はてなキーワード: ウルグアイ戦とは
Day,0
出発前
ANAのマイルが溜まっていたので、休暇を利用してマレーシアに行くことにした。
なぜマレーシアなのかというと、GWと元号絡みの10連休で韓国に行った時に、「これは非常に国民の同質性の高い国だな」と思い、「次は多様性の高い国に行きたいな」と思ったのと、以前からアジアのイスラム国家に興味があり、ならマレーシアがうってつけなのではないかと思ったからだ。
ニョニャ料理に興味があったのもある。
せっかくだから陸路で行けるシンガポールも行ってみたくなり、さらに予習のつもりで行ったマレー料理屋のママがイポー出身で、激推しされたのも心動かされ、7泊7日の日程でクアラルンプール→マラッカ→シンガポールに入国→クアラルンプールで最終チェックイン→日帰りでイポー→クアラルンプール国際空港から帰国という詰め込みスケジュールとなってしまった。
そんな強行日程なんだが、直前まで緊張感のあるプロジェクトに携わり、出発直前になって台風まで関東を直撃し、出発できるのか心配になったが、台風が巻きで通過してくれたので、フライトに影響はなく、仕事もなんとか終わりが見える形で後輩に留守を引き継いだ。
Day,1
1日目
台風一過の晴天の下、羽田空港国際線ターミナルに向かう。
フライトは23時なので、日が高いうちに向かう必要は本来ないのだが、羽田空港に早めに到着して、ラグビーW杯の日本×スコットランド戦が観たかった。
旅行を計画した時には気づかなかったが、日本の突破がかかる一戦にフライトの日が重なってしまっていた。
旅行に全力を傾けるために観戦を諦めるという選択もあったのだが、いざ大会が始まると、ラグビーの楽しみ方、面白さを伝えたい一心でレビューの投稿などを始めてしまい、おまけに日本代表の大活躍でこの一戦にプール突破がかかる緊迫した状況になってしまい、どうにも観ないわけにはいかなくなってしまった。
羽田空港に早めに行って手荷物預け入れなどを済ませてから、空港に設置されたテレビで観戦してレビューを書いてフライトするというスケジュールになってしまった。
ただでも旅行中は常に記録して旅行記を書きながら過ごしているのに、その上出発前も書き物をするとは、どうものっけから書きっぱなしの旅行になりそうだ。
羽田空港につき、ラグビー観戦にうってつけのモニタのある食事処に陣取ると、一団の外国人がラップトップを持ち込んでウェールズ×ウルグアイ戦を観戦していた。
また、日本戦キックオフが近付くと、モニタに映し出される試合目当てにガタイのいい外国人が続々現れる。
みんな目当ては一緒っぽい。
こちらもモニタはもちろんだが、一応、動画サイトの同時中継を準備して、ダブルモニタ体制で観戦することにした。
この旅行記が投稿される頃には明らかになっているだろうが、日本代表は見事勝利を収め、史上初の決勝トーナメント進出となった。
食堂は大盛り上がりで、レビューにも力が入ったが、そのため出発までがバタバタとしたものとなり、推敲は機内で行う事になった。
正直知らなかったんだ。誰だよ。
32歳で東京在住、独身彼女なし。夢も希望もなし。抑うつ気味のおっさんです。サッカーはまぁまぁ好き。日本代表戦はカテゴリ問わずなるべく観戦、Jリーグもスタジアムに足を運ぶ。仕事の合間にカルチョまとめブログとか、Numberとか眺めながら時間をやり過ごす。世代的にアテネ五輪世代なので、嘉人とか、田中とか今ちゃん、闘莉王は胸熱。そんなしがないおっさんだ。
そして、今回の日本代表の招集で、知らない名前。加藤恒平…?誰だ、それ?と思った。良く知らないので、加藤選手の記事を見た。前半・後半を読んで胸が熱くなった。というか、泣いてた。日本サッカーに足りなかったもの、って“こういう経験”じゃねーかよと。プレーとか観たことないので、ハリルさんはどの部分で加藤選手を呼んだのか分かんないけど、加藤選手の経験も間違いなく評価してると思うんだよね。
<前半>
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201705020008-spnavi
<後半>
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201705030003-spnavi
永木、森重、清武、宇佐美と、去年までメインで張ってた人たちが落選しているのは、加藤選手と比べてメンタル不足、経験不足もあったんじゃないかなと思う。「悪い」って言ってるんじゃなくて「物足りない」。戦争、テロを経験したハリルさんなりのメッセージなのかもしれない。
昨日、U-20の若い才能はウルグアイに負けた。観てたけど、差は結構あった。何年か前のA代表のウルグアイ戦をなぞっているような感じだった。試合自体は拮抗してたようにも見えたけど、技術以上の差が歴然とあった気がした。
加藤選手の選出は、「その見えない差」をメンタルや佇まいで埋めてくれることを期待している部分もあるんじゃないだろうか。山口蛍、永木、原口、久保…。ハリルさんは、そうした見えないものと立ち向かえる人を求めてるんだろうな。