書から想像できるお金の流れは、ビズインターナショナル→I.D.R→フレパネットワークスとなっており、

一帯の関係がありそうなのですが、先にも書いたようにビズインターナショナルフレパネットワークスの繋がりは表立って目にする事が出来ません。

実際にフレパネットワークスに問い合わせをした人は無関係であると言われたようです。

(プレメンは会員番号かなんかを伝えると教えてもらえると言っているようです。)

フレパネットワークスとI.D.Rの繋がりは有価証券報告書顧客として確認する事が出来て、

且つ、I.D.Rの代表取締役同姓同名の方がフレパネットワークスの大株主として存在しています。

(これははっきりと同じ人物か確認は出来てませんが・・・。)

有価証券報告書を見る限りではI.D.Rからの受注でフレパネットワークスの業績は改善傾向になっています。

I.D.Rとフレパネットワークスに関しては第9期の半期報告書(2007/12/28提出分)で、

仮想空間都市(セカンドライフ)の譲渡及び運営権の許諾という契約を結んでおり、

第9期の有価証券報告書(2008/06/30提出分)で、メタバース事業の基幹システム開発の受注の契約がなされています。

また、この有価証券報告書にはXING WORLDの記載がはっきりとあります。

フレパネットワークスがI.D.Rに仮想空間都市企画を売り渡し、

I.D.Rが買った企画の開発をフレパネットワークスに発注したようにも見えますね。

もし、そうならばフレパネットワークスは企画を売り収益を上げ、その売った企画の開発の受注でまた収益が。

おいしいのう、おいしいのうwww

で、そのI.D.RはビズインターナショナルMLMでプレメンを募集させていると。

I.D.Rとビズインターナショナルの間の契約がどうなっているかは知る由もありませんが、

ビズインターナショナル収益がI.D.Rに流れているんじゃないですかね。

で、まあ、結局プレメンが払ったお金フレパネットワークスに。こんなのはまあ戯言であって、ちょっと調べればなんとなく解る範囲なんですが。

ここまでアレなのにビズインターナショナルとの関係を表向きには否定するフレパネットワークス。なんだろうなあwww

ウチは開発を受注しているだけなんで関係ありませんってか。何処の何を開発しているかは守秘義務があるからって事で答える必要も無いしな。

そのエクシングワールドも開発が遅れに遅れている様子ですが、どうなんだろうな実際。

自分の知人のプレメンはまだ画面すら見ていないようです。今年の09月オープンするから大丈夫だと言っていましたが。

まあ、それも去年だったり今年の06月だったり諸説飛び交っておりますので、このあたりは突いてもしょうがないですねwww

"べっ、別にあんたの為に勧誘してるんじゃないんだからねっ"

ま、ここで先ほど箇条書きにしておきました件を漁ってみますwww

"J( 'ー`)し たけしへ きょうはなんじにかえりますか"

(`Д) ABCしてくるからいらねーよ メールすんな殺すぞ

とか言わずに、にくじゃが喰っとけ、っていう話です。

この手の話に乗った人で完全に夢中になった人は説得すればするほどに、反撃の牙を剥きます。此方が如何に論理的に話そうとしても、

  • お前はわかっていない
  • 何でも怪しいと言う猜疑心の強い奴
  • 俺は成功者になる、お前は現状維持でやってろ

と、上記のような事を言ってのけます。

自分の知人は宮城県情報公開に対しても、あれは行政の虚偽だとか、正しい知識の無いプレメンが勝手にやった事だと言っています。

(自分宮城県に問い合わせしましたが、正しい情報でした。)

情報公開された対象になっているのは企業であるビズインターナショナルであり、一部のプレメンではありません。勘違いしないように。

とまあ、ダラダラ駄文を垂れ流しましたが、仲の良かった知人や家族に上記のような事を言われると、大変胸が痛いものです。

自分はまた楽しく酒を飲みたいだけなのになあ。

2009-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20090517214452

>さすがに、中国属国になりたいという人が30%もいるとは思えんのだよね。

>つまり、そういう与太話を真に受けてる人ってほとんどいないってことで、意外に日本大衆はまともだなあと安心した。

いやそれ以前にリアルでは「そういう与太話」自体が大して流通してない気がする。一般的には未だテレビ新聞世界が支配的。

ネットゴシップ誌にしか挙がらないような情報は、真に受ける真に受けない以前に、知っているかどうか危うい人々がかなりいる。

仮に知ったとしても、(様々な捏造事件の後でさえ)「テレビ新聞情報だから」「偉い人の言うことだから」という理由で盲信し、他の情報について考えることさえしない人々がかなりいる。

多数決原理の働く世界では、このような誠実な愚民情報弱者(いつの時代も多数者であった)をいかに取り込むかが重要。そして、そのための最高の武器大衆メディア(実例:ヒトラー、戦時広報ルワンダ内紛等々……)。私たちのような猜疑心の強い阿呆が疑ったり、小数の賢人が気づいてしまったとしても、対抗するには同じく大衆メディアを用いるしかない。

故に、(民主本質がどうなのかは置いておき)大衆がまともかどうかの指針にはならないと思う。

2009-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20090512163739

これになんか頷けないのは何でだろうなあ~と考えて、わかった。

女が綺麗さで好かれるのと男が収入で好かれるのは意味が全然違うんだ。

後者は「そんなんで好かれてもなあ」とか「それで好かれてるってことはこの女警戒しなきゃ」って反応になる。

踏み込んで言えば、全然嬉しくなくて、不愉快さや警戒心が湧き上がる男が多い。

その理由は本能的なことで、

「私は、カッコウのヒナを育ててきた」

http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20050117

夫が、妻に収入で好かれているってわかった瞬間に嬉しくなくなるのは

妻の最良の繁殖戦略が「自分子供作ること」ではないとわかるからだよ。

妻の最良の繁殖戦略は「夫に巣だけ提供させて別の男の子供を産む」なわけだ。

これに対して動物的な警戒心や猜疑心が芽生えるとともに

人間としても妻に対して不快感や不信感を抱き始める。

2009-04-06

新聞読んでるヤツには論理的思考力のない馬鹿が多すぎる。


馬鹿馬鹿でないかの見分け方。

インターネットには真実がある』

と。聞いて

『うんその通りだよね!』と思う人。 ←OK。

『いや、それはないだろう常考、、、、』と思う人。 馬鹿

あれ?普通逆じゃない?

と思うだろう。

普通は逆だろうと思う一般常識から考えれば。

真実があるwwwとか、名探偵コナンかよwwwって。

コナンでも無理』

真実はいつも一つ?ありえない。

昔の情報化社会化前ならイザしらず。

誰でも、ある程度のところまで自分で簡単に情報を集めることの出来るインターネットが、今はちゃんとある。

ただ、真実があるか無いかの話しをしているのだから、インターネットの話はこの際置いておこう。

=======================

インターネットには真実がある』

と。聞いて

『うんその通りだよね!』と思う人。 ←OK。

『いや、それはないだろう常考、、、、』と思う人。 馬鹿

=================

PCに詳しくない人たちの話を聞くと、(実際にはどの程度の知識を持っているのかは知らないが)

インターネットにはいい加減な情報が多い。使わなくても分かる。危ないところだ。という憶測だけで話をしている割合が多いと思う。

得に、いままで盲目的にマスコミ発表を信じてきた人に限って、こういうアタマの悪いことを言っている気がする(主観)

【そういう人たちに対して】

インターネットには真実がある!と聞いて、

「いや、いい加減な情報の多いところで、危険なところですよ」

と答えるのは正しい。

真実があるんですよ!」と答えるのは間違っている。

マスコミウソを見抜けない人たちはインターネット上のウソも見抜けないからだ。

「はだかの王様」じゃないが、真実とは馬鹿には見えないものなのだ。

見えない人たちに「ほら、ここにあるんですよ!」と言っても仕方ないでしょう。

意欲に燃えるのはけっこうな事だが、、、、、

今まで自分の頭で考えるような事をしてこなかった連中が(メディアリテラシーを鍛えてこなかった連中が)

猜疑心も持たないのに(疑ってみる、という事すらできないのに)

真実を見つけられるわけがない(ウソとホントを見分けられない) 

別に、インターネットには真実がある!というのを否定するわけではない。

否定するわけではないからこそ、

=====================

インターネットには真実がある』

と。聞いて

『うんその通りだよね!』と思う人。 ←OK。

『いや、それはないだろう常考、、、、』と思う人。 馬鹿

==================

と、言っている。

真実が無くは無いんじゃない?

あぁ、もうこの文構成に合わせるの無理だわ。

真実が何なのかどうかは知らないけれど、

私はマスコミよりはインターネットの方がより多く真実があると思っています。

なぜなら、大衆に向けて出版されている以上、マスコミ発表した情報は紙であれ映像であれyoutubePDFのような形で、違法アップロードとは言え、手に入れることが出来るからです。

なので、マスコミ「だけ」から情報を得ている人と「インターネットだけ」から情報を得ている人同士では勝負にもならないと思います。

加えて、インターネットの一次ソースには大手マスコミソースが使われているじゃないか!

という意見に対してですが、それは単に「手っ取り早いから」だという理由に収束されるのではないかと思っています。

文を纏めるのに、問題を提言するのに、情報に信頼性を持たせるのに、手っ取り早い。

それだけの事かと。

それにマスコミの流す情報は実は一次ソースじゃないものもたくさんありますよね?

失業率だの経済指標だの内閣府発表だのといったものは、今やインターネットのおかげで誰でも手に入れることが出来るようになりました。

マスコミに加工される前の、印象操作される前の生の情報です。(国に操作されていてはそれまでですが)

国会中継なども、マスコミMAD作品だらけで、ひどいものです。

あんな映像真実があるわけもない。(時間関係上、というのも納得はできなくもないですが)

一方、マスコミの主張する「インターネットにはウソが多い。犯罪者予備軍だ!モラルが無い」

という主張も、私は全面的に指示します。

全てマスコミのみさんがやってらしたのですから。

デマ情報を書き込んだり、誹謗中傷したり、実際に犯罪者予備軍だったり、、、、

犯人はこの中に居る!』と、犯人が声高に叫んでいるわけです。納得せざるを得ません。

このように、インターネットユーザーは夜中には「ウソと本当の事」とが雑多に散りばめられている事を理解しています。

ところが、インターネットを使ったこともない新聞の愛読者は新聞に全ての真実があると思ってしまっています。

だから新聞が「インターネットはいいかげんなところだ」と言うと、そっくりそのまま信じてしまうのです。

長くなりましたが、最後に読解力・論理的思考能力テストです。

ネタ元はインテリ御用達クオリティペーパー」の朝日新聞です。

556 名前: 水先案名無い人 投稿日: 2006/09/14(木) 02:01:55 ID:ZdkadY5H0

次の文章は、とある新聞記事からの抜粋である。

文章を読んで設問に答えよ。

今、若い女性には「愛されOL」系のモデルエビちゃん蛯原友里)が

人気だが、これからは男性にとっての理想像も 「さわやか正社員」系に

なるのかもしれない。そういえば( 1 )も、多少気になるところだが、

問1.( 1 )に入る適切な文を以下の選択肢から選べ。

A.秋冬もののトレンド

B.環境に配慮したクールビズウォームビズ

C.女性達からの目

D.自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実

http://www.asahi.com/culture/fashion/TKY200609110089.html

どうでしたか?正解できましたか?

正解できた人は、自分論理的思考力があると思いましたか?

2009-04-03

anond:20090402033423

私も読んだけど、どっかで聞いたことのあるような底の浅い話でな、

本人の薄い人間関係の知識自慢と騙されまいとする猜疑心が見え隠れする、

自己フォロに特化した、薄ら漂ってる内容しか読めなんだが。

そこまでショックを受けるまでもねーよ。

てか、自分の事は自分で守ってやれよ!

ドMか、お前。

被害者してないで、

>こんな事を書きながら自分はまだ、うっすらどこか、本当は自分が今書いているようなことなんてあなたはとっくに自分でお見通しなんじゃないのか?という気がしていますよ。

もう一回よく読んでみろ、間違ってない文章にするためのよくある技じゃねーか。ダブルスタンダードだよっ。

相手は占い師的何かかよ、あんたの何もかもお見通し!?なわけないだろ、簡単に騙されちゃってるぞあんた。

2009-03-15

ヒトっていつだって思春期

学生卒業したって人間いつだって思春期で、

責任ランドセル背負って

問題解決に命削ってる。

学生証を"ピッ"とかざして

電車に乗り

猜疑心の指でドアを開けて

恋心を唄いながら「うっす」

挨拶

発想のノートは大事にしまって

誰かの油断の言葉を書き写し

テストに挑戦

点数がよかったら

彼女もよろこび

買い物ハズム

上司という先生の話は退屈で眠い

でもたまに面白いことも言う

委員長になったけど

生徒が思うように動いてくれないから

先生から指導

ライムワイヤーという新種煙草を吸ったら

煙が世界中蔓延して退学

あの人と

あのお店で待ち合わせ

部活で忙しい

派遣社員

学祭の出店制作追い込み時の

リソース不足問題

それでもクラスの人数は決まってるし

部活もあるし...

いま居る人数でがんばろー!!

学祭打ち上げに誰かいな

「あいつ帰ったよ(直帰)」

今年から修学旅行

無いみたい

去年はアメリカだったのに...


まー、仕事がんばろー!!

2009-01-12

男にとってセックス恋愛はまったく別のもの。

そんなことは分かっている。増田でもよく議論されることだし。

ある男性外国人に、「愛のないセックスはしたくない」と断った。

後述するけど私は男性の性欲に対してこの上ない猜疑心を持っている。

風俗なんてビジネスモデル存在しうるこの世の中自体、私の希死念慮を煽る。

冒頭の彼は

彼女PRADAのバックを買う、セックスする。じゃあPRADAのバッグ=愛なのか?」

風俗お金を払ってセックスをする。それとPRADAのバッグはイコールじゃないのか」

と私に聞いた。

そんなんじゃない。別に私はPRADAのバッグが欲しくてセックスするわけじゃない。

好きだからするんだ。

だから彼氏以外の人とセックスはしたくないし、物質的な見返りも期待したことはない。

最近割と仲のいい人に求められて、彼氏以外とセックスをした。初めてのことだった。

セックス中はそれなりに楽しかったけど、そのあと猛烈な鬱が襲ってくる。

--------------

自分の中であまり気にしてないことだけど

私は何度か性犯罪被害者になっている。

そのほとんどは痴漢というありきたりなものだけれど

2度ほど稀有な経験をしている。

二十歳になる前に知らない人にレイプされた。

レイプされて自殺」という事例があることが信じられないくらい

私はその経験に対して冷めていた。

むしろ第三者的な私が、相互におびえている私たちを見て噴出しそうになっていた。

レイプされて本当に悩んでる人には申し訳ないけど、どうでもよかった。

「もっと自分を大事にしよう」「むやみに人を信用するのはやめよう」

その程度のことしか考えなかった。

もうひとつは幼少期、日常的に性的いたずらを受けていた。

一緒に住んでいた親戚の当時小学生に、興味本位だったんだろう。

よくある「パパママに言ったら悪い子だって嫌われちゃうよ」という脅しとともに

触られたり指を入れられたりしていた。

雑菌が入って病院にかかってばれるまでそれは続いた。

だから私は、男性の性衝動に対して懐疑的な面がある。

いくら気にしていないと言っても、多少なりとも人格形成に影響してるんだろう。

セックス=いけないこと という刷り込みは今も続いている気がする。

-----------------

寂しいもの同士がお互いを慈しみ合うこと自体を愛と呼ぶことができるなら

そういう意味では、あるいは愛のあるセックスだったのかもしれない。

でも鬱が襲ってきて初めて、自分自身に嫌悪した。

また、不用意に人を信用してしまった悪い癖。

前述の仲のいい彼と連絡がとれなくなったり遊べなくなったりしたら嫌だけど

私はこういう思想経験の持ち主だから、

セックスがしたいだけの軽い気持ちなら、こんな面倒な女はやめたほうがいいと思う。

一方で、どうせ汚れてしまったこの体、

誰に抱かれても同じようなものだと投げやりな気持ちもあるから

それでいいなら抱けばいいと思う。

「そうね失うものなどないわ」とそういった私をあなた抱いたわ

でも大丈夫ばいばいサヨナラ

後を追うのは嫌なの無様だから

お菓子は嫌いなのよ もうたくさんよ

ケーキの味をやっと忘れたと思ってた それなのに



自分の気持ちを殺せたらどれだけ楽なんだろう。

2009-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20090108130525

話題が女だから噛みついているのか?

譲り合い助け合い経験しないで育った人が猜疑心強くて権利主張しがちな傾向があるのは真実だろ

もちろんそうじゃない奴もいるだろうけどさ

2008-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20081212235411

これ読んで、なんか思うところがあったので書いてみる。

昔から地味でひとくせある男性タイプだった。理系なんて特にツボだった。そういう人達は絶対向こうからは声をかけてこないので、自分からアプローチした。

が、なんというか「本当はイケメン金持ち、ノリの良い奴がいいんだろ?俺に声かけたのは妥協だろ?」「チャラ男のお下がり(注:そんな事実は痕跡すら無かったが、当然こうだと思いこんでいた)なんか相手に出来るか」「どうせ金目当ての妥協だろ?」的な猜疑心が強くて、どうもうまく行かなかった。

延々疑われるのも疲れたし、いい加減疲れきっていたところにタイミングよく声かけてきた典型的モテ文化側の男性(決してモテるわけではないが、行動様式がそっち側という意味で)と付き合って結婚した。そしたらひたすら素直というか、その方が普通なのかもしれないが、今まで散々悩まされた「どうせ・・・・なんだろ」思考がない人というのはこうも楽なのか!と目からうろこが落ちまくった。

今は、「どうせ・・・・なんだろ」思考の人というのは、どうしてそうなってしまうのだろうかと考えている。

2008-11-11

http://anond.hatelabo.jp/20081111165058

既婚で妻以外の女性セックスするつもりはなく、ただ一般論として「女性結婚するまでは処女がいい」などと語っているのなら

(賛同するかは置いといて)気持ち悪くはないけれど。

それならだいたい自分の感覚とも近い。

欲望の対象として「処女」という属性重要なものとみなすのはガキっぽいというか、性的なものへのコンプレックスと嗜好が一体化しているようであまり愉快なもんじゃないね。多分処女厨房をガキっぽい、と思う人は、そういう潔癖性・コンプレックス丸出しの態度と、個別の女性パーソナリティを無視した評価の姿勢を見て「ガキっぽい」と感じているんだろうな。

個人的には処女厨と罵られる人間も不憫だなと思う。その手の人々の一部にとっては、処女非処女の区分はもう理屈や理性の問題じゃなくて、生理的感覚にまで行き着いてしまってるから。そういう刷り込みを受けて育ってしまった人間は、女性と付き合っても幸せになれる可能性が低いだろうし、そういう感覚感性を持っているということさえ非難の対象・未成熟の証とされてしまう、というのはあまり愉快な経験ではないと思う。

今はもうそういう時代じゃないのだから、彼らもそんな前時代の遺物的感情は一種のトラウマと思って諦めるしかないんだろうけどさ。

こう書いている自分の中にもそういう無意識の「処女信仰」めいたものがかなり強く残っていると感じることがあって、物凄いアンビバレントな気持ちになることがある。正直、連中に石が投げられるのなら、俺も石を受ける必要があると考えている。

何故かと言えば、処女性に拘らない、という態度を意識的に持つことは、もしかすると逆説的に自分が処女性を意識している、ということと表裏一体でしかなく、こういうタテマエ臭い態度が、いざというときにブラッドリー効果みたいなことにならない、とは言い切れないんじゃないかと疑っているからなんだが。そういう風に考えると、酷く自分自身に嫌悪感を覚える。もちろん、結婚恋人を作るという選択をした時に、自信を持って「処女非処女という属性になど囚われずに彼女を選んだ」という確信があれば、こういう不安感・猜疑の気持ちというのは消えてなくなるのだろうけど、残念ながら今のところその機会には恵まれていない。だから、未だこういう疑念を拭い去ることが出来ずに居る。

あるいはそういう機会があってもまだ猜疑心は抜けないものなのかもしれないんだけど。そう考えると憂鬱になる。

さっさと処女非処女とかいうくだらない話題が盛り上がらない時代が来ればいいのになと心底思う。

2008-09-28

http://anond.hatelabo.jp/20080926215739

ありがとう

ちょっと書いてみます。

愚痴のようなことは書きたくないし

きちんと自分と向き合って正直に、正確に表現したい

とおもって書き始めたけれど

正直何を書いていいのかわからない。

ので

思いついたことだけ書きます。

ナイーブ過ぎるし弱すぎるし、

完璧主義の潔癖症で、

自己中心性(自分のことにしか目が行ってない、相対化が出来ていない感じ)

も気になる。

ここまでガラス心臓だと、一体どう扱っていいのやら。

というのはおそらく周りにいた人々の反応そのままですね。

思い込めば周りが見えなくなるし

思い詰めたら閉じこもるし

自分勝手というレッテルを張られていたし

扱いにくそうにしていたし。

とても自分がいい人とは思えない。

表面的には自分のことは大嫌い。


その自分のことを好きになる人がいる。

多くの高校生は喜ぶのかもしれないようなことも

自分には猜疑心しかなかった。

自分は恋愛がしたいのではなく

自分のことをもっと理解してほしいのだ。

わかってほしい。

自分はこういう人間だと。

恋愛はそのための手段になってもいい。

たぶん自分は傷つきたくないんだと思う。

結局、自分のこと好きなんだな。

だって、自分にとって自分は自分でしかないもの。

ただし

それが相手の気持ちを受け入れることに勝ってしまう。

だってわからないもの。

あなたがどれほど僕を理解していて

これから先どれだけ僕を理解しようとしてくれるのかも。

あなたの知っている男は

あなたの頭の中にいるその男であって

それはここにいる男とは違うんだ。

何よりもぼくはあなたを理解していない。

理解のない愛を持つあなたを

僕は愛せるようになるのだろうか

あなたを愛する僕を、僕は愛せるのだろうか



という感じで

思い込めば周りが見えなくなる

思い詰めたら閉じこもる

自分は表現を失っていき

結局

何もしないまま

周りの人々も

自分勝手で扱いにくい

のでほとんど何もできないまま

ふわふわと浮いた気持ちだけが取り残される。

2008-06-20

http://anond.hatelabo.jp/20080620212048

流行についての情報収集だって頭を使うことだし、短絡的でも満足感あるならそれで良いんじゃないかと思う。

個人的には猜疑心募らせてケチケチする社会よりはあおられてお祭りワッショイ状態のほうが好きだ。

2008-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20080617145926

日中平和友好条約の破棄は通告してから一年後。

それが現実の展開になるなら、通告がなされるまでの外交経緯をみて、日本安全保障日米同盟の質も変化するだろ。

君のエントリをみると、「ある日突然、中国条約を無視して攻め込んで来る」なんて想像してるようだが、中国がそこまで好き放題できるようには世界はなっていない。

侵略というのは中印国境紛争や中越戦争のことか?

その頃とは時代が違うし単純には比較できない。中印紛争では中国は自発的に撤退したし、中越戦争での占領もごく短期間だ。

最近を見てみれば、中露国境問題はほぼ解決のメドがたったし、中印国境問題も視界は開けてる。東シナ海ガス田は共同開発案が具体化しはじめた。「東シナ海を協力と友好の海に」ってやつだ。

一方で竹島韓国と一触即発状態になり、今は尖閣台湾とにらみあい、北方領土は解決の見込みがまったくついていないのが日本なのだが。

ひょっとしたら侵略という言葉東トルキスタンチベットに使いたいのかもしれないが、国際政治主体でチベットと新疆を中国領土と認めていない国家はないよね。

拒否権についていえば、中国拒否権を発動したのは昨年のミャンマー政治囚釈放要求決議が最新で、その前が1999年のはず。

これまで行使した総計も5回で、アメリカの80回やロシアの120回に比べると可愛いもんだ。

つーか、米朝平和条約が結ばれる形勢を見せてきたこの時代に「表に結ぶ条約も、心の底ははかしれず、万国公法国際法)ありとても、いざ事あらば腕力の強弱肉を争うは、覚悟の前の事なるぞ」ってか。

日本人の国際政治下手とか被害者意識で行動しているうちにアジアの侵略国になっていたとか、こういう猜疑心からもたらされるんだろうね。

2008-06-09

博士号の効用 (理工系)

http://anond.hatelabo.jp/20080609184103

(1)一生続く周囲からの「よくわかんないひと」扱い

(2)ライバルと呼べる人間の少なさ

(3)あらゆるものへの猜疑心と諦観

(4)よかったりよくなかったりする就職

(5)ばらつきのある年収

(6)分かりづらい上に定年後に評価されるかどうか怪しい名誉

(7)年取ったなあと感じるまでの速さ

(8)学閥からも来る有形無形の雑用

(9)多様なストレスによる疾病リスクの高さ

(10)コミュニティ構築を怠ると出会いすらない人生の狭さ

本当に書きたかったのは(1)だけですゴメンナサイ

2008-05-07

Re: 彼女ができた。

俺も同じくらいの年齢まで彼女なしで、同じように告白してつきあった。

ひとつ違うのは、相手のことが好きかどうかわからないままに付き合ったことと、

相手が俺に告白してきたときに、相手にはつきあってる男がいたこと。

相手は男と別れてから俺と付き合う、と言っていたが実際には少し期間がかぶってたと思う。

相手のことを好きかどうかわからなかったとはいえ、いい加減に付き合ったつもりはなかった。

付き合う以上は真剣に付き合おうと思っていた。

しかし恋愛経験皆無の上にそんな不安定な状況で、けっきょく俺は相手を酷く傷つけ、

短い期間で別れることになってしまった。

それに比べれば、元増田の状況はずっと健全だ。

自信を持つのは難しいだろうが、劣等感猜疑心や嫉妬に繋がるからほどほどにな。

相手のことを思いやって付き合っていけばきっと大丈夫だ。

そして、仮に、仮に失敗したとしても、そこから多くのことを学べるだろう。

愛することを恐れるな。

そして努力したいなら、愛されることを求めるのではなく、

「俺にもっと惚れさせてやる」にはどーすればいいか考えてやってみな。

2008-02-28

ひょんなことから立場が上がってしまった。

ほんとうにただの偶然のようなきっかけで。

ようするに上のひとたちがばたばた倒れたので、単なる繰り上がりだ。

ほかはみんなアルバイトの二十歳そこそこの子たちなので、年長で経験値の順を考えると残ったのが自分しか居なかったのだ。

断る余地もなかった。何故なら知らないうちにそう決まっていたからだ。

それでも今の仕事が好きなので離れる気も無く、努力だけはしてみようと思ったが、上が倒れた後だけに、「倒れない」というだけで誉めそやされているような状態で、非常にもぞもぞする。「倒れない」「やってみようとする」という心意気だけで大切にされ、今度こそ逃がさないというようにやさしくしてもらっている。

そうしたら、どんどん、自分のやっていることがわからなくなってきた。

自分が今やっていることはちゃんとした仕事なのか?

それとも、出来ていない分を周りが目をつぶってくれているだけなのか?

自分から見ても足りないところがたくさんあるのに、どうしてみんな何も言わないのか?

唯一直接の上司だけががみがみと厳しく指摘してくれるが、それにはそれでついていけていない。求められているものに対して「まだ無理だ」と思われた故の人選だったのに、ひょいとあがってしまったがために上司も「無理だと思った」はずの自分に言わねばならず、苦悶しているらしいと聞いたが、なんにせよ自分は自分の位置における「やるべきこと」を果たせていない。けれど周囲はやさしく、すごいすごいともてはやすので、だんだん猜疑心ばかり強くなってきてしまう。

毎日こなしているルーチン。これはミスなくきちんとやれている。

けど、なあ、「仕事」ってなんだ? ルーチンこなせている自分は、「作業」してるだけじゃないのか?

2007-12-27

普通について

なんか自分が普通じゃないと思ったのは中学生の頃だった。当時は邪気眼こそないものの、それはまさしく中二病であって間もなく鎮火、大学生になる頃にはいかに世の中を取り入れるかを腐心し始めていた。だから本格的におかしいなあと思い始めたのは20を過ぎたあたりだ。

学生は制限も無くチンタラと生きているだけなので別に困るようなことは無い。が、ぼんやりと問題が見えてき始めた。なんというか、人付き合いとか、価値観とかが合わない感触があるのだ。

人付き合いの点ではある種の相手の臆病さと猜疑心に失望させられてしまうということ。駆け引きと横並びの圧力が当然なんてちっとも良く思えない。価値観ではそんなのどうでもいいんじゃねえのというものを真剣に求め、自分にもその興味を求める。人それぞれでいいじゃん。

こういうと高二病とか大二病とかいわれるかもしれない。お前だって十分打算的だよとか、斜に構えてるだけじゃねえのと。そうかもしれない。所詮子供だったしね。でも今でも良くわからない。

まあ学生はそれでも良かった。別に困らないから自分と合わない人とは付き合わなければいい。おかげで平安だった。

社会に出るとまた違った圧力がある。日常を普通に暮らすためには様々な人たちとよろしくやっていかなければならない。書くほどのことも無く、当然のことだ。

しかし前述の通りなんだか合わない部分もある。当時は自分が幼稚で社会性が乏しいのだと思い、合わせることができるように少し努力してみた。ありていにはテレビバラエティ野球サッカーを見て話題を合わせ、イベントごとに飲みに行き、皆が振舞うように溶け込めるようにしてみたのだ。ささやかなことだが、それがオトナだと。

最初は上手く行った。なんだこんなことかと思ったりもした。実際に楽しいし皆と同じようにしている安心感もある。

しかし自分で意識から除外してきた鬱屈にやられた。徒労感みたいなものが蓄積され精神的に壊れたのだ。

すったもんだと揉めて会社を辞めて数ヶ月ぼんやりしていた。そしてやはり自分が子供なのだろうと反省していた。

その後反省を生かしてストレスを溜めないようにしながらも社会性を獲得するように再び努力してきた。また仕事を得て、結婚し、子供をもうけ10年が経ち、そしてまた壊れた。

今は何もする気が無い。

結論は無い。分からないんだ。普通は苦痛だ。でも社会性の無さを肯定できるほど子供でも無い。そう、特別な存在としての「普通でない」なんかでなく、平穏でない意味で自分は「普通でない」のだ。

大した願望があるわけではない。今の自分は普通であるための知識と付き合いに家族とローンと将来の備えと自分の動機以外で埋め尽くされている。そりゃ全部大事だ、だからなんだ。

妻は病院に行けば治るんじゃないかといってくれる。過労による一時的な鬱、確かにそうかもしれない。でも本当にそうなのか?

俺はオカしいんじゃないのか。普通じゃないんじゃないの。普通の暮らしを望むことこそが本当の問題だったんじゃねえの。ふつう、普通幸せなんだろ?

もしもし、みんな幸せか?

2007-12-21

BIG MOUTH part.2

ズバリ言うわよ お前はズバリ言うなと 出ずっぱりでいばる理由など

思い出せない不快占い師 そもそもありゃ脅しの裏返し

誰でもある不安や猜疑心の弱さにつけこむ まるで詐欺師

野放しかよ即起訴しろ検察庁 あいつこそ天中殺を

くらっちまえば良いのにねぇ また仕切られたがりが多いご時世

でっけえ声なら何だっていいみたい 先生の機嫌うかがうガキみたい

なら負けじとオレも叫びたい いーかげん目覚ますべきだテレビ

一斉に手の平返し毛嫌いし始める時さえ近い なぜなら……

聞き飽きたぜ お前のでけぇ口

聞き飽きたぜ お前のでけぇ口

聞き飽きたぜ お前のでけぇ口

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