はてなキーワード: 最後通告とは
今日も仕事でミスを犯し、ひどく落ち込んでいた帰り道、今目の前にロープがあったら首にかけてるだろうな、と考えていたら車にひかれそうになった。
だがひかれなかった。気づいたら全力で走って車を避けていた。
その瞬間に悟った。死にたいと考えつつも本心は死にたくないのだと。
親や友人もいない、貯金もない、会社からはミスのしすぎで最後通告を出されている、病院には通い続けているが治る兆しは全くない、そんなお先真っ暗な状態なのにまだ生きていたいのだと。
そう思った途端に涙が出てきて止まらなかった。
なんとか家に帰ってひとしきり泣いて涙は止まったが、もうなにもかもわからなくなってしまった。
生きたいのか死にたいのかさえも。
思いやりのふりして単に自分が悪者になりたくないために嘘をついてるだけのくせに、その嘘を正しく看破してもらえないことに苛立ちを覚え、あまつさえ被害者面をしている。
なんという自分勝手で醜い図式か。
「ゆっくりと殺され」たくなかったら、最初から正直に「あんたの言葉に傷ついたから別れたい」と言えばいいだけなのに。
そしたら即死させてもらえるよ、「なんだよそれ、今まで不満を隠すだけ隠していきなり最後通告とか卑怯だろ、話し合いで改善する意思もなかったってことかよ。ああそうかいそんな奴はこっちから願い下げだよふざけんな」って。
それがイヤだからヘタな嘘ついてごまかして、何とかイイ人のまま終わろうとしてるんでしょ。
自分の考えの整理にもなると思うので。
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私は理系学部の4年生で、4月から修士に上がることが決定している。
すでに卒業単位も取得済み、あとは研究室での私物の後始末や引き継ぎなどを済ませるために現ラボにきていた。
とD3の人に言われ、2人だけで話をすることに。
「君に最後に伝えておきたいことがある」
以下がその時に話された理由。
・君は他人のことをどこか下に見ている
・人の忠告をきかない
・正体不明のプライドがある
私はこの話を聞いた時に最初に思った。
あぁ、またやってしまった。と
自分には謎のプライドがある。捨てるに捨てられない、自分が正しいと思っていることがある。根拠はない。
高校の時から成績は中の下、最悪の時は下の下まで行ったことがある。
しかしギリギリのラインで生き残り、院試も失敗した部分もあったが一応他大学の、ある程度名の通ったラボに行くことになった。
そのような状況になっても自分のプライドが捨てられない、(自分の思う)相手の非を見つけると嬉々としてついてしまう私がいる。
注意されたことは何回もある。親にも、それ以外の人にも。
相手のことを考えて行動しろ
それを言われたらお前はどう感じるか?
何も考えなく、口が先に動いてしまう自分がいること、その自分がいることを忘れている自分がいること。
頭と身体の乖離がひどい。
原因は自分が傷つきたくないから、メンタルが本当に弱い自分を隠したいからだと思っている。
メンタル解決策がないのでそのままズルズルと、1年間の研究室生活に持ち込んでしまった。
学部4年とはいえど1日のほとんどを研究室で過ごしてきたが、振り返ると何もしていない。
自分の中では何もしていないつもりではないが、改めて薄っぺらの卒論を見てもデータは失敗の山積み。
「君は僕と、先輩の言うことを2度も無視した」
たしかにそうだ。プログレスレポートのときに注意されたことを実験で何一つやっていなかった。
忘れていたのだ。正確には、聞いていなかった。
「このまま別のラボに行っても同じ事を繰り返すだけだ」
「俺は陰口は性に合わないから直接言っている」
「君の噂は耳にするが、良いことはほとんど無い。原因はそのプライドだ」
「お前がどう変わろうと俺は知らないが、サイエンスでは生きていけないだろうし、それはお前の勝手だから」
どうすれば治るのか。解決策を考えて今PCに向かっている。
先輩には本当に感謝したい。